「３・３・SUNデジタルフリーきっぷ」で行く近鉄・南海・名鉄沿線の旅2025・08(最終回　パート５・２日目後編)

2025/08/09 - 2025/08/10

　ご覧戴きましてありがとうございます。
　2025年８月９日の土曜日と2025年８月10日の日曜日の２日間、6,200円で近鉄・南海・名鉄の利用可能となる区間が連続する２日間利用し放題となる「３・３・SUNデジタルフリーきっぷ」を利用して旅をしてきました。
　５部構成での公開を予定していて、そのうちパート１からパート４まではそれぞれ以下の通り紹介しました。

○パート１・・・2025年８月９日の土曜日の行程の一部、主には①自宅の最寄駅である浜松からJR・名鉄・近鉄を乗り継いで近鉄四日市まで移動した時の様子、②四日市市の中心部(近鉄四日市駅周辺)を散策した時の様子、③四日市市内でランチを頂いた時の様子等

○パート２・・・2025年８月９日の土曜日の行程の残り全て、主には①岐阜公園を散策した時の様子、②名鉄の特急列車と近鉄の特急列車を乗り継いで名鉄岐阜から津まで移動した時の様子等

○パート３・・・2025年８月10日の日曜日の行程の一部、主には①近鉄の「ひのとり」という特急車両で津から大阪難波まで移動した時の様子、②天王寺公園を散策した時の様子、③南海の「サザン」という特急列車で新今宮から和歌山市まで移動した時の様子等

○パート４・・・引き続き2025年８月10日の日曜日の行程の一部、①「ぶらくり丁」という繁華街付近を散策した時の様子、②市堀川遊歩道付近を散策した時の様子等

　最終回となる今回のパート５では2025年８月10日の日曜日の行程の残り全て、主には①和歌山城公園を散策した時の様子、②南海のサザンプレミアムという特急車両と近鉄のアーバンライナーplusという特急車両で和歌山市から近鉄名古屋まで移動した時の様子等をご覧戴きます。

エリア 和歌山市(和歌山)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• グルメ: 3.0
• 交通: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 新幹線 JRローカル 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

　ぶらくり丁や市堀川遊歩道付近を散策した後、「和歌山城公園」にやって来ました。
　名のとおり、和歌山城跡を活かした公園で、和歌山市駅から南東に１km程度離れたところにあります。

和歌山城公園 公園・植物園

　こちらが入口のようですが、当日は別のところから敷地内に入りました。

　まずは「西の丸跡」に来ました。

　このような感じのところでした。

　西の丸跡を後にし、続いては「御橋廊下」という通路を通ります。

　こちらがその御橋廊下の入口で・・・

　中はこのような感じになっていました。
　なお、床には所々溝が設けられ、歩く時に足を置く位置を間違えると足底が痛くなりますので注意が必要です。

　御橋廊下を渡りました。

　そしてその御橋廊下を渡った先には「二の丸跡」がありました。

　このような感じのところでした。

　その二の丸跡の近くには和歌山城の天守閣への入場口がありました。

　こちらがその入場口ですが、当日は時間の都合上、天守閣に向かうのは断念しました。

　ちなみに天守閣ですが、このような感じになっていて、向かうにはかなり坂を上るかたちになるかと思われます。

　最後は「西之丸庭園」を散策します。

　このような感じのところです。

　庭園内にはこのような通路が設けられ・・・

　通路沿いからはこのような景色を眺めることが出来ました。

　またこちらの橋からは・・・

　このような景色を眺めることが出来ました。

　もう１枚ご覧戴きます。

　和歌山城公園を後にし、再び和歌山市駅に戻りました。

和歌山市駅 駅

　和歌山市15時30分発南海の特急サザンなんば行きで再び新今宮まで向かいます。

特急サザン (南海電鉄) 乗り物

　この日の場合、「サザンプレミアム」と称する比較的新しい車両が使用されていました。
　ちなみに和歌山市寄りの４両は座席が２人掛けリクライニングシートの指定席車・・・

　なんば寄りの４両は座席がロングシートの自由席車両でした。

　新今宮駅には16時26分頃に到着しました。

新今宮駅 駅

　新今宮駅で一旦下車し、こちらの「スーパー玉出　新今宮店」で今宵に頂く食料品等を購入します。
　スーパー玉出ですが、大阪市東住吉区に本拠地を持つフライフイッシュという会社が大阪市内ならびにその近隣で店舗展開している食品を中心としたスーパーマーケットで、値段が安めであるのが特徴です。

　そのスーパー玉出　新今宮店では、野菜炒めの他・・・

　鮭ご飯・・・

　牛上カルビの焼肉等を購入しました。

　スーパー玉出　新今宮店での買物を終え、再び新今宮駅に戻りました。

新今宮駅 駅

　新今宮16時51分発空港急行なんば行きでなんばまで向かいます。

南海電鉄 南海線 (空港線) 乗り物

　なんば駅には16時54分頃に到着しました。

なんば駅 (南海電鉄) 駅

　なんば駅到着後、こちらの「南海そば」に寄り・・・

南海そば なんば3階店 グルメ・レストラン

　きつねうどんを頂きました。
　南海そばですが、大阪市浪速区に本拠地を持つ南海商事という会社がなんば・新今宮・JRの天王寺の各駅で店舗展開している立ち食いそば・うどん店です。

　南海のなんば駅を後にし、徒歩で近鉄の大阪難波駅に向かいました。
　というわけでここからは近鉄を利用します。

大阪難波駅 (近鉄) 駅

　その大阪難波からは17時30分発名古屋(近鉄名古屋)行き特急に乗り、近鉄名古屋まで向かいます。
　この特急、今朝利用した津８時45分発大阪難波行き特急同様、大阪難波～近鉄名古屋間を直通運転する特急列車ですが、停車駅は多く、途中、大阪上本町・鶴橋・大和八木・名張(なばり)・津・白子・近鉄四日市・桑名に停車します。

近鉄 名阪特急 アーバンライナー 乗り物

　通称「アーバンライナーplus」という特急車両が使用され、６両編成での運転でした。
　そのうち１号車はデラックスシート、以外の２～６号車はレギュラーシートでした。
　なお、ひのとりとは異なり、デラックスシートを利用する場合は乗車券・特急券の他にデラックス料金が必要となりますが、レギュラーシートを利用する場合、特別車両料金は不要で、乗車券・特急券のみで利用可能です。

　そのアーバンライナーplusですが、時間帯によってはドアの上にある液晶画面に運転席から見ることが出来る景色を楽しむことが出来ます。
(この日は大阪難波～大和八木間のみで取扱いがありました。)

　近鉄名古屋駅には19時52分頃に到着しました。

近鉄名古屋駅 駅

　近鉄名古屋駅を後にし、東岡崎まで名鉄を利用すべく名鉄名古屋駅まで向かっても良かったのですが、「３・３・SUNデジタルフリーきっぷ」での移動は近鉄名古屋駅でおしまいとし、徒歩でJRの名古屋駅まで移動し、名古屋から自宅の最寄駅である浜松まではJRを利用することにしました。

名古屋駅 駅

　そのJRの名古屋駅からは東海道新幹線を利用することにしました。
　利用したのは名古屋20時07分発こだま752号東京行きで、豊橋まで乗車しました。
　但しこの日は静岡県の東部地方と広島県・山口県付近で大雨となり、その為、のぞみ号が大幅に遅れて運転していて、名古屋駅でその遅れて運転していたのぞみ号を先に走らせる扱いがありました。
　その為、所定発車予定時刻より８分程度遅れとなる20時15分頃に名古屋駅を発車しました。

東海道新幹線 乗り物

　但し途中の三河安城駅でののぞみ号等の通過待ちがなかった為、豊橋駅には所定到着予定時刻である20時36分より２分程度の遅れとなる20時38分頃に到着しました。

豊橋駅 駅

　そして豊橋からは20時56分発東海道本線の普通列車浜松行きで浜松まで向かいます。

JR東海道本線 乗り物

　３１３系という一般車両が使用され、４両編成での運転でした。

　その名古屋から浜松までの移動にあたっては「JR名古屋　豊橋カルテットきっぷ」と二川から浜松までの所定の乗車券を利用しました。
　参考までにJR名古屋　豊橋カルテットきっぷですが、名古屋市内と豊橋・二川・豊川等の区間が１回あたり890円で利用できる４枚セットのいわゆる回数券と称する割引切符です。
　ちなみに今回は浜松市内の金券ショップで１枚1,000円で販売されていたのを購入し、さらに510円する二川～浜松間の乗車券を組み合わせて利用しました。
　またJR名古屋　豊橋カルテットきっぷを利用する場合、名古屋～豊橋間に限り平日520円、土日祝日400円する「往復・カルテットきっぷ専用新幹線変更券」を購入することができ、その往復・カルテットきっぷ専用新幹線変更券と組み合わせて東海道新幹線のひかり号又はこだま号の普通車自由席が利用できます。(新幹線のみで岐阜羽島～豊橋間、名古屋～浜松間等名古屋～豊橋間以外の区間を含んで利用した場合、JR名古屋　豊橋カルテットきっぷ、往復・カルテットきっぷ専用新幹線変更券いずれも無効となり、利用した区間を通しての所定の運賃・新幹線特急料金を支払うかたちになります。)
　なお、東岡崎まで３・３・SUNデジタルフリーきっぷを利用し、東岡崎～浜松間を所定の運賃を払う方法もありましたが、確かに東岡崎～浜松間の所定運賃は1,300円、今回利用したJR名古屋　豊橋カルテットきっぷと二川～浜松間の乗車券の合計は1,510円と210円高いかたちになります。
　しかし名鉄を利用して名古屋～豊橋間を移動した場合、どう頑張っても豊橋20時56分発普通列車浜松行きに乗り換えることは出来ず、約25分後となる豊橋21時20分発普通列車浜松行きに乗り、浜松駅にも約25分遅くなる21時54分頃の到着となります。
　遅い時間帯での移動となる為、210円のプラスで約25分早く帰れるのであればと思い、名古屋～浜松間の移動はJRを利用しました。

　浜松駅には21時30分頃に到着しました。

　今回は三重県の四日市、岐阜、大阪、和歌山の各市内に立ち寄りましたが、他にも関西国際空港・中部国際空港・奈良・伊勢志摩等３・３・SUNデジタルフリーきっぷでいろんなところに行けます。また2026年４月までと長期にわたり利用可能なのでよければ試してみてはいかがでしょうか？
　というわけで今回の旅行記はこの辺りでお開きにしたいと思います。
　ご覧戴きましてありがとうございました。