東京と兵庫県の神戸を結ぶJRの鉄道路線です。
そのうち今回は「青春18きっぷ」についてです。
例年春・夏・冬の一...
続きを読む定の期間内においてJR全線の快速列車・普通列車が利用し放題となる切符です。
ただ今までは12,050円で期間中の好みの5日間の利用や、複数人数での利用が出来たのですが、2024年冬の場合、連続する5日間12,050円で利用し放題となる切符と、連続する3日間10,000円で利用し放題となる切符の2タイプの発売のみとなり、利用する日を分けて使ったり、複数人数で利用したりすることが出来なくなり、大変不便になりました。
その割に別途特急券を購入しての特急列車の乗車はできない(乗車券も別途必要)上、事故や自然災害による運行障害に対する救済措置が一切受けられない等の制約は引き続き同じ扱いの為、尚更です。
快速・普通列車しか乗れないという点をどう捉えるか、それは人により判断は異なると思いますが、私個人の見解としては所定運賃の半額程度で移動できるのであればそれもアリだとは思います。逆に3割くらいしか安くならないのであれば、割に合わないと私は考えます。
その観点で言えば、今までの場合、1日あたり2,410円となる為、片道のみでの利用であれば、運賃が5,000円程度(東京~豊橋間、大阪~浜松間等)の区間の移動で十分使えましたし、日帰り往復ならば片道あたり2,600円程度の区間(東京~静岡間、大阪~岡山間等)を往復移動するだけでも結構な得になるので、こちらも十分使えました。
その為、以前の場合ならば2日分(4,820円相当)を使用し、浜松~広島間を移動した後、帰りは奮発して新幹線で・・・ということをしていたのですが、連続する3日間10,000円又は連続する5日間12,050円ではとても出来ないです。
2024年12月14日から2024年12月16日にかけて3日間10,000円で利用し放題の切符を利用し、自宅の最寄駅である浜松から片道運賃で9,790円する宮城県の仙台まで往復利用しました。
往復で約20,000円する為、何とか半額で済ますことは乗り心地があまり良くない電車での移動の為、さすがに疲れが出ました。
これがもし1回あたり2,410円で済むのなら、例えば大宮~郡山間を奮発して新幹線で・・・という選択肢もあったのかもしれません。大宮~郡山間の運賃が3,410円の為、それでも4,000円程度お得なので、このような使い方も出来たのです。
しかし片道分5,000円の切符となった為、コ・ス・パを考えるとこのような使い方は難しくなりました。
そういう意味で使い勝手はかなり悪くなりました。
その為、コ・ス・パ目的でこの切符を利用するのは止めたほうが良いかと思います。
ここからは個人の推測ですが、JR自身、この切符の取扱いを取り止めたいのですが、利用者が多く、取扱いを止める理由を作れない為、このように使い勝手を悪くし、利用者を減らすように仕向けた上で、利用が減ったことを理由に「青春18きっぷ」の取扱いを完全に取り止めようと考えていると思われます。
つまり今回のリニューアルは「青春18きっぷ」の終わりの始まりになるような気がします。
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投稿日:2024/12/19