2024/04/19 - 2024/04/20
29位(同エリア415件中)
万歩計さん
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・重伝建に指定された岩村町本通りは電線が地下に埋設され、歴史的景観と住民の普段着の生活がほどよく調和した町並だった。どの家にも軒下に岩村出身の儒学者佐藤一斎の名言を書いた木板がかかり、入口には「女城主の里」らしく主婦の名前が書かれた青い暖簾が下がっていた。
・岩村城は日本三大山城に数えられる。麓には藩校知新館跡や岩村出身の偉人の像があり、天守閣はそこから山道を登った先にあった。天守閣は苔むした何重もの石垣が残るのみで、ここから岩村城下町が俯瞰できた。戦国時代末期、藩主を継いだ織田信長の五男御坊丸が幼少だったため、信長の叔母「おつや」が実質的な領主として善政を敷いたことから、岩村は「女城主の里」と呼ばれている。
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重伝建登録地区名:恵那市岩村町本通り
分類:商家町
岩村町は岐阜県の南西の山間部にあり、近世初期に城下町が建設されて以降、当地方の政治、文化、経済の中心として明治期まで栄えた。城下町の町家地区として形成された町の形態と近代の発展過程を伝える町家群が周辺環境と一体になって、東濃地方の特色ある歴史的景観を残している。なお、保存地区の各家の中庭を縦断している水路は、天正疎水と呼ばれている。
~全国伝統的建造物群保存地区協議会発行「歴史の街並み」より
【旅程】
4/18 奈良→名古屋→美濃市美濃町→郡上八幡市→下呂温泉(泊)
https://4travel.jp/travelogue/11917481
https://4travel.jp/travelogue/11918366
★4/19 下呂温泉→妻籠…中山道…馬籠→妻籠→恵那市岩村町(泊)
https://4travel.jp/travelogue/11918567
https://4travel.jp/travelogue/11918738
https://4travel.jp/travelogue/11919150
★4/20 恵那市岩村町→大正村(明智町)→豊田市足助町→名古屋市有松→奈良
★https://4travel.jp/travelogue/11919258
https://4travel.jp/travelogue/11920095
https://4travel.jp/travelogue/11920416
https://4travel.jp/travelogue/11920650
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 3.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- レンタカー 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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妻籠から恵那市へ。途中の踏切で明知鉄道の列車を見ることが出来ました。
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17:15 恵那市岩村町に到着。今日の宿は古民家を改装した「ゲストハウスやなぎ屋」
外国人に人気の古民家ゲストハウス by 万歩計さんゲストハウスやなぎ屋 宿・ホテル
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玄関を入るとノスタルジーの世界。今日の宿泊は万歩計とドイツから来た若いカップル。最初に管理人さんが英語と日本語を混ぜて館内を案内してくれました。
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談話室です。自由に使ってください。
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廊下の横はには洗濯機と乾燥機があります
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その奥が洗面所、更に奥がトイレです
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廊下の突き当りはキッチンです
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食器類は揃っています。コーヒー、紅茶はインスタントですが自由にお飲み下さい。
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シャワー室は庭を出た別棟にあります。
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シャワーは2つです。使用中は建物入口のカギを掛けてください。
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説明が終わり通されたのは8畳の個室。素泊り6800円です。他に個室が1室、2段ベッドを置いたドミトリーが2室。
外国人に人気の古民家ゲストハウス by 万歩計さんゲストハウスやなぎ屋 宿・ホテル
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部屋の窓からの眺め。
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街歩きの前に建物探検。この建物は大正時代に建てられた染織工場で、20年以上空き家になっていました。
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それをゲストハウスに改修し、株式会社で運営されています。
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建物改修に際しては可能な限り元の建材を生かし、
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染織工場時代の玄関ガラス戸も、壁の前に残されています。
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管理人のYさん。近くの自宅から必要な時ここにきて宿泊客の便宜を図られているそうで、とても親切な方でした。
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17:58 ゲストハウスで街歩きマップをもらい、街歩きスタート。
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やなぎ屋は岩村町旧市街のほぼ真ん中。今日のうちに旧市街の西半分を歩いておきます。
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まず岩村本通りを西入口まで行きます
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西入口近くのお米屋さん。ここから東に向かって歩きます。
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岩村本通りは東西1km余りのメイン通り。この両側の家並が重伝建に指定されています。
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町の人口は5千人余り。普段着の町並に好感が持てます。
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こんな接骨院が生まれ故郷にもありました。
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電柱がありません。景観に配慮して地中埋設したそうです。
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日没が近くなり通りはとても静か
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それにしても気になるのが、家々の軒下に掲げられ木板と、入口に下がった青い暖簾。
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この説明は後ほど。
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あてどもなく通りを歩いています。
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岩村本通り
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防火施設入れも町の景観に合わせて。
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厳邑天満宮
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イチオシ
岩村本通り
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大好きな路地もひと覗き
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岩村本通り
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いいね!
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50分程の街歩きを終え、裏通りの居酒屋「殿」へ。
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地元の常連さんで繁盛していました。
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一杯飲んでいたら同宿のドイツ人カップルが御入来。同じテーブルで話しながら食事をしました。
二人はハイデルベルクから観光で来日、3週間かけて北海道から中国地方まで鉄道で旅行中とのこと。 -
20:05 ゲストハウスに戻ってきました。今日は2.5万歩。
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翌朝6:25 昨夜買ったパンで簡単な朝食。
外国人に人気の古民家ゲストハウス by 万歩計さんゲストハウスやなぎ屋 宿・ホテル
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7:00 ゲストハウスをチェックアウトして駐車場へ。昨日から気になる木札がこの家の軒先にも。
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これは岩村藩出身の儒学者・佐藤一斎が残した名言。岩村町では200枚もの木板が家々の軒下に掲げられています。佐藤一斎については後ほど。
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岩村本通りの下町桝形跡が仮の駐車場。ここは高札場もあった場所です。
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桝形の角にレトロなポスト。横に佐藤一斎の名言の石碑。
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桝形にある町家を使った家具屋さん。やはり青い暖簾が玄関先に下げられています
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岩村町は「女城主の里」。これに因んで家の軒先の青い暖簾には、その家の女性の名前が書かれています。女城主についてはこの後行く岩村城址で。
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桝形の角の気になる看板の横から脇道に入ると、
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加納家住宅。加納家は鉄砲鍛冶で、藩政時代に火縄銃や槍等の武器を鍛造しました。
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桝形に戻ってこれから重伝建の残り東半分を歩き、その後岩村城址へ。
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勝川家住宅。江戸末期に台頭した商家で、屋号は「松屋」。建物は江戸時代後期の建築で2軒の建物から成っています。
勝川家 名所・史跡
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川勝家は材木や年貢米を扱う藩内有数の商家で、藩財政にも貢献しました。
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川勝家の前に壁時計のある家。
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千本格子の家は浅見家住宅。
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浅見家は苗字帯刀を許され、幕末三代にわたって大庄屋を務めた家柄。
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土佐屋。江戸時代に染物業を行っていた商家です。現在は「工芸の館土佐屋」で当時の資料を展示した土蔵があるそうです。
土佐屋(岐阜県恵那市) 名所・史跡
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深く張り出した軒の庇
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イチオシ
この辺りが重伝建の中心で、歴史的な建物が目白押し。
岩村町本通り 名所・史跡
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町並みふれあい館「いわむら」。建物は製糸工場跡?
岩村町は製糸業が盛んで、全盛期には多くの女工さんが働いていたそうです。岩村町町並みふれあいの舘 美術館・博物館
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犬矢来を組んだのは木村家住宅。江戸中期から末期に栄えた問屋で、藩が財政難になるたび御用金に応じました。当時の当主は文化人で、伊藤一斎と交流が深かったそうです。
木村邸 名所・史跡
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イチオシ
岩村町は2018年4月から放送されたNHK朝ドラ「半分、青い」のロケ地。ドラマを見ていない万歩計は、どこが登場したかは知りません。
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明治大正時代の看板を掲げた薬局。
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築220年の古民家を使った民宿
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元気な女将さんが切り盛りしてるようです。
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「女城主」の幟を上げた岩村醸造。銘柄「女城主」は純米にごりスパークリング醸造酒だそうです。
岩村醸造 名所・史跡
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お食事処やカフェの数も多い。
居酒屋 弘法屋 グルメ・レストラン
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イチオシ
ここで来た道を振り返り、
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イチオシ
この先はぐっと鄙びます。
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ここは骨董品店。前面は格子でなくガラス。
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上町なかまち交流館。
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その先に常夜灯で重伝建の町並は終わり。
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この先から岩村城までは城下町の遺構が残っています。
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温故の井
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その先に岩村城の太鼓楼と藩主邸跡。
岩村藩校・知新館 名所・史跡
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石段を上ると、
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藩校知新館跡。
岩村藩校・知新館 名所・史跡
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敷地の一画に佐藤一斎の座像。
佐藤一斎は幕末の大儒学者。幕末から明治維新の指導者たちに多大な影響を与えた人物。大変な長寿で83歳の時、日米和親条約締結の外交文書の作成などに尽力したそうです。彼の著書である「言志四録」の言葉が、家々の木札に書かれています。 -
その先に下田歌子勉学所跡。歌子はここで父と祖父の蔵書を読み和漢学を学びました。
下田歌子勉学所 名所・史跡
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宮内庁に出仕して文才を認められ歌子の名を賜りました。 その後歌子は実践女子学園を創設するなど、明治・大正時代を代表する女子教育者になりました。
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ここから岩村城天守閣跡まで石畳の坂道が続きます。
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岩村城は奈良県の高取城、岡山県の備中松山城と共に日本三大山城に挙げられています。この中で岩村城は海抜717mと一番高い所にあります。
岩村城跡 名所・史跡
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天然の峻険な地形を利用した堅固な山城でしたが、現在は石垣しか残っていません。
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山城にとって水は命。城内には井戸が10数箇所ありました。
この「霧ヶ井」は、戦いのときに蛇骨を投入すると水が湧き出した伝説があります。 -
イチオシ
天守閣のある最後の石垣。
岩村城跡 名所・史跡
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天守閣跡に到着。建物は残っておらず広場になっています。
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ここで「女城主」の謂れを。
戦国時代末期、病没した遠山氏の養子だった織田信長の五男御坊丸が幼少だったため、信長の叔母「おつや」が実質的な領主として善政を行い、領民に慕われたそうです。しかし彼女は戦国の荒波の中で、悲劇的な最期を遂げました。岩村城跡 名所・史跡
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広場から見た麓の城下町。
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昇竜の井戸。山頂にありながら水が枯れることがなかったそうです。
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見学を終え町に下りてきました。
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8:50 岩村町を出発。次の目的地は愛知県の足助町。
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