2022/09/28 - 2022/10/01
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じろうまるさん
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北海道3泊4日の旅 ふるさと納税の旅行券を利用した旅の記録
「小樽」
小樽港は、北海道開拓の玄関口として発展し取り扱う荷量が多くなり、運搬を効率的に行うために、大正12年(1923)「小樽運河」造られました。全長1140m・幅40m 日本国内唯一の海岸の沖合を埋立て造られたので、直線ではなく緩やかに湾曲しているのが特徴です。
しかし、時代が移り変わり運河の必要性がなくなった昭和51年(1976)頃から運河の埋め立て論争が勃発します。歴史的建造物を含めた運河の保存市民運動のおかげで、昭和61年(1986)に幅40mの運河を半分の20mに埋め立て、現在の散策路やガス灯などが整備されました。
おかげで素晴らしい景色が見る事ができるのは、ありがたいことです。
さらに、総合家具メーカーのニトリグループ創業者が北海道出身であることから、2016年に文化財保存のために小樽芸術村4館(似鳥美術館・旧三井銀行小樽支店・ステンドグラス美術館・西洋美術館)が開設されました。
共通チケットを事前に購入しておくと、単館券でそれぞれ入場すると4700円かかりますが、共通チケットだと2900円になり、1800円お得です!
お宿は「ホテルノルド」と迷ったが、「おたる ふる川」を選びました。なにより観光や食事をするためのロケーションが抜群に良い。運河の船着き場は目の前、ステンドグラス美術館は隣の建物などなど、、、、。部屋は運河側を指定するのをおすすめします!
ーーーースケジュールーーーー
1日目 ANA 羽田 → 千歳 全てレンタカー利用
層雲峡温泉泊
2日目 上野ファーム → 旭山動物園 旭川泊
3日目 小樽 → 鰊御殿 小樽泊
4日目 ニッカ → 札幌 千歳 → 羽田 ANA
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- レンタカー ANAグループ 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
- 利用旅行会社
- JTB
PR
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小樽運河の象徴ともいわれる「北海製罐 小樽第3倉庫」
北海製罐 小樽第3倉庫は老朽化で解体の危機に瀕している。小樽ゆかりの小説家:小林多喜二の「工場細胞」の舞台とされる。大将13年(1924)の建築、鉄筋コンクリート4階建て、延べ床面積7200平方メートル。北海漁業が盛んだったカムチャッカ半島の水産物加工湖上向けに製造した、サケ・マスの缶詰用の保管する倉庫として使われていました。建物全体のデザインも素晴らしいが機能的でもある、缶詰を詰めた木箱を運河へ滑り下す螺旋状のスパイラルシュートやリフトなど当時の最新設備。この歴史的建造物を取り壊さず、守る方法を模索してほしものです。 -
「旧大家倉庫」
明治24年(1891)に海産商「大家七平」によって建てられた木骨石造。小樽市指定歴史的建造物の記念すべき第1号に選定されており、現在も倉庫として使われていますので、中は見学できません。 -
「運河プラザ」
小樽市指定歴史的建造物になっている旧小樽倉庫は、明治23年(1890)から明治27年(1894)にかけてつかられた建物です。現在内部はカフェやギフトショップになっています。火事の多かった小樽では火事除けの鯱(しゃちほこ)が屋根についてる建物が多い。 -
線路の散歩道「旧国鉄手宮線跡」
明治13年(1880)幌内(三笠市)の炭山から石炭を港の小樽市へ運ぶために敷かれた鉄道、その後旅客をのせていましたが昭和60年(1985)に線路自体が廃止になりました。平成28年(2016)に、北海道鉄道発祥の地として約1600mの散策路が整備されました。 -
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「北のウォール街」
「小樽運河ターミナル」
旧三菱銀行小樽支店だったところ、大正11年(1922)に建設されたギリシャ・ローマ風建築の4階建で小樽市より歴史的建造物として指定されている。現在はバス乗り場を兼ね備えた「小樽運河ターミナル」として活用されています、1階には道産素材にこだわる「桑田屋本店」ではパンとまんじゅうを掛け合わせた『ぱんじゅう』が売っています。 -
「日本銀行旧小樽支店金融資料館」
無料で見学できる日本銀行小樽支店金融資料館では、ふだんなかなかみれない銀行の金庫の中が見ることができて面白い!建物は東京駅を手掛けた建築家:辰野金吾が設計、明治45年(1912)に完成。 -
アイヌの守り神・シマフクロウの塑像が、外中あわせて20体掲げられています。
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上の写真は当時の金庫、下の写真は「人孔 じんこう」と呼ばれている、小さな扉は災害などで大扉が開かない時に使う緊急用の出入り口でます。普段は換気設備として使用されていたそうです。
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①小樽芸術村 「似鳥美術館 にとりびじゅゆかん」
「似鳥美術館」はかつて作家の小林多喜二が働いていた、旧北海道拓殖銀行小樽支店の建物。大正12年(1923)に建築された鉄筋コンクリート造りで、正面の円柱と2階までの吹き抜けの列柱が特徴。2016年から似鳥美術館として活用されています。横山大観、藤田嗣治、高村光雲らの日本画から、国内外の多彩な芸術を一度に堪能できます。 -
似鳥美術館1階にティファニー創業者の長男「ルイス・C・ティファニー」のステンドグラスは、アメリカの教会に使われていたものです。ここは写真撮影が可能です。
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アールヌーボーのグラスギャラリーは2022年の4月でクローズになってました、とても残念。階段のところにあるエミエール・ガレのランプ、やっぱり素敵。
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②小樽芸術村 「旧三井銀行小樽支店」
国の重要文化財になっている「旧三井銀行小樽支店」は、当時の建築界をリードしていた曾禰中条建築事務所によって設計されました。昭和2年(1927)に建てられた銀行建築。小樽市最後の都市銀行として2022年まで営業していました。 -
小樽の繁栄を象徴するような、重厚な石積のルネサンス様式の外観。
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写真上は、吹き抜きに回廊がめぐり、天井の石膏造りが美しい内観。
写真下は、小切手や重要書類が預けられていた地下の金庫の中に入れます。 -
小樽に来たら「堺町通り」のノスタルジックなお散歩は外せない、明治・大正の建物内をリニューアルしたショップやカフェがなどが沢山あります。
「小樽大正硝子館本店」
小樽運河堺橋のたもとにある「小樽大正硝子館本店」は、明治39年(1906)築の商家を利用したガラスショップ。本店裏に創作硝子工房では、吹き硝子体験ができます。自分オリジナルのマイグラスが作れます。 -
「小樽浪漫館」
運河の境橋を渡ると蔦の絡まるレトロ建物は「小樽浪漫館」、明治41年(1908)に建築された旧百十三銀行小樽支店だった建物、アンティーク家具と調和した店内に天然石のアクセサリーとガラス小物のショップ。 -
「小樽オルゴール堂堺町店」
明治29年(1896)建築の木骨石造2階建、時計卸商の初代岩永新太郎の店舗として建てられた。正面2階のバルコニー、半円アーチ扉、手摺などが修理されほぼ創建当時の姿になっています。瓦葺き屋根に飾る一対の鯱(しゃちほこ)は火除けです。現在は小樽オルゴール堂堺町店に店舗として貸しているそうです。 -
イチオシ
『お父さん預かります』の看板で有名な「利尻屋みのや 不老館」
利尻昆布の専門店、店内では『ホラ吹き昆布茶』のサービスがあります。とにかくネーミングが面白い、堺町通り散歩ではぜったいに覗いたほうが良いショップです。
お土産にはカゴメ昆布の粉末「アラジンの秘密」は、お味噌汁やスープにいれるとトロトロになります! -
イチオシ
「北一硝子三号館北一ホール」
老舗の北一硝子の歴史は明治34年(1901)から、100年以上前に1つの石油ランプから始まったそうです。「北一ホール」は店内の照明に167個の石油ランプのみ。8時45分の開店と同時に行くと人の手によるランプの点灯作業を見る事ができるそうです。 -
ランチ時には行列ができている。待ちたくない人は時間を考えていった方がいいです。
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「六花亭 小樽店」
北一ホールから近い「六花亭小樽店」は、1階におなじみのお土産コーナー、2階は小っちゃいイートインスペースがあります。ランチ後のデザートに要冷蔵の購入後2時間の賞味期限の「雪こんチーズ」を食べました。なんとコーヒーがおかわり(無料)できます。 -
「旧久保商店」
小樽市の都市景観賞を受賞している「旧久保商店」は、明治40年(1907)木造2階建、小間物雑貨卸を営む久保商店の店舗として建てられたもの。道路側はの下屋は母屋から蔵(木骨石造)まで一体になったています。現在は和風商店の趣を残しならがカフェに再利用されています。 -
③小樽芸術村 「ステンドグラス美術館」
宿泊する「おたる ふる川」の隣に、「ステンドグラス美術館」の入口があります。
昭和10年(1935)海運業を営んでいた荒田商店の本店事務所として施工された左右対称の木造建築です。入口入ると売店になっています。 -
ステンドグラス展示されているのは、「旧高橋倉庫」です。大正12年(1923)豪商・高橋直治によって小豆を納める倉庫として建てられました。ここでは小樽の「木骨石造」の構造がみられる場所でもあります。火事の多かった小樽に何故沢山の古い建築物が残っているかというと、内部の骨組は木で作り、外壁は石を積み上げることで防火性がすぐれていた事が理由だそうです。
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ステンドグラス美術館に所蔵されている作品は、19世紀から20世紀初頭にかけてイギリスで制作され、実際に教会の窓を飾っていた140点のステンドグラスです。近年イギリスでは諸事情により、多くの教会が取り壊されています。その破壊を免れ、数奇な運命をたどり、日本にやってきたもの。
ステンドグラスに描かれた図案や文字は、ヴィクトリア女王の統治していた華やかな時代からエドワード時代、そして第一次世界大戦へと進んでいく歴史が凝縮されています。 -
「最後の晩餐」
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「キリストの一生」
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「受胎告知」
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「種をまく人」
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「神とイギリスの栄光」
1919年頃、第一次世界大戦の戦勝記念と犠牲者の追悼の為に制作されました。 -
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「マジック・クロック」
小樽芸術村にあるピクニックエリアにある「マジック・クロック」、ボールが転がりながらいろいろな音色を奏でます。2018年に東京・青山の「ペガサスビル」から移築されたそうです。 -
「運河の宿 おたる ふる川」
ホテルノルドと迷ったが、「おたる ふる川」を選びました。なにより観光や食事をするためのロケーションが抜群に良い。運河の船着き場(浅草橋)は目の前、ステンドグラス美術館は隣の建物などなど、、、、。部屋は運河側を指定するのがオススメです。 -
落着いた空間のロビーでゆったりして、無料のドリンクサービスが楽しめます。朝食・温泉・お部屋もとてもよかったです、スタッフもフレンドリーでとても好感がもてました。
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運河側のホテルの窓からの眺望
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運河クルーズの船着き場は、ホテルの目の前の浅草橋にあります。
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「ホテルノルド小樽」
イタリア語でノルドは「北」という意味。ヨーロッパ調の素敵な外観、次はノルドに止まってみるのもありかな。クーポラの所はバーになっているそうだ。 -
お寿司なら絶対に「小樽 おり鮨」
予約は必須のお寿司屋さん、小樽をはじめ北海道近海で捕れるその時期ならではの新鮮なネタにこだわった握りは、今まで食べたお寿司の中で一番美味しかったです。場所は、表通りではなくステンドグラス美術館とホテルふる川の間の裏手にあります。 -
ホテルの窓からの朝日、特徴ある建物は輸入小麦を入れる大同倉庫のサイロです。
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「ニシン御殿 旧青山別邸 小樽貴賓館」
道の指定有形文化財の小樽貴賓館は、「孤独のグルメ」のロケ地になりました。明治30年(1897)に祝津の網元の田中福松が娘のために造った和洋折衷の豪邸です。邸内の写真撮影は禁止。 -
「春告魚」と呼ばれるニシンは、特に明治から昭和初期にかけて、網元は日本海側で大量に水揚げされたニシンを北前船で関西に運び、巨万の富を得たそうです。現代に換算して、春先の漁期3か月だけで約1億円になったとか。
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ニッカウヰスキー蒸留所編につづく、、、。
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