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北海道3泊4日の旅 ふるさと納税の旅行券を利用した旅の記録<br /><br />「ニッカウヰスキー余市蒸留所」<br /> 小樽から車で約30分、余市にあるニッカウィスキー余市蒸留所は、事前予約すれば無料でガイドツアーと3種類のモルトウィスキーの試飲ができます。<br /> 「日本のウィスキーの父」と呼ばれる竹鶴正孝(NHKの朝ドラ まっさん)が創業した初の蒸留所です。蒸留所内の複数の施設が重要文化財になっています。単身スコットランドへ渡り、ウィスキー造りを学んだ竹鶴正孝はスコットランドに似た余市を選んだのは、三方を山に囲まれて北には日本海があり、霧が多い余市は適度な湿度を持ちながらも澄んだ空気や余市川の良質な水がある、余市でウィスキー造りを始めました。<br />それから、約90年たった今も『世界で唯一の石炭直火蒸留』と言われる伝統的な製法でウィスキーが造られています。<br /><br />「大通公園」<br />札幌といえば大通公園、公園という名称だが実は道路。明治4年(1871)に、札幌中心部を南北に分ける火防線がとして作られ、後志通という道路になり、改称され大通になったそうだ。でもどう見ても公園だよね~♪<br />「札幌時計台」 <br />今でこそ大切に管理されているが、かつては時計台の価値が十分に理解されず故障して放置された時代もあったそうです。時計台近くの時計屋(井上清さん)が長期間止まったままになっている時計の事が気になり、市に修理を申し出たが予算不足で断られたそうです。<br />井上清さんは、昭和8年(1933)からボランティアで時計修理を始め、以来3日に一度必ず時計台を訪れ保守を行なう作業を、半世紀にわたって続けたそうです。<br /><br />ーーーースケジュールーーーー<br />1日目 ANA 羽田 → 千歳 全てレンタカー利用 <br />     層雲峡温泉泊 <br />2日目 上野ファーム → 旭山動物園 旭川泊<br />3日目 小樽 → 鰊御殿 小樽泊<br />4日目 ニッカ余市蒸留所 → 札幌 千歳 → 羽田 ANA

④まっさんのウヰスキーニッカ余市(北海道旅行)

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2022/09/28 - 2022/10/01

395位(同エリア430件中)

旅行記グループ 国内編

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じろうまる

じろうまるさん

北海道3泊4日の旅 ふるさと納税の旅行券を利用した旅の記録

「ニッカウヰスキー余市蒸留所」
 小樽から車で約30分、余市にあるニッカウィスキー余市蒸留所は、事前予約すれば無料でガイドツアーと3種類のモルトウィスキーの試飲ができます。
 「日本のウィスキーの父」と呼ばれる竹鶴正孝(NHKの朝ドラ まっさん)が創業した初の蒸留所です。蒸留所内の複数の施設が重要文化財になっています。単身スコットランドへ渡り、ウィスキー造りを学んだ竹鶴正孝はスコットランドに似た余市を選んだのは、三方を山に囲まれて北には日本海があり、霧が多い余市は適度な湿度を持ちながらも澄んだ空気や余市川の良質な水がある、余市でウィスキー造りを始めました。
それから、約90年たった今も『世界で唯一の石炭直火蒸留』と言われる伝統的な製法でウィスキーが造られています。

「大通公園」
札幌といえば大通公園、公園という名称だが実は道路。明治4年(1871)に、札幌中心部を南北に分ける火防線がとして作られ、後志通という道路になり、改称され大通になったそうだ。でもどう見ても公園だよね~♪
「札幌時計台」 
今でこそ大切に管理されているが、かつては時計台の価値が十分に理解されず故障して放置された時代もあったそうです。時計台近くの時計屋(井上清さん)が長期間止まったままになっている時計の事が気になり、市に修理を申し出たが予算不足で断られたそうです。
井上清さんは、昭和8年(1933)からボランティアで時計修理を始め、以来3日に一度必ず時計台を訪れ保守を行なう作業を、半世紀にわたって続けたそうです。

ーーーースケジュールーーーー
1日目 ANA 羽田 → 千歳 全てレンタカー利用 
    層雲峡温泉泊 
2日目 上野ファーム → 旭山動物園 旭川泊
3日目 小樽 → 鰊御殿 小樽泊
4日目 ニッカ余市蒸留所 → 札幌 千歳 → 羽田 ANA

旅行の満足度
5.0
観光
5.0
同行者
カップル・夫婦
一人あたり費用
10万円 - 15万円
交通手段
レンタカー ANAグループ 徒歩
旅行の手配内容
個別手配
利用旅行会社
JTB

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  • 「ビジターセンター」<br />ガイドツアー(70分)は、ビジターセンターからスタートです。途中にトイレはないのでここですましておくと良いです。

    「ビジターセンター」
    ガイドツアー(70分)は、ビジターセンターからスタートです。途中にトイレはないのでここですましておくと良いです。

  • 「乾燥塔(キルン塔)」<br />昭和9年(1934)に造られたキルン塔は、国の重要文化財に指定されています。<br />キルン塔は発芽した大麦をピートでいぶしながら乾燥させ、麦芽をつくる施設です。現在は使われていませんが、2棟のキルン塔は余市蒸留所のシンボルだそうです。

    「乾燥塔(キルン塔)」
    昭和9年(1934)に造られたキルン塔は、国の重要文化財に指定されています。
    キルン塔は発芽した大麦をピートでいぶしながら乾燥させ、麦芽をつくる施設です。現在は使われていませんが、2棟のキルン塔は余市蒸留所のシンボルだそうです。

  • 「発酵棟」<br />麦汁に酵母を加えて発酵させると、アルコールと炭酸ガスに分解された、もろみができます。

    「発酵棟」
    麦汁に酵母を加えて発酵させると、アルコールと炭酸ガスに分解された、もろみができます。

  • もろみの味はビールからホップを抜いたような感じだそうです。

    もろみの味はビールからホップを抜いたような感じだそうです。

  • 沢山のもろみのタンクが並んでいます、大きさを教えてくださったはずですが忘れてしまいました。ここから地下のパイプを通って蒸留棟へ運ばれます。

    沢山のもろみのタンクが並んでいます、大きさを教えてくださったはずですが忘れてしまいました。ここから地下のパイプを通って蒸留棟へ運ばれます。

  • 「蒸留棟」<br />発酵棟で造られたもろみを、加熱してアルコール分を抽出するための釜が、ポットスチルと呼ばれる単式蒸留器です。

    「蒸留棟」
    発酵棟で造られたもろみを、加熱してアルコール分を抽出するための釜が、ポットスチルと呼ばれる単式蒸留器です。

  • 余市蒸留所の一番の特徴は、世界でも唯一と言われる伝統的な「石炭直火焚き蒸」。温度調整が極めて難しいのですが、こうして直火を使い蒸留することで、余市の力強くスモーキーなウィスキーが出来上がっていきます。

    余市蒸留所の一番の特徴は、世界でも唯一と言われる伝統的な「石炭直火焚き蒸」。温度調整が極めて難しいのですが、こうして直火を使い蒸留することで、余市の力強くスモーキーなウィスキーが出来上がっていきます。

  • ポットスチルの上部には、しめ縄がひとつひとつ丁寧にまかれています。竹鶴正孝の実家の造り酒屋にならい「良いウィスキーができるよう」願いをこめたものです。

    ポットスチルの上部には、しめ縄がひとつひとつ丁寧にまかれています。竹鶴正孝の実家の造り酒屋にならい「良いウィスキーができるよう」願いをこめたものです。

  • 「混和塔」<br />蒸留後のウィスキーの原酒はここで樽詰めされます。また、熟成を終えたウィスキーを樽から取り出し、混和する作業もここで行われます。

    「混和塔」
    蒸留後のウィスキーの原酒はここで樽詰めされます。また、熟成を終えたウィスキーを樽から取り出し、混和する作業もここで行われます。

  • 「旧事務所」<br />重要文化財の旧事務所は、創業者竹鶴正孝の執務室として昭和9年(1934)7月に建てれました。ニッカウヰスキーの原点となっています。

    「旧事務所」
    重要文化財の旧事務所は、創業者竹鶴正孝の執務室として昭和9年(1934)7月に建てれました。ニッカウヰスキーの原点となっています。

  • 「リタハウス」<br />創業前の昭和6年(1931)に建てられた施設。昭和59年(1984)まで約50年間、ニッカウヰスキーの研究室として使われていました。

    「リタハウス」
    創業前の昭和6年(1931)に建てられた施設。昭和59年(1984)まで約50年間、ニッカウヰスキーの研究室として使われていました。

  • 「旧竹鶴邸」<br />竹鶴正孝と妻のリタが実際に暮らした家です、余市郊外山田町から移築されました。西洋風の外観でありながら、和洋折衷の造りです。玄関ホールまでは入る事ができます。

    「旧竹鶴邸」
    竹鶴正孝と妻のリタが実際に暮らした家です、余市郊外山田町から移築されました。西洋風の外観でありながら、和洋折衷の造りです。玄関ホールまでは入る事ができます。

  • 「一号貯蔵庫」<br />創業時に建てられた「一号貯蔵庫」は、元は余市川の中洲だった所です。

    「一号貯蔵庫」
    創業時に建てられた「一号貯蔵庫」は、元は余市川の中洲だった所です。

  • 創業時に建てられた「一号貯蔵庫」の中には、樽が整然と並んで積まれています。<br />重厚な石造りの外壁は夏でも冷気を保ち、あえて土のままにされた床は適度な湿度を確保するための工夫。ここで熟成させることで、原酒が琥珀色に色付き、口当たりや味わいに深みがましていきます。20年間貯蔵すると半分くらいに減るそうです。これを「エンジェルシェア(天使の分前)」と言うそうです。

    創業時に建てられた「一号貯蔵庫」の中には、樽が整然と並んで積まれています。
    重厚な石造りの外壁は夏でも冷気を保ち、あえて土のままにされた床は適度な湿度を確保するための工夫。ここで熟成させることで、原酒が琥珀色に色付き、口当たりや味わいに深みがましていきます。20年間貯蔵すると半分くらいに減るそうです。これを「エンジェルシェア(天使の分前)」と言うそうです。

  • 「ティスティングホール」<br />ティスティングホールの入口にブラックニッカの髭おじさん、このモデルは19世紀英国の「W・P・ローリー卿」と言われています。ローリー卿は、香りの効き分けが得意だったウィスキーのブレンドの名人、「キング・オブ・ブレンダーズ(ブレンドの王様)」と呼ばれていた人です。<br />さて、ティスティング3種類頂けます。<br /><br /><br /> <br />

    「ティスティングホール」
    ティスティングホールの入口にブラックニッカの髭おじさん、このモデルは19世紀英国の「W・P・ローリー卿」と言われています。ローリー卿は、香りの効き分けが得意だったウィスキーのブレンドの名人、「キング・オブ・ブレンダーズ(ブレンドの王様)」と呼ばれていた人です。
    さて、ティスティング3種類頂けます。


     

  • ニッカの余市でまったり時間を使っちゃったので、札幌は1時間しかいられなかった。

    ニッカの余市でまったり時間を使っちゃったので、札幌は1時間しかいられなかった。

  • 「大通公園」<br />札幌といえば大通公園、公園という名称だが実は道路。明治4年(1871)に、札幌中心部を南北に分ける火防線がとして作られ、後志通という道路になり、改称され大通になったそうだ。

    「大通公園」
    札幌といえば大通公園、公園という名称だが実は道路。明治4年(1871)に、札幌中心部を南北に分ける火防線がとして作られ、後志通という道路になり、改称され大通になったそうだ。

  • 「札幌市時計台」<br />重要文化財に指定されている歴史的建造物。正式名称は「旧札幌農学校演武場」、北辺警備に備えた訓練を目的として、北海道開拓使工業局による設計。北海道大学の発祥地でもある。

    「札幌市時計台」
    重要文化財に指定されている歴史的建造物。正式名称は「旧札幌農学校演武場」、北辺警備に備えた訓練を目的として、北海道開拓使工業局による設計。北海道大学の発祥地でもある。

  • 明治14年(1881)に塔部分を新築し、ハワード製の時打重錘振子式四面時計が設置されました。文字盤の直径は1.67m、分針の長さは85cm、時計の長さは63cmで杉材をもちいている。時計の動力は重りの力で、この重りを人力で週に2回巻き上げています。

    明治14年(1881)に塔部分を新築し、ハワード製の時打重錘振子式四面時計が設置されました。文字盤の直径は1.67m、分針の長さは85cm、時計の長さは63cmで杉材をもちいている。時計の動力は重りの力で、この重りを人力で週に2回巻き上げています。

  • 「時計台のお医者さん」<br />今でこそ大切に管理されているが、かつては時計台の価値が十分に理解されず故障して放置された時代もあったそうです。時計台近くの時計屋(井上清さん)が長期間止まったままになっている時計の事が気になり、市に修理を申し出たが予算不足で断られたそうです。そこで、井上清さんは昭和8年(1933)から修理を始め、以来3日に一度必ず時計台を訪れ保守を行う作業を半世紀にわたって無償で手掛けたそうです。

    「時計台のお医者さん」
    今でこそ大切に管理されているが、かつては時計台の価値が十分に理解されず故障して放置された時代もあったそうです。時計台近くの時計屋(井上清さん)が長期間止まったままになっている時計の事が気になり、市に修理を申し出たが予算不足で断られたそうです。そこで、井上清さんは昭和8年(1933)から修理を始め、以来3日に一度必ず時計台を訪れ保守を行う作業を半世紀にわたって無償で手掛けたそうです。

  • ハワード製の時打重錘振子式四面時計は、重りの力を利用した振り子式で、4日に一度は運用針と打鐘用の2つの重りを吊るしたワイヤーを、ハンドルを使い人力で巻き上げねばならないそうだ。<br /><br />北海道は何度行っても楽しい、この一言に尽きる!<br /><br />

    ハワード製の時打重錘振子式四面時計は、重りの力を利用した振り子式で、4日に一度は運用針と打鐘用の2つの重りを吊るしたワイヤーを、ハンドルを使い人力で巻き上げねばならないそうだ。

    北海道は何度行っても楽しい、この一言に尽きる!

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