2023/04/13 - 2023/04/15
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じろうまるさん
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屋久島までの旅費はお安くない、全国旅行支援延長になり、急ですが思い切って行くことに。春休み明け、GW前は結構すいているオススメの時期だそうで、ホテルもレンタカーもすんなり予約できました。
屋久島は、花崗岩が隆起してできた円形状の島。標高1936mの宮之浦岳を筆頭に、1000m級の山々が40以上連なるため、洋上アルプスとも称される。推定樹齢7200年の説もある縄文杉をはじめ、島の大部分が深い原生林に覆われている屋久島は、1993年に世界遺産に登録されました。
リピーターの人と話をしたら、屋久島へ来ると癒されるの、だからまた来たくなっちやうのよと言っていました。脚に問題ありなので、縄文杉への10時間の登山は諦めました。しかし、行ってみてわかった魅力は縄文杉だけじゃない。リピーターさんの言ってる事が理解できる旅になりました。
*注意:屋久島にはコンビニは1軒もありません、スーパー(Aコープ)は宮之浦、安房、尾之間に3軒、ドラックストア数件。必要なものは、あらかじめ購入しておきましょう。
ーーー旅行日程ーーー
1日目
JAL641便 6:25羽田発 → 8:15鹿児島着
JC3741便 8:50鹿児島発 → 9:30屋久島着
レンタカーで屋久島を3/4周
空港→神社めぐり→いなか浜→屋久島灯台→西部林道→大川の滝→中間ガジュマル→千尋の滝→トロールの滝→屋久島いわさきホテル(尾之間温泉)
2日目
もののけ姫の世界観にひたる
白谷雲水峡ハイキング 「苔むす森」
3日目
ヤクスギランド→屋久杉自然館
JC3750 16:35屋久島発 → 17:10鹿児島着
JAL652 19:10鹿児島発 → 20:50羽田着
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- レンタカー JALグループ
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
1日目
JAL641便 6:25羽田発
大陸からの黄砂で、せっかく快晴なのにもゃ~とした空が残念。 -
8:15鹿児島着 → JC3741便 8:50鹿児島発
日本エアーコミューター48人乗り、荷物の持込は手荷物のみ、ANAとも共同運航になってますが、預入手荷物の再手続が必要になるので、JALで乗り継ぐほうが便利だと思います。 -
9:30 屋久島空港到着
ターンテーブルがありません、預入荷物は人力で1つずつ、時間がかかります。WCは2つのみ。
空港から歩ける距離のトヨタレンタカー(もちろん送迎付)、車体の確認もせず「どーぞ行ってらっしゃいの一言」とってもおおらか、ご飯屋さんは11:30~14:00の間しか開いてないよ、気をつけてねのアドバイスもありがたい! -
周囲約130mほどの島を、屋久島空港から反時計周りに、尾之間温泉までドライブしました。
-
「屋久島大社」
屋久島出身の製薬会社(胃腸薬)の社長が1977年に創建。お社の手前に製薬会社あがあります。予約すると見学出来るそうです。
本殿は宰府天満宮を模した造り、模伊邪那岐命(イザナギノミコト)をはじめ島の氏神とも伝わる「まさかびの大神」祀る珍しお社。 -
「益救神社(やくじんじゃ)」
宮之浦エリアにある益救神社、屋久島では「縄文杉」に並ぶパワースポット。南日本では1100年前の醍醐天皇の時代から、重要な神社と認識されていた歴史あるお社。 -
御朱印に「延喜式内社」という印影があります。延喜式内社とは、延長5年(927年)にまとめらた「延喜式神名帳 えんぎしきじんみょうちょう」に載っている2861社の神社のこと、国がお祀りすべき重要な神社の一覧。その神名帳にのっている最南端の神社。
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「住吉神社」
志戸子集落の守り神住吉神社は、山の麓のジャングルのような森の中にあり、グーグルマップで調べながら行かないとたどりつけないお社。道沿いにある石仏(写真左上)、変わった形の手水舎(写真右下)などなど、興味深い。 -
住吉神社本殿の裏にある「アコウの木」、樹齢数百年経っているであろう大きさ。
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お社の周りの木に、着生植物が一杯ついてまるで
ジャングルの様。 -
「矢筈岳神社」(やばすたけじんじゃ)
一湊海岸の先に見える赤い鳥居が目印。お社へ駐車場まで行く道がとても狭い、大きな看板もないので見逃さないように。駐車場の鳥居から階段ん降り、海沿いを15分位歩きます。 -
本殿は矢筈岬の洞窟の中にあります。海の安全を祈願する神様が祀られています。
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本殿は洞窟の奥にあり、とても神秘的なお社です。海の安全と豊漁の神様。絵馬が貝殻で珍しい。
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「屋久島灯台」
屋久島の西端、永田岬にそびえるこの灯台は、煉瓦と御影石の折衷造りの灯台。日本本土から台湾に至る南方航路を整備のため、九州西岸から南西諸島にかけて建てれた灯台8か所の一つで、明治30年に最初の灯をともしました。
向いの口永良部島との間は「屋久島海峡」と呼ばれ、日本本土から奄美・沖縄等を結ぶ大型の定期船客船や貨物船等が行きかっています。この灯台は沿岸大型標識で、これらの船舶の航路の重要な目印になっています。 -
灯塔上部にバルコニーを廻らし、下部に扇形平面の付属舎があり、教会調の洋風なデザインが素敵。*灯台まで道はとても狭い林道です、脱輪に注意!
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「永田いなか浜」
春から初夏にかけて、ウミカメが産卵にやってくる浜辺。 -
永田いなか浜は、花崗岩が砕けた真っ白な砂が約1km続く、素足でも砂が足にくっつきにくくサラサラとしています。
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まったり海を眺めるには最高の場所!
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「Sea & Sun」
永田いなか浜から1分の場所にあるカフェ。サンデッキで食事をすれば口永良部島が目の前に見える最高のロケーション。 -
黄砂の影響で口永良部島が見えず、あえて店内で食事。中も雰囲気がとっても良い。
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猫好きさんにはうれしいカフェ、猫のオブジェが沢山。
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「西部林道」
乗用車がやっとすれ違えれる、狭い林道です。世界遺産になっているので、これ以上の整備はできないそうです。対向車も来ますので、ゆっくり走ります。 -
西部林道へ入ると、さっそく「ヤクシカ」に出会えました。ドアをあけると逃げちゃうので車の窓から撮影。
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小さい鹿がひょっこり、バンビ?
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森からぞろぞろ「ヤクサル」が、、、、、。
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道路にいすわって車がちかずいても全く逃げないので、スピードは極力ゆっくりとすれ違いざまにパチリ、思いっきりカメラ目線。
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「大川の滝」
落差88mの屋久島最大の滝で、「日本の滝100選」に選ばれている名爆。マイナスイオンたっぷり、滝つぼがエメラルドグリーンで美しい。駐車場から遊歩道が整備されバリアフリーになってます。 -
中間の「ガジュルマル」
樹齢300年以上とされるアーチ状の巨大ガジュマル。2002年のNHK朝ドラ「まんてん」のロケ地、無料で見にいけます。車を駐車する場所が狭いのでご注意。 -
ガジュマルをくぐって裏側から見たところ。
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「千尋の滝(せんびろの滝)」
滝が流れ落ちる一枚岩が「千人の大人が両手を広げたほどの大きさ」という例えから命名されたそうです。 -
巨大な花崗岩の1枚岩 400m X 200m」が、絶景をつくりだしています。滝の落差66m。展望所の手前まで車でいけます、駐車場にはお土産屋さん、WCがあります。
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「トローキの滝」
日本で2つしかないという、鯛ノ川から海に落ちる落差6mの滝。背景のモッチョム岳と、川にかかる赤い橋のコントラストでフォトジェニックポイントなのに、、、、、黄砂でもやもや、、、、、残念。
展望所が分かりにくいので、「ぼん・たん館」で、案内を見ていくとわかりやすいです。 -
「屋久島いわさきホテル」
モッチョム岳が目の前、立地、温泉、景色と食事がすばらしかったです。
6階のレストランでは、モッチョム岳側と海側と座るテーブルを毎日変えてくれるサービスがうれしい、接客も丁寧でとてもよかったです。 -
ホテルの庭が広い、歩いて30分かかるがすばらし滝があるらしい。
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1泊目の夕食。トビウオのさつま揚げがとってもおいしかったです。
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2日目
もののけ姫の世界観「苔むす森」5時間コースのトレッキング、白谷雲水峡は宮之浦から車で約40分、標高は800mの白谷渓谷に広がる峡谷。 -
白谷雲水峡の入口、協力金500円を支払、ヤクスギランドの割引券と絵葉書がついてます。
WCは入口と白谷小屋のみ。 -
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「白たえの滝」
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「憩いの大岩」
むきだしの花崗岩の大きさにびっくり -
「マムシ草」球根に毒があるそうです
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「飛竜橋」
橋までは整備された歩きやすい道ですが、橋から先は楠川歩道と呼ばれる、江戸時代に整備された石積の道になります。 -
飛竜橋からみえる「飛竜落とし」
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「ヤドリフカノキ」青葉がでてくると、古い葉を落とすそうです。
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楠川歩道に入って、程なくまさに「て」、お見逃しなく
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屋久杉と照葉樹との混成した森。
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もののけ姫の「森の神様」の様な佇まいの木
朝は曇りだったが、予報通り途中から雨、「苔むす森」はそれくらいの方が良いのだと、ガイドさん。 -
ガイドさんは「トトロ」と言ってたが、うーんウサギに見えるけど、?、、?
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正に苔の芸術
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「ゾウ」
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「くぐり杉」二股になった屋久杉、大きさ3.1m
空洞ができる理由、元々樹脂分が多く腐りにくいことに加え、多湿な屋久島の森では風雨や日光を苔が遮る。屋久島は花崗岩の島で土壌が薄く栄養分の少ない、そのため切り株や倒木を栄養にして次世代が育って世代交代が行われていくそうです。更新した小杉が根を抱えこむような姿で十分育ってから分解するため空洞ができるそうです。 -
「シカの宿」
小学生が命名したシカの宿、数年前までヤクシシカが数頭いたそうです。 -
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「七本杉」樹齢1000年以上の屋久杉、胸高周囲8.3m
*屋久杉の定義:樹齢1000年を超えてはじめて、「屋久杉」と呼ばれる。
それ以外の杉は「小杉」と呼ばれているそうです。 -
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1ヶ月35日雨が降るといわれる屋久島、雨のおかげで苔がみずみずしくて美しい。
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まさに自然の芸術、花崗岩の島で土壌が薄く、栄養分の少ない屋久島の森は切り株や倒木を栄養にして次世代が育って、世代交代が行われていくそうです。
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「苔むす森」
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見渡す限り緑一面の世界、もののけ姫の世界観。
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「二代大杉」胸高周囲4.4m
江戸時代に切られた切り株の上に、新たに杉が生えはじめた二代杉。 -
咲始めの「サクラツツジ」がみれました。雲水峡のトレッキング終了。途中から雨になりましたが、雨のおかげで苔はとってもきれいでした。
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ホテルに着いたらすごい豪雨、屋久島発の飛行機は欠航したそうです。
3種類えらべる、屋久島焼酎飲み比べセットを堪能、いわさきホテルの夕食は種類も豊富、量も丁度良いです。 -
3日目
ホテルの朝食 -
いわさきホテルの敷地内にある「銀河大滝」
昨日の夕方から朝方まで、ものすごい雨で目が覚めるくらいだった。奇跡的に雨があがったので。ホテルにある滝を見にいきました。裏庭から30分歩きますが行って良かった。 -
「ヤクスギランド」
安房から安房林道を通って40分、道が狭いので対向車に注意が必要です。
屋久杉をはじめ、島の原生林が生い茂る総面積約270haの森林緑園。30分と50分コースは木道や石張歩道で整備されています。道中に見える倒木更新や土埋木など、屋久杉に関する解説の看板があり、屋久島の森の自然を理解することができます。 -
入口で協力金を支払、白谷雲水峡に行った人は、入場料200円引になります。昨日の豪雨で枝が散乱したりして危険なので、30・50分コースのみ入場可能。
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「くぐり栂」
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「切り株更新」
屋久島は花崗岩の島で土壌が薄く、栄養分の少ない屋久島の森。伐採や倒木で明るく開けた場所は陽当たり好む杉が芽生える格好の場所。切り株や倒木を栄養にして次世代が育って世代交代が行われていくそうです。 -
「千年杉」
屋久杉に根を絡ませて成長しているヤマグルマ。人形みたいに見える? -
角度変えるとヤマグルマが歩いてる?
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昨日の豪雨で苔が幻想的でした。
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「着生」
植物が樹の上に根を這わせて育っていく現象。 -
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「倒木更新」
屋久島は花崗岩の島で土壌が薄く、栄養分の少ない屋久島の森。伐採や倒木で明るく開けた場所は陽当たり好む杉が芽生える格好の場所。切り株や倒木を栄養にして次世代が育って世代交代が行われていくそうです。 -
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「リンゴツバキ」
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「土埋木(どまいぼく)」
江戸時代に伐採された屋久杉の用途は、屋根の材料用であった。割れやすい木を選んで加工しやすい部分のみを利用しました。利用されなかった枝条や幹・根株は、林内に放置されました。屋久杉は樹脂を非常に多く含んでいるため、200~300年たった今でも腐ることなく残っています。これらの残材を「土埋木」というそうです -
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「荒川橋」
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「仏陀杉」
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左の大きなコブを花、空洞を口、と顔に見立てれています。
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「双子杉」
癒合しやすい性質を持っている杉は、時に何本かが接合して成長することがある。これを「合体木」と呼ばれているそうです。 -
「くくり杉」
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「紀元杉」
ヤクスギランドから車で20分、道路脇にあって鑑賞しやすい。 -
胸高周囲8.1m、推定樹齢は3000年。紀元杉には20種類以上の植物が着生している。
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「屋久杉ドライブイン」
屋久杉ドライブインでランチ、ごぼう天ぷらがとってもおいしい。ドリンクは無料のサービスでした。
道からは営業してるのか、ちょっとわかりにくいです。 -
「宇宙ヤクスギ」
平成年12年2月12日、日付が2のぞろ目?
スペースシャトルエンデバーで打上げられた、宇宙飛行士の毛利衛さんとともに、屋久杉の種子1180粒が宇宙を旅しました。そのなかから5本が生育し、「宇宙ヤクスギ」と命名されました。この4本の杉は平成15年2月23日、この地にうえらえました。 -
ガイドさんおすすめの「屋久杉自然館」
屋久杉の歴史が詳しくわかるので、ぜひ行って下さいとの事で。 -
自然館の建物も素敵です。建物の前にあるトロッコは屋久杉を切り出す時に使用していたものです。
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年輪の細かさが良くわかります。
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「1660歳の屋久杉」
年輪をかぞえると1660本、直径37cmほど。成長の遅い屋久杉は材質が緻密で樹脂分が多く、腐りにくいので長命だと考えられているそうです。 -
「山樵具」
江戸時代から伝わる山師の道具は多種多様。おもに土佐の刃物が使われた。 -
紀元杉の枝が台風の被害で折れそうになっていた、危険なので枝の部分を取り除いてものが、屋久杉自然館に保管されています。
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「屋久杉のコブ」
人が触るのでコブがツルツルです。 -
名前はわかりませんが、とてもきれいな花が咲いていました。
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山の桜は散っていましたが、奇跡的に道路脇に桜が咲いていました、日陰だからでしょうか
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昨日は豪雨で屋久島発便は欠航していました。そのせいかめちゃ混んでました。
空港の入口は売店もあり、椅子も少ないので出発時間の1時間前に空港に着くようにしたほうがよいです。チェックインが始まるまで居るところがないです。
JC3750 16:35屋久島発 → 17:10鹿児島着
JAL652 19:10鹿児島発 → 20:50羽田着
全国旅行支援が延長になったので思い切って来て良かった。屋久島の印象は、縄文杉に行かなくても魅力満載の島でした。リピーターさんとお話しすると、「屋久島に来るとなんか癒されるからまた来たくなっちゃうのよ」の言葉、ですよね~って思わず言ってしまった。
いわさきホテルも人にすすめたい快適ホテルでした。
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