「城崎にて」、『アレ』を楽しんだ。

2023/09/14 - 2023/09/15

　昨日「アレ」が解禁になった。

　まさか昨日アレするとは思わなかったので、住んでいる甲子園から遠出をして泊まりがけで城崎まで来てしまった。

　のんびりと温泉巡りをしていたらタイガースがアレしてしまったのだ。

　志賀直哉は電車にはねられ養生するため城崎温泉へ来て、蜂とネズミとイモリの死を見て自らの「生と死」について考えたらしい。知らんけど。読んで無いので詳しいことは分からない。

　最近は外国人観光客にとって「コト消費」が「見るだけ観光」より人気であるらしい。

　着物を着て街歩き、忍者や侍体験、田舎の村での住民との触れ合いなど「見る」から「する」に興味が移っているようだ。（ＮＨＫのＣＯＯＬ　ＪＡＰＡＮでやっていた）

　温泉地の外湯めぐり、中でも城崎温泉が人気らしいので、バイキング序でに行ってみた。

　城崎温泉の旅館に一人で泊まるのは年金暮らしの老人には勿体ないので、近郊にあるドミトリーを見つけた。

　バイキングでは気比アルプスと来日岳と高竜寺ケ岳を攻略予定である。

　今回のミッションは、

①　気比アルプスでいかにも怖そうな所を歩く写真を撮る。
②　来日岳の頂上までバイクで登る。
③　城崎温泉外湯七湯を1日券で沢山廻る。
④　序でに高竜寺ケ岳にも登る。

　さて、どこまで出来るかな？
　

エリア 兵庫

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 徒歩 バイク

　朝の７時から開く湯もあるので、山登りの前に一風呂浴びてストレッチしておく。

　外湯は七湯あるのだが二つは定休日なので五か所入湯が目標だ。

　まずは「鴻の湯」から。

　庭園が売りの「鴻の湯」、朝早いので露天風呂貸し切り。

　さて、身体も温まったので気比アルプスに挑戦。

　気比の交差点をトンネルに向かわず左へ入る。

　民家の後ろが登山口なのだ。

　ヤマッパーの皆さんに教えて貰った「象の鼻」に駐輪する。

　「象の鼻」の正面、尻尾の辺りが登山口。

　フェンスを開けて入域する。

　山中には「白山神社」があり神社に墓は無いのだが、なぜかお墓が点在していた。

　登山者の為の階段か、墓参りの為の階段かと思ったら津波に備えての避難場所になっていた。

　早速岩場が現れる。

　先端が尖った所でよろけるととっても危険。

　こんな岩場があちこちに伸びているのだ。

　何か楽しい。

　左が神社のあるピーク。

　ピークへはかなりの急登になる。

　カエル発見。

　ルートを見失い急斜面をズリズリ這い上る羽目に！

　木の根っこを掴んだりしながら何とか攀じ登る。

　頂上にある「白山神社」制覇！

　津居山湾の眺望あり。

　これから向かう予定の来日岳？

　下りは神社の参道を降りる。

　参道は歩きやすい道だった。

　ここから登れば安全に神社へ行けるのだが岩場歩きは楽しめないのだ。

　城崎温泉外湯巡りもするので二湯目は「地蔵湯」

　午前中なのでまだ空いている。

　さて、来日岳へバイクで登る。

　頂上まで車道が通じていた。

　歩いて登って来た先客と鉢合わせ。

　頂上にはアンテナや小屋があり、この三角点標識が唯一の山頂証拠。

　円山川の眺望。

　本日三湯目は城崎温泉駅前の「さとの湯」

　打たせ湯ありの露天風呂。

　本日の宿は気比の浜近くにある「城崎秀屋」

　七人部屋に客一人、ラッキー！

　一泊２６００円。

　宿の周辺には何もないので城崎温泉のスーパーで夕食の弁当を買って食べる。

　ビールの酔いも醒めた夜に残りの温泉を攻略。

　「一の湯」へ入り、「まんだらの湯」に向かう途中で雨が降り出したので五湯目は断念。　

　翌日、帰路途中にある高竜寺ヶ岳に登る。

　登山口は三つあるのだが、「尉ヶ畑」から行ってみる。

　山はどこでも自己責任。

　「恋はいつでも初舞台」って関係ないか！

　最初は沢沿いの道。

　林道が終わりここから山道になる。

　登山道は分かりやすい。

　標識も充実。

　ドラゴンの天敵、階段あり。

　下から見ると雨雲、中へ入ると霧かガス、上から見ると雲海？

　もう一息か。

　山頂には東屋あり。

　世間では「アレ」の話題で持ちきりのようだが、孤高の人ドラゴン。

　一泊二日で気比アルプス、来日岳、高竜寺ヶ岳、城崎温泉外湯巡り四つを達成！

　今夜は優勝祝いも兼ねて発泡酒やめてスーパードライで乾杯するぞ！