2023/06/21 - 2023/06/26
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World Traveler 1959さん
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2023/06/21
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エル・ロゼダル
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情熱の国スペインから、同じく情熱の国アルゼンチンへと向かいます。
ブエノスアイレスはわたしが想像していたよりはるかに良いところでした。でも、その一方で、この国が抱える深刻な問題にについても考えさせられるような意義深い旅になりました。印象的な出会いもありました。
ところで、わたしの拙い投稿をご覧いただいたある方からコメントをいただきました。世界周遊だけでJGCダイヤモンドを目指すのはなかなか難しいのでは?というお尋ねの内容でした。そのことについて、この記事の中(5枚目と6枚目の写真)で説明したいと思っています。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 2.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩 飛行機
- 航空会社
- イベリア航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
マドリードからブエノスアイレスには直行便のあるイベリア航空を利用しました。一日二便ありますが、安全面を考慮して到着が朝になる便(深夜便)を選択しました。
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安定飛行に入ってすぐくらいにトイレのドアが外れるハプニングが発生しました。フライトアテンダントの方々ってこうゆうトラブルにも対応しなきゃならないんですね。
ところで、わたしはイベリア航空に大変好感をもっています。実は、わたしの不注意でマドリードの空港内で旅行中にサードカードとして利用していたクレジットカードを紛失?してしまったのです。おそらく、セキュリティチェックかパスポートコントロールの場所でポケットの中のものを出したときに落として気づかなかったのだろうと思われます。
そのことに気づいたのは、搭乗前にビジネスクラスラウンジでくつろいでいたときでした。レセプションで男性の方にダメもとで相談してみました。その方は「困ったやつだな。」という表情を浮かべたかのように見えましたが実はそうではなく、すぐに詳細を聞いてくれて「クレジットカード会社には連絡したのか?」と訊ねてくれました。電話はしたくてもわたしは国際通話ができるようには設定していません。すると、その方がこの電話を使ってかければよい、と受付カウンターの電話機を使用させてくれたのです。しかも、スペインから日本へ電話を掛けたことのないわたしに代わってダイヤルまでしてくれたのです。
おかでげ、クレカの会社に連絡がとれ、すぐさま停止することと被害は生じていないことが確認できたので安心しました。
ほんとに親切な方でした。ありがとうございました。みなさん、くれぐれもわたしのような失敗をなさらないようにご注意くださいね。(偉そうに言えないけど…。)
【2023.9.29 追記】
マドリード国際空港の出国手続きからセキュリティ・チェックの際にクレカがなくなった件について、気づいてから親切なラウンジ係員の方のご協力のおかげで事なきをえたのではありますが、ネット上では税関などの空港職員が乗客の荷物から現金やカードなどを盗むと言った旅行者を不安な気持ちにさせる記事や投稿をよく見かけるんですよねぇ。自分の不注意ではありますが、あの時に限らずわたしはセキュリティ・チェックのX線探知機を通る直前にポケットにクレカや現金が残っていることに気づいて慌ててそのままトレイに置いたりすることがあるので、これからはこのようなことは絶対にしないように気をつけなきゃならないと思いました。 -
エセイサ空港に到着しました。ブエノスアイレスではまだまだ現金主義だしクレカ決済のレートはあまり有利ではないと聞いていましたから、とりあえずバスや電車に乗れる程度のキャッシュを確保しようと空港内で最小限のドルをペソに交換したかったのですが、空港の両替所の男性はわたしがバスの運賃程度でいいと言うのにタクシー料金程度の両替をしておいた方がよいと主張して、結局わたしにとっては少し多めと思える80USDをとりあえずペソに交換しました。その日の空港でのレートは1米ドル=260ペソスでした。
なお、市中では1米ドル=500ペソ程度で交換できると聞いていたのでほぼ半額にしかならないのですが、困窮するアルゼンチン政府の財政への寄付をしたと思うことにします。
空港から市内へはTienda Leonのバスを利用させていただきまささた。快適・安全でしたよ。エセイサ国際空港 (EZE) 空港
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ブエノスアイレス市内に入ってバスや地下鉄で移動しようと思えば、このスーべカードが必須となります。ところがこのカードを入手するのが結構大変でした。ネット上には駅やキオスコと呼ばれるコンビニでかんたんに入手できると書いてあるのですが、販売されているところは意外とかなり限定されていて、地元の人でも最近スーべの購入は困難になってきたと言っているほどです。
わたしは、購入できる場所にたどり着くまでスーツケースを引きずったままの30分以上街中をさまよう羽目に…。スペイン語が全くできないわたしはExcuse me. Do you have a sube card that is available for me to buy here? と5、6人の方に尋ね、その都度店員さんや駅員さんからはNo.のお答えばかりを繰り返し聞かなければなりませんでした。でも、そのおかげでブエノスアイレスの何人かの地下鉄の駅員さんと面白い経験をさせていただき、ブエノスアイレスのおおらかな土地柄を少し味わうことができました。
私の言っていることがよく理解できなくて、わたしもその方の話すスペイン語が理解できなくて困った表情を浮かべたら仕方なさそうにゲートを開けて中に入れてくれた女性駅員さん。
日本から来たのか?何日いるのか?そうか、5日いるんだったら買った方がいいな。でも、この駅には売っていないから、次の駅まで行きな。ホームを間違えるといけないから連れて行ってあげるよ。おいで、と流暢だが強烈なラテン訛りの英語で案内してくれた男性駅員さん。
スーベを購入した直後に改札前の路線図を確認していたら、どこに行きたいのか訊いきて、じゃあこっちからどうぞと改札を通さずに入れてくれた女性駅員さん。
というわけで、到着初日は3回も無料で乗車させていただきました。なお、スーベは複数人で利用できるようゲートを通過する際に3人で乗るなら3回タッチするなどの仕組みになっているようです。まあ、良心というものがあるので、翌日に3回タッチして前日分の料金はお支払いしました。はい。 -
ホテルに着きました。到着初日は安全性などを考慮して、市内中心部のマリオットホテルを選択しました。一人旅には実にもったいないホテルなのですが、スィートルームへのアップグレード、アーリーチェックインやレイトチェックアウト、クラブラウンジの利用など、プラチナエリートのメリットが生かせるのも魅力です。
では、ここでわたしがどうして一回の世界周遊でダイヤモンドステータスに必要となる100,000FOPの獲得ができると考えているのかについて、目指す理由と併せてお伝えしたいと思います。
このサイトをご利用の方々はよくご存じだとは思いますが、FOPとはJALのフリークエント・フライヤーズ・プログラムにおいて搭乗便の距離に航空券のクラスや運賃によって定められた換算率を掛けて得られるポイントのことです。マイルとは別物です。なお、搭乗便によってボーナスポイントが加算される場合もあります。
さて、JALの上級ステータスについては現在のところJGCワンワールドサファイア、JMB/JGCルビー、JMB/JGCサファイア、JGCプレミア、そして最上位のJMB/JGCダイアモンドといったものが提供されています。(ミリオンマイラーや近々新たに設定される特別なステータスもあるようですが、ここではそうしたものは別物とさせていただきます。)なお、ダイアモンドステータスを獲得するにはフライポイント(FOP)を単一暦年内に計10万ポイント以上を獲得することが求められます。
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わたしの場合、JALマイレージクラブの上級ステータスホルダーではありませんでした。そもそも自費で一年に一、二度海外旅行するくらいの個人旅行者にとっては、よっぽどの強い気持ちがなければはっきり言ってステータス獲得なんて無理ですよね。
でも、わたしは退職したら世界周遊旅行をするのが夢でしたので、各アライアンスが提供している世界周遊航空券やそれぞれの上級会員ステータスなどのプログラムには退職数ヶ月前からかなりの関心をもっていろいろ調べていました。
そうした中、一昨年末にマイルの有効期限が切れる前にこの数年間に貯まったマイルの一部を特典航空券に交換してました。出発はコロナ禍が落ち着きを見せ始めた昨年6月にしました。ルートは成田→ボストン、サンフランシスコ→羽田の北米周遊としました。その際にビジネスクラスを選択したのですが、フルフラットとなるシートの快適さ、CAさんからのおもてなし、ラウンジの待遇など、エコノミークラスと比較して段違いの優位性を実感したのです。かくして泥沼(?)にはまってしまったのです。(よくある話だとは思います。)
世界周遊といっても、エコノミークラスで単純にTYO-JFK-LHR-TYOなどのルートで北半球だけを一周すると、飛行距離はせいぜい25,000マイルですので、FOPはビジネスクラスでも30,000ポイント程度にしかなりません。
他のアライアンスでは世界周遊航空券は距離制となっていて距離に応じて料金も高くなる仕組みですが、ワンワールドアライアンスでは距離制と大陸制から選択できるようになっていて、大陸制を選択すれば飛行距離に関係なく料金は大陸数に応じた額となります。様々な制約は存在しますが、工夫次第でできるだけ飛行距離を多くとることが可能となります。言い換えるとより多くのFOPを獲得できるルートを組むことが可能になるのです。
自分が訪れてみたい都市や乗ってみたい航空会社を考慮に入れつつ獲得可能なFOPを最優先してルートを検討した結果、以下の区間を設定することとなりました。
なお、航空会社の都合により予約便のキャンセル・振替が生じた結果、実際のフライトは( )内に表示したものに一部変更となっています。そのため世界周遊航空券の原則的なルールからは逸脱している部分があります。また、今後の12区間目以降のフライトに関しても変更が生じる可能性がございます。これらの点については、なにとぞご容赦願います。
1 JL MEL-NRT
2 JL NRT-BKK
3 JL BKK-HND
4 JL HND-PAR
5 QR PAR-DOH
6 QR DOH-LHR
7 QR LHR-DOH
8 QR DOH-MAD
9 IB MAD-EZE
10 AA EZE-DFW(EZE-JFK)
11 AA DFW-LAX(JFK-LAX)
12 AA LAX-BOS
13 JL BOS-NRT
14 JL NRT-KUL
15 MH KUL-AKL
16 QF AKL-SYD
オーストラリア発着としているので、ある読者の方からメルボルン在住?とのお尋ねをいただきました。いいえ、わたしは千葉県在住です。その方からご指摘をいただいたように、上記ビジネスクラス16区間のルートだけでは少しばかり10万FOPには届きません。そこでわたしは世界周遊の航空券をオーストラリア発着として、日本~オーストラリア往路はビジネスクラス航空券を別途手配することにしました。その際、日本発着の航空券ですと非常に高く(最低でも約50万円には)なります。長期旅行でしたら復路が一年以上先となり、片道ずつの購入を余儀なくされるため途方もない額になりかねません。
そこでわたしはある「裏ワザ」を使わせていただきました。そのことについては拙稿「マイル交換と海外発券でお得に航空券を購入し大分から韓国、そしてメルボルンへ。」に記載していますので、そちらを併せてご覧いただけるとうれしいです。
11区間目を終えた時点で8万FOPを超えました。これで近々JGCプレミアに仲間入りさせていただけるのではないかと期待が膨らみます。
なお、この写真の表は、自ら設定した区間コードと搭乗クラスを入力するとFOP獲得計算式に基づき獲得マイル及び獲得FOPの値を表計算ソフトを使って自動計算するよう自作したものです。基準マイルの変更や端数処理、キャンペーンの実施などの関係で一部フライトにおいて数値に多少の誤差が生じています。ご理解いただきたいと思います。
【追記2023.8】
ワンワールドアライアンスHP上のシミュレータ(予約ツール)を使って、帰国後の時点で同じルートのチケットを購入するとしたらいくらになるのか算出しようとしたのですが、残念ながら算出不可の結果になってしまいます。どうやらこの一年の間に世界周遊航空券のルールにさまざまな変更がなされたのでしょうか?このことについて別の航空券の購入のためJALプラザに行ったときについでにお尋ねしたところ「いいえ。大きな変更はなされておりません。」とのことでした。 -
話をブエノスアイレスの旅行記に戻しますね。ホテルのラウンジで一休みしてから、さっそく周辺を散策することにしました。
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2時間ほど散歩して、周辺の地理感覚をつかんでからまたホテルのラウンジに戻り、カクテルタイムのビールやワインでリフレッシュしました。滞在中、朝、昼、晩とラウンジを利用させていただき、受付の方とはすっかり顔馴染みになりました。
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翌日は、サンマルティン広場や…
サン マルティン将軍像 / サン マルティン将軍広場 建造物
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…こちらの時計台があるあたりまで散歩しました。
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スーべ(地下鉄)に乗って移動しました。気の向くままに降りた駅はカテドナル前。人の流れにのって大聖堂の中に入ってみました。小学生(8歳から10歳)のグループが見学していましたが、とてもお行儀がよく列を作って無言で見学していたので、引率していた先生たちに「すごく良い生徒さんたちですね。」と伝えると、とても誇らしげにグラシアスとおっしゃいました。
メトロポリタン大聖堂 (ブエノスアイレス) 寺院・教会
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大聖堂内でここだけは警備の方が立っています。奥に入ってみて理由がわかりました。どうやらアルゼンチン建国の英雄サンマルティン将軍が眠っている場所のようです。
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大統領官邸。すぐ隣が市庁舎などがあるマヨール広場です。ちなみにマヨールとは英語ではMay(5月)なんですね。そういえば、マドリードにもマヨール広場ってあったなぁ。
大統領府(カサ ロサーダ) 建造物
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こちらの立派な建物は連邦政府の議会棟のようです。ほんとに美しい外観でした。ダンボールを切り取って市民が書いたと思われる議会に対する要望メッセージ?みたいなのがいくつもありました。何と書いてあったのだろう?
国会議事堂 建造物
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こちらの建物はカルチャーセンターらしいのですが、あまりにも立派すぎて宮殿か何かかと思いました。
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ブエノスアイレス2日目からは、こちらのMariel's B&B(家族経営のホームステイ宿泊施設)に3泊しました。とても素敵なお宿でした。最寄りの駅からは10分ほど歩きますが、再度アルゼンチンに来ることがあれば必ずまたこちらを利用させていただきたいと思います。そのわけは、滞在者が願いや要求を伝えるまでもなく、オーナーのMさんと彼女の娘さんは長年の経験で滞在者が何を望み何を望まないないのかをちゃんと把握しているかのようで、まるで自分の家にいるかのような気持ちで滞在できたからです。シャワーは共用でしたが、専用トイレが室内にあり、料金もとてもリーズナブルでした。
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そして、このドアの開閉が手動のエレベーター。映画か何かで出てきそうな年代物で、これに乗れただけでもここに泊まる意味がある…とまで言うと少し大げさすぎるかもしれませんが、深く心に刻まれる体験でした。
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Mさんに滞在先から徒歩で5分ほどのこちらのレストランが地元では人気だよ、と教えてもらって行ってみました。アルゼンチンの人たちの夕食は遅い時間にとるそうです。そのためか、レストランの夜の営業は大体どこも20時からです。
ステーキ(ビーフ・チョリソ)を頼むと焼けたお肉だけをウェイターさんがテーブルのプレートに自慢げに「さあ、食べな!」って感じで置いていくので、初めはドキッとしました。付け合わせは何もありません。サラダなどを別途注文するとお腹がはち切れます。
さて、街中のお肉屋さんでは一番高そうな牛肉でも$3,100/2kgくらいで売っています。比較的カジュアルなレストランでステーキを注文すると大体$5,500/350gくらいです。原価率なんと1,000%です。(こちらではペソを$、米ドルはUSDと表記しているようです。)これで経済が良くないということは、搾取により生産者や労働者への富の再配分がなされていないということなのでしょうかねぇ…。
昼間は大きな通りのビルの軒下や24時間空いている銀行のATMが設置してある屋内に勝手にマットレスや毛布を持ち込みそこで寝て、夜になると道路のあちこちに設置してある軽乗用車一台分はあろうかという大きなゴミ箱の中に入り食べ残しのゴミや資源ごみをあさる路上生活者がなんと多いことでしょう。道ゆく人に慈悲を求めて乳飲み子や幼児を抱き抱えて路上に座り込んでいる女性も少なくありません。建物の所有者に求められてか、警察官がそうした人たちに撤去を促す姿も時折見かけます。なんだか複雑な思いになります。 -
アルゼンチンでは、レストランでのチップは10%が普通と聞いていたので9,500ペソスお支払いしました。(ビールとワインと250gのサーロインとサラダで約3,000円。天国だぁ。)
アルゼンチン政府の財政が何度かデフォルト(債務不履行)を引き起こしているので、こちらの人たちは自国の通貨であるペソをあまり信用していないようです。また、公式の為替レートが2023年6月25日で、1米ドルトは250~260ペソスほどですが、市中のいわゆるブルーレートて呼ばれる為替レートだと500ペソスほど、つまり約2倍の開きがあります。なんとも不思議な国です。
【2024年4月21日に追記】
なんと円安の進行にもかかわらずアルゼンチン・ペソは円に対しても下落が止まらず本日のレートで換算すると9,500ペソスは約1,700円(ドル換算だとなんとUSD11)となるんです。今すぐにでも、飛んでいきたい!でも、かなしいかなあまりに遠くて航空運賃が高いので行くのは大変…。 -
さすが昨年ワールドカップ世界一に輝いた国、サッカーは確かに盛んなようです。あちこちでこういう光景を見かけます。屋外スポーツとしてはホッケーも人気があるようでした。この時は平日の日中でしたから、学校の授業だったのでしょうか?
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サンマルティン広場近くで卵形のモニュメントを発見。こういうのをついついやりたくなります、よね。皆さんはどうですか?
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散歩の途中に偶然「考える人」と遭遇。アルゼンチン連邦政府の議事堂前にあります。地下鉄ペーニャ駅を降りてすぐのところです。結構世界各地にあるんですね。全く知りませんでした。誰かさんに、ボーっと生きてんじゃ…って言われそう。
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滞在先のMさんに教えてもらった美術館に行ってみました。入場料は1,000ペソスでした。中は撮影禁止でしたので紹介ができないのが残念です。それほど大きな美術館ではありませんが、なかなか素晴らしい作品がたくさんあり、見応えがありました。
海外で外出中にトイレに行きたくなったとき、カフェに立ち寄る方が多いと聞きますが、わたしはせっかくの旅行中ですので現地の美術館などに立ち寄るようにしています。カフェは場所によってはトイレがあまり清潔に保たれていないことがあり、せっかく立ち寄っても使用が憚られることもあります。また、カフェやレストランの側も飲食しない人のトイレだけ使用はお断りというところも多いのが実情ですし、かと言って普段から間食をしないわたしはトイレに行きたい時に必ずしも何か食べたいか、飲みたいとかいうわけでもありません。そうした中、美術館などは大体ある程度は清潔が保たれているのも選ぶ理由です。 -
国立美術館にも行きました。こちらは入場無料です。
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結構有名な作品も所蔵されていて、見ごたえがありました。
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レコレータ墓地にやってきました。この写真は墓地入り口近くにあるカソリックの教会です。
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レコレータ墓地の入り口で突然日本語で話しかけられました。その方に「日本語がお上手ですね。」というと、目を輝かせて小さいころは聖闘士星矢やセーラームーンを見て日本に興味を持ち始めたとおっしゃっていました。(その方はセーラーウラナスが好きだそうで、わたしの好みを聞かれたのでセーラーマーキュリーだと答えました。)現地の観光ガイドをされている方で、コロナ禍でお仕事が少なくなった時にアプリを使って独学で日本語を勉強し、今年の春に日本に行って日本人のやさしさや安全で安心な日本での生活に憧れて日本でくらしたいと思っていらっしゃるそうです。アルゼンチンは美しい国で人々のポテンシャルはもっと高いのにもう長い間ずっとこういう経済状態で、ここに住み続けことが自分にとってどうなのかとの疑問を抱いていると、少し悲しそうな表情でお話されていました。近頃は日本からの観光客がめっきり少なくなって、わたしを見かけたとたんにうれしくなって話しかけてくれたそうです。
効率的なルートで回れるよう案内図に見どころをマーカーで示してくれました。とても素敵な方でした。レコレータ墓地 建造物
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帰り道に、世界で二番目に美しい書店とといわれる場所に立ち寄ってみました。確かに美しい。ところで、一番はどこなのかな?
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ブエノスアイレスには1平方キロメートル以上はあろうかという広い公園があちこちにあり、ほんとに緑あふれる都市です。池や噴水もあって、観光客のみならず市民の憩いの場となっているよです。なかでも、このローズ公園がわたしの一番のお気に入りです。
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何百、いや何千もの色とりどりの可憐なバラの花が無料で見られます。毎日訪れたいほどです。
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少し歩くと競馬場に出ました。
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すごい人出でした。競馬を楽しむ人ばかりではなさそうです。屋外のフードコートで、みなさん飲んだり食べたり会話を楽しんだりして思い思いに過ごされていました。
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駅に向かって歩いていると通り沿いに日本の防衛省のようなところがありました。
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アルゼンチンといえば、タンゴ。ステーキとともにわたしがここに来た理由です。
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サンバも…
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タップダンスも…。ストリートパフォーマンスを見ているだけでもあまりお金をかけずとも一日中楽しめちゃいます。
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あっという間にブエノスアイレスでの5日間は最終日を迎えました。
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一瞬BAってなんだろうと思いましたが、ブエノスアイレスのBとAなんでしょうね。
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誘惑に負けて地元のハンバーガー屋さんに寄ってみました。世界中にフランチャイズのあるMではじまるあのお店がすぐ隣にありますが、倍以上のお値段するのにお客さんはほとんど皆さんこちらのお店を選んでいらっしゃいました。バンズもパテもソフトで味もお確かにおいしかったです。
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再びティエンダ・レオンのバスに乗ってエセイサ空港に戻ってきました。
【追記 2023.8】
ティエンダ・レオンTienda Leonについて口コミサイトに投稿しました。関心がある方はご覧ください。 -
アメリカン航空でマイアミ経由のロサンゼルス行きの便に搭乗する予定でしたが、ここからバンクーバーに向かうまでちょっとした悲劇の連続。次回のロサンゼルス編でお伝えしたいと思います。今回も最後までご覧いただきありがとうございました。
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この旅行記へのコメント (3)
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- harurunさん 2023/08/27 16:34:42
- すみません💦飛んじゃいました💦
- に変更いたしました。ブエノスアイレスからはエル・カラファテに別切りのチケットで移動します。
私は、まず行き先優先で航空券を予約していったため、乗る機材はわからないのですが、やはり、カタール航空のビジネスクラスを楽しみにしています。乗る機材がQスイートであることを願ってますが、どうなることか‥です。
私は現在JGCのダイヤモンドなので、そのことも、今回の旅行の一つのきっかけになりました。ラッキーなことに、現在、JALさんは国際線FOPの2倍キャンペーンをしてくれているので、もう来年は無理かな‥と思っていたダイヤモンド防衛も、ちょっと光がさしてきました。
これまでのご旅行、これからのご旅行も読ませていただきたく、フォローさせていただきました。ゆっくり、楽しみに読ませていただきます。
どうぞ、よろしくお願いいたします!
harurun
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- harurunさん 2023/08/27 16:25:06
- フォローさせていただきました
- World Traveler 1959さま
はじめまして。
harurunと申します。
私も来月から2回に分けて、ワンワールド エクスプローラーで4大陸を旅行する予定です。
私は、ロンドンからブエノスアイレスに移動するのですが、始めはブリティッシュエアウェイズでぶのビジネスがとれず、エコノミークラスでの移動になる危険があったため、ロンドン→マドリード→ブエノスアイレスをイベリア航空
- World Traveler 1959さん からの返信 2023/08/28 13:26:31
- Re: フォローさせていただきました
- harurunさま
コメントをいただきありがとうございます。そのうえ、フォローもしていただき感激です。
勝手ながら、フォローバックさせていただきました。よろしくお願いします。
さて、ブエノスアイレスしか行っていませんが、アルゼンチンはとても素敵でした。ぜひまた訪れてみたい国です。実は、わたしもはじめはロンドンからBAでの渡航を考えていたのですが、予定していた頃のフライトがとれなくてイベリア航空にしました。結果的にはイベリア航空にして良かったかもしれません。
harurunさまはダイヤモンドさまでいらっしゃるのですね。わたしは、ことし初めてステータスチャレンジをしたのですが、2024年以降のダイヤモンドステータス維持に向けて体力や経済力のほか家族の理解も必要ですので、今から作戦を練りたいと思います。harurunさま、何か秘訣をお持ちでいらっしゃいますか?
では、ご安全、快適で思い出に残る旅となららますように願っています。お気をつけて行ってらっしゃい。
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