Day 8 in Paris 美術館巡り 1（修行感なくJGCダイヤモンドを目指す4/16区間）

2023/05/28 - 2023/05/28

　午前中に余裕をみて2時間あれば行けそうなパリ近郊のお城や宮殿、お昼過ぎにはシテ周辺に戻り、オランジュリー美術館辺りに行こうかな？と思って夕べ寝る前に調べた結果、午前中はフォンテーヌブロー宮殿を目指すことにしました。ところがパリに来て1週間で次々にフランスの洗礼を浴びることに…。

エリア パリ(フランス)

　夕べシャワー浴びてから、さて明日はどこに行こうかな？モンサンミッシェルやルーブルが期待通りだったので、お城や宮殿にしようかな？なんて調べ始めたら、すぐに眠くなってしまいました。

　朝になりました。ホテルで朝ごはんを済ませて出かけました。
　リヨン駅に着きました。電光掲示板で目的の駅に向かう列車の出発ホームを確認するのにかなりモタモタしてしまいましたが、やっと31番ホームに辿り着き駅員さんにGoogleマップ提案のルート表示をお見せしてAm I on the right track for this train?と訊くと「上の階だよ。もっと早く着くよ。そこから出てあっちの階段を上がって。」みたいに教えてくれました。なるほど、確かにこっちの列車は途中の乗り換え駅までたくさん停車する各駅停車の路線のようだ。
　上がってみるとそこは大きな始発ターミナルとなっています。再度、表示板を確認すると確かにわたしの目的地に向かう列車の表示が見つかりました。だだ、出発は1時間以上先。洗礼その一。
　これではとても昼までに目的地に着きそうにありません。と言うことはパリ市内に戻ってくるのが午後4時くらいになり、美術館には一つしか行けなくなる。明日は月曜でオルセーは休館日だし、明後日はオランジュリーがお休み。フォンテーヌブロー宮殿は日をかえていくことにしましょう。

　と言うわけで、数年前にフランス旅行を楽しんだと言う友人からおすすめされたこちらの場所に。

　そう、サクレクール寺院です。

サクレクール寺院 寺院・教会

　すごい人です。入口の方に進むと入場を待って100メートル以上の人の列ができていました。わたしもいったんは並びましたが、5～6分ほど経過しても1メートルほどしか進みません。 洗礼その2。

　この景色を見ることができただけでも十分に満足したので、諦めて予定通り午後は美術館巡りをすることに。

　帰り道はケーブルカーが良く見える坂道をおりていきました。

　はい、やってきましたオルセー美術館。実はサクレクールから直接ここにやって来たのではありません。先にオランジュリー美術館に行きたかったのですが、ここでも入場待ちの長蛇の列。係の人にミュージアム・パスを見せるも、時間指定の予約を取ってあるか聞かれてNo. Should I have done it?と言うと、じゃあ列に並んで、と言われました。How long do you estimate I should be waiting?と訊くと「1時間以上かな。」Okay, I’ll try to book. とその場でスマホをチェックしましたが、無情にも6月6日まで空きはありません。本日3つ目の洗礼。ガ～ン。ルーブルの二の舞か…。
　パリ観光ご予定の皆さん、パリ・ミュージアム・パスを購入して安心してはいけません。オランジュリーではパスを持っていても日時指定をしておかないと、チケットを持っていない人と同様の扱いで入場するための長い列に並ぶことになります。ルーブルなように日時指定が必須という施設もあり、チケットはあっても入場できないとなりかねません。まさに宝の持ち腐れになります。滞在期間が数日という場合でしたら、わたしのような非効率な旅とならないよう、よーく事前の準備をされた方がよいです。旅で起こるハプニングや失敗もまた楽しめばそれはそれでわたしは「あり」だとは思っていますが…。

　オルセー美術館ではミュージアム・パス所有者はほとんど並ぶことなく優先入場させてもらえました。ラッキー。

　時計台の内側から。

　懐かしい。30年前に初めて見た時と変わらぬ魅力を感じます。

オルセー美術館 博物館・美術館・ギャラリー

　ベタですが、大好きな絵です。

　次は、ピカソ美術館にやってきました。

　知らなかったピカソの作品に新たな魅力を感じました。

　あっ、これ見覚えがある。

　これも…。いかにも自分が見たことのあるピカソの作品って感じ。若い頃は精緻な描き方だったと聞いた覚えがあります。実感できたかも…。

ピカソ美術館 博物館・美術館・ギャラリー

　続いて、96番のバスでサントシャペルに向かいました。前日にサンドニ大聖堂のステンドグラスに圧倒されて、ここはどうなのかな？って上階に上がると…

　思わずWow!Gorgeous.と声が出てしまうほどでした。偶然出会った日本人のご夫婦と「ここに来てよかった。」とお話しさせていただきました。

サントシャペル 寺院・教会

　少し歩くと、ノートルダム大聖堂に着きました。こちらのバイオリンのストリートパフォーマンスの方の曲に合わせて小学生くらいの女の子がバレーを踊ったり、聴衆がそれぞれ小さな声で口ずさんだりする様子がありました。一曲ごとにたくさんの拍手が送られていました。

　今はまだ入場することは叶いませんが、来年のオリンピック開催に間に合うようにと、昼夜を問わない急速な復興を目指しているようです。
　ということで、そろそろホテルに戻りたいと思います。

ノートルダム大聖堂 寺院・教会

　パリ市庁舎。2024年のオリンピック・パラリンピックの開催で、この街に今以上の観光客が世界中から集まるの？さらに大変な状態になりそう。