Day 1 Paris 修行感なしでJGCダイヤモンドを目指す世界周遊 4/16区間 HND→CDG

2023/05/21 - 2023/05/21

　こんにちは。
　わたしは2023年2月からワンワールド世界周遊航空券（全16区間）を利用し、ダイヤモンドステータス獲得を目指しているサムといいます。安全、安心、快適をトップ・プライオリティに旅を楽しんでいます。

　その過程において友人に会いに行くため別途フライトを追加して寄り道したり、マリオットbonvoyのポイントを利用し時々プチ贅沢気分を味わったりするなど（決してお金持ちではないわたしができる範囲で）気ままに旅を続けています。

　今回は、世界周遊16区間航空券の第4区間に当たる東京→パリ（フランス）のフライトの様子をシェアさせていただきたいと思います。搭乗便は日本航空45便、機材はB777-300ER、座席はSKY SUITE 777-9Aです。

　これから、できるだけ現地の生の情報を継続してお届けしたいと思います。ご興味がおありであればご覧いただき、いいねやフォロー、コメントをいただけると嬉しいです。よろしくお願いします。

【追記】
2023.7.24 ヨーロッパではYahoo! JAPANが利用できませんでした。旅行のご予定をYahooカレンダーに入れていると閲覧すらできないので困ったことになります。またYahooスポーツなどのアプリも使用できません。解決法はあるそうですが、無知で面倒なため、ひと月の間何かと不便でした。

エリア パリ(フランス)

　JL45便は昨年夏の予約時点では羽田空港を10時過ぎの出発だったと記憶していますが、その後に朝発に変更との連絡をいただきました。当日の夜明けごろに自宅を出れば十分に間に合うのですが、念のため前泊することにしました。
　搭乗当日の朝、ホテルの送迎バスにて羽田空港第3ターミナルに到着。待ち時間ゼロでチェックイン完了し、セキュリティチェックと出国審査もスムーズに進みました。

　空港到着から30分後の6時40分にはサクララウンジに。毎度お馴染みのJALカレー（小）をいただきました。大好きなビールではありますが、さすがに朝の7時前とあっては二口飲んで残してしまいました。ごめんなさい。

　7時半になったので、キャセイパシフィック航空のラウンジに。ここはサクララウンジを出て目の前のエスカレーターで2フロア上の6階にあります。少し高い位置から待機中の機体が眺められます。

　クロワッサンとオレンジジュースをいただきました。噂のワンタンメンもいただきました。あっさり塩味で美味しかったです。朝からサクララウンジが結構混んでいたので、この時間だと営業開始直後ということもあってかキャセイラウンジの方は利用客がわたしをいれて10名ほどで、とっても静かでした。静かな空間で寛ぎたいのなら、こちらもありですね。

　搭乗しました。今や搭乗ゲートには優先搭乗1や2でもそれぞれ30人くらいの列ができる状態ですね。搭乗後のウェルカムドリンクはシャンパンを選択しました。

　タクシングが始まりました。

　搭乗機JL45便は定刻を少し遅くれて離陸しました。あっという間にスカイツリー上空に。
　このあと、ロシア上空の通常の飛行ルートを回避してベーリング海峡から先は北極海に出て、カナダノーザンテリトリーを通過したのちにグリーンランドやブリテン島を南下縦断するルートを通るそうで、パリまでは14時間30分のロングフライトになります。

　水平飛行になってコナンの映画を見ていると1回目の食事が始まりました。今回のフライトでは予め洋食を選択しておきました。こちらは、アペリティフのナッツとオリーブ。どうもこういう系は普段から口にしないので、ほとんど手をつけないまま残しちゃいました。またまたごめんなさい。

　前菜はこちら。パンもこのあとのタイミングで提供されました。どうもこういうおしゃれなお料理は自分にはちょっと…。これもほとんど手付かずで残しちゃいました。またまたごめんなさい。

　これなら、これまで同様にエクスプレスミールにしておけばよかったかな？などと思いながらメインのお肉料理を待ちました。ステーキはちょうどコナンの映画が終わった頃に配膳されました。さて、お味はいかがでしょうか。
　ふむふむ。ソースの量が多すぎって気もしますが期待通りの食感と美味で良かったです。

　デザートのベリーサバランとやらをご提供いただく際にわざわざパーサーの方がお見えになって「バースデーケーキじゃなくてごめんなさい。」とおっしゃってくださいました。やっぱりチェックされてるんだと、嬉しくなって思わず笑っちゃいました。こういうさりげない言い回しにJALさんらしさを感じます。バニラアイスとコーヒーを付けていただきました。
　バニラアイスにコーヒーブラックの組み合わせ、好きだけど太るから普段は我慢しています。とはいうものの今日はケーキの代わりということで特別。口の中が幸せだと言っております。やっぱり合いますね。

　ふと、シェードを上げて下を眺めてみると、そこにはなんと雲ではなく…

　流氷。
　生まれて65年目に突入する記念すべきこの日に、初めてベーリング海峡に漂うたくさんの氷の塊を見て感動しました。

　ひと眠りしたあと、なんだかお腹が空いていました。一食めにステーキしか食べなかったからでしょう。到着までまだ8時間以上あることに気づき、アラカルトメニューから宮崎和牛カレーと三元豚カツサンドイッチを注文することにしました。
　これ、個人的にはどちらも激うまでした。
　ロシアによるウクライナ侵攻以前のヨーロッパ路線の通常ルートでは、シベリア大陸を横断する際に何時間も変わらぬタイガ、ツンドラの景色が続きますが、それとはまた異なる地球の壮大さを感じながら、めっちゃ美味しいカレーとカツサンドを堪能しました。

　この先しばらく白夜の世界が続くようです。

　この辺りの時間帯からするとそろそろ深夜を迎えるはずですが、太陽の強い光がほぼ真横から差し込んでくる感じもすごく新鮮です。
　ベーリング海峡を越えると流氷ではなく雪原が広がっていました。フライトマップを見ると、どうやら北極海沿岸のカナダ上空を飛行しているようです。羽田を発って進路をひたすら北東にとっていたので時計はどんどん進んでいましたが、日付変更線を過ぎてさらに進み、今はどんどん時計が逆回りになったように飛行するにつれてローカルタイムは遡ってきました。なんだか騙されているような不思議な感覚に陥ります。東に進めば進むほど日本から見て遥か西に位置するヨーロッパが近づいてくる。うん、地球は丸い。

　いよいよヨーロッパ圏内に入って来たようです。ところで、昨年夏に搭乗した北米路線のNRT-CHIやSFO-HNDのビジネスクラスの搭乗者はわたしを入れて4、5名という感じでしたが、その後昨年末の台湾、そして今年に入って2月の韓国、オーストラリア、3月のバンコクと赤い翼の国際線フライトの乗客数は急激に増加していると実感します。この日のJL45便のビジネスクラスもざっと見渡した感じでは満席だったようです。

　着陸間近。お天気良さそうでよかった。

　着陸しました。スムーズなランディングでした。初めて見たHopは、エールフランスの国内路線ブランドらしいです。ところで、この航空会社の読み方はホップじゃなくてオップなんですって。フランス語って、hの文字は発音しないんですよね。

　入国審査のブースには長い列ができていて、30分ほどかかりました。預けた荷物はターンテーブルですぐに見つかりました。出口には税関がありましたが、全くの素通りでした。到着ロビーを出て、左に曲がり7分？ほどひたすらまっすぐに進むと右手にCDGval乗り場に着きます。

　シャルル・ド・ゴール空港2Eターミナルに到着後、無料の空港シャトルトレインCDGvalに乗って3つ目（Pr駅）で下車。駅を出て左に徒歩7分ほど進んだところにあるこちらのホテルに2泊します。
　レセプションの方が、今夜はアップグレードできるお部屋がなくてごめんなさいって言ってたけど、こちらのResidence Inn CDG by Marriott は全室キッチン付きの広々したお部屋なので全然問題なし！です。

　ところで、機内でズートピアとブラックアダムのあと、コナンの映画をもう一回観てたら、到着前のお食事（黒毛和牛を生姜醤油で煮た和風のセットメニューをいただきましたが、写真は撮り忘れました。）の時間になりました。
　機内販売などもぜーんぶ終わって到着1時間ほど前になったときに、わたしの座席9Aを担当されていたCAのKさまがお見えになっておもむろに「お誕生日おめでとうございます。こちらは心ばかりの品でございます。どうぞお納めください。」とおっしゃって、こんなのをいただきました。（ぶざまな結び目になっていますが、これは不器用なわたしが一度開いて結び直したものです。あしからず…。）

　中身は機体に日付や搭乗便名を書いた搭乗機？の模型などでした。ありがとうございます。
　かくして、バースデーフライトでパリへの長い一日は、午後10時が近づきようやく夕暮れを迎えました。
　最後までご覧いただきありがとうございました。次回は23日にお届けしたいと思います。では、おやすみなさい。