しばらく来ない間にロンドンも随分と変わっていました。28年の年月は、町の建物だけでなく、人々の振る舞いや暮らしぶりにも大きな変化を与えたのかもしれません。特に、2020年2月以降…急激に…。<br />　ノリッチを離れ、次の一週間は一人旅のロンドン街歩きのほか、25年来のイギリス人の友人Kさんがとってもすてきなコッツウォルズ、バースなどを案内していただきました。ご家族の皆さんもとってもよくしてくださいました。<br /><br />　なお、おかげさまでサファイアステータスに到達しました。

Day17-23 London+（修行感なくJGCダイヤモンドを目指す世界周遊 6/16区間）

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2023/06/06 - 2023/06/12

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エリア

ロンドン(イギリス)

　ロンドンの交通費はべらぼうに高いので、地下鉄だけでなくバスにもオーバーグラウンドの列車にも乗れるオイスターカード・ウィークパスを購入しました。これで、ロンドンを離れるまでの1週間は切符に煩わされずにすむはずです。
　早速、エリザベスラインに乗ってオリンピック公園に最寄りのStratford駅で降りてみました。
　駅から通り沿いに立ち並ぶおしゃれなお店を眺めながらゆっくりと10分か15分か歩いていると、大きな競技場に辿り着きました。
　何も知らずに来たこの場所は、2012 夏季オリンピックのメイン会場として建設された競技場のようです。
　さらに何も知らずに翌朝のBBCのニュース番組をみていたら、この競技場を本拠地とするウェスト・ハムがヨーロッパ・カンファレンス・リーグを制したってニュースが大々的に伝えられていました。
　そうだったんだ。だったらショップで記念に何か買っておけばよかったかな…？
　駅に戻り、またまたふと気が向いて次はバンク駅で下車。何だかハイソな感じの方々がアフタヌーンティーを楽しんでいらっしゃる。わたしに似つかわしい場所ではないので写真だけ撮らせていただいて早々に退出しました。
　さらに、次はトラファルガー広場で下車してナショナル・ギャラリーに。ロンドンでの美術館巡りは別の機会に掲載したいと思います。
　またまた、気ままに途中下車。ロンドン塔です。入場しようかとチケットブースに行ってびっくり仰天。ネット情報では￡30程度となっていますが、当日窓口で￡60（あまりにびっくりして正確な数字は覚えていませんが…）約10,000円と表示されているではないですか。恐れ慄いて、購入をやめました。
　入場口の横を通り過ぎて、タワーとタワーブリッジを眺めてこれでよしとしましょう。
　イギリスには何度か訪れていますが、実はビッグベンをサウスバンク側から眺めるのは初めてです。
　通り沿いまたまたたまたまホース・ガードの基地の入り口から中に。そのままセント・ジェームズ・パークの木陰を通り抜けたらバッキンガム宮殿に。
　こういう高級なお店はわたしには似合わないので、写真を撮るためにバスを降りてはすぐにまた次のバスに乗ります。
　コベントガーデンに来ました。お土産にキャップなどを購入しました。
　コベントガーデン駅を出てマーケットまでの通りの途中にあるパブで定番のFish&Chipsをいただきました。
　翌日ホテルのレストランでオーダーした料理も同じメニュー。ただし、大量のチップスは苦手なのでサラダに変えてもらいました。それにしてもでかい。そういえばずっーと前にイギリスに来た時、北海のタラが不漁でイギリス伝統の食文化がなくなるかも、と話題になっていました。今はどうなのかな？
　土曜日には友人が車でわたしが希望したコッツウォルズとバースに連れて行ってくれました。
　木曜日にはキューガーデンに行きました。テレビで紹介されていたのをみて、庭や花が好きなわたしとしてはぜひ行ってみたい場所の一つです。
　お目当ての大きなハス。想像以上でした。
　バッキンガム。今日は、チャールズ３世がいらっしゃるのかな？おや、ユニオンジャックじゃなさそうだ…ということは、ここに国王がいらっしゃる？そう考えるだけでも、ちょっと気分が高まりますね。
　じっとして動かない衛兵さん、待っていると時々動いてくれます。
　バッキンガム宮殿周辺のグリーン・パークでもよくリスを見かけますよね。このリスさん、木から降りてきて10秒ほど目の前でわたしをじっと見つめていました。えさがもらえると思ったのかな？
　翌日、友人に会うのは夕方の予定なのでそれまでケンブリッジにやってきました。キングスクロス駅からケンブリッジへのテムズ・ラインやパディントンからニューブリーへのグレート・ウェスタン鉄道の乗車には、ユーレイルパスを利用しました。定刻発車や定時運行は期待しないことにした方が精神衛生上懸命だということを実感しました。
　ケム川にかかる橋から町の名が付いたんですよね。この光景もすっごく懐かしいです。
　この辺りの古木の幹に腰掛けてサンドイッチをたべました。それにしても、イギリスの人たちってピクニックが好きですよね。この場所はケンブリッジの駅前で観光案内しているおじさんに川縁でお弁当食べようと思うんだけど、どこかお勧めはありませんか？と尋ねて教えてもらった場所です。
　ケンブリッジのキングスカレッジ。平日で一般には解放されていませんでしたが、門番の方に了解を得て手前で写真だけ撮らせていただきました。
　こちらの教会で絵葉書と切手を買って…
　中で書いて…
　すぐ裏手のポストに投函しました。ところで、絵葉書と切手を購入した際に、切手の裏面にノリがついていないように思えたのて、のりを貸してもらえないか尋ねたら、怪訝そうな顔をされました。今の切手はステッカーになっているんですね。びっくりでした。
　コッツウォルズは評判通りの美しい場所でした。ここでは日本人も何組かお見かけしました。
　日本がいま梅雨の最中だと思うとわたしには快適でしたが、この日は地元の人たちが暑くてぐったりという気温28℃。小さな子たちや犬たちも水浴びを楽しんでいました。
　何だかジブリアニメに出てきそうな…。
　バースに来ました。ロイヤル・ヴィクトリア・ガーデンに来ました。美しい三日月型の住宅はそれにしても感動です。
　ロンドン最終日に、次のフライトまで少し時間がありましたので、リージェント・パークで散歩することにしました。
　バラの花が見頃を迎えて、とてもきれいです。
　種類も多いですね。
　色もさまざま。
　こんな素敵な庭を無料で開放してくれてありがとうございます。
　ヒースロー空港に着きました。次のフライトはドーハ経由でマドリードに。カタール航空のビジネスクラス専用チェックインカウンターで「飲み物は何にしますか？」と尋ねられてちょっとびっくり。ここってラウンジじゃなくてチェックインカウンターですよね？
　窓口の方にパスポートをお渡すると、端末を操作しながら「世界周遊の航空券で旅をされていらっしゃるのですね。わたしこの仕事して14年になるけど初めてお会いしました。」と驚いていらっしゃいました。そして「パリから一度ドーハに行かれてロンドン。そして今度はマドリードまで。お仕事ですか。なぜドーハ経由に？」と聞かれました。I’ve got two reasons. One is to earn miles, and the other is because you offer the best business class in the world.まるでそういう答えを引き出すかのようなお尋ねでした。
　少し制約はあるけれど個人的にはとてもお得な航空券だと思うのでもっとポピュラーなのかと思っていました。
　カタール航空のビジネスクラスラウンジの食事はパリもドーハもここロンドンでも、レベチ豪華で美味しかったです。（ところで、わたしは料理が好きで日本にいる時はほぼ自分で食事を作りますが、今回の旅行中、幸いなことにどこも食事が美味しくて、美味しいとしか食レポできてなくてごめんなさい。）
　ご覧いただき、ありがとうございました。
　次の目的地はマドリードです。バルセロナやグラナダにも立ち寄る予定です。よろしくお願いします。