2022年　12年後の「島根で和もう」松江しんじ湖温泉とゼーハーな登城道(^^;)月山富田城跡

2022/03/11 - 2022/03/14

松江しんじ湖温泉で１泊してカラダをやすめたら、２日目は宍道湖うさぎに挨拶し 難攻不落の要塞城、月山富田城跡に向かいます。

12年前の島根旅行はこんなでした↓
https://4travel.jp/travelogue/10467097

エリア 安来・鷺の湯温泉(島根)

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円
• 交通手段: レンタカー ANAグループ

今晩のお宿は 宍道湖畔にある旅館「皆美館」さん。

https://www.minami-g.co.jp/minamikan/

温泉街の中にあって進入路が狭く一方通行なので、車の場合は少し注意が必要。

レンタカーをとめると待機していたお宿の方がサーっと誘導、フロントにつないでくれます。

宿帳を書きながら 出西しょうが湯としじみバター醤油煎餅をいただきます。

翌朝 美味しかったお煎餅を売店で部屋付け購入し、鍵（ルーム№）をお見せしようとしたところ 男性スタッフさんが
「松風の○○様ですね。こちらでつけておきますので」とおっしゃってサインもなし。
宿泊客の顔を覚えてくれている？
接客のプロですね～。

お部屋は2階、右が公共浴場への通路、

客室につづく左側の畳廊下にはさりげなーく棟方志功、つきあたりにあるのは几帳？（笑）

玄関横のギャラリーにも茶道具や大皿・絵が飾られていたし、さすが多くの文人墨客に愛された老舗のお宿。

本日のお部屋「206 松風」は一番奥にあります。

端っこなので角度的に見にくくはなってしまうのですが、窓からは宍道湖と白砂青松の湖畔庭園を眺めることができます。

松江しんじ湖温泉 皆美館 宿・ホテル

接触を減らすため イラスト入りお部屋案内が用意されていましたが、「わからないことがありましたら すぐにお電話でお知らせください」と仲居さん。
重いスーツケースを運ばせてスイマセン。
ありがとうございます。

大名茶人だった不昧公が藩主だった松江は茶の湯が盛ん。

お重には生菓子とお干菓子♪

珈琲 紅茶は境港の沢井珈琲、お水はラジウム鉱石のボトルでの提供。

クローゼットには館内着・浴衣・パジャマの3種類、そしてお洋服に羽織っても違和感ないデザインの上着も。

トイレ使用後 すぐに手が洗えるのはやっぱり便利。

お風呂はどんなかな？

タオルたっぷり、バスローブはGARNIER THIEBAUT.

ベーシックコスメはマーガレットジョゼフィン、

そして温泉でーす♪

資源保護のため お湯のかけ流しは24時から6時までストップしますが、温度は一定に保たれているそうです。

食事の前に庭を拝見いたしましょう。

宍道湖を借景とした白砂青松の枯山水庭園。

夕食は庭園に面した「庭園茶寮みな美」で

松江しんじ湖温泉 皆美館 宿・ホテル

早めの17時半にお願いしておきました。

島根ワイナリーの食前酒からはじまり

（上）前菜は島根県邑南町のチョウザメやほたる烏賊などなど
（下右）鰻しゃくもどき
昔は「しゃく」というシギ科の鳥と数種類の野菜で作った炊き合わせの料理でしたが、「しゃく」が保護鳥になり捕獲できなくなったため、初代板前長の西村常太郎さんが「しゃく」の代用として「鰻」を使い考案したお料理だそう
（下左）料理長からの2品（塩辛と味噌）

（上）お造り
（中）強肴は尼子和牛ローストビーフ←白魚の天婦羅とどちらかを選べました
（下）茶碗蒸し・境港サーモン味噌だれ焼き・隠岐のもずくサラダ
（右）鰆若竹蒸し

食事も選べたので 季節の炊き込みご飯とお蕎麦をひとつずつ。

すべてが美味しい♪
でも……これ以上食べたらどうにかなってしまいそうだったので (^^;) ここでギブ。

夜になり 雰囲気増したお庭をちょこっと歩いて

公共浴場 浮舟へ。

無色透明「美肌の湯」なんだって。

部屋には おにぎりにしてもらったゴハンと、食べられなかったデザートが1人分だけ（←1人１デザートは無理だと思ったので）運ばれてきていました。

キウイブランデー煮が美味しくて、「なぜ2人分もらっておかなかったのか」と悔やむダンナさん。（笑）

宍道湖大橋を眺めながら、おやすみなさーい。

朝風呂からはじまる１日。

気持ち良い♪

今日は樹齢300年の松の真正面に案内されました。

庭園茶寮 みな美 グルメ・レストラン

「皆美家伝 鯛めし」
コレです！私が食べたかったのは。

『皆美家伝「鯛めし」は、そぼろにした鯛の身を、ゆでた卵の白身のみじん切りや、裏ごしした黄身と一緒に、ご飯の上にのせ、ワサビ、大根おろし、ねぎ、海苔を添え、だし汁をかけてお召し上がりいただきます。
あっさりとして体にすっと入っていく、カツオの本節ベースで松江の醤油を使用した秘伝の出汁が美味しさの秘密です』
（庭園茶寮みな美HPより）

優しい～♪
でもパンチないと言えばそうとも言える。
盛り付けも難しく、キレイにできないとテンション下がっちゃう。(笑)

庭園茶寮 みな美 グルメ・レストラン

そして 宍道湖といえばの大和蜆の赤だし椀。

食後に「いにしえラウンジ古都里」で

珈琲・紅茶をセルフで。

目玉おやじランプ、イイ！

「宍道湖うさぎ」に会いにきました。

遠くの駐車場に車を停め、

袖師地蔵や

宍道湖にうかぶ唯一の島、嫁ヶ島を眺めながら

嫁ヶ島 自然・景勝地

やってきました島根県立美術館。

美術館自体は休館中ですが、

島根県立美術館 美術館・博物館

うさぎたちは野外にいるので会うことができます。

宍道湖岸、島根県立美術館前の芝生にいる12匹のうさぎ。（籔内佐斗司さんの作品）
湖から数えて二番目のうさぎに、西を向きながら触れると幸せが訪れるといわれているらしい。

「宍道湖うさぎ」

カワエエ♪

「宍道湖うさぎ」

弧を描きながら宍道湖に向かって走り 最後はうたっち、カワエエーーー♪

「宍道湖うさぎ」

我が家のウサコはどうしているかなぁ。

宍道湖サンセットカフェ（SUNSET PARK & CAFE）は2022年2月1日より休止。

安来にやってきました。

安来市立歴史資料館。（入館料210円）
城マップや資料、100名城スタンプや御城印はこちらで。

安来市立歴史資料館 美術館・博物館

安来市の古代から近世にかけての歴史展示は撮影禁止ですが、月山富田城ジオラマ模型（1階）はOKとのこと。

細長い山の尾根に 建物が並んでるぞ。
ここまで登るのかぁ、、、

マニアック過ぎて誰もいない 高さ約7メートル長さ約130メートルの大土塁。

実は…この城にくるかどうかで またまた夫婦喧嘩勃発。(笑)

出発直前 松江から月山富田城跡まで1時間弱でいけると気付いたダンナさん。
予定していた観光にプラスして無理やり月山富田城を組み込んだ強行スケジュールを作り ドヤ顔で提案。
体調イマイチな私が渋ると「ボクが一生懸命考えたのに」「良かれとおもったのに」と機嫌が悪くなる面倒なヤツ＝夫。
結局 境港を諦めることに。

山中御殿の案内板。

戦国大名 尼子氏の居城として栄えた後、毛利氏・吉川氏が在城し 関ケ原の戦い後に入城した堀尾氏が居城を松江に移すまで出雲国の中心となっていました。

山中御殿から見上げる七曲り。（←山の真ん中 木が伐採されている部分）

あれを登るのかぁ。(^^;)

「頂上まで20分」

月山富田城跡 名所・史跡

なーんて軽くおっしゃいますが（笑）

整備されているとはいえ このジグザグ急坂階段、

なかなかキツうございます。

西袖ケ平から見上げる三ノ丸。

三ノ丸から見下ろす西袖ケ平。

月山富田城について もっと知りたい方はコチラへ

安来市観光ガイド
https://yasugi-kankou.com/spot/gassantodajouato/

二ノ丸。

休憩できる東屋あり。

本丸 最奥には

歴代城主の信仰が厚かった

勝日高守神社。

ここ本丸と二ノ丸の間には いざという時は落とせる木橋でもかかっていたのかな？

まだまだ歩き回っているダンナさんを置き去りにして、ひとり山中御殿まで戻ってきました。

前を歩く3人組にくっついて 塩谷口の石垣も見学。

聞こえてきた会話から、城好き女子さんとわかりました♪

復元・整備された侍所 花ノ壇の近くでコンビニおにぎりの簡単ランチ。

別角度から七曲りを見ながら

道の駅 広瀬富田城へ。

道の駅 広瀬富田城 道の駅

疲れ切った私が「そばうどん処 尼子」で2回目ランチのかけうどんを食べ、

そばうどん処 尼子 グルメ・レストラン

広瀬絣の藍染甕など見ている間、ダンナさんは尼子再興のため尽力した悲運の武将「願わくは 我に七難八苦を与えたまえ」と三日月に祈ったという逸話のある山中鹿介祈月像などなどを ひとり見てまわっていました。

広瀬絣センター 美術館・博物館

飯梨川をはさんで対岸、尼子経久が指し示す先には

戦国時代屈指の要害 難攻不落の城、月山富田城！

（段築石垣は 吉川時代のもののようですケド…^_^;）

この旅行記へのコメント （6）

• b_bさん 2023/11/14 21:50:40

  うたっち(*^-^*)

  やっちまさん、こんばんは!(^^)!
  
  うたっち探しにやってきました！
  充実の山陰旅の旅行記のちほどまたじっくりと拝見致します～
  明日から出張兼のお遊びでこれから（今頃ｗ）支度しなくては、なので（笑）
  
  ぴょんぴょんするうさぎ、私もまた会いに行きたいです。
  もうすぐ１００万カウントになりそうですね～楽しみだわ(*^^*)
  
  
  　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　b_b

  やっちまさん からの返信 2023/11/15 18:43:04

  RE: うたっち(*^-^*)

  b_bさま　こんばんは。
  
  うたっち探しのご訪問、ありがとうございます♪
  宍道湖うさぎのうたっちも可愛いですが 我が家のモフモフの、リアルうたっちは最高に可愛いゾ！と思いこんでいるワタシです。（笑）
  
  > 明日から出張兼のお遊びでこれから（今頃ｗ）支度しなくては、なので（笑）
  
  出張ファイト＆お遊びエンジョイしてらしてくださいませー。
  
  やっちま
  
  
  
  
  
  
  
  

• ４人目のふーさん 2022/04/08 13:03:23

  松江城～♪

  やっちまさん、こんにちは！
  
  おお～♪松江城だ！
  松江城はやっぱりかっこいいですね。
  
  私も堀川めぐり乗りました。
  あの屋根が下がってくるのすごいですよね。
  本当に「はさまれてる感」ですよ～
  
  そしてお宿が素敵！
  お重に入った生菓子と干菓子がかわいい♪
  夕食が豪華ですね。
  前菜だけでお酒がすすみそうです。
  
  宍道湖のうさぎ
  私、まだ会ったことがないんです。
  いつか会いに行きたいなぁ
  
  富田城跡、すごいです
  下から見ただけで満足しちゃいそうです
  

  やっちまさん からの返信 2022/04/08 16:41:47

  RE: 松江城?♪

  ４人目のふーさんさま　こんにちは。
  
  松江城、ついに！私も登城してまいりました。
  まだ1ヶ月ほどしかたっていませんが、堀川めぐりの遊覧船で「はさまれた」ことも もういい思い出です（笑）。
  
  > そしてお宿が素敵！
  > お重に入った生菓子と干菓子がかわいい♪
  
  茶道が盛んな松江に行ったなら どこで抹茶と和菓子をいただこうかと楽しみに考えていたのですが、結局旅館で食べただけで終わってしまいました。
  生菓子美味しかったけど、お抹茶飲めずちょっと心残り。
  
  > 宍道湖のうさぎ
  > 私、まだ会ったことがないんです。
  > いつか会いに行きたいなぁ
  
  藪内佐斗司氏の作品ですので、以前 ふーさんさまに教えてもらった「月うさぎの里」にいるウサギたちとキホン同じコだと思います。
  でも、宍道湖に向かって走り最後はうたっち、可愛いぃぃ♪となります。
  
  > 富田城跡、すごいです
  > 下から見ただけで満足しちゃいそうです
  
  ゼーハーなりながら本丸まで頑張ってみてください。
  尾根に並ぶ曲輪は、山城の醍醐味って感じでした。
  ヘトヘトになりますが（笑）。
  
  やっちま
  
  
  
  
  

• クラウディアさん 2022/04/06 16:29:56

  皆美館

  こんにちは。
  「いいね」どうもありがとうございました。
  ちょうど1年前に松江城にお伺いし皆美館に泊まりまして、懐かしく拝見しました。(泊まったお部屋も並びのお部屋でした)
  
  チェックイン時のお茶とお菓子、お部屋の生菓子がとても美味しかったです。
  生菓子の入っていた瀬戸物のお重を帰宅後、探してみたりもしました。
  お夕飯のボリュームにうなずき、お朝食の鯛めしも美味しかったですよね。
  さすがお殿様、舌が肥えてらっしゃると思いました(笑)
  
  首都圏エリアからみますと、コンパクトに感じるこのエリアですが、見どころ満載ですよね。
  月山富田城と安来資料館には行けませんでしたが、私達は境港にまいりました。
  
  美術館のうさぎさんにも会ってみたいですし、もう少し城下町を楽しみたかったので再訪したいエリアです。
  自分がお伺いした場所を、同じように旅行されていて旅行記発見しますと嬉しいですね。
  
  コメント失礼しました。
  またお伺いさせてください。
  
  

  やっちまさん からの返信 2022/04/07 17:29:53

  RE: 皆美館

  クラウディアさま　こんにちは。
  
  私も皆美館に泊まってから1ヶ月ほど経ちましたが、もう懐かしく思い出しております。
  
  > 生菓子の入っていた瀬戸物のお重を帰宅後、探してみたりもしました。
  
  見つかりましたでしょうか？
  旅先での器たちとの出合いってワクワクしますよね。
  
  皆見館さん、和菓子も夕飯も鯛めしも美味しくて♪
  でも私にはちょっと量が多いという…。
  残すことに抵抗がある昭和生まれな私、デザートをひとり分だけ部屋に運んでおいてもらったのですが、「もっと食べたかった」とダンナさんに言われてシュンとなりました。（笑）
  
  > 美術館のうさぎさんにも会ってみたいですし、もう少し城下町を楽しみたかったので再訪したいエリアです。
  > 自分がお伺いした場所を、同じように旅行されていて旅行記発見しますと嬉しいですね。
  
  はい、私も同じ場所が他の方の旅行記にでてくると本当に嬉しいです☆
  「そうそう、こんなだった」とか「アレ、これ見逃したっ」とか。（笑）
  宍道湖のほとりにあってロケーション抜群な島根県立美術館は6月に再開館（コロナのせいではなくて改修でした）するようですし、私も再訪したいと思っています。
  
  こちらこそ、またお邪魔させていただきたいと思います。
  どうぞよろしくお願いいたします。
  
  やっちま