中国地方一気めぐりゴエモン旅　Part3 足立美術館→皆生温泉

2022/08/27 - 2022/08/30

そろそろ海外旅行にも行けるようになりつつあるとはいえ、まだ帰国前のPCR検査も必要だし、万が一海外で罹患してしまったら、しばらく帰国できないという今の日本の状況ではしがないサラリーマンのgoemonpはおいそれと海外に行くわけにもいきません。
というわけで今年の夏休みはまたしても国内旅行。一度行ってみたかった姫路城と、城崎温泉が候補にあがりましたが、関東在住だとなかなか中国地方を訪れる機会もないので、フォートラの地図穴埋めもかねて、気になる中国地方の観光地を一気巡りしてまいりました。

今回も我が家のマスコット、桜文鳥雛ぬいぐるみのゴエモンと、シンガポールアヒルのコンちゃんが旅の友です。

Part3は足立美術館を見学し、皆生温泉に宿泊。

エリア 安来・鷺の湯温泉(島根)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: レンタカー 新幹線 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

倉敷から足立美術館までは２００キロ程離れており長時間ドライブとなるので、途中蒜山高原サービスエリアで休憩をとることにしました。

蒜山高原サービスエリア 道の駅

ここからは名峰伯耆大山がきれいに見えます。

大山(伯耆富士) 自然・景勝地

イートインコーナーでソフトクリームを注文。

こちらこのSAの名物モカソフト。

嫁がこれまで食べたソフトクリームの中で三本の指に入るおいしさだと絶賛しておりました。上品な甘みとモカの苦みがなかなかいい感じです。

ロングドライブを終えて、足立美術館にやってきました。

ゴエモン「こんな田舎（失礼）に忽然と大きな美術館が現れるなんでなんだか不思議だね。」

足立美術館 美術館・博物館

足立美術館は美しい庭園であまりにも有名な美術館ですが、創設者の足立氏は木炭の運送業から身を起こし、さまざまなビジネスを成功させ、日本画のコレクターとしても知られる存在でした。
氏が郷土への恩返しの意味もこめて、自身のコレクションと当時強い関心を抱いていた庭造りの双方を展示できる施設として、この美術館を開設したのだそうです。

ゴエモン「このクラーク博士みたいなポーズのおじさんが創設者なんだね。どうしてレーニンとか金日成とか銅像は右手を上げるポーズが多いのかしら。」

なんか導いている感がするからじゃないかね。

こちらがあまりにも有名な日本庭園。

流石の美しさでしばし時間のたつのを忘れます。

足立美術館庭園 公園・植物園

何と１９年連続で、アメリカの日本庭園専門誌で第一位に選ばれているそうです。ちなみに第２位は京都の桂離宮。

「生の掛け軸」なる展示がありました。

窓から見える風景がそのまま掛け軸になっているという趣向です。

創立者は「庭園もまた一幅の絵画である」として庭造りに情熱を傾けたそうですが、彼の思いが少しわかるかのような展示となっています。

こちらは白砂青松庭。

松の緑が美しい。

右手の方には自然の滝があり借景となっていますね。

足立美術館はお庭があまりにも有名ですが、日本美術のコレクションもなかなか見ごたえがあります。（写真撮影は不可なので紹介できないのが残念。）

海原雄山のモデルになったともいわれる北大路魯山人の作品を集めた記念館もありました。

さて今夜の宿泊は、皆生温泉菊乃屋さん。

美しい海が眼下に広がるオーシャンビューのお部屋です。

皆生温泉 皆生菊乃家 宿・ホテル

おもてなしの和菓子とお茶と我が家の鳥ども。

窓が北向きなので目の前が夕日、というわけにはいきませんが日没もきれいです。

本日のお献立。

夕食は部屋食でした。

お造りや先付、ところてんなどが並んで食欲をそそります。何といってもイカのお刺身が美味でした。

もちろん地酒もいただきます。

但馬牛の焼き物。

いい具合にさしの入ったお肉ですね。

なぜかところてん。

自分で木枠から押し出していただきます。何か懐かしい味がしました。

のどぐろうまし。

食事していたら女将さんがわざわざ挨拶に来てくださいました。
別に特に高い部屋に泊まっているわけではないのですが、おもてなし精神のあらわれでしょうか。（いつもいらっしゃるかどうかはわからないので、その辺はあしからず。）

さらに日本酒が進みます。

ゴエモン「瓶が変わっているぞ。飲みすぎだ。」

調子にのって地ビールもいただくgoemonp。

〆のデザート。

ゴエモン、コンちゃん「このブドウは僕らの分かな。ちょうど一つずつあるしね。」

この後もう一回風呂に入りにいったら、社長がロビーでフォークソングコンサートを開催していました。（無料）

なかなかいいお声でした。社長は音楽活動もされているそうで、ロビーコンサートの開催は２千回を超えるとか。興味ある方は「菊乃屋」でYoutubeを検索するとコンサートの模様を知ることができます。

翌朝もいい天気。

菊乃屋さんごらんのとおり目の前ビーチでよいのですが、男性露天風呂は要注意です。

一階にあるので、一応囲いはあるのですが、うかつに立ち上がるとほんの数メートル先を歩いているうら若い女性などと目があってしまい気まずい思いをすることになります。

なお女性露天風呂は２階なので、そういう心配はありません。

菊乃屋さんの朝食

おいしゅうございました。菊乃屋さん設備やサービスは少し古い面もありますが、ホスピタリティの高い宿だと思います。

宿泊後に中居さんから挨拶メッセージがメールで来たりするなど、従業員みんなでヒューマンなサービスを提供しようとしている姿が好印象でした。