その他の都市旅行記(ブログ) 一覧に戻る
2017年10月8日(日)~10月9日(月)<br />・グルジョンツを知ったのはBS旅番組「欧州鉄道の旅」。「黄金色の秋・ポーランド北部の旅」のタイトルで、グルジョンツを出発してバルト海沿岸のソポトまでポーランド北部を縦断する旅だった。美しい自然と歴史ある街並みにすっかり魅了され、このコースを訪れる事にした。<br />・グルジョンツの最大の見どころはヴィスワ川のほとりに建つレンガ造りの穀物倉庫群。14世紀にドイツ騎士団が建設したもので、現在は大部分が利用されず放置されたまま。夜はライトアップされ幻想的な美しさだった。町のあちこちに共産主義時代のプロパガンダと思われる像が残っていた。<br /><br />【旅程】<br /> 10/01 関空→パリ、プラハ経由→コシツェ(泊)<br /> 10/02 コシュツェ→プレショフ→バルデヨフ→プレショフ(泊)<br /> 10/03 プレショフ→スピッシュ城→レボチャ→ヴィソケー・タトリ(泊)<br /> 10/04 ヴィソケー・タトリのハイキング→ヴルコリネツ村→ザコパネ(泊)<br /> 10/05 ザコパネ→ホホウフ村→クラクフ(泊)<br /> 10/06 ランツコロナ→クラクフ(泊)<br /> 10/07 クラクフ→アウシュビッツ収容所→ヴィエリチカ岩塩坑→クラクフ(泊)<br />★10/08 クラクフ→トルン→グルジョンツ(泊)<br />★10/09 グルジョンツ→グダンスク(泊)<br /> 10/10 マルボルク城→ソポト→オリーヴァ→グダンスク(泊)<br /> 10/11 グダンスク→マウディティ(泊)<br /> 10/12 マウディティ→オルシュティン→ビャウイストク(泊)<br /> 10/13 ビャウイストク→スプラシル→ビャウォヴィエジャ(泊)<br /> 10/14 ビャウォヴィエジャ(泊)<br /> 10/15 ビャウォヴィエジャ→キエルムシ→ティコチン→キエルムシ(泊)<br /> 10/16 キエルムシ→ワルシャワ(泊)<br /> 10/17 ワルシャワ(泊)<br /> 10/18 ワルシャワ→パリ→機中(泊)<br /> 10/19 →上海経由→関空

黄金色のポーランドと東スロバキアを巡る旅(再編版) 15.グルジョンツ(Grudziądz)

73いいね!

2017/10/08 - 2017/10/09

6位(同エリア245件中)

万歩計

万歩計さん

この旅行記のスケジュール

2017/10/08

  • トルンから1時間半でグルジョンツに到着

2017/10/09

  • グルジョンツ駅からバスと列車を乗り継ぎグダンスクへ

この旅行記スケジュールを元に

2017年10月8日(日)~10月9日(月)
・グルジョンツを知ったのはBS旅番組「欧州鉄道の旅」。「黄金色の秋・ポーランド北部の旅」のタイトルで、グルジョンツを出発してバルト海沿岸のソポトまでポーランド北部を縦断する旅だった。美しい自然と歴史ある街並みにすっかり魅了され、このコースを訪れる事にした。
・グルジョンツの最大の見どころはヴィスワ川のほとりに建つレンガ造りの穀物倉庫群。14世紀にドイツ騎士団が建設したもので、現在は大部分が利用されず放置されたまま。夜はライトアップされ幻想的な美しさだった。町のあちこちに共産主義時代のプロパガンダと思われる像が残っていた。

【旅程】
 10/01 関空→パリ、プラハ経由→コシツェ(泊)
 10/02 コシュツェ→プレショフ→バルデヨフ→プレショフ(泊)
 10/03 プレショフ→スピッシュ城→レボチャ→ヴィソケー・タトリ(泊)
 10/04 ヴィソケー・タトリのハイキング→ヴルコリネツ村→ザコパネ(泊)
 10/05 ザコパネ→ホホウフ村→クラクフ(泊)
 10/06 ランツコロナ→クラクフ(泊)
 10/07 クラクフ→アウシュビッツ収容所→ヴィエリチカ岩塩坑→クラクフ(泊)
★10/08 クラクフ→トルン→グルジョンツ(泊)
★10/09 グルジョンツ→グダンスク(泊)
 10/10 マルボルク城→ソポト→オリーヴァ→グダンスク(泊)
 10/11 グダンスク→マウディティ(泊)
 10/12 マウディティ→オルシュティン→ビャウイストク(泊)
 10/13 ビャウイストク→スプラシル→ビャウォヴィエジャ(泊)
 10/14 ビャウォヴィエジャ(泊)
 10/15 ビャウォヴィエジャ→キエルムシ→ティコチン→キエルムシ(泊)
 10/16 キエルムシ→ワルシャワ(泊)
 10/17 ワルシャワ(泊)
 10/18 ワルシャワ→パリ→機中(泊)
 10/19 →上海経由→関空

旅行の満足度
4.5
観光
4.5
ホテル
4.0
同行者
一人旅
交通手段
鉄道 徒歩
旅行の手配内容
個別手配
  •  トルン中央駅から2両編成のローカル列車でグルジョンツに向かいます。

     トルン中央駅から2両編成のローカル列車でグルジョンツに向かいます。

    トルン中央駅

  •  途中の車窓風景。地平線まで遮るものがありません。

     途中の車窓風景。地平線まで遮るものがありません。

  •  これから2日余りかけて、BSフジ「欧州鉄道の旅 黄金色の秋・ポーランド北部の旅」で紹介されたルートに沿って、バルト海沿岸までの美しい街や史跡を巡ります。<br /><br />

     これから2日余りかけて、BSフジ「欧州鉄道の旅 黄金色の秋・ポーランド北部の旅」で紹介されたルートに沿って、バルト海沿岸までの美しい街や史跡を巡ります。

  •  トルンから1時間半でグルジョンツ駅に到着。<br /> この街で下車したのは、「欧州鉄道の旅」で見たレンガ造りの穀物倉庫群のライトアップを見るためです。

     トルンから1時間半でグルジョンツ駅に到着。
     この街で下車したのは、「欧州鉄道の旅」で見たレンガ造りの穀物倉庫群のライトアップを見るためです。

  •  旧市街に向かう途中のバロック様式の美しい建物。グルジョンツはグダンスクから南へ100km、ヴィスワ川のほとりにある人口10万人足らずの地方都市です。

     旧市街に向かう途中のバロック様式の美しい建物。グルジョンツはグダンスクから南へ100km、ヴィスワ川のほとりにある人口10万人足らずの地方都市です。

  •  旧市街の入口に建つイビススタイル・グルジョンツが今夜の宿。<br /> 

     旧市街の入口に建つイビススタイル・グルジョンツが今夜の宿。
     

  •  ホテルにチェックインして直ぐに旧市街へ。GoogleMapによるとこの建物は19世紀末の郵便局。

     ホテルにチェックインして直ぐに旧市街へ。GoogleMapによるとこの建物は19世紀末の郵便局。

  •  ポーランド北部はレンガを使った建物が多い。

     ポーランド北部はレンガを使った建物が多い。

  •  可愛いトラムが走る旧市街。

     可愛いトラムが走る旧市街。

  •  小さな旧市街広場。パステルカラーの可愛い建物が並んでいます。

     小さな旧市街広場。パステルカラーの可愛い建物が並んでいます。

  •  広場の真ん中に建つのは、大砲に足を乗せ旗を翻した兵士像。共産主義時代の名残りか。<br /><br />

     広場の真ん中に建つのは、大砲に足を乗せ旗を翻した兵士像。共産主義時代の名残りか。

  •  ベンチコペルニクスが座っていました。コペルニクスは土木技術にも長けており、この街でトリンカ水路を設計ました。

     ベンチコペルニクスが座っていました。コペルニクスは土木技術にも長けており、この街でトリンカ水路を設計ました。

  •  広場の小さな観光案内所で地図をゲット。

     広場の小さな観光案内所で地図をゲット。

  •  この街の見どころはヴィスワ川のほとりに建つレンガ造りの穀物倉庫群と、街の北にあるプロイセン時代の要塞ツィタデラです。

     この街の見どころはヴィスワ川のほとりに建つレンガ造りの穀物倉庫群と、街の北にあるプロイセン時代の要塞ツィタデラです。

  •  1723年に完成した聖フランシスコ・ザビエル教会。内部や豪華なバロック様式らしいが閉まってました。

     1723年に完成した聖フランシスコ・ザビエル教会。内部や豪華なバロック様式らしいが閉まってました。

  •  隣接する旧イエズス会学問所は市庁舎として利用されています。

     隣接する旧イエズス会学問所は市庁舎として利用されています。

  •  聖ニコラス教会は重厚なレンガ造り。

     聖ニコラス教会は重厚なレンガ造り。

  •  聖ニコラス教会と道路を挟んで穀物倉庫の建物。その向こうはヴィスワ川です。

     聖ニコラス教会と道路を挟んで穀物倉庫の建物。その向こうはヴィスワ川です。

  •  ヴィスワ河の河川敷への降り口に建つ像。<br /> ロシア民謡「ともしび」の歌詞を思わせる若い兵士と別れを惜しむ娘。典型的なソ連支配時代のプロパガンダ像です。

     ヴィスワ河の河川敷への降り口に建つ像。
     ロシア民謡「ともしび」の歌詞を思わせる若い兵士と別れを惜しむ娘。典型的なソ連支配時代のプロパガンダ像です。

  •  河川敷に下りてヴィスワ川を見ると、ちょうど夕日が沈むところでした。

     河川敷に下りてヴィスワ川を見ると、ちょうど夕日が沈むところでした。

  •  振り返ると穀物倉庫の煉瓦壁が夕日に輝いていました。

     振り返ると穀物倉庫の煉瓦壁が夕日に輝いていました。

  •  この場所は古からヴィスワ川の水運を利用した交易の拠点でした。これに目を付けたドイツ騎士団がここに街を築き、最初の穀物倉庫を建設しました。

     この場所は古からヴィスワ川の水運を利用した交易の拠点でした。これに目を付けたドイツ騎士団がここに街を築き、最初の穀物倉庫を建設しました。

  •  街は15世紀の第2次トルンの講和でポーランド王国に返還され、穀物倉庫も増強されて現在の姿になりました。

     街は15世紀の第2次トルンの講和でポーランド王国に返還され、穀物倉庫も増強されて現在の姿になりました。

  •  穀物倉庫は川に沿って延々100m以上続いています。

     穀物倉庫は川に沿って延々100m以上続いています。

  •  高い塀と建物が一体になって町全体が城のように見えます。こんな不思議な風景は初めてです。

    イチオシ

     高い塀と建物が一体になって町全体が城のように見えます。こんな不思議な風景は初めてです。

  •  見る間に夕日はヴィスワ川の対岸に沈んでいきます。

     見る間に夕日はヴィスワ川の対岸に沈んでいきます。

  •  残照に照らされ、レンガの赤色が一層濃くなってきました。しかしこの風景の神髄は夜間のライトアップです。

     残照に照らされ、レンガの赤色が一層濃くなってきました。しかしこの風景の神髄は夜間のライトアップです。

  •  穀物倉庫群の末端は水門になっていました。

     穀物倉庫群の末端は水門になっていました。

  •  ライトアップまで時間があるので、もう少し街歩きを続けます。

     ライトアップまで時間があるので、もう少し街歩きを続けます。

  •  穀物倉庫群の旧市街側の通りに面した建物はこんな感じ。

     穀物倉庫群の旧市街側の通りに面した建物はこんな感じ。

  •  一部は使われているようですが、大部分は空き家でした。

     一部は使われているようですが、大部分は空き家でした。

  •  通りの反対側には共産主義時代の無味乾燥な建物が並んでいます。町の人はこちらに住んでいます。

     通りの反対側には共産主義時代の無味乾燥な建物が並んでいます。町の人はこちらに住んでいます。

  •  この種の建物はカフェやアトリエに活用される例が多いですが、活用の様子はありません。

     この種の建物はカフェやアトリエに活用される例が多いですが、活用の様子はありません。

  •  人通りもなくとても静か。

    イチオシ

     人通りもなくとても静か。

  •  すごい観光資源になると思うけど…。

     すごい観光資源になると思うけど…。

  •  旧市街の南側には城壁が残っていました。

     旧市街の南側には城壁が残っていました。

  •  穀物取引で豊かな街は、強固な守りが必要だったのです。

     穀物取引で豊かな街は、強固な守りが必要だったのです。

  •  観光案内所で教えてもらった中華レストランで、食事をしながらライトアップを待ちます。

     観光案内所で教えてもらった中華レストランで、食事をしながらライトアップを待ちます。

  •  久々の醤油味が美味しかったが、大変なボリュームで完食できず。

     久々の醤油味が美味しかったが、大変なボリュームで完食できず。

  •  すっかり暗くなったので再び河川敷に来ました。

     すっかり暗くなったので再び河川敷に来ました。

  •  黒いカンバスに深い陰影を刻む光が作り出す景色は息をのむ美しさです。

     黒いカンバスに深い陰影を刻む光が作り出す景色は息をのむ美しさです。

  •  この光景を見るためにグルジョンツに泊まりました。

     この光景を見るためにグルジョンツに泊まりました。

  •  ただ万歩計の撮影技術では、美しさを上手く写真に表現できません。

     ただ万歩計の撮影技術では、美しさを上手く写真に表現できません。

  •  河川敷には誰もいません。風が吹き抜け体感気温は7~8℃。

     河川敷には誰もいません。風が吹き抜け体感気温は7~8℃。

  •  河川敷の階段を登ると、

     河川敷の階段を登ると、

  •  穀物倉庫群の内側の道もライトアップされています。

     穀物倉庫群の内側の道もライトアップされています。

  •  人気のない旧市街を抜けてホテルに戻りました。

     人気のない旧市街を抜けてホテルに戻りました。

  •  20:10 ホテルに戻ってきました。今日は朝早かったので早々にベッドへ。

     20:10 ホテルに戻ってきました。今日は朝早かったので早々にベッドへ。

  •  10月9日 熟睡して爽快な目覚めです。部屋を出て朝食へ。

     10月9日 熟睡して爽快な目覚めです。部屋を出て朝食へ。

  •  イビス系のホテルにしては食事が充実しています。

     イビス系のホテルにしては食事が充実しています。

  •  朝食込みで5000円以下。いつもながら財布に優しい国です。<br /><br />

     朝食込みで5000円以下。いつもながら財布に優しい国です。

  •  出発まで昨日行けなかった場所を歩きます。<br />

     出発まで昨日行けなかった場所を歩きます。

  •  先ずはホテルに近いトリンカ水路へ。水不足に悩むグルジョンツのために、コペルニクスが8km離れたオサ川からの水路を設計しました。

     先ずはホテルに近いトリンカ水路へ。水不足に悩むグルジョンツのために、コペルニクスが8km離れたオサ川からの水路を設計しました。

  •  教区教会

     教区教会

  •  旧市街広場

     旧市街広場

  •  穀物倉庫の通りをもう一度歩いて、

     穀物倉庫の通りをもう一度歩いて、

  •  街の北側にあるプロイセン時代の要塞ツィタデラへ。<br /><br />

     街の北側にあるプロイセン時代の要塞ツィタデラへ。

  •  小高い丘の上の公園に壊れた要塞の一部と新しく建てられた塔がありました。<br /> 本物のティタデラはここから更に2km先。現在ポーランド軍の施設になっていて、外国人の見学は事前に複雑な手続きが必要です。

     小高い丘の上の公園に壊れた要塞の一部と新しく建てられた塔がありました。
     本物のティタデラはここから更に2km先。現在ポーランド軍の施設になっていて、外国人の見学は事前に複雑な手続きが必要です。

  •  ここからの眺めは素晴らしい。西に朝日で光るヴィスワ川。

     ここからの眺めは素晴らしい。西に朝日で光るヴィスワ川。

  •  そして旧市街の家並

     そして旧市街の家並

  •  旧市街に戻り、

     旧市街に戻り、

  •  聖ニコラス教会に入ったら、

     聖ニコラス教会に入ったら、

  •  朝のミサが始まるところでした。

     朝のミサが始まるところでした。

  •  ホテルをチェックアウトしてグルジョンツ駅へ。ここから北のグダンスクに向かいます。

     ホテルをチェックアウトしてグルジョンツ駅へ。ここから北のグダンスクに向かいます。

73いいね!

利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。 問題のある投稿を連絡する

コメントを投稿する前に

十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?

サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)

報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。

この旅行で行ったスポット

旅の計画・記録

マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?

ポーランドで使うWi-Fiはレンタルしましたか?

フォートラベル GLOBAL WiFiなら
ポーランド最安 478円/日~

  • 空港で受取・返却可能
  • お得なポイントがたまる

ポーランドの料金プランを見る

フォートラベル公式LINE@

おすすめの旅行記や旬な旅行情報、お得なキャンペーン情報をお届けします!
QRコードが読み取れない場合はID「@4travel」で検索してください。

\その他の公式SNSはこちら/

この旅行記の地図

拡大する

PAGE TOP