2016東部ポーランド再訪ーたくさんの思い出と共にーありがとうー(2１）Supraslスプラシルへ

2016/10/12 - 2016/10/12

スプラシルは、ビャウィストクを調べていた時にビャウィストク周辺の博物館のホームページで見つけました。修道院の一部がイコンの博物館になっていて、修道院の建物と川が周りに流れていて、きっといい所に違いないと二年前から行ってみたいとずっと思っていました。ビャウィストクの東にある素朴な村です、日本のガイドブックにもロンリープラネットにも出ていませんでした。スプラシルからさらにバスで一時間半行った所Krussynianyには緑色の木造教会（内部を見たい時には事前予約が必要）がありここもぜひ行ってみたかったのですが、バスの便が悪くて諦めました。

二年前に初めてポーランドを訪れてから、ポーランドが大好きになり、またに行きたいと思っていた念願のポーランドの旅です。たくさんの方たちに出会い、助けてもらい、感動し、無事に帰ってくることができました。ポーランドは一言では言えない深い苦難の歴史があり、その中で生きてきたポーランドの方達のことをとても思います。

9月28日羽田発

Rzeszowジェシュフ　2泊 街歩き、おやすみアニメ博物館、民族博物　　　　　　　　　　　　　　館、泊まりたかったホテル、

Sanokサノク　　　　3泊 圧巻のイコンミュージアム、
　　　　　 　　　　　ポーランド一大きいスカンセン（野外博物館）　　　　　　　　　　　
Lanckoronaランツコロナ　2泊 小さな村 、広場に面したアパートメント

Krakowクラクフ　　　　　2泊 ポーランドの京都の街歩き、コシチュシコ山

Gdanskグダニスク　　　　2泊 街歩き、グダンスク造船所が連帯博物館に

Maldytyマルディティ 2泊 泊まりたかった宿、

Olsztynオルシュティン経由でBialystokビャウィストク　1泊

★Supraslスプラシル　　　 1泊 修道院がイコンミュージアムに

Augustowアウグストゥフ　1泊 湖を巡るクルーズ、街歩き、

Bialystokビャウィストク 2泊 懐かしい都市

ワルシャワ　　　 1泊

10月18日　羽田着k

エリア その他の都市(ポーランド)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 高速・路線バス タクシー 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

ビャウィストクのホテル、1泊＋2泊します。2年前のホテルも良かったのですが、違うホテルにしてみました。Hotel Branicki、旧市街中心から少し脇に入った静かな立地です。昨夜の、落とした財布を探してもらえたこと！で分かる通り、とても親切なホテルでした。

廊下。

エレベーター。

エレベーターの床。

朝食のレストランへ。

まだ人が少ないです。

ポーランドの 朝食は美味しいとつくづく思います。品数も多いです。

卵料理、ソーセージ、ベーコン。

ケーキに果物。

食べてしまうから昼食が食べられなくなります。

幸せなひと時。

天井のステンドグラスきれいです。
ゆっくり朝食を食べてから荷造りをします。明後日の夕方には戻ってくるので、２泊分の荷物をリュックに詰め、トランクはホテルに預かってもらいました。

ホテルからタクシーでビャウィストクのバスターミナルへ。そこから、スプラシルに行くバスを探して乗ります。スプラシルはビャウィストクからバスで30分、30分～1時間に一本のバスがあります。5ズルチ（約140円）です。
村の手前に修道院があるので、建物が見えた所でバスを降りました。

修道院に向かって歩きます。

川が見えてきましたー。何度も振り返って見ました、明日はあそこに行ってみよう。

手前に紙の博物館があり子供達が集まっていました。間違えて入ってしまいました。その先にイコンの博物館がありました。修道院の建物の一部だと思います。

イコン博物館の入り口で観覧料を払うと、「今、行ったところだから早くついて行きなさい」と言われたような。急いで中に入って行くと、英語のガイドツアーが行われているところでした。きっと、英語だったらわかると思ってくださったのですね、皆さんにくっついて行きました。イギリス人かアメリカ人か、分かりませんでしたが皆さんの後をくっついて行きました。ガイド料が必要なはずですが、おまけしてもらったみたいです。

一緒にガイドさんのお話を聞きながら見せていただきました。こういう時は、英語が不得手なのが恨めしいです。ほとんど、理解できませんでした。

薄暗い洞窟のような所を登ったり降りたりしながら展示されているイコンを見ました。

だいたい18世紀からのイコンだそうです。

新しくできた博物館なのでしょう、現代的な、見せることを意識しています。
幻想的、神秘的な雰囲気です。

同じポーランドでも、サノクのイコン博物館とはまるで違うイコンでした。

宗教行事が行われていたのか、今も行われているのか、？

薄暗い中に雰囲気を作っているのだと思います。ガイドさん達に遅れると、迷子になりそうでちょっと怖かったです。

フレスコ画もあったはずなのですがー。

もっと良く見てくればよかったです。ガイドさんにお礼を言って博物館を出ました。

博物館の裏に観光案内所と、団体で来た方達用の休憩所がありました。

観光案内所でいただいた冊子と地図。地図は英語でしたが、冊子はポーランド語でした。

西洋と東洋が混ざったみたいな。

博物館の反対側に回ると修道院の門があります。

修道院の建物。

観光案内所で、「修道院でフレスコ画が見られますよ ◎時からだから直ぐに行くといいですよ、」と親切に言われてやって来たのですけれど、何か聞き間違えたようです。

門の中の椅子に座って待っていたら、しばらくしてドアを開けてくれて、イコンやキリスト教のお店がありました。若いカップルがイコンを選んでいました。一生懸命に修道院の見学のことを聞こうとしたのですが、よく分かりませんでしたー。

とても寒いです。ホテルの方に歩いて行きます。

寒くて寒くて、歩いている人もほとんどいませんでした。

てっぺんに、コウノトリの巣があります。夏は賑やかなのですね。

スプラシルのメインストリート？

可愛い家が並びます。

ポーランドのスーパーマーケット、スプラシルにもありました。小さなお店でした。あとは、ケーキ屋さんがありました。レストランは数軒あります。

空き地に、鶏がたくさんいました。写真を撮ろうとしたら、みんなでかけて来ました。

ごめんね、餌はないの。

幸せな鶏たちー。

今日泊まるホテルです。

部屋からの眺めはとても良かったです。が、、、暖房が効いていません。寒いです！と言ったら、私が持っていたポーランド語会話帳をめくって、「少々お待ちください」を指してくれました。小さな電気ストーブを持って来てくれましたがそれでも寒くて、ツインの隣のベッドの布団もかけてダウンジャケットを着たままふて寝してしまいました。20時に目が覚めても寒く、部屋を変えてくださいとお願いしたら、隣の部屋を見せてくれましたが、こちらにはなんと暖房の強弱を回すところが外されていました。わあっ、暖房が無いっ、冬の寒さなのにー。もう本当にふて寝です。夜中に目が覚めたら、やっと暖かくなっていました。冬に入る前の端境期で宿泊客は1人だったと、翌朝気づきました。

おまけ
旅行記を書くにあたって、スプラシルのホームページを開いたら、日本語が出てきてビックリ。

おまけ
空手教室があるのですね。すごいな。

この旅行記へのコメント （2）

• 万歩計さん 2017/10/22 17:55:58

  周囲の風景もよかった

  ひなこさん
  
  午前中に手早くビヤウィストクの街を歩き、15：40ビヤウィストク発ビヤウォビエジャ行きのバスの間でスプラシルに行ってきました。
  小雨の中スーツケースを転がしながらなかなかイコン博物館の入口がわからず時間を食いました。イコン博物館はとてもよかったです。幻想的な照明とロシア正教の聖歌の音響効果で厳粛な気持ちになりました。
  博物館を出て少し時間があったので周囲を歩きました。誰もいません。修道院の南側（と思う）の道を隔てて立つ古い民家とその裏のロシア十字架の立った小さな墓、そして周囲の池。何気ない風景ですが小雨に煙る黄葉と合わせて心に残りました。

  ひなこさん からの返信 2017/10/23 10:36:22

  RE: 周囲の風景もよかった←本当に！

  万歩計さま、
  
  たくさんコメントをいただいて、昨夜はびっくり、本当にありがとうございます。
  
  イコン博物館の入り口は分かりづらいですね、私も手前の紙の博物館のような所に入ってしまいました。
  旅行記に、地図とか、行き方を書いておけば良かったと反省しました、そうしたら貴重な時間が無駄にならなかったですね、ごめんなさい。
  スプラシルには、もう一度、春に行ってみたいです。
  私は、墓地には行きそびれてしまいました。
  寒くはなかったですか？
  
  ひなこ