2017/10/14 - 2017/10/14
2位(同エリア4件中)
万歩計さん
この旅行記のスケジュール
2017/10/14
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パレス公園で知り合った地元のオジサンが、観光客が知らない場所に案内してくれた
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スカンセン
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森に残る第二次世界大戦時のドイツ軍の爪痕
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太古の森
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大湿原
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村の博物館
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レストランでジビエ料理の夕食
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この旅行記スケジュールを元に
2017年10月13日(木)~10月14日(土)
・午後に地元のオジサンとの素晴らしい出会いがあった。オジサンは親切にも見ず知らずの東洋人を、自分の車で1時間半案内してくれた。案内された場所は地元の人しか知らないような原始林、湿原、村の博物館で、第二次世界大戦でドイツ軍に住民が虐殺された跡もあった。
・オジサンやペンションのオーナーは共産主義時代の苦しい記憶を話してくれた。ポーランドは周囲を大国に囲まれ常に蹂躙を受けてきた。この250年間で自由を勝ち取った時期は1989年の民主化以降と2つの世界大戦の間のたった50年程度。プーチンのウクライナ侵略で危機感を持ち、最もウクライナを支援しているのはポーランドである。
【旅程】
10/01 関空→パリ、プラハ経由→コシツェ(泊)
10/02 コシュツェ→プレショフ→バルデヨフ→プレショフ(泊)
10/03 プレショフ→スピッシュ城→レボチャ→ヴィソケー・タトリ(泊)
10/04 ヴィソケー・タトリのハイキング→ヴルコリネツ村→ザコパネ(泊)
10/05 ザコパネ→ホホウフ村→クラクフ(泊)
10/06 ランツコロナ→クラクフ(泊)
10/07 クラクフ→アウシュビッツ収容所→ヴィエリチカ岩塩坑→クラクフ(泊)
10/08 クラクフ→トルン→グルジョンツ(泊)
10/09 グルジョンツ→グダンスク(泊)
10/10 マルボルク城→ソポト→オリーヴァ→グダンスク(泊)
10/11 グダンスク→マウディティ(泊)
10/12 マウディティ→オルシュティン→ビャウイストク(泊)
10/13 ビャウイストク→スプラシル→ビャウォヴィエジャ(泊)
★10/14 ビャウォヴィエジャ(泊)
10/15 ビャウォヴィエジャ→キエルムシ→ティコチン→キエルムシ(泊)
10/16 キエルムシ→ワルシャワ(泊)
10/17 ワルシャワ(泊)
10/18 ワルシャワ→パリ→機中(泊)
10/19 →上海経由→関空
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 徒歩
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13:30 ペンションで簡単な昼食を済ませ午後の活動開始。スカンセンとバイソン動物園に行きます。
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ベンチに座ってるオジサンに道を聞きました。「日本から来た」言うと「日本か、いい国だ。よし連れてってやろう。」と車に乗せてくれました。
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スカンセンのオフィス。オジサンが係員に何か言ったら、何と無料で入れてくれました。
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スカンセンは荒涼とした原野に、この地方の昔ながらの木造建築を集めた野外博物館。
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建物を見る前に木道を歩いて、
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ナレフ川のほとりへ。
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NHKのBS番組「世界里山紀行」で見たビエブジャ・ナレフ湿原。ここはナレフ川の最上流にあたる場所。
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案内してくれたオジサンは万歩計より少し年上か。民主化後に英語を独学で学んだそうです。
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建物の大部分は閉まっており外観を見て回りました。
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ロシア風の教会
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ロシア十字
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大きな建物。数家族が住んでいたのだろうか。
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背の高い建物は穀物倉庫か。
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屋根を葺く蘆の束
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オジサンは自分の英語が通じるか、試すように説明してくれました。
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こちらが答えるとニンマリ。
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つるべ井戸
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この地方は真冬は零下30℃になります。
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がっしりした造りで、中では赤々と暖炉が燃えていたのだろう。
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スカンセン
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風車
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スカンセン出口
お礼を言って別れようとしたら、「せっかく日本から来たので、もう少しこの辺りを案内してやろう。」と言って再び車に乗せてくれました。 -
オジサンの年代物の車で再び荒野の中の道を走ります。
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見えるのはナレフ川の支流
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ここで下車。
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森の中に見せたいものがあるというのです。
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森の中を進むと、
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古い鉄橋と、
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線路跡
第2次世界大戦中にドイツ軍が木材の切出しのために敷設したそうです。
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午前中の国立公園の保護地区と違い、ここは自由に歩けるようです。
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多分地元の人しか知らない場所。
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やはり動物は現れず、
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時折鳥の声が聞こえるだけ。
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ここでもドイツ軍による住民虐殺があったそうです。歴史の記録に残らないこれらの痕跡を地元の人たちは大切に守り継いでいます。
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オジサンは共産主義時代の苦しい記憶も話してくれました。「今の自由は素晴らしい。あんな時代はもうまっぴらだ。」
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一周して鉄橋跡に戻ってきました。
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再び車に乗って別の森へ。
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午前中に見た大木に勝るとも劣らない。
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狩りの見張り小屋。国立公園内と違い、ここでは期間限定で狩りも出来るそうです。
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村人が造った木の十字架
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巨大な倒木
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根っこの部分
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森から湿地帯へ。展望台から広大な湿原を眺めました。
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「世界里山紀行」でビエブジャ・ナレフ地方の湿原の一年を見たことがあります。
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湿原は4~5カ月は深い雪に覆われ、
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4月の雪解けの時期は水の底に沈み、
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5~6月になるとやっと地面が現れ、アフリカから戻ってきたコウノトリが子育てをします。
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村に戻って「最後に面白い場所がある。」と言って連れてきてくれたのがこの小さな博物館。
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博物館というより保管倉庫
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木で作った森の精霊
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鹿など森の動物の骨
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この地は18世紀のポーランド分割でロシアに併合されていました。革命後レーニンが訪れたようです。
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他に昔の生活用具
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1時間半に渡って、個人では見れない素晴らしい場所を案内してくれました。
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別れ際にささやかなお礼をしたら、「 Thank you friend !」と言ってガッチリ握手してくれました。
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ペンションで一休して夕食へ。
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ひなこさんが泊まられた可愛いB&B
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その横のレストラン。
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温かい魚のスープとバイソンビール
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メインはシュニッツェル
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翌朝チェックアウト。オーナーがハイヌフカまで送ってくれます。
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お世話になりました。
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ペンションのオーナー。モザイクを掛けていますが柔和な顔つき、人柄がうかがえます。
バス待ちの時間に共産主義時代の話をしてくれました。当時は食料、石鹸、靴といった日用品は全て配給で、肉は1人1か月でたった2kg。何時も周囲に監視の目があり、自由に外国に行ける今は素晴らしい、と話をしてくれました。
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この旅行記へのコメント (2)
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- ねもさん 2025/04/03 12:29:36
- 素晴らしい交流\(-o-)/
- 万歩計さん ご無沙汰しています。
思わぬきっかけで、素晴らしい体験をされたと拝読しました。
見知らぬ地で、こういう触れ合いはホントにうれしく、また忘れられないものと思います。
良いお話を聴かせていただきました。
- 万歩計さん からの返信 2025/04/03 20:32:23
- Re: 素晴らしい交流\(-o-)/
- ねもさん 、こんばんわ。コメントありがとうございます。
北へ、西へと度重なるスキー遠征。足はすっかり回復されたようですね。よかったです。
旅の醍醐味はこういった触れ合いですね。得難い体験でした。
この旅行記には書いていませんが、森を歩いている途中で離れた場所に居る男性にオジサンが大きな声で叫びました。親しみを込めた言葉でないのは直ぐに感じました。あとで聞いたら「やつはドイツ人だ」との返答。戦後70年を経ても戦争の憎しみは消えないのか。目に見えないけどドイツ人はヨーロッパの中で今でも十字架を背負っているようです。
万歩計
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