黄金色のポーランドと東スロバキアを巡る旅（再編版）　６．ヴィソケー・タトリ（ Vysoké Tatry）

2017/10/03 - 2017/10/04

2017年10月3日（火）、4日（水）
・ヴィソケー・タトリは直訳すると「高いタトリ」。ポーランドとの国境をなす2500ｍ級の山々が連なる山岳リゾートである。リゾートと言っても喧噪さはなく静かで素朴な雰囲気の田舎。ここの四つ星ホテルに宿泊しゆっくりスパを楽しんだ。
・翌日は絶好のハイキング日和。標高1263ｍのフルビエノックまでケーブルカーで登り、そこから2時間半のハイキング。青空に岩峰、渓流と黄葉を見ながら気持ちのいい山歩きだった。

【旅程】
　10/01　関空→パリ、プラハ経由→コシツェ（泊）
　10/02　コシュツェ→プレショフ→バルデヨフ→プレショフ（泊）
★10/03　プレショフ→スピッシュ城→レボチャ→ヴィソケー・タトリ（泊）
★10/04　ヴィソケー・タトリのハイキング→ヴルコリネツ村→ザコパネ（泊）
　10/05　ザコパネ→ホホウフ村→クラクフ（泊）
　10/06　ランツコロナ→クラクフ（泊）
　10/07　クラクフ→アウシュビッツ収容所→ヴィエリチカ岩塩坑→クラクフ（泊）
　10/08　クラクフ→トルン→グルジョンツ（泊）
　10/09　グルジョンツ→グダンスク（泊）
　10/10　マルボルク城→ソポト→オリーヴァ→グダンスク（泊）
　10/11　グダンスク→マウディティ（泊）
　10/12　マウディティ→オルシュティン→ビャウイストク（泊）
　10/13　ビャウイストク→スプラシル→ビャウォヴィエジャ（泊）
　10/14　ビャウォヴィエジャ（泊）
　10/15　ビャウォヴィエジャ→キエルムシ→ティコチン→キエルムシ（泊）
　10/16　キエルムシ→ワルシャワ（泊）
　10/17　ワルシャワ（泊）
　10/18　ワルシャワ→パリ→機中（泊）
　10/19　→上海経由→関空

エリア ヴィソケー・タトリ(スロバキア)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

　レヴォチャから30分でポプラド・タトリのバスセンターに到着。
　当初はここからヴルコリネツ村に向かう予定でしたが、時間がタイトなうえに疲れもでた。少し早いが直接ヴィソケー・タトリのホテルに行くことにしました。

バス (ポプラト) バス系

　ヴィソケー・タトリへはタトリ電鉄が運行しています。観光鉄道であり地元の人の重要な足にもなっています。

ポプラド タトリ駅 駅

　電車は林の中をタトリ山脈の山麓に向けて高度を上げていきます。

　30分でヴィソケー・タトリの玄関口スタリー・スモコヴェツに到着しました。可愛らしい駅舎です。

スタリー スモコヴェツ駅 駅

　今夜泊るグランドホテル（Grand Hotel）は駅のすぐ上に見える歴史ある4つ星ホテルです。

Grand hotel Starý Smokovec ホテル

　外は雨に。早めにチェックインして正解。

　部屋は一人には十分な広さで清潔。一休みしてバスローブに着替え地下のスパ施設へ。プールと多様な風呂・サウナが用意されていて延々3時間楽しみました。

　朝、昨夜の雨も上がり絶好のトレッキング日和。今日は午前中にタトリ山地をトレッキング、午後にヴルコリネツ村に行き、最終バスでポーランドのザコパネに行きます。

　ホテルのすぐ上がケーブルカーの乗り場。

フレビエノック駅 駅

　9:00　山麓駅を出発。天井がガラス張りのケーブルカーは見晴らし良好

スタリー スモコヴェツのケーブルカー 鉄道系（地下鉄・モノレールなど）

　ケーブルカーは30分ごとに運行しています。

　10分で標高1263ｍのフルビエノックに到着。

　ここを起点に東西にトレッキングルートが延びています。

　渓流沿いのコースを歩くことにしました。山腹の滝まで往復2.5時間。

　ヴィソケー・タトリは直訳すると「高いタトリ」。ポーランドとの国境に横たわる標高2500ｍ前後の山脈です。

　本格的な登山からファミリー向けのハイキングまで、多彩なアクティビティを楽しむことが出来ます。

　最高のハイキング日和になりました。

　最初は黄葉の林の中を行きます。

　山小屋も。

　このコースはファミリー向けで歩いてる人も多い。

　道標はコースごとに色分けされているので安心。

　渓流が現れました。

　水量は豊か。

　高度を上げていきます。

　この辺りの木々はすっかり落葉。

　歩いているのは緑のコース。

　次々に渓流が現れます。

　この地方は豪雪地帯。あと1カ月半後には雪が降り始め、半年は雪に閉ざされるそうです。

　今は水量が少ないが、雪解けの時は迫力ある流れになるのでは。

　森林限界は低そう。

　コースの半分まで来ました。山小屋で一休み。皆が果実のシュナップスを飲んでるので試したら舌が焼けそうな酒でした。

　登り再開

　この辺りは豪雪地帯。あと1月もすると雪が降り始めるそうです。

　上り坂が急になってきました。

　登り始めて80分、行く手に滝が見えてきました。

　目的の滝「Giant Waterfall」に到着。落差は高くないが豪快に流れ落ちています。

　流れ落ちた水は足元の橋をくぐり、山の斜面を勢いよく流れ下ります。

　タトリ山脈は2500ｍ級の山の連なり。決して高くないが岩峰と林のコントラストが綺麗。

　夕刻にはあの山を越えてポーランドのザコパネに行きます。

　来た道を一気に山頂駅まで下りました。

　山頂駅にいたかわいい赤ちゃんを連れた地元の若夫婦。

　ケーブルカーで山麓駅へ。

スタリー スモコヴェツのケーブルカー 鉄道系（地下鉄・モノレールなど）

　ホテルに戻って荷物を受け取り、次の目的地ヴルコリネツ村に向かいます。

Grand hotel Starý Smokovec ホテル