2021/04/01 - 2021/04/01
2460位(同エリア29269件中)
ぶどう畑さん
2019年12月2日~12月15日、12泊14日で巡ったクリスマス・マーケット。
ベルギー、フランス、ドイツ、16ヶ所のマーケットの特徴を紹介しながら、勝手に表彰しちゃいます。(^^)
なお、アワードは旅程に沿った順番で、順位づけではありません。
個人的な観点で、マーケットのオススメのポイントなどをご紹介します。
「気軽に海外旅行ができるようになった暁には、クリスマス・マーケットを巡りたい!」と考えている方、「そもそもクリスマス・マーケットってどんな感じ?」、「国によって違いはあるの?」といったことを知りたい方、参考の一助にしていただければと思います。
【旅程】
12/2:羽田~フランクフルト(フランクフルト泊)
12/3:フランクフルト~ブリュッセル、ゲント(ブリュッセル泊)
12/4:ブリュッセル~ケルン、カイザースヴェルト、デュッセルドルフ(ケルン泊)
12/5:ケルン~フライブルク(フライブルク泊)
12/6:フライブルク~リボーヴィレ、リクヴィル(リボーヴィレ2泊)
12/7:リボーヴィレ
12/8:リボーヴィレ~コルマール(コルマール泊)
12/9:コルマール~ストラスブール(ストラスブール2泊)
12/10:ストラスブール、ゲンゲンバッハ
12/11:ストラスブール~シュトゥットガルト(シュトゥットガルト2泊)
12/12:エスリンゲン、ルートヴィヒスブルク、シュトゥットガルト
12/13:シュトゥットガルト~マインツ(マインツ泊)
12/14-12/15:ヴィースバーデン、マインツ、フランクフルト~羽田
【旅行記グループ 詳細版】
https://4travel.jp/travelogue_group/26879
【旅行記グループ ダイジェスト版】
https://4travel.jp/travelogue_group/35529
※「旅行時期」は旅行記のアップ日で、実際の旅行日とは異なります
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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【1ヶ所目】ゲント(ベルギー)
ぶどう畑アワード「マーケットの開催日時を確認して行きま賞」
ぶどう畑がゲントを訪れたのは2019年12月3日(火)でした。
ドイツは、たいていクリスマスの4週間前からマーケットが開かれるのですが、ゲントはほとんどの屋台が準備中。
お出かけの際は、マーケットの開催日をサイトでご確認ください。
マーケットは、旧市街の「コーレン・マルクト広場(Korenmarkt)」とコンサートホール前の「シント・バーフス広場(Sint-Baafsplein)」です。
コーレン・マルクト広場には、観覧車もありました。 -
中世の雰囲気が残るゲント。
ぶどう畑はそんなゲントにメロメロになってしまいました。
レイエ川沿いには立派なギルドハウスが並び、「グラスレイ」と呼ばれる側のギルドハウスの多くがレストランになっていました。
ブルージュやアントワープほど有名ではありませんが、ブリュッセルから電車で40分弱で行けます。
川を眺めながらのランチ、オススメですよ~♪
<関連旅行記>
https://4travel.jp/travelogue/11582469 -
【2ヶ所目】ブリュッセル(ベルギー)
ぶどう畑アワード「グランプラスのイルミネーションがとても素敵で賞」
グランプラスの音と光のショーは、本当に素晴らしいです。
マーケットに行かずとも、これだけはぜひ観ていただきたい!
2019年12月時点
・日曜~木曜:17時~22時、1時間おき
・金曜~土曜:17時~22時半、30分おき -
グランプラスは、普段のライトアップも素敵です。
大きなツリーもあって、クリスマスの雰囲気バッチリでした。 -
マーケットの屋台は、グランプラスからほど近い「証券取引所」の前に並んでいました。
ドイツのクリスマスとは売られている物が違い、目がパチクリ。(*。*)
<関連旅行記>
https://4travel.jp/travelogue/11585676 -
聖カトリーヌ教会前にも屋台が少々。
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一番規模が大きいのは「サント・カトリーヌ広場(Sainte Catherine)」。観覧車もありました。
グランプラスからは少々離れていますが、徒歩圏内です。
<関連旅行記>
https://4travel.jp/travelogue/11587629 -
【3ヶ所目】カイザースヴェルト(ドイツ)
ぶどう畑アワード「地元の人に愛されているで賞」
カイザースヴェルトは、デュッセルドルフ近郊にあるライン川沿いの小さな街。
駅前の小さな広場のクリスマス・マーケットは地元の人でにぎわって、住民に愛されていることをヒシヒシ感じました。 -
観光スポットは、1016年に築かれた皇帝の居城だった遺跡「カイザープファルツ(Kaiserpfalz)」。
ライン川の景色も楽しめますが、神聖ローマの皇帝「フリードリヒ1世(バルバロッサ:赤髭王)」に特に興味がある人、もしくは、デュッセルドルフに滞在する間、ちょっと足を伸ばせるを観光したい人向きかな。
ぶどう畑はイトコが住んでいたので、どんな街か知りたくて、行ってみた次第。
<関連旅行記>
https://4travel.jp/travelogue/11589486 -
【4ヶ所目】デュッセルドルフ(ドイツ)
ぶどう畑アワード「子供向けと大人向け、2種類のマーケットがあるで賞」
デュッセルドルフの代表的なクリスマス・マーケットは、旧市庁舎のある広場「マルクトプラッツ」。
子供も大人も楽しめる、ドイツの古い街ならではのオーソドックスなマーケットでした。 -
マルクトプラッツにアクセスするには、Uバーンの「ハインリッヒ・ハイネ・アレー(Heinrich-Heine-Allee)駅」から「フリンガー通り(Flinger Str)」を通るのがオススメ。
マルクトプラッツからの帰りに歩いた「ボルカー通り(Bolker Str.)」にも屋台がチラホラありましたが、フリンガー通りのほうがより路地並ぶクリスマスの屋台を楽しめます。 -
ハインリッヒ・ハイネ・アレー駅から、マルクトプラッツのある旧市街と反対方向に行くと、右手にショッピングセンター「シャドウ・アルカーテン(Schadow-Arkaden)」が見えてきます。
アルカーテンの斜め向かいの「シャドウ広場(Schadowplatz)」にもクリスマス・マーケットがありました。
ここはオーソドックスと大人向けの中間の雰囲気かな。 -
ぶどう畑が定義する「大人向けクリスマス・マーケット」とは…。
オーナメントなどを置く屋台や、メリーゴーランドなどは一切なく、「呑み」を楽しむ大人が集まるマーケットです。
さすが金融都市のデュッセルドルフ、ハインリッヒ・ハイネ・アレー駅近くの小さな広場の屋台はお勤め帰りの人たちでにぎわっていました。
大人向けマーケットは、デュッセルドルフならではかもね。(^^)
<関連旅行記>
https://4travel.jp/travelogue/11589486 -
【5ヶ所目】ケルン(ドイツ)
ぶどう畑アワード「大聖堂が見守るマーケットはイチオシで賞」
ケルンのクリスマス・マーケットも一ヶ所ではありませんが、なんといっても大聖堂の南側の広場のマーケットは規模が大きくて、ぜひ訪れたい場所。
特に、大聖堂がライトアップされる夜がオススメです!(*^.^*) -
広場の中央に大きなツリーがあり、その足元にはステージ。
バンドの演奏が始まると、皆、ノリノリでした。 -
その広場から一段下がった場所にある小さな広場のマーケットは、ドイツのピラミッドもあって子供向けと思いきや、実は大人向け。
ケルン大聖堂の足元のマーケットが終わると、たくさんの人が流れて行って、押し合いへし合いの賑わいでした。(*。*)
ドイツのクリスマス・マーケットは、「呑み」が特徴のひとつです。
デュッセルドルフではまだ時間が早く、大人向けマーケットは「会社帰りにちょっと一杯」程度でしたが、ケルンでは「呑み足りないぞ~!」の雰囲気アリアリ。(笑)
<関連旅行記>
https://4travel.jp/travelogue/11590942 -
この旅行でケルンに1泊したのは、カイザースヴェルトに行くのが目的で、マーケット情報はリサーチ不足でした…。
朝の散歩で見つけたのが「アルターマルクト(Alter Markt)」のマーケット。
おとぎの雰囲気もあるような。
調査不足を後悔しました。(-.-) -
アルトマルクトの少し先、ホイマルクト(Heumarkt)という小さい広場にも屋台が少々。
良さげな雰囲気で、スケートリンクもありました。
これらのマーケットはそれほど離れていませんので、3つ巡ることも可能。
ぜひ、情報をチェックしてお出かけください。
<関連旅行記>
https://4travel.jp/travelogue/11593754 -
【6ヶ所目】フライブルク(ドイツ)
ぶどう畑アワード「クリスマス・マーケットの要素がそろっているで賞」
フライブルク(Freiburg)のメインのクリスマス・マーケットは、駅から600mほどの距離にある市庁舎前広場。
メリーゴーランドもある、典型的なドイツのクリスマス・マーケットでした。
大規模なマーケットではないけれど、広場につながる路地にも屋台が並んでいました。 -
マーケットには食べ物の屋台、いろいろ♪
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こじゃれたグッズを置く屋台も♪
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カイザー・ヨーゼフ通りからシフ通りへ入ってすぐの広場「カートフェルンマルクト」にも、小さなマーケットがありました。
小さいスペースながら、ミニ観覧車やら、食べ物の屋台やら、ここもマーケットの要素がギュッ。
<関連旅行記>
https://4travel.jp/travelogue/11595881 -
実は、大聖堂広場で大規模なクリスマス・マーケットが開かれていると思い込んでいたのですが、モミの木や、オーナメントを売る屋台が2軒くらい出ているだけで、アレレ…。
この広場では、毎日、朝市が開かれます。
クリスマス・マーケットよりも、朝市としてスペースを優先したのでしょうね。
朝市はいろいろな屋台が出て楽しいので、こちらもオススメですよ!
<関連旅行記>
https://4travel.jp/travelogue/10792197 -
【7ヶ所目】リクヴィル(フランス)
ぶどう畑アワード「木組みの家のデコレーションを楽しみま賞」
フランス・アルザス地方「リクヴィル(Riquewihr)」は、木組みの家の並ぶ通りが魅力的な村です。
その木組みの家々が、クリスマス・デコレーションでおめかし♪
フランスのクリスマス・マーケットは、「ビジュアル重視」を強く感じます。
観て楽しむことにポイントを置いているところは、お国柄なのでしょう。 -
アルザス観光で悩ましいのが、交通の便がよくないことですが、クリスマスの時期はシャトルバスが運行されます。
時刻表とにらめっこせずとも、見所の村々を周れるんです。(^^)
シャトルバスはリクヴィルの駐車場に停車します。
そこから屋台の並ぶ路地を歩いて行くと、 -
村役場脇の広場に出ます。
ここがドイツ風のいわゆる「クリスマス・マーケット」。 -
村役場前から、緩やかな傾斜のある坂の両脇に並ぶ木組みの家のデコレーションを眺めながらそぞろ歩き。
これがリクヴィルのクリスマス・マーケットの楽しみ方です。 -
塔のライトアップはないようですが、通りの灯りがきらめきだすと、通りはまた違った雰囲気に。
-
プロジェクション・マッピングのお化粧も登場しますよ♪
<関連旅行記>
https://4travel.jp/travelogue/11596970 -
【8ヶ所目】リボーヴィレ(フランス)
ぶどう畑アワード「中世のクリスマス・マーケット開催日に行きま賞」
リボーヴィレ(Ribeauvillé)もアルザスの見所のひとつ。
メインストリートを進むと、正面に「肉屋の塔」がある町役場前の広場に出ます。
ここがリボーヴィレのメインのクリスマス・マーケット。 -
リボーヴィレのクリスマス・マーケットの特徴は、中世の雰囲気を楽しめること!
肉屋の塔まで来たことに満足せず、さらに奥に進んでください。
左手に、中世の雰囲気満載の広場が現れますよ~。 -
中世の雰囲気は、アチコチで感じることができます。
役場前の広場では、東方の三博士に扮した人、ラクダを見かけました。
屋台の売り子さんも、中世っぽい衣装を着用しています。 -
また、通りを歩いているだけで、仮面を着けた人やら、羊を引き連れた大道芸人に出会ったり♪
-
人気だったギロチン。(笑)
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メインストリートを進んだ奥にはあるのは「レピュブリック広場」。
広場からは、山の上の「サン・ウルリッヒ城(Château de Saint-Ulrich)」がよく望めます。
この広場は比較的広く、いくつか屋台が出ていました。
このほか、小さい広場には屋台が出るので、ドイツに近いクリスマス・マーケットの雰囲気もあり。 -
リボーヴィレへも、週末にコルマールからシャトルバスが運行されます。
シャトルは、リボーヴィレの村の入口近く、路線バスの停留所がある広場に停まります。
何度も言っちゃいますが、アルザスの路線バスは運行本数が少ないうえ、日曜日は運休なので、シャトルバスの運行は本当にありがたい! -
リボーヴィレには、ぜひ、クリスマス・マーケットの開かれる日に行ってください。
というのは、マーケットない日は屋台が出ていないし、木組みの家々のクリスマス・デコレーションがリクヴィルほど凝っていないからです。
ただマーケットの日は、午後は凄い人出。思うように通りを進めないこともありました。
午前中はそれほどでもなく、早めに出かけるといいのかも。
夜は比較的早くマーケットが終わります。
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https://4travel.jp/travelogue/11597495 -
塔はクリスマスの時期に限らず、ライトアップされます。
ブドウ畑が黄葉する時期もオススメです。
広場に面するホテルには、塔の望める部屋がありましたよ。
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https://4travel.jp/travelogue/10820858 -
【10ヶ所目】コルマール(フランス)
ぶどう畑アワード「クリスマス・イルミネーションはピカイチで賞」
クリスマス・デコレーションがなくても、木組みの家の並ぶ路地歩きが楽しいコルマールですが、イルミネーションに彩られた旧市街は夢のよう♪ -
コルマールで一番の見所「プティット・ヴニーズ(Petite Venise)」はさまざまな色合いでライトアップされ、一層、魅力的に。
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そのセンスはフランスならではと、感激しっぱなしでした。
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広場もアチコチにあるので、クリスマス・マーケットらしい屋台が並ぶ箇所がいくつもあります。
写真は「ドミニカン教会」脇のマーケット。
フォアグラの缶詰やらジャムやらを置く屋台が並んでいました。アルザスならではですね。 -
サン・マルタン脇の広場にはクリスマスツリー。
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大きな建造物はプロジェクション・マッピングでお化粧されていました。
プロジェクション・マッピングをうま~く使っています。 -
飾りを使わなくても、クリスマスの雰囲気に早変わりしちゃいますものね。
こういうところもフランスならでは。 -
子供用の乗り物、次々と色が変わっていく。ファンタスティック!
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旧税関の木組みの家のある一角は、昼も夜もナイス。
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旧市街に入る手前の「Rapp広場」にはスケートリンクが開設。
広場から続く「シャン・ド・マルス公園」のイルミネーションもいい感じでした。
<関連旅行記>
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【11ヶ所目】ストラスブール(フランス)
ぶどう畑アワード「クリスマス・デコレーションがエレガントで賞」
ストラスブールも、何ヶ所かでクリスマス・マーケットが開かれますが、やはり一番は大聖堂周辺。 -
ライトアップされた大聖堂の足元に、クリスマスのマーケットが並びます♪
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大聖堂は、キリスト生誕を表したクリッペが印象的でした。
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「クレベール広場」には、大きなクリスマスツリーにスケートリンクも。
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ストラスブールの特徴は、通りの飾りが綺麗なこと。
通りによって飾りが異なります。 -
エレガントながらダイナミックさもあったり、飾りを観ながらのそぞろ歩きも楽しいです。
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ストラスブールの見所のひとつ「プティット・フランス」は、期待に反し、コルマールのようなライトアップはナシ。
屋台は少し並んでいたものの、ちょっと拍子抜け…。(^^; -
ストラスブールでは、クリスマス・マーケットを狙ったテロがあったため、何ヶ所かに検問所が設けられています。
バッグの中だけでなく、コートの前を開けるチェックもあります。
また、クリスマス・マーケットの開かれる時間帯、旧市街中心部のいくつかの停留所にトラムは停車しません。通過となります。
ホテル選びの際は、その点もご留意ください。
<関連旅行記>
https://4travel.jp/travelogue/11612865 -
クリスマスの時期、アルザスで人型のパンを見かけたら、ぜひ、味わってみてください。
これは「マナラ(Manala)」と呼ばれる少し甘めのパンで、ホットチョコレートを飲みながら食べるらしいです。
サンタクロースの起源となった聖ニコラウス、肉屋に殺されて塩漬けになった3人の子どもを蘇らせたことから、「子供の守護聖人」とも呼ばれており、彼の命日である12月6日の「聖ニコラウスの日」に、マラナを食べる習慣があるとのこと。
12月6日以降も、アチコチでマナラを見かけました。
チョコチップの入っているのもありました。
ちなみにマナラは、ドイツではヴェックマン、スイスではグリティベンツと呼ばれているそうです。 -
【12ヶ所目】ゲンゲンバッハ(ドイツ)
ぶどう畑アワード「市庁舎がアドベント・カレンダーになるで賞」
ゲンゲンバッハ(Gengenbach)は、ドイツ黒い森にある小さな街。
クリスマスの時期、市庁舎の窓がアドベント・カレンダーなることで有名です。
暗くなるにつれ、カレンダーの絵柄が浮かび上がって、いいね、いいね!
絵柄は毎年変わるようです。2019年は「星の王子さま」でした。 -
クリスマス・マーケットは小規模ですが、ドイツらしい塔、木組みの家々をバックに並ぶ屋台の様子は、おとぎ話の世界のよう♪
-
ゲンゲンバッハは、とてもチャーミングな街。
さほど時間がかからずに観光できますので、ぜひ、明るいうちから行って、散策することをオススメします! -
見所のひとつ「エンゲル・ガッセ(Engelgasse)」が意外にも地味で、花で飾られた季節のほうが魅力的だったのは少々残念でしたが…。
ゲンゲンバッハは、ドイツの温泉の街「バーデンバーデン(Baden-baden)」からは近いものの、「シュトゥットガルト(Stuttgart)」や「フライブルク(Freiburg)」といった大きな都市からは、時間がかかります。
意外にも、フランス・ストラスブールが近いので、アルザスと組み合わせるのもいいかもしれません。
実際、ぶどう畑はストラスブールから足を伸ばしました。
<関連旅行記>
https://4travel.jp/travelogue/11615234 -
【12ヶ所目】シュトゥットガルト(ドイツ)
ぶどう畑アワード「屋台のデコレーションを存分に楽しめるで賞」
ドイツ最大の規模を誇ると言われれているのが、シュトゥットガルトのクリスマス・マーケット。
同じような屋台がただ並んでいてもなぁ…とよく知りもせず勝手に思っていたのですが、なんとまぁ、屋台の飾りが楽しくて、楽しくて♪ -
それもそのはず、デコレーションを競うコンテストが開かれるんだそうです。
飾りのテイストはいろいろ。
可愛らしいものから、シュールなもの、カラフルだったり、シックだったり。
マーケットを飽きずに観て周りました。 -
シュトゥットガルトのクリスマス・マーケットのスタートは、宮殿広場前から。
クリスマスツリーはもちろんのこと、小さい観覧車、てっぺんに回る羽の付いたピラミッドもあります。
巨大ピラミッドは上ることもできました。 -
宮殿広場前のマーケットを通り抜けたら、広場の脇から旧宮殿の脇の路地へ。
ここにも屋台が並んでいます。 -
そして、シラー広場にも。
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シュティフト教会脇のキルヒ通りを進むと、
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マルクト広場に出ます。
通常は朝市が開かれる広場で、スペースとしてはここが一番広い?
ドイツ最大と言われているマーケットですが、宮殿広場から、屋台に導かれるように、マルクト広場に来たって感じ。
ワタクシはパスしてしまったのですが、旧宮殿の東側にある「カールス広場(Karlsplatz)」にも、屋台が出るようです。
宮殿広場、シラー広場、マルクト広場、カールス広場を合計すると、面積的にはドイツ最大なのかな? -
マルクト広場のマーケットは、お店の種類もいろいろなので、デコレーションだけでなく、屋台のひやかし歩きも楽しいですよ♪
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宮殿広場脇にはスケートリンクがあって、その周りには、食べ物屋がいっぱい。
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宮殿広場のイルミネーションも魅力的です。
お膝元のベンツや、ポルシェの車のイルミネーションは、まさにシュトゥットガルトならでは。 -
夜のマーケットは、1日目は雨が降り出し見送りました。
ところが2日目…。
前夜の雨のリバウンドだったのか、もんのすごい人出。
その日はほかにも2つのマーケットを周ったのでギブアップしてしまいました。
それがちょっと心残り。(-.-)
<関連旅行記>
https://4travel.jp/travelogue/11615955 -
【13ヶ所目】エスリンゲン(ドイツ)
ぶどう畑アワード「中世にタイムスリップできるで賞」
シュトゥットガルト中央駅から約15kmほどの距離にある「エスリンゲン(Esslingen)」。
ここのクリスマス・マーケットは、なんといっても中世の雰囲気が楽しめること!
いくつかの広場でマーケットが開かれていて、それぞれに特徴がありました。 -
駅からプリーンザウ通り(Pliensaustraße)を進み、インネレ橋(Innere Brücke)を渡ってほどなく、小さな広場がありました。
そこに屋台が少し。
クリッペには、なんと、ホンモノの羊も! -
広場から、左手に坂を上がったところにそびえる教会が「ザンクト・ディオニス教会(St. Dionys)」。
その教会を廻って奥に行くと、「マルクト広場」があって、たくさんの屋台にワクワク♪ -
屋台の飾りは、シュトゥットガルトのクリスマス・マーケットに匹敵するくらい、見ごたえあり!
ごじゃれた物も見かけます。
このマーケットは屋台と屋台の間が広い。
ベビーカーも楽々で、屋台を巡るのにストレスを感じないところも印象に残りました。
でも、マルクト広場は普通のマーケット。ここに満足して帰ってはいけませんよ~。 -
マルクト広場の奥、「ラートハウスプラッツ(Rathausplatz)」には、中世のクリスマス・マーケットがあるのです!
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屋台には中世グッズ(?)。
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店員さんは中世から来た?ってくらい、マーケットの雰囲気になじんでいます。
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食べ物の調理に薪を使っているのも、中世のマーケットならでは。
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トイレも実にユニークでした。(^^)
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新市庁舎裏側の広場には手動の観覧車。
回しているオネエサン、体力勝負です。(笑) -
ラートハウスプラッツから少し離れた場所にある「ハーフェンマルクト(Hafenmarkt)」もお忘れなきよう。
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ハーフェンマルクトの屋台、ユニークでした。
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また、それぞれの広場にはステージがあり、出し物も観られます。
ステージ脇に置かれたボードだけでなく、その日の出し物のスケジュール表もあるようです。 -
エスリンゲンには見所もいっぱい!
12世紀、神聖ローマ帝国の皇帝バルバロッサが皇帝の命令を遂行する官僚をエスリンゲンに派遣。帝国都市となったとのこと。
この「ザンクト・ディオニス教会(St. Dionys)」は、13世紀、埋葬された殉職者の屍を祀るため、神聖ローマ帝国のフリードリヒ二世によって建てられたものだとか。
塔の塔の間に架かる橋が珍しい。 -
立派な木組みの家もたくさん。特に、ラートハウスプラッツの紅い旧市庁舎が特徴的した。
この時は行けませんでしたが、丘の上には要塞もあります。
いつか観光で訪れたい街です。
<関連旅行記>
https://4travel.jp/travelogue/11615966 -
【14ヶ所目】ルートヴィヒスブルク(ドイツ)
ぶどう畑アワード「羽を広げた天使に出会えるで賞」
シュトゥットガルトから、エスリンゲンとは反対方向に約15kmにある「ルーヴィヒスブルク(Ludwigsburg)」。
ドイツ最大のバロック式宮殿「ルートヴィヒスブルク城」で有名な街です。
ルートヴィヒスブルクのクリスマス・マーケットは、羽を広げた天使が広場を囲んでいるという、天国のようなマーケット! -
広場は駅から少々離れています。
駅を出て、天使の街灯が続く少し下り坂の道を行くと、街路樹のイルミネーションが綺麗な道にぶつかります。
道の向こうにショッピングセンター「WilhelmGalerie」がありますので、そこを通り抜けましょう。 -
ショッピングセンターを抜けたら、路地の奥に教会が見えてきます。
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その教会の向こう側が「マルクト広場」。
教会の脇を通って広場に出た時、目に飛び込んできたのが羽を広げた天使たち!
近くで観る天使は可愛らしくはなかったけれど、天使のイルミネーションに感激しっぱなし。(*^.^*) -
天使に囲まれている箇所には、クリスマスらしい屋台がいっぱい♪
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天使の外側のスペースには、食べ物の屋台が並んでいました。
ドイツらしく、車の乗り物のメリーゴーランドも。
ルートヴィヒスブルクのクリスマス・マーケットは、夜、天使のイルミネーションが点る時に訪れるのがいいでしょう。
マーケットの規模が小さいので、シュトゥットガルトやエスリンゲンのようにマーケットを周るのにさほど時間がかかりません。
シュトゥットガルトから電車で15分と近いので、ちょっと足を伸ばすのはいかがでしょうか。
<関連旅行記>
https://4travel.jp/travelogue/11615981 -
【15ヶ所目】マインツ(ドイツ)
ぶどう畑アワード「大聖堂周辺に2つのマーケットがあるで賞」
フランクフルトからほど近い「マインツ(Mainz)」は、赤色砂岩の大聖堂で有名なライン川河畔の街です。
写真はマインツ大聖堂前のマルクト広場。 -
クリスマス・マーケットはいくつかあり、駅前にも屋台が並んでいました。
マルクト広場まで行かずとも屋台があるので、通勤客には便利。(^^) -
長細いシラー広場にもマーケット。
雨が降っていたので、マルクト広場までバスで行きたかったのですが、どのバスに乗ればいいかわからず、トラムをシラー広場で降りたおかげで、このマーケットに出会うことができました。 -
シラー広場から真っすぐ続くルートヴィヒス通りを行けば、通りの終わりにあるのが大聖堂のそびえるマルクト広場です。
通常はマルクト広場で朝市が開かれるのですが、クリスマス・マーケットに場所を譲ったようで、ルートヴィヒス通りに朝市の屋台が出ていました。 -
クリスマス・マーケットは、広場に入ってすぐの所にピラミッド、広場中央にある塔はイルミネーションで飾られていました。
クリッペは等身大でとても立派!目を見張ります。 -
マーケットは朝市同様、リープフラウエン広場へと続きます。
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リープフラウエン広場には「クリスマス村」と書かれた一角があり、テーブルと椅子が置かれた個室風なスペースがいくつか。
入口の札に予約の時間が書かれていて、有料の貸スペースと思われました。 -
メリーゴーランドは、マルクト広場にも、リープフラウエン広場にも。
オーソドックスなタイプです。 -
夜のマーケットにも行ってみました。
インパクトあるイルミネーションではありませんが、入口のピラミッド、劇場前のクリスマスツリーが綺麗でした。
マインツ観光は、なんといっても大聖堂です。
聖シュテファン教会では、シャガールのステンドグラスを観ることができます。
活版印刷を発明したグーテンベルクの生まれ故郷であることから、大聖堂近くの「グーテンブルク博物館」も有名。
大聖堂から少し足を伸ばせば、ライン川河畔に出ることもできますよ。
<関連旅行記>
https://4travel.jp/travelogue/11615989 -
【16ヶ所目】ヴィースバーデン(ドイツ)
ぶどう畑アワード「土曜日は朝市とパイプオルガンを楽しめるで賞」
「ヴィースバーデン(Wiesbaden)」は、フランクフルトから西へ約40kmほどの距離にある、温泉で有名な街。
赤いマルクト教会周辺と市庁舎前の広場で、クリスマス・マーケットが開かれていました。 -
マルクト教会前のシュロス広場のマーケットには、車のメリーゴーランドが。屋台はシュロス広場だけでなく、教会の脇にも並んでいました。
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シュロス広場から続く、市庁舎前のマルクト広場には木彫りのクリッペも。
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市庁舎と赤いマルクト教会に囲まれたマルクト広場では、水曜日と土曜日に、大規模な朝市が開かれます。
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マルクト教会では毎週土曜日の11時半から、パイプオルガンコンサートが無料で開催されます。
クリスマス・マーケットの規模が小さいので、朝市、パイプオルガンコンサートを組み合わせると、よりヴィースバーデンが楽しめると思います。
また、熱湯の温泉の湧き出る「コッホブルネン」(2019年12月は改修中)や、クアハウスもヴィースバーデンの見所です。
<関連旅行記>
https://4travel.jp/travelogue/11615990 -
以上で、勝手にアワードを終わります。
最初に「順位づけではない」と断りましたが、この旅行で巡ったクリスマス・マーケットのベスト3を挙げると、コルマール、シュトゥットガルト、エスリンゲンでしょうか。番外編として、ブリュッセルのグランプラス。
コルマールは、なんといってもイルミネーションが魅力的でした。
シュトゥットガルトは、屋台の飾りが見事!
エスリンゲンの中世のマーケットは、屋台で扱っている物が独特で、イベントもあって、とても楽しめました。
マーケットからはずれますが、グランプラスの音と光のショーは言うことナシ!
ここでマーケットを選ぶポイントを少々。
ドイツのクリスマス・マーケットは、特色あるマーケットに行くことです。
屋台で売られている物はどこも似たり寄ったりで、いくつか周っていると、飽きてきます。
そのため、シュトゥットガルトのように屋台の飾りが素晴らしかったり、エスリンゲンのように中世の雰囲気に浸ったりできるマーケットを選んで行くと、飽きることなく楽しめるのです。
あとは、観光とうまく組み合わせること。
規模の違いはあれ、ドイツのどこの街でもクリスマス・マーケットが開かれるので、観光がてらマーケットに寄れば、その街の印象も深まります。
ただこの時期、朝は8時頃まで暗く、夕方は16時過ぎると薄暗くなってきて、おまけに寒い…。無理のない計画を念頭に置いて。 -
ホットワインのカップはお土産にもなりますよ。
ドイツのクリスマス・マーケットに欠かせないのが、グリューヴァインと呼ばれるホットワイン。
そのカップがマーケットによって異なり、どれも欲しくなるほど。
ホットワインの料金にはカップ代が含まれているので、気に入ったらそのまま持ち帰るだけ。
返却すればカップ代を返してもらえます。 -
フランスのクリスマス・マーケットの特徴は、ビジュアルを大事にしていることでしょうか。
ドイツのように「呑み」は重視していないので、ホットワインの屋台に人だかりはありません。
また、ドイツでは屋台でお腹を満せるけれど、フランスは食べ物の屋台が少ない。夜もドイツより早く終わるような。
フランスのマーケットを訪れるなら、レストラン情報もチェックをしておくといいかもしれません。 -
以前、巡ったクリスマス・マーケットも少しご紹介します。
オススメはニュルンベルク(Nürnberg)!
駅前から屋台が並んでいるとても魅力的なクリスマス・マーケットで、仕掛け時計のあるハウプト広場では、地元の少女から選ばれた「クリストキンドル」に出会えたりします。
レープクーヘンやらソーセージやら、ニュルンベルク名物の食べ物もいろいろ。 -
観光スポットもアチコチに!
時間があれば、丘の上のお城まで足を伸ばしてください。 -
観光と組み合わせてよかったのが、ニュルンベルクからほど近いバンベルク(Bamberg)。
街並みがシックで素敵でした♪
マーケット自体は小規模でしたが、クリッペの多いのが特徴です。 -
「アウクスブルク(Augsburg)」では、市庁舎のバルコニーが天使が現れる「エンゲルシュピール(Engelspiel)」を観ることができました。
食べ物の屋台も多くて、見移りしちゃいます。
ニュルンベルク、バンベルク、アウクスブルクともバイエルン州なので、土靴国鉄のローカル列車、バスやトラム、ミュンヘンのUバーンが1日乗り放題のお得な「バイエルンチケット」が使えます。
ドイツには乗り放題のお得なチケットがいろいろありますので、クリスマス・マーケット巡りに活用できる日が早く訪れるよう、切に願っています。
ぶどう畑はこの旅行でパリ・シャンゼリゼのイルミネーションを観る予定でしたが、フランス国鉄、パリの交通機関のストで断念しました。
いつかリベンジした~い!
その日を夢見ながら、旅行記を終わります。
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この旅行記へのコメント (2)
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- frau.himmelさん 2021/12/11 22:07:16
- クリマ、もう一度行きた~~い!
- ぶどう畑さんこんばんは。
クリマ勝手にランキング!待ってました~~!
あそうか、アップする時期をみはからっていたのですね。
ホント、いろんな街のクリマに行っていますね。
ここに名前が挙がっている街は私もほとんど行っていますが、クリマに行ったのは・・・と、数えながら拝見していました。
ケルン、コルマール、ストラスブール、シュトゥットガルト、ルートヴィヒスブルク、ニュルンベルク、バンベルク、アウクスブルク・・・くらいかな~~?
あとマインツとヴィースバーデンは行ったかどうか記憶なし。
と言いますのは、前にも言ったかと思いますが、7年くらい続けてクリマに行きましたが、すべてツアー。それも4トラに登場する前なので、忘れてしまっているのもあるかも。
やはり個人旅行でないと、お任せ旅行は記憶は薄れてしまいますね。
いろいろなクリマを拝見しているうちに、あ~~、もう一度行きたいーーと無性に思いました。
himmel
- ぶどう畑さん からの返信 2021/12/12 20:06:05
- RE: クリマ、もう一度行きた??い!
- himmelさん
ぶどう畑です。
旅行記にお越しいただき、コメントをありがとうございました!
本当は、11月下旬か12月初め頃にはアップして…と思っていたのに、グズグズしていたらいつの間にか日にちが経って…。
慌ててまとめて、アップ後の読み返しもしておらずで、誤字脱字はお見逃しください。m(_ _)m
クリスマス・マーケットは、この旅行で必ず行こうと思っていたのは、グランプラスの音との光のショー、アルザス、シュトゥットガルト周辺だったのですが、せっかくだから行ってみようと、合計したら16ヶ所になった次第。
さすがに、フランクフルトはパスしましたが。
年末はなにかとせわしく、かつ寒いしで、いつか、いつかと思いながら14年も経ってしまい、ユリアさんのお誘いがなかったら腰が上がらなかったかもしれないこの旅なのに、himmelさんは、7年くらい続けてクリスマス・マーケットにいらっしゃったのですか〜。さすがです!
コロナがおさまったら、行きたい所がいっぱいですね。(^^)
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