2019/12/03 - 2019/12/03
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2019年12月3日(火)
旅の2日目、フランクフルトからブリュッセルに移動。
ホテルに荷物を置いてゲントを目指します。
ゲントの旧市街の建物は、なんとまぁ壮麗なこと!目を見張ります。
川沿いにはギルドハウスが並び、水面に映る景色も素敵♪
青空に恵まれ、柔らかい冬の陽射しに包まれたゲント、シャッターが止まらな~い!
半日という短い時間ながら、ゲントの名物料理「ワーテルゾーイ」を食べて、レイエ川をクルーズ。
鐘楼からの景色を堪能して、ファン・アイクの祭壇画「神秘の子羊」も鑑賞。
大満足のゲント観光となりました!
* * * * * * * * * *
12/2:羽田~フランクフルト(フランクフルト泊)
12/3:フランクフルト~ブリュッセル、ゲント(ブリュッセル泊)★
12/4:ブリュッセル~ケルン、カイザースヴェルト、デュッセルドルフ(ケルン泊)
12/5:ケルン~フライブルク(フライブルク泊)
12/6:フライブルク~リボーヴィレ、リクヴィル(リボーヴィレ2泊)
12/7:リボーヴィレ
12/8:リボーヴィレ~コルマール(コルマール泊)
12/9:コルマール~ストラスブール(ストラスブール2泊)
12/10:ストラスブール、ゲンゲンバッハ
12/11:ストラスブール~シュトゥットガルト(シュトゥットガルト2泊)
12/12:エスリンゲン、ルートヴィヒスブルク、シュトゥットガルト
12/13:シュトゥットガルト~マインツ(マインツ泊)
12/14-12/15:ヴィースバーデン、マインツ、フランクフルト~羽田
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
グランプラスに面するホテルにチェックインもそこそこに、ブリュッセル中央駅に引き返しました。
ベルギーは3回目で、ブリュッセルのめぼしい所は概ね観光。
ブルージュは2泊したし、アントワープも行きました。
で、今回はゲント。 -
券売機はフランス語とオランダ語。
英語表示はありませんが、係の人がいるので助かりました。
ゲントまで往復18ユーロ。
地下ホームで10:45のICを待ちます。 -
青空が戻ってきたぞ、わ~い!
-
35分ほどで、ゲント・サン・ピータース(Gent-Sint-Pieters)駅に到着。
オランダ語では、ヘント=シント=ピーテルスらしい。壁画が綺麗で、外観も独特なゲント駅 by ぶどう畑さんゲント駅 駅
-
通路を抜けて出口に向かってビックリ。
なんとまぁ、見事な壁画!
色合いが独特。 どことなくビザンチンっぽい?
壁画に囲まれたスペースにある列車の電光掲示板。
この新旧の混在がゲントを象徴していると、後からわかります。 -
ファン・アイクの特別展の垂れ幕がありました。
特別展はブリュッセルの王立美術館で、2020年1月2日から。 -
では、旧市街に行くとしましょう。
駅前はこんな広場になっていました。 -
ゲントの駅舎、面白い形だね。
-
駅を背にして左手に、バスターミナルとトラム乗り場がありました。
-
チケット売り場もそこに。
1日券を買います。7ユーロ。 1回券は3ユーロ。
旧市街に行っただけなので、1回券2枚でよかったな…と後から思う。
Lijnのサイト
https://www.delijn.be/en/vervoerbewijzen/tickets/ -
旧市街へは1番のトラムで。
-
バリデーションは必要? 機械に差し込んでみました。
乗客のオバサンが、本当は1を押すんだと教えてくれたけれど、1~10と並ぶ数字の意味は分からず…。 -
ガイドブックに「コーレン・マルクト(Koren markt)で下車」と書いてあったのですが、トラム内の表示を勘違いして、1つ手前で降りてしまいました。
-
トラムの線路に沿って歩きます。
次の停留所まで、さほど距離はありませんでした。
グーグルマップによると、停留所名は”Korenmarkt perron 5”。
でもって、”Korenmarkt”の停留所は”perron 1~5”まであります。ムムム…。 -
停留所の先、ぶつかった道はバスもトラムも走る通りでした。
目の前の大きな建物は、聖ニコラス教会。 -
右手に見えるのは鐘楼。
-
ゲントの観光に割ける時間は多くありません。
とにかくガイドブックに載っているスポットを押さえようと思っていました。
聖ニコラス教会の説明はガイドブックにないのだけれど、あまりに立派なので入ってみることにします。 -
身廊の天井が高い!
高い塔のある壮麗な聖ニコラス教会 by ぶどう畑さん聖ニコラス教会 寺院・教会
-
聖ニコラスは漁師と船乗りの守護聖人。
祭壇上部の像が聖ニコラスかな。
あ、そういえば、サンタクロースって聖ニコラスだったよね。 -
祭壇の奥に回ってみると…。 おぉ、裏側の彫刻がみごと!
-
一番奥には、受胎告知が描かれていました。
-
パイプオルガン
-
塔の真下に立ってみます。
-
人の背丈と比べてわかるように、塔はかなりの高さです。
-
この教会は、13世紀~15世紀にかけて建てられた”スヘルテ・ゴシック建築”なんだとか。
スヘルテ・ゴシック建築は、スヘルデ(Schelde)川周辺のみで観られるゴシック建築で、ゲントを流れるレイエ川はスヘルデ川の支流だそうです。
と言われても、よくわかりません…。(笑) -
教会を出ると、道の向こうに見覚えのある黄色いMの文字。
マクドナルドでした。
街の景観を乱さないマクド、ほかでも見かけたことがあります。
その配慮、凄いねぇと思いながら、入ったことはない。
内部はどうなんだろう?機会があったら、覗いてみよう。 -
教会の少し先にあったのは、”コーレン・マルクト広場”。
ガイドブックの情報は舌足らずで、インターネットの情報です。
広場には観覧車だけでなく、クリスマスの屋台が並んでいました。
屋台は閉まっていましたが。旧市街の中心部にある広場、コーレンマルクト広場周辺にはレストランが並んでいます by ぶどう畑さんコーレンマルクト広場 広場・公園
-
えーと、次は…。
まずは聖ミヒエル橋かな。聖ニコラス教会前の道を進みます。
空気が冷たく澄んでいます。
青空に恵まれたことが何より嬉しくて、ウキウキと歩きます♪
でも、ノド、やられないかな?チラッと思ったんですよね…。
この時の予感は的中し、4日後、ノドが痛くなることに。(T-T)
ヨーロッパではマスクの習慣がないので、大人は知らんぷりしてくれますが、子供からは驚愕の目付きで、かつ振り返ってまで見られることも。
それで、マスクをせずにやせ我慢しちゃったんですが、これがアダに…。 -
聖ミヒエル橋に来ました。
橋の先、左手の立派な建物は聖ミヒエル教会。レイエ川にかかる橋、真ん中あたりの欄干に天使ミカエルの像があります by ぶどう畑さん聖ミヒエル橋 建造物
-
川に沿って、大きな建物が続いていました。
-
教会の向かい、道を挟んで橋の右手にはギルドハウス。
現在はホテルのようです。 -
イチオシ
そのギルドハウスから続く、レイエ川の西側が”コーンレイレイ”。
ゲントの見どころのひとつ、レイエ川沿いにギルドハウスが並んでいます by ぶどう畑さんコーレンレイ 建造物
-
船が橋の下を通過していきます。観光船かな?
-
時刻は12時を過ぎた所。
レイエ川の東側、”グラスレイ”にある店でランチしたい。
橋から河岸に降りようとして、素晴らしい景色が目に飛び込んできました!
先ほどの聖ニコラス教会、鐘楼、少し離れて聖バーフ大聖堂と、ゲントの見所を一望。
冬の柔らかい陽射しが、なんとも言えず感じ♪
素敵な景色に出会えて、ひとり感激! -
橋のたもとにあった立派な建物は、”旧郵便局”。
これもガイドブックではなくネット情報。
内部はショッピングセンタで、上階に”1898 ザ・ポスト”というホテルが入っているようです。 -
グラスレイから、対岸のコーレンレイを眺めます。
-
コーンレンレイに負けず、グラスレイにも立派なギルドハウスが並んでいました。
レイエ川沿いに見ごたえあるギルドハウス並ぶエリア、コーレンレイを眺めながら食事ができます by ぶどう畑さんグラスレイ 建造物
-
レリーフが見事な建物だけでなく、素朴な石造りの館があったり。
-
これらのギルドハウスの内部は、ほとんどがレストラン。
外側は中世でも、内側は現代。 これがゲントなんだろうなぁ。 -
ゲントの名物料理”ワーテルゾーイ”なるものを食べてみたい。
電車の中でググると、オススメのひとつに”デ・グラスレイ(De Graslei)”というレストランがヒットしてきました。
番地は Graslei 10です。
グーグルマップで住所を検索して、スクリーンショットを撮りました。
でも、その辺りと思われる場所にあったのは、”De Graslei 7”という店。おかしいなぁ…。 -
マップが正しいとは限らないので、店のオニイサンに尋ねると、”Graslei 10”ならミヒエル橋のたもと辺りだと教えてくれました。
その時なぜか、「いくつか店舗があって、あの立派な建物に本店があるに違いない」と思い込んでしまったのです。
でも、ミヒエル橋のたもとに目的の店はなく…。
グラスレイと背中合わせ、コーレン・マルクト広場前の道沿いも探しましたが、本店は見つからず、グルっと一周してしまいました。 -
実は、ネットで見つけたレストランの口コミ情報の住所が間違っていたんです。
笑っちゃうんですが、”De Graslei 7”の 7 が番地であることにも気がつかなかった。その名の通りグラスレイにあるレストラン、コーレンレイを眺めながら食事ができます by ぶどう畑さんデ グラスレイ 地元の料理
-
本店は見つからなかったけれど、ワーテルゾーイが食べられると言うし、コーレンレイの景色を眺めながら食事ができるし、”Graslei 7”に決めました。
で、立派なメニューを見て気が付きました。
支店なんぞはなく、ここが目的のレストランに違いないと。(笑) -
テラス席という気温ではありませんが、クリスマス・マーケット巡り用に”最強のダウン”を着て来たので、テラス席にしました。
なんだかホンワカ暖かいと思ったら、上に電熱器。ほほぉ。
最強のダウンは、ひざ下丈のル・コック製。
2005年にクリスマス・マーケット巡りをした時は、ひざ丈のコートだったので、ひざが寒くて、寒くて…。(><)
その後、いつの日かと思い、ひざ下丈のダウンを買って、今のコートは2代目。なんたって、もう14年経ってますからね。 -
フランスと違い、水道水はないと言われて、ビールメニューの一番上にあった”Brugse Zot”を注文。
スッキリとした味わいです。
アルコール度数は6%と、日本のビールより高い。
空きっ腹でもあり、お酒で気持ちが悪くなるぶどう畑は用心しながら飲みます。
ブルッグスゾットはブルージュのビールで、”ブルージュのバカ”って意味なんですね~。知らないで注文していました。 -
アミューズとパンが出てきました。
このパン、めちゃ美味しかったー!バターも。
パン1個に大きなバスケットは、イケてませんが。(^^; -
席から、グラスレイ対岸のコーレンレイを眺めます。
季節外れかもしれないけれど、観光客も少なくて、のんびりした雰囲気がいいねぇ。
こんな素敵な景色の中でランチできるなんて、ヨーロッパの旅の醍醐味だねぇ。 -
ワーテルゾーイが運ばれてきました。
シンプルなチキンのクリームスープに、ちょっと拍子抜け…。
でも、クリームスープは好みなので、美味しくいただきました♪
ワーテルゾーイは店によって違うらしいです。
また機会があれば、別のを食べてみたいな。 -
食後にエスプレッソをいただきました。
-
対岸の景色を眺めているうち、モップか何かで窓の下の文字を拭いているのに気付きます。よく見れば、Marriott?
あらぁ、いいロケーションにあるわね。
今は、”Ma”以外がくっきりと見えているけど、全部拭いて乾いたらどうなる?
確かめたいが、そうそうのんびりもしていられない。
お会計をお願いしました。
ビール 5ユーロ、ワーテルゾーイ 19.5ユーロ、エスプレッソ 3ユーロ -
レストランを出た所に、クルーズ乗り場があるではないか!
次は14時の船。
チケットを買います。7.5ユーロ。 -
まだ少し時間があるので、近くをブラブラすることに。
グラス橋のたもとの建物は、レストランの”コーンレイ・テュウェー”。 -
その少し先の建物は魚市場。そこに観光局が入っているらしい。
-
イチオシ
グラス橋からグラスレイ。
コーレンレイと比べると、グラスレイのほうが華やか。レイエ川沿いに見ごたえあるギルドハウス並ぶエリア、コーレンレイを眺めながら食事ができます by ぶどう畑さんグラスレイ 建造物
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ランチしたレストランから肉屋のギルドがすぐなので、行ってみます。
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入口を入ると、
大きなギルドハウス、店舗がいくつか入っているようです by ぶどう畑さん大肉市場 建造物
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イチオシ
天井の梁から肉がぶら下がっていた。(・0・)
もちろん本物じゃないけれど、面白~い! -
このギルドハウスは、1406年~1410年に建てられたもの。
いくつかの店舗が入っているようです。 -
店舗のひとつの酒屋さんの前に、黒い小便小僧が居ました。
手前の瓶におしっこ…? 笑えないんですけど…。(~~; -
イチオシ
肉屋のギルドからすぐのVleeshuis橋の先にフランドル伯爵の居城。
思っていた以上に街中で驚いたー!
中を見学できるそうですが、時間がないので外観のみ。意外に街中にあるお城、内部を見学できます by ぶどう畑さんフランドル伯の城 城・宮殿
-
1180年にフランドル伯によって建てられた城は、14世紀に軍事的機能を失って、造幣局、裁判所などの公的機関として利用されました。
18世紀には綿製紙工場と工員の宿舎となったりもしたらしい。お城が宿舎って驚き。 -
城から道を隔てた小さな広場に門があり、
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くぐったところに観光局。地図を貰います。
観光案内所 (ゲント) 散歩・街歩き
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ガラス張りの観光局から、対岸の肉屋のギルドがよく見えました。
しかし、なぜ、周囲の建物と一線を画す、近代的なガラス張りにしたんだろうね。 -
さてさて、船着き場に戻りましょう。
Vleeshuis橋から、肉屋のギルドとは反対側の風景。
クルーズ船はここも通るかな? -
自転車の屋台、いいね!
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船から子どもたちが降りてきます。クルーズ、楽しかった~?
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船に乗り込んで、ふと見ると、コーレンレイに小型ボートのクルーズ船乗り場があるのに気づきます。
この時期、ボートは寒い…。ガラス張りのこっちの船で正解。(^^) -
船は、まずミヒエル橋方向へ。
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橋の欄干に、ドラゴンを踏みつけている天使ミカエルの像が見えます。
だから、ミヒエル橋という名前なのか。
ミヒエル橋は、1905年から1906年にかけて造られたとのこと。
周りのギルドハウスに比べたら新しい。レイエ川にかかる橋、真ん中あたりの欄干に天使ミカエルの像があります by ぶどう畑さん聖ミヒエル橋 建造物
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橋を過ぎた左手に、だまし絵の家がありました。
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そこから少し行った所でUターン。
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再び橋をくぐって、グラスレイを眺めながら進みます。
時計塔は、ビッグベンを真似たんだとか。 -
真ん中あたりの建物”港使用税徴収官の館”。
船のレリーフが施されているそうです。ふむふむ。 -
水鳥に餌をやっている人がいました。ほっこりします。(^^)
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石造りの素朴な建物は、ゲントで一番古く、穀物倉庫だったそうな。
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ランチした”デ・グレスレイ”の前を通過。
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橋げたの低いグラス橋をくぐります。
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ガイドは英語。 多数決で決まりました。(笑)
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かつては工場だった”ゲント・リバー・ホテル”。
ゲント リバー ホテル ホテル
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リバー・ホテルの先でUターンして戻ります。
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船が停まっている所、レストランらしい。
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魚市場沿いの水路に入ってほどなく、フランドル伯爵の居城が見えてきました。
船から見る城も素敵! -
イチオシ
水鳥のいる風景がいいね!
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城の先でUターン。
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橋のたもとにあったのは、牢獄。
うわぁ~、牢の環境悪そう。ゾワゾワ…。 -
魚市場の脇を通って、
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船着き場に戻ってきました。
40分のツアーだったようですが、35分くらいでした。 -
思いがけずクルーズを楽しんで、足取り軽く、船での説明を思い出しながらグラスレイを歩きます。
”港使用税徴収官の館”、なるほど、船レリーフがある。 -
次なる目的地は”鐘楼”。その次に”聖バーフ教会”。
聖ニコラス教会の後ろが鐘楼で、鐘楼から少し離れて聖バーフ大聖堂が見えています。 -
振り返って旧郵便局。これもまた立派な建物。
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聖ニコラス教会の道を隔てた辺りに、フランドルらしい破風の家が並んでいました。
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その中の”O'tacos”という店の屋根の彫像が面白い!
観光局でもらった地図にある”Masons' Guild Hall"がこれだとすると、風で回転するはずだったようです。でも、重すぎて回らなかったとか。 -
聖ニコラス教会を過ぎた所の広場に、鐘がありました。
ローランド・ベル(Roeland Bell)と呼ばれる1314年製の鐘楼の鐘で、聖母マリアが描かれているそうです。 -
イチオシ
聖ニコラス教会を振り返ります。この方向から見る教会もいいなぁ!
かつて繁栄した街だったことが、建物から伝わってきます。
ゲントがこんなに素敵な街だって、知らなかったよ。
ブルージュとはまた違ったダイナミックさがあるね。高い塔のある壮麗な聖ニコラス教会 by ぶどう畑さん聖ニコラス教会 寺院・教会
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青空に映える鐘楼、美しい!
1300年に建てられた鐘楼は、世界遺産だそうです。世界遺産に登録された美しい鐘楼、塔からゲントを一望できます。エレベーター有り by ぶどう畑さん鐘楼と繊維ホール 建造物
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建物に入って目が留まったのは、左手の暖炉のようなもの。
-
正面にガラス張りのミュージアムショップみたいな所があり、奥にだだっ広い部屋。
見学できるのはここだけ…?ってことはないよね…?
ガラス張りの中にいた人に聞いてみると、エレベーターで塔に上れるとわかりました。
早速、チケットを購入。8ユーロ。
後日わかったのですが、鐘楼に隣接する足元の建物が、1425年に建造された”繊維ホール”で、鐘楼への入口は繊維ホールだった。
かつては、この建物に市の権力者たちが事務所を構え、毛織物商人たちの会議の場となったそうです。
この広い部屋は、”ゴシック様式のホール”と思われます。 -
まず、階段を降りて Secrecy room(秘密の部屋)へ。
鎧を身に着けた騎士像が4体。 -
そこから細くて急ならせん階段を上ると、
-
ドラゴンが飾られた部屋に出ました。
ちょっとユーモラスな太っちょのドラゴン、ゲントのシンボルなんですって。 -
塔の上の金色のドラゴン、わかりますか?
-
エレベーターは、ドラゴンの階から乗れました。
一気にトップの階へ。
そこには、カリヨンの音符と思われるものが展示されていました。 -
トップの階から細い階段を上ると、カリヨンを眺められるスポットが。
ラッキーにも、15時の鐘の音色を聴くことができました。
ゲントの鐘楼 カリヨンの音
https://youtu.be/OSsPJrWvg7o -
さらに上って塔の上部へ。 ゲントの街を一望できました!
-
聖ニコラス教会、何度眺めてもいいなぁ。
-
15時を過ぎ、光はますます柔らかに。
ミヒエル橋へと続く道の様子が、なんとも言えずいい感じ! -
教会から続く広場には、まだ黄色い葉が残っていました。
-
市庁舎方向。先にレンガ色の屋根が広がっています。
-
イチオシ
これから向かう聖バーフ大聖堂。大聖堂の塔もかなりの高さです。
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大聖堂の足元の建物は、”市立劇場”。
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細い階段を下ります。
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鐘楼のそれぞれの階の簡単な案内。
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Lebel1 と 2 には、さまざまな大きさの鐘が展示されていました。
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この表には、鐘の重さと音の役割が書かれているよう。
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15:15、鐘楼を出ると、だいぶ夕方の陽射しになっていました。
天気に恵まれたとはいえ、日が短い時期ですからね。 -
聖バーフ大聖堂は、壁画が綺麗な”市立劇場”の先。
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劇場前の広場に、クリスマス・マーケットの屋台が出ていたものの、
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ほとんどが準備中。
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これは単なるツリー? それとも乗り物?
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イチオシ
振り返ると、鐘楼がよく見えました。
-
さてさて、”聖バーフ大聖堂”を見学しましょう!
12世紀に建設が始まり、16世紀に完成した教会内部は撮影禁止でした。
ファン・アイクの『神秘の子羊』、ルーベンスの『聖バーフ修道院入門』など、芸術作品があるから?ファン・アイクの祭壇画「神秘の子羊」を擁する教会 by ぶどう畑さん聖バーフ大聖堂 寺院・教会
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教会内をグルっと一周しても、教会の目玉の祭壇画『神秘の子羊』は見当たらず…。
案内係と思われるオジサンに「子羊はどこですか?」と尋ねたところ、教会後方に特別な展示場があり、オーディオ・ガイドもあると教えてくれました。
入館料4ユーロ払って、展示スペースへ。
無料オーディオ・ガイドに、なんと、日本語が!
1423年、ファン・アイクによって完成された祭壇画は11枚のパーツに分かれていて、オーディオ・ガイドでは、それぞれに詳しい説明を聴くことができました。
「15世紀のフランドル絵画の最高傑作」と言われても、ぶどう畑にはピンときませんが、子羊を取り巻く群衆や、背後の景色のことやらがたくさん絵に散りばめられていることがわかり、とても興味深かったですよ。
祭壇画の修復は継続中で、2020年の秋頃にオープンする大聖堂のビジターセンターに展示されるとのことです。
(参考サイト:オランダ&フランダース)
https://www.hollandflanders.jp/theme/503/
ルーベンスの絵の場所もわからなかったので、係の人に教えてもらいました。
でも、残念ながら、暗くてよく見えず…。
サイトの写真で、こういう絵だったのかと。(笑)
(聖バーフ教会のサイト)
https://sintbaafskathedraal.be/en/index.html -
イチオシ
16時過ぎ、外に出ると、大聖堂に夕日が当たっていました。
ゲントを満喫できて、よかったー! -
ゲントに来た記念に何か買いたいと、大聖堂近くのお土産屋さんに入りました。
トイレットペーパー・ホルダー 8.5ユーロ
ベルギービール・プリントのエプロン 11ユーロ
ベルギービール・プリントのTシャツ 13ユーロ -
イチオシ
市立劇場も夕日に染まっています。
-
通りのイルミネーションが点り始めました。もう帰りましょう。
-
往きに降りた停留所に行ったら、時刻表示がとんでもない時間。
通りがかった人に尋ねると、どうやら別の停留所から乗るようです。
ここがそうかな?
グーグルマップでは、”Korenmarkt perron 1”となっています。 -
コーレン・マルクト広場を見納めて、停留所へ。
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駅を通るのは”Flanders Expo行き”のよう。本数は多い。
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16:45、駅に戻ってきました。
壁画が綺麗で、外観も独特なゲント駅 by ぶどう畑さんゲント駅 駅
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16:54の電車でブリュッセルに戻ります。
-
この日の予定は、これで終わりではありません。
グランプラスの音と光のショー、クリスマス・マーケット、念願のムール貝、欲張りの1日はまだまだ続く!
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-
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この旅行記へのコメント (2)
-
- blumentalさん 2020/01/20 19:59:57
- クリスマスのゲント、拝見しました
- ぶどう畑さん、
お邪魔します。私がゲントを訪問してからかなりの年月が経っており、こちらの旅行記から最近のゲントの様子を見させていただきました。ボリュームたっぷりの内容ですね。
駅舎と駅周辺の風景、聖ニコラス教会と鐘楼との間の広場が以前とかなり変わっていて驚きました。またクリスマスシーズンの街並みやコーレン・マルクトの観覧車、上がったことのない鐘楼内の様子や鐘楼からの風景などが拝見でき、大変楽しませていただきました。それにクルーズ船から見上げた風景はとてもいいですね。綺麗な写真の連続です。でもこの時期のクルーズは大変寒かったのでは?
ひとつ気が付いた点ですが、こちらの旅行記内で「大聖堂の足元の建物は繊維ホール」と紹介されている建物(他にも2か所)は、市立劇場かと思われます。御確認下さい。
blumental
- ぶどう畑さん からの返信 2020/01/20 21:06:38
- RE: クリスマスのゲント、拝見しました
- blumentalさん
ぶどう畑です。コメントをありがとうございました!
ガイドブックを読んでも「繊維ホール」の存在がイマイチわからず、勘違いしていました。
ホールは、鐘楼に入ってすぐの部屋のことだったのですね。
ホールの内部を見れなかったと思っていたけれど、実は見ていた。(笑)
クリスマスの屋台が邪魔して、鐘楼と繊維ホールがセットになっているのがわかりにくかったのですよね。なるほど、納得です。
教えていただき、ありがとうございました!口コミ含めて、修正しました。
聖ニコラス教会と鐘楼の広場、とても綺麗でした。
blumentalさんがいらっしゃった後に、整備されたのですね。
クルーズ船はガラスに覆われていたので寒くなかったです。
ガラスがあったわりには、それほど反射せずに写真が撮れました。
天気に恵まれたおかげで、どこもかしこもフォトジェニックで、そんなゲントに出会えたことに、感謝、感謝です。
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