2009/11/08 - 2009/11/08
28位(同エリア52件中)
ぶどう畑さん
2009.11.8(日)リボーヴィレ 城への丘、ぶどう畑散策
リクヴィルとの間に広がるブドウ畑に行くはずが、城の見える景色に惹かれて、リボーヴィレの奥へと向かいました。
道はブドウの丘に続き、そこからの眺めは絵本の世界!霧に覆われるブドウ畑も見ることができました!
ホテルに一度戻ってから、今度こそリクヴィル方向へ。
ブドウは葉を落としていましたが、どこまでも続くブドウ畑に大感激でした!
(旅行期間:2009年11月6日〜11月14日)
- 交通手段
- 徒歩
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まだ薄暗い7時半、起床。
8時少し前、塔に朝日が当たり始める。青い空に飛行機雲が一筋。いいお天気! -
8:45、朝ご飯を食べに1階に下りる。
ビュッフェのメニューは、ハムが3種類、チーズが1種類のみ。
これで、テュルクハイムのホテルと同じ9ユーロか…。 -
それでも、外からこのホテルへ朝食を食べに来る人がいるってことは、ほかにないのかも。
ここで妥協するしかなさそう。 -
9:45、ホテル出発。
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日曜はバスが運休のため、この日をリボーヴィレ散策に充てた。
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まずは、リクヴィル方向に広がるブドウ畑へ行き、できればリクヴィルまで足を延ばす予定が、役場前の教会から聞こえるミサの合唱に惹かれ、なんとなく反対方向へ。
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地図を見ると、白馬亭の辺りから左手の方へ行けばブドウ畑の道に出るようだ。
選んだ道がつまらなかったら、昨日歩いた路地に入ればいいさ。
思いながら、教会裏手の道を行く。 -
リクヴィル側とは反対の丘にもブドウが植えられていたが、迫力のある畑でなく、葉もだいぶ落ちていた。
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上り坂を行くと、山の頂きに城が見えてきた!
山の木々の紅葉もきれいで、ひたすら感激。 -
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しかし、寒い…。
起きた時の青空はどこへやら。冬曇りのようなどんよりした天気になっている。 -
もっと厚着して出かけるべきだった。
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胸の前を掻き合わせ、ダウンのファスナーをしっかり閉めて、城に近づきたい一心で坂を上る。
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やがて、色とりどりの菊の花が飾られた墓地が現れた。
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その先には、古い教会。
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庭の枯れ木立と一面の落ち葉が物悲しさを醸し出す。
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写真を撮っていると、折しも、ミサを知らせる鐘が鳴り始めた。
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近くで聴く鐘の音はとても大きく、感動して耳を傾ける。
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城まで行く気はないものの、“城”の矢印がある道をさらに進んで、
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ブドウ畑の広がる丘の斜面に出る。
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振り返れば、さっきの教会、遠くの丘がぼんやり霞み、とても幻想的。
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イチオシ
絵本のような家並みも現れ、嬉しくなってさらに進む。
ほどなく、見晴らし台のような東屋にやってきた。 -
見るともなく向こうの丘を眺めていると、霧が生き物のようにこちらに近づいてきた。
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またたく間に、目の前のブドウ畑も、丘の上の城も覆い隠す。
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しばらくして、青空が見え始め、向かいの山が姿を現すと、
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麓の所々に光が当たり、紅葉が輝く場所も出てくる。
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城を隠していた霧も薄くなった。
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東屋で霧をやり過ごすうち、
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丘を登って行く人が通り過ぎる。
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そのなかの小さい女の子を連れたお母さんにシャッターを押してもらう。
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あんなに小さい子でも行けるなら、私も大丈夫かな?
思ったけれど、まだ目的のブドウ畑に行っていない。 -
青空をバックに立つ城を撮り収め、
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陽の光が当たり出した丘を下る。
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石の壁沿いに行くと、
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白馬亭のある広場に出た。
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このままリクヴィル方向を目指すには、あまりに寒い。
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厚着をして出直そう。
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塔へと続く道の途中で、ジャン・シップの醸造所を覗く。
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所々で写真を撮りながら、ホテルに戻った。
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11:45、ホテルを出る。
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役場の脇の道から小川を渡って坂を上り、
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住宅地を抜けて、
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丘の道を進む。
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目の前が開けて、
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現れた畑はとてつもなく広かった!
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葉の残るブドウはわずか。
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イチオシ
ほとんどが赤茶色の枝のみだったが、昨日、通ったバス通り“ワイン街道”の向こうにも、ブドウ畑は遠く続いていた。
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ここが一面黄色だったらさぞかし壮観だろうなぁ。
あと1週間早かったら、ブドウ畑は黄金色だったのかなぁ。 -
道の先の方、あの教会は…?
そうだ、昨日、赤ちゃん連れの女性が降りたバス停から見えた教会だ!
ということは、あそこがユナヴィールか。 -
丘の上の集落はどこなんだろう。
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あぁ、このままずっと歩いていきたい!丘を越えたところがリクヴィルのはず。
だけど、かなり距離がありそうだ…。今日は、帰りのバスもない。 -
この辺りの散策に留めておこう。
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葉の落ちた畑は、
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様々なブドウの姿を見せてくれた。
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黄色い葉と濃紺のブドウ、
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微妙な色合いの落ちた房、
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緑の粒に交じる紫の粒、
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枝のまま干からびたブドウ。
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自然の作りだす芸術を楽しむ。
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畑の一角に、白いビニールテープで囲われた、たくさんの房が残るブドウを発見!
たわわに実る赤紫の実をちょっと失敬する。 -
おぉ、これはゲヴェルツトラミネールだ!昨夜のワインの味がする。
発見に嬉しくなる。 -
どうぞ、美味しいワインになってください!
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さーて、お腹も空いたし、お昼にするか。
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ワイン街道に向かって坂を下る途中で、
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道を曲ってリボーヴィレ方向へ。
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3つの城を望める道を、畑に響く鳥の声に耳を傾けて歩く。
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しばらくすると、村の反対側に遠く広がるブドウ畑が見えてきた。
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メインストリートからは見えないけれど、リボーヴィレもブドウ畑に囲まれていることを知る。
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道はやがてバス通りにぶつかった。
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昨日教えてもらった黒馬亭は、村の入口にあった。
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13時半、扉を押して店に入ったが、ちょうど着いた大型観光バスの客でいっぱい。満席と断られる。
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それなら白馬亭だ。
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まっすぐ向かうつもりが、ついつい寄り道。
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(夕飯を食べたレストラン)
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白馬亭に着いた時には、14時をまわってカフェタイム。
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トボトボ引き返す。
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塔の脇にレストランを見つけ、
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ここで遅いお昼。
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プリフィックスのコースにして、メインにアルザスの郷土料理“鶏のリースリング煮”を選ぶ。
ワインは、お店の人が勧めてくれたリースリングにする。 -
マンステールの文字のあった前菜はチーズトースト、
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リースリング煮は骨付きのモモ。
昨夜の鴨も骨付きで、同じような料理だったのが少々残念。
チーズのかかった、グラタンのようなアツアツのジャガイモがおいしかった。 -
デザートは、ホイップクリームが添えられたアイスクリームに、大きくて甘〜いメレンゲ。
あまりの甘さに食べきれず…。 -
ともあれ、お腹いっぱ〜い!
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15:50、店を出る。
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ほろ酔い気分で、何度も往復したメインストリートを歩く。
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薄暗くなり始めた時間なのに、なぜか観光客が増えたような。
美味しそうなケーキを置くティールームは、お客さんでいっぱいだった。 -
早くもクリスマスの雰囲気の
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ハウスウェアの店で買い物。
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16時半、店を出て、ホテルに戻る。
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お湯を沸かしてお茶を飲み、おみやげの写真撮影。
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お風呂に入ると眠くなってきた。
20時過ぎ、眠気に耐え切れず、就寝。
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