
2020/07/17 - 2020/07/17
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Islanderさん
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700以上の島々が散らばる瀬戸内海。瀬戸内に面する街で育った自分にとって、瀬戸内は海の原風景。少年時代に眺め、何時かは行きたいと思っていた島々。それから幾年月、橋が通った島、芸術の島、世界遺産の島、時の流れとともに変わりゆく。
今回の旅は笠岡諸島の白石島へ。歴史、文化、自然と3拍子そろった魅力的な島です。コロナ禍で日帰りとなり、時間の関係から見残しが多い旅となりました。再訪したい島です。
【旅程】
○7月17日(金)
笠岡港住吉乗り場11:20(三洋汽船)白石島11:56(島内散策)15:55(三洋汽船)笠岡港住吉乗り場16:20
【島データ】
・白石島(しらいしじま) 岡山県笠岡市
面積:2.95平方km 周囲:10.0km 標高:169m 人口:450人(2015年)
- 旅行の満足度
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 船
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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山陽本線の普通列車に乗って笠岡駅へ。乗ってきた電車は鈴木マサル氏がデザインした「SETOUCHI TRAIN」。
笠岡駅 駅
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座席も外装に合わせたデザインでした。
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駅前には白石島の「白石踊」をモチーフにしたからくり時計があります。
からくり時計 名所・史跡
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駅前の「笠岡いなり」で昼食用のいなり寿司を買います。
元祖 笠岡いなり グルメ・レストラン
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途中、スーパーにも立ち寄り飲み物や総菜などを調達。笠岡港住吉乗り場へ。笠岡駅から直接であれば徒歩5分と便利な港です。
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11時20分発の真鍋島行きの普通船に乗り込みます。笠岡から白石島までの運賃は普通船で670円、高速船は1,170円。普通船は高島経由となり白石島までの所要時間は35分程度、一方高速船は直行するので所要時間は22分。
三洋汽船 乗り物
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定刻どおり笠岡を出発しました。
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かつて島だった神島と本土を結ぶ神島大橋をくぐり抜けました。
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前方には真鍋島、佐柳島、高見島が見えます。
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間もなく白石島に到着します。
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11時56分に白石島に到着、下船しました。船は次の寄港地、北木島に向かって出港しました。
白石島 自然・景勝地
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かつて桟橋があった場所には笠岡諸島の島々に共通して設置されている歓迎看板が残されています。
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島のメインストリート。
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郵便局の前には古風な建物がありました。元郵便局らしい建物。
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商店の前には道路を覆う屋根が設置されています。
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大師道を歩いて開龍寺へ向かいます。
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開龍寺へ。左手には昭和45年(1970年)に建立されたタイ式仏舎利塔が見えます。バンコクのワットパクナムから奉納された仏舎利と釈迦如来像がまつられているとのことです。
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不動岩。岩の窪みに額を当て、3度唱えれば願いごとがかなうらしい。
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大師堂。弘法大師が唐からの帰朝の途中に立ち寄り、修行した霊場。弘法大師が杖の先でつくった一寸八分の大師像がまつられているとのことです。
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開龍寺から山道を登ります。
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白石島は島の西側に標高150~169メートルの岩山が連なっており、ハイキングコースが整備されています。
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開龍寺から20分ほどで高山展望台(標高150メートル)に到着。
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展望台からは瀬戸内を一望できます。
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福山の工場群も見えます。
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先ほどほど歩いた白石島の街並みが小さく見えます。
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表紙の写真もここで撮りました。この岩に立つには勇気がいります。
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展望台にはテーブルと椅子はあるものの、屋根はありません。真夏の太陽を浴びながら昼食。笠岡いなりはどこか懐かしい味。
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気温が高くなってきました。吹き出す汗を拭いながらアップダウンのある山道を歩きます。
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大玉岩。かなり大きな岩です。このような大きな岩が山頂にあるのが不思議です。
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白石島最高峰の立石山(169メートル)が見えます。
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立石山まであと少しの距離ですが、鎧岩を見るためにはこの場所に戻ってこなくてはならず、船の時間に間に合うか微妙になってきたから登頂を断念し、直接鎧岩に向かうことにします。
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奇岩の中を通り抜けます。
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急な階段道を下ります。
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鎧のように見える国指定天然記念物の鎧岩。マグマが固まる過程で割れ目が生じたものが隆起して地表に現れたもので全国的にも珍しいものとのことです。
白石島の鎧岩 名所・史跡
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白石島の集落に近づいてきました。
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無事下山しました。港までは平坦な道路を歩きます。
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島では農業も営まれています。島の北部は江戸時代に干拓で農地が開かれた歴史がありますが、耕作放棄地が目立ちます。
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干拓地と海の間にある水路にはチヌ(クロダイ)が群れています。
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海水浴場に向かいます。
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令和2年夏はコロナ禍で海開きが行われず、海の家は休業中。海水浴客はおらず、冬の海のような雰囲気です。
白石島海水浴場 ビーチ
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泳いでいけそうな距離に弁天島があります。弁財天がまつられている祠が見えます。
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笠岡からのフェリーが入港中です。
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港へ戻ってきました。
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15時55分の笠岡行きの普通船がやってきました。この便は普通船ですが、高速船が使われ、しかも笠岡まで直行することで高速船とほとんど変らない所要時間というお得な便です。
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白石島を後にします。白石島の山々は高さやスケールはアルプスと比べものになりませんが、スカイラインはアルプスのように見えます。
白石島 自然・景勝地
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笠岡に向け走ります。
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定刻より少々早めに笠岡に到着しました。最後までお付き合いくださりありがとうございました。(おわり)
三洋汽船 乗り物
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