今日はバスで笠岡に移動し、その足で白石島と北木島を訪ねます。<br /><br />矢掛から笠岡（ほかに神辺から井原、笠岡）へは、大阪万博あたりまで「井笠鉄道」という鉄道ファンには大人気の軽便鉄道が走っていました。<br />もう地形くらいしか痕跡は残っていないでしょうが、車窓からあれこれ思いを巡らしてみます。<br /><br />この「井笠鉄道」、鉄道廃止後もバス会社として存続しましたが、NHKが経営悪化をスクープしたため、水面下の交渉事が公になってしまい、急遽破産発表、それから1か月もしないうちに、会社が消えてなくなるという恐ろしいことがありました。<br /><br />定期券は紙切れに、プリペイドカードはせいぜい靴ベラに、従業員の皆さんはどうなったのでしょう？<br />その後、他のバス会社がいくつかの路線を引き継ぎ、矢掛～笠岡の路線は存続し今に至っています。<br /><br />さて、笠岡から各島に向かうには注意が必要です。<br />旅客船は駅から徒歩10分程度の駅裏桟橋から出ていますが、フェリーは少し離れた干拓地（徒歩25分程度、最寄りバス停から徒歩5分程度）から出ています。<br />島によって利用する船・会社が違いますので要注意です。

およそ３７年ぶりの矢掛は？ついでに笠岡も：岡山県笠岡市（８月２７日）

4いいね！

2023/08/26 - 2023/08/28

116位(同エリア142件中)

もれもれさん

今日はバスで笠岡に移動し、その足で白石島と北木島を訪ねます。

矢掛から笠岡（ほかに神辺から井原、笠岡）へは、大阪万博あたりまで「井笠鉄道」という鉄道ファンには大人気の軽便鉄道が走っていました。
もう地形くらいしか痕跡は残っていないでしょうが、車窓からあれこれ思いを巡らしてみます。

この「井笠鉄道」、鉄道廃止後もバス会社として存続しましたが、NHKが経営悪化をスクープしたため、水面下の交渉事が公になってしまい、急遽破産発表、それから1か月もしないうちに、会社が消えてなくなるという恐ろしいことがありました。

定期券は紙切れに、プリペイドカードはせいぜい靴ベラに、従業員の皆さんはどうなったのでしょう？
その後、他のバス会社がいくつかの路線を引き継ぎ、矢掛～笠岡の路線は存続し今に至っています。

さて、笠岡から各島に向かうには注意が必要です。
旅客船は駅から徒歩10分程度の駅裏桟橋から出ていますが、フェリーは少し離れた干拓地（徒歩25分程度、最寄りバス停から徒歩5分程度）から出ています。
島によって利用する船・会社が違いますので要注意です。

エリア

笠岡・浅口(岡山)

旅行の満足度: 3.0

観光: 3.0

グルメ: 4.0

同行者: 一人旅

一人あたり費用: 1万円 - 3万円

交通手段: 高速・路線バス船徒歩

旅行の手配内容: 個別手配

朝食は7時30分にお願いしています。
30分ほど時間があるので、矢掛の町を東から西へ、突き当たって小田川沿いを戻って来ました。

東方向を見ています。
西方向をを見ています。
面白い造形
廃業された魚屋さん
終日暖簾ですね。
本陣です。
町の西の端にあるお煎餅屋さん
小田川沿いに歩くとうどん屋さんが、有名なようです。

https://www.google.co.jp/maps/place/%E8%8B%A5%E5%B1%8B%E3%81%86%E3%81%A9%E3%82%93/@34.6228896,133.5856472,17.69z/data=!4m15!1m8!3m7!1s0x35514f66634f4455:0xa8fd818695df9504!2z5bKh5bGx55yM5bCP55Sw6YOh55-i5o6b55S6!3b1!8m2!3d34.6279819!4d133.5874206!16zL20vMDJsa3J2!3m5!1s0x3551458e2848498f:0x5b7f92d3ab4c83c4!8m2!3d34.6230039!4d133.5865864!16s%2Fg%2F1hc2d6k65?entry=ttu
矢掛屋さんの建物？
裏から
矢掛中町バス停、標識朽ちています。

矢掛ビジターセンターを望みます。
燕がたくさんいました。
お宿から徒歩2分、この建物が朝食会場です。
建物内の様子
この奥がバンケット、朝食会場です。
お土産物置いていますが店員は皆無です。
朝食です。美味しかったですよ。

ただ、職員が1人しかいませんので、サーブには問題多しです。
散歩後でしたので喉が渇いていました。
ウォーターサーバーがあったので声かけて利用しようとすると「後でお持ちしますから」の返事。結局、食事が出るまで10分ほど待たされましたが、お水もお茶もサーブされませんでした。

一人だけでは・・・、サービスの基本を勘違いしてると思います。
旧家を改造しています。
井戸、いいアクセントになっています。
朝食後、カメラのレンズを交換して散歩。
バスの時間は9時18分です。

クリームソーダのイベントが行われたようです。
いい感じです。

陽が出てきました。
既に汗が・・・。
道の駅がありました、が、施設の内容はプアーです。
2階です。
町並みを望みます。
テーブルの上には鉄道のおもちゃがありました。
ここにもクリームソーダの看板
少し遅れてバスが来ました。
笠岡までの道中、最初は私一人、途中からぼつぼつ乗車されましたが、総勢一桁でした。
笠岡駅からバスに乗って、フェリー乗り場＆今夜のお宿「笠岡グランドホテル」に向かいます。10時5分発です。
2つ目のバス停「笠岡税務署前」で下車しました。5分ほどの乗車でしょうか。

笠岡グランドホテルです。
部屋に入ってWi-fi PWでわかりましたが、建設は1970年代です。

荷物を預かっていただきました。
フェリー乗り場、笠岡伏越港に向かいます。
途中にあったモニュメント。
遠回りしたので15分ほど歩きました。
待合室です。

野宿には格好の場所なのですが・・・
白石島行きフェリーが来ました。
11時ちょうど発です。

https://www.google.co.jp/maps/place/%E7%AC%A0%E5%B2%A1%E5%B8%82%E4%BC%8F%E8%B6%8A%E6%B8%AF/@34.4986987,133.5076567,17.42z/data=!4m15!1m8!3m7!1s0x35514f66634f4455:0xa8fd818695df9504!2z5bKh5bGx55yM5bCP55Sw6YOh55-i5o6b55S6!3b1!8m2!3d34.6279819!4d133.5874206!16zL20vMDJsa3J2!3m5!1s0x35516aee9c7d5a79:0x9b2cf54df3ee3a71!8m2!3d34.4996513!4d133.509384!16s%2Fg%2F11g5_g9tzj?entry=ttu
この笠岡と白石島を結ぶフェリーは、今年末を以て無期限運休に入るとのこと。
ただ、他の会社も運行していますので、車の航そうは可能です。
船内の様子。切符は船内でです。
夏ですね。
岩礁の上に建設された灯台、気に入りました。
白石島に到着
こんな感じです。
この船はここで2時間ほどお昼寝です。
北木島に向かいますので時刻を確認。
立派なお家ですが空き家かな？

両方水辺、いい感じですが住むのには不安かな？

https://www.google.co.jp/maps/dir/%E7%99%BD%E7%9F%B3%E5%B3%B6%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%AA%E3%83%BC%E4%B9%97%E3%82%8A%E5%A0%B4/34.4075612,133.5174406/@34.4079993,133.5152099,17.25z/data=!4m14!4m13!1m10!1m1!1s0x35516da487d88a8f:0x68adb6eb7cc52374!2m2!1d133.5174945!2d34.4105418!3m4!1m2!1d133.5159105!2d34.4079879!3s0x35516d0395ae3a93:0x239e4e2481897ae8!1m0!3e2?entry=ttu
何かのお店だったのでしょう。
映画版世界の中心で愛をさけぶに出てきたような商店
閉店してかなり年月が経っているようです。
倒壊が心配です。
白石島は山頂付近に大きな玉石があります。
蚕を飼っていたのかな？
もう住めないでしょうね。
ここも空き家かな？
散策している間、ビーチを除いて島の人は全く見かけませんでした。

ハイキンググループの皆さんがいて、あれこれ教えていただきました。
開龍寺、四社神社に向かいます。
神仏習合の名残でしょうか？

https://www.google.co.jp/maps/place/%E9%96%8B%E9%BE%8D%E5%AF%BA/@34.4031623,133.5130549,19.06z/data=!4m6!3m5!1s0x35516d0ff5b6bec5:0x89048621ae68467!8m2!3d34.4031812!4d133.5134359!16s%2Fg%2F1tdz2m_h?entry=ttu

汗が噴き出してきます。
水道があったので水分を補給しました。
お地蔵さん
屋根があったのでここで寝転んで休憩。
上を見ると過去の寄進記録がありました。
開龍寺、石がのっかっています。
昭和初期には、お殿様も寄進されたのですね。
民家にあった面白い石細工
島のイベントがあるようです。
最盛期には4軒の映画館があったとか、忘れ去られる記憶ですね。
年季の入った看板、当時はバイクなどたくさん走っていたのかな？
船着き場に戻って来ました。
碑があります。

島を詠んだ歌ですね。
海水浴場があるとのことで、そっちに向かいました。
途中、白人のご家族2組とすれ違ったので人気なのかもです。

https://www.google.co.jp/maps/place/%E7%99%BD%E7%9F%B3%E5%B3%B6%E6%B5%B7%E6%B0%B4%E6%B5%B4%E5%A0%B4/@34.4081363,133.5135987,16.9z/data=!4m6!3m5!1s0x35516d694746490b:0x68985ab9456f6ff!8m2!3d34.4077757!4d133.5134088!16s%2Fg%2F11nw_5cs61?entry=ttu
これだけ草が生えちゃうと・・・
海の家
マリンアクティビティーもある？
貸し出してるようです。
ハイキンググループの皆さん、昼食かな？
旗が良かったです。

ちなみに、海水浴場から沖を見るとJFE西日本製鉄所がくっきり見えます。
それがシュールで良いかもですね。
う～ん、写真には撮りますが・・・。
お金かけて欲しいな。
港に帰ります。

待合室です。
エアコンが効いていて天国です。
おじさんが一人いて、乗る船を確認してきます。

船によって乗り場が違います。
北木島行きフェリー内部です。
13時43分発
北木島豊浦港に近づいて来ました。
15分ほどの船旅です。
フェリーは次の港、金風呂港に向かいます。
事前情報で、自転車を借りに向かいます。
花崗岩でできたエイリアン？

いい加減お腹すいてますがお店がない・・・。
アートかな？
たくさん自転車がありました。
アシスト付きを希望すると2,000円と言います。
よく聞くと時間2,000円、驚いて普通の自転車を借りました。それでも時間1,000円します。
予定では17時の船なので3時間借りますと言うと、うちは16時閉店なので必ずそれまでに帰ってきてくれとのこと。

たくさんのケチがつきました。
石切りの渓谷展望台を目指します。
標識ありますよねと尋ねたら、さあ？だって。
印刷物にも載せてるのに何それ？です。
神社の横を通過

石の産地なので、擁壁など興味を持ちました。
屑石は捨ててるように見えましたが。
石を切り出した跡でしょうね。
距離はありますがちょい怖い？
金風呂港に来ました。

途中、目的地があったのですが、どうも私有地で日曜日は11時から13時までしか観光できないと表示。
おいおい、お店の人説明してよと小一時間・・・。
目的が無くなったのでとりあえず行けるとこまで行こうかとペダルをこぎました。
これが終点ですね。
Uターンです。
15時15分に笠岡行きフェリーがあるので、急いで自転車を返却しました。
石切り場見れませんでしたと言うと、ああ日曜日じゃけんそうよなと能天気な返事にまた小一時間・・・。
これ待合室、エアコンありません。
フェリーは金風呂港～豊浦港～笠岡伏越港を結んでいます。
船内の様子、切符は船内で購入、じゃなくてお金払うだけです　笑
笠岡に帰ってきました。
昔は船の大きさが違ったのでしょうね。
高さが違う接岸岸壁が3つありました。

ホテルにチェックインして、飲食店を教えていただき夕食へ。
お腹ペコペコでした。

「妃富美」さんです。
https://www.google.co.jp/maps/place/%E5%A6%83%E5%AF%8C%E7%BE%8E/@34.4972918,133.5148414,18.25z/data=!4m6!3m5!1s0x35516af39283e5cd:0xc254373596a4d50d!8m2!3d34.497831!4d133.516785!16s%2Fg%2F1vd73qvx?entry=ttu
店内の様子
もう一枚、訪問した時は17時過ぎだったので空いていましたが、帰るときは貸し切り表示に変わっていました。
たくさん電話入っていました。

そういえば、最初目指したお店、17時開店と言うので訪ねたら今日は貸し切りなんですとのこと。じゃあ暖簾出さなくて良くないですか？
てんぷらの盛り合わせ
黒メバルの煮つけ
そして鰻の釜めし、これは注文してから40分かかりますので、いの一番で。
生ビール2杯で4,200円でした。
ホテルへの帰り道、奇妙な雲じゃないでしょうか？