2016/10/26 - 2016/10/26
131位(同エリア1792件中)
Islanderさん
- IslanderさんTOP
- 旅行記216冊
- クチコミ74件
- Q&A回答13件
- 469,728アクセス
- フォロワー177人
今回の旅は、鬼ヶ島とも呼ばれる女木島へ。桃太郎伝説や大正時代に発見された大洞窟、なんともミステリアスな島。この島でも2010年から瀬戸内国際芸術祭が3年ごとに開催され、アートを通じて島おこしが行われています。漁港に突如現れたOKタワーは、瀬戸芸の真骨頂とも言える作品。そして、レストランイアラの創作料理は忘れられない味。残念ながらこれらは2016年芸術祭会期限定のもの。記憶に留めておきます。
なお、芸術祭会期終了後も観賞できる作品があります。詳しくはART SETOUCHIのWEBサイト http://setouchi-artfest.jp/ をご覧ください。
【旅程】
○10月26日(水)
岡山駅6:37(瀬戸大橋線・マリンライナー)7:34高松駅(徒歩)高松港8:00(雌雄島海運)8:20女木島(バスと徒歩で島内巡り)12:20発のフェリーで男木島へ 男木島編につづく
【島データ】
・女木島(めぎじま)香川県高松市
面積:2.62平方㎞ 周囲:8.9km 標高:216m 人口:175人(2015年)
【瀬戸内国際芸術祭2016】(公式ガイドブックより)
会期 2016年3月20日-4月17日、7月18日-9月4日、10月8日-11月6日 108日間
開催地 瀬戸内海の12の島+高松、宇野
作品数 約200点(うち過去開催の恒久作品85点)
参加アーティスト 33の国と地域/約230組
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- グルメ
- 5.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 高速・路線バス 船 JRローカル 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
瀬戸大橋線マリンライナーで早朝の瀬戸大橋を渡ります。
-
高松駅に到着。東京からロングランしてきたサンライズ瀬戸が先に到着していました。
高松駅 駅
-
高松駅からフェリーターミナルへは徒歩5分程度です。
高松港旅客ターミナルビル 乗り物
-
片道370円の乗船券を買います。往復券もありますが、今回は高松→女木島→男木島→高松と周遊するので乗船毎に片道券を買うことになります。
-
高松港のマスコット的な存在の「めおん2」に乗船します。
-
高松港を定刻どおり8時に出港。芸術祭の会期中なので平日ですが混み合っています。
-
20分ほどで女木島に到着。引き続き男木島まで行きますが8割程度の乗客が下船しました。
-
港から大洞窟行き(右)と西浦行き(左)のバスが出ています。西浦行きのバスは香川県で最も古いバス。西浦の作品「OKタワー」とコラボした化粧が施されています。まずは大洞窟に向かうバスに乗り込みます。
-
バスは急坂を登り約10分で大洞窟に到着。受付で入場料(500円、芸術祭会期中は鑑賞パスポートの提示で300円)を払い洞窟に入ります。
鬼ヶ島大洞窟 自然・景勝地
-
この洞窟はいつ、だれが、何の目的で作ったのかはっきりしないようです。昭和6年に公開されたことから、防空壕として近代に作られたものではないことは確かなようです。
-
香川県内の中学生の皆さんによる「オニノコ瓦プロジェクト」。鬼瓦が洞窟内に敷き詰められています。
-
カオス*ラウンジ「鬼の家第一会場」のオブジェ。
-
「鬼大将の部屋」には赤鬼の大将がいます。これは芸術祭の作品ではありません。
-
大洞窟を出てしばらく山を登り鷲ヶ峰展望台へ。瀬戸内の島々を望むことができます。
-
港とは反対の島の西側へ歩いて下ります。
-
変わった植物を見つけました。
-
女木島にしか自生しない世界最小のメロンとのことです。
-
西浦に向かうバスが追い越して行きます。
-
みかんがたわわに実っています。
-
西浦の漁港が見えてきました。
-
西浦の漁港にあるナウィン・ラワンチャイクン+ナウィン・プロダクション「西浦の塔(OKタワー)」。西浦の住民全員が映画看板風に描かれています。
-
タワーは登ることができます。内側にはメッセージカードが貼られています。このタワーは2016年夏・秋会期のみの作品。会期終了とともに壊される予定で残念。
-
このバスに乗って港周辺へ戻ります。
-
シートにはおしゃれなカバーがかけられていました。
-
港周辺に戻ってきました。禿鷹墳上「20世紀の回想」。
20世紀の回想 名所・史跡
-
急坂を登った段々畑跡にある杉浦康益「段々の風」。
段々の風 名所・史跡
-
小さな祠がありました。西暦192年に神功皇后が参拝されたと伝わる女木元宮社。
-
2016年芸術祭で新たに制作された依田洋一朗のISLAND THEATRE MEGI「女木島名画座」。倉庫だった建物を利用しています。
-
「女木島名画座」はマンハッタンの古い映画館をモチーフにした作品。実際に映画館として使える設備となっています。
-
休校中の小学校校舎を作品にしている、大竹伸朗の「女根 / めこん」。
女根 名所・史跡
-
島内の道はのどか。
-
レアンドロ・エルリッヒの「不在の存在」は不思議な体感を受ける作品。撮影不可なので写真はありません。併設の「レストラン イアラ 女木島」で昼食とします。
レストラン イアラ 女木島 グルメ・レストラン
-
出張料理人ソウダルア氏による創作料理。写真のワンプレートにスープが付きます(1,500円)。
-
香川県自慢の食材を活かした料理。とても美味しかったです。オリーブ牛の昆布〆寿司は絶品。
-
作品を鑑賞しながら地酒のサングリアを飲る、至福のひととき。ごちそうさまでした。
-
ほろ酔い気分で作品巡りを続けます。平尾成志×瀬ト内工芸ズ。の「feel feel BONSAI」。古民家で展開される盆栽のインスタレーションは日本の美を感じる作品。
-
カオス*ラウンジの「鬼の家第三会場」。第二会場を見逃してしまいました。
-
行武治美の「均衡」。ミラーガラスを張りめぐらせたインスタレーション。
-
港周辺の家々は「オーテ」と呼ばれる壁で海岸と隔てられています。冬に強く吹き付ける季節風によって生じた波しぶきが家に入ってくるのを防いでいます。
オオテ (女木島の石垣) 名所・史跡
-
最後は駆け足で巡り、ぎりぎりで12時20分発のフェリーに乗り込みました。男木島に向かいます。(男木島編 http://4travel.jp/travelogue/11192555 につづく)
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
旅行記グループ
瀬戸内あいらんど紀行
-
前の旅行記
瀬戸内国際芸術祭2016を迎えた大島へ ~瀬戸内あいらんど紀行vol.6
2016/10/16~
高松
-
次の旅行記
男木島、瀬戸内国際芸術祭2016を追憶 ~瀬戸内あいらんど紀行vol.8
2016/10/26~
高松
-
瀬戸内あいらんど紀行 vol.1~高島、大飛島編
2016/05/07~
笠岡・浅口
-
瀬戸内あいらんど紀行 vol.2~真鍋島、北木島編
2016/05/08~
笠岡・浅口
-
竹原から大崎下島へ ~瀬戸内あいらんど紀行 vol.3 前編
2016/06/18~
大崎下島・豊島・下蒲刈島
-
瀬戸内国際芸術祭2016を迎えた犬島へ ~瀬戸内あいらんど紀行vol.4
2016/08/06~
岡山市
-
現代アートの聖地、直島へ ~瀬戸内あいらんど紀行vol.5
2016/10/15~
直島・豊島・小豊島
-
瀬戸内国際芸術祭2016を迎えた大島へ ~瀬戸内あいらんど紀行vol.6
2016/10/16~
高松
-
女木島、瀬戸内国際芸術祭2016を追憶 ~瀬戸内あいらんど紀行vol.7
2016/10/26~
高松
-
男木島、瀬戸内国際芸術祭2016を追憶 ~瀬戸内あいらんど紀行vol.8
2016/10/26~
高松
-
瀬戸内国際芸術祭2016を迎えた本島へ ~瀬戸内あいらんど紀行vol.9
2016/11/02~
丸亀・宇多津・多度津
-
瀬戸内国際芸術祭2016を迎えた高見島へ ~瀬戸内あいらんど紀行vol.10
2016/11/02~
丸亀・宇多津・多度津
-
瀬戸内国際芸術祭2016を迎えた伊吹島へ ~瀬戸内あいらんど紀行vol.11
2016/11/05~
観音寺市
-
七不思議とジオパーク、それに美味い魚がある姫島へ ~瀬戸内あいらんど紀行vol.12
2016/12/09~
国東(くにさき)・姫島
-
水仙薫る岡山県最南端の島、六島へ 瀬戸内あいらんど紀行vol.13
2017/01/28~
笠岡・浅口
-
大飛島を再訪、小飛島へ 瀬戸内あいらんど紀行vol.14
2017/01/28~
笠岡・浅口
-
錦秋の小豆島へ 瀬戸内あいらんど紀行vol.15
2017/11/23~
小豆島
-
播磨灘の離島、家島へ 瀬戸内あいらんど紀行vol.16
2017/11/24~
家島
-
盛んな漁業で活気ある島、坊勢島へ 瀬戸内あいらんど紀行vol.17
2017/11/25~
家島
-
「人間回復の橋」を渡って長島へ 瀬戸内あいらんど紀行vol.18
2018/12/08~
邑久・長船
-
ネコノシマ佐柳島 瀬戸内あいらんど紀行vol.19
2019/12/13~
丸亀・宇多津・多度津
-
NORINAHALLEに乗って風待ちの大多府島へ 瀬戸内あいらんど紀行vol.20
2020/02/24~
備前・日生
-
弓削島から「マンガの島」高井神島と「瀬戸内のどまんなか」魚島へ 瀬戸内あいらんど紀行vol.21
2020/03/28~
しまなみ海道(周辺の島々)
-
牛窓から緑の島、前島へ 瀬戸内あいらんど紀行vol.22
2020/06/19~
牛窓
-
白石島で「瀬戸内アルプス」をハイキング 瀬戸内あいらんど紀行vol.23
2020/07/17~
笠岡・浅口
-
明治の要塞が残る小島へ 瀬戸内あいらんど紀行vol.24
2020/12/20~
しまなみ海道(周辺の島々)
-
みかん色に染まった中島へ(1日目) 瀬戸内あいらんど紀行vol.25
2021/11/03~
松山
-
みかん色に染まった中島へ(2日目) 瀬戸内あいらんど紀行vol.25
2021/11/04~
松山
-
たまねぎの島、津和地島 瀬戸内あいらんど紀行vol.26
2021/11/04~
松山
-
瀬戸内国際芸術祭の会場になった与島へ 瀬戸内あいらんど紀行vol.27
2022/05/15~
坂出・瀬戸大橋周辺
-
伊吹島の瀬戸内国際芸術祭2022を追憶 瀬戸内あいらんど紀行vol.28
2022/10/13~
観音寺市
-
本島でクラフトビール、ほろ酔いで牛島を歩く 瀬戸内あいらんど紀行vol.29
2023/05/04~
丸亀・宇多津・多度津
旅行記グループをもっと見る
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
この旅行で行ったスポット
もっと見る
この旅行で行ったグルメ・レストラン
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
旅行記グループ 瀬戸内あいらんど紀行
0
40