
2016/05/07 - 2016/05/08
9位(同エリア149件中)
Islanderさん
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およそ3,000の島々が散らばる瀬戸内海。瀬戸内に面する街で育った自分にとって、島々が浮かぶ瀬戸内は海の原風景。少年時代に眺め、何時かは行きたいと思っていた島々。それからうん十年、橋が通った島、芸術の島、世界遺産の島、時代とともに変わって行く島はあれど、そうでない島もあるはず。
新シリーズ「瀬戸内あいらんど紀行」の第1回。岡山県、笠岡諸島の島々のうち、高島、大飛島、真鍋島、北木島を1泊2日でめぐりました。1日目、高島、大飛島の島旅を紹介します。
【旅程】
◎5月7日(土)
岡山駅8:55(山陽本線)笠岡駅9:38(街歩き)笠岡港住吉乗り場11:20(三洋汽船)高島港11:45(島歩き)13:45(三洋汽船)大飛島洲港14:10(島歩き) 大飛島宿泊
・5月8日(日)
大飛島北浦港9:25(三洋汽船)真鍋島本浦港10:05(島歩き)13:30(三洋汽船・高速艇)北木島大浦港13:38(島歩き)北木島豊浦港16:26(瀬戸内クルージング)笠岡港伏越乗り場17:26(街歩き)笠岡駅18:25(山陽本線・快速)岡山駅19:00
【島データ】
・高島(たかしま) 岡山県笠岡市
面積:1.05平方㎞ 周囲:5.9㎞ 標高:84m 人口:94人(2010年)
・大飛島(おおびしま) 岡山県笠岡市
面積:1.05平方㎞ 周囲:5.5㎞ 標高152m 人口:82人(2010年)
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 3.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 船 JRローカル 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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実は2016年4月に岡山へ引越しました。これからはこれまで手薄だった西日本を巡り、可能な限り旅行記をアップして行きたいと思っております。
岡山駅 駅
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今回の旅の出発は岡山駅です。黄色の115系電車に乗って山陽本線を西へ。
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岡山駅から43分で笠岡駅に到着。2016年4月1日〜9月30日は笠岡駅フラワーアートプロジェクトが開催中。フラワーアートカーが展示されています。
笠岡駅 駅
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駅横の商店街入り口。商店街を入ってすぐのところに港への近道となる地下道入り口があります。
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駅から徒歩5分程度で笠岡港に出ます。笠岡港は瀬戸内海から細く伸びた湾の奥にあります。船の出発まで時間があるので港周辺を散策。
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笠岡ラーメンを「山ちゃん」でいただきます。この店は朝5時から営業。朝ラーできます。
山ちゃん グルメ・レストラン
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笠岡ラーメンは鶏ガラ醤油のスープと鶏のチャーシュー、斜めに切ったねぎが特徴です。あっさりしていますが、鶏のコクが効いていて美味い。
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港には無料の駐車場があります(住吉乗り場から歩いて5分程度)。車をここに置いて島めぐりをすることができます。
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笠岡諸島への足、三洋汽船が発着する住吉乗り場。昭和の雰囲気が漂う懐かしい佇まい。建替えが予定されているとのことです。
三洋汽船(株) 乗り物
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笠岡諸島には7つの有人島があります。このうち今回の旅では4つの島をめぐる予定です。ちなみにこの地図は本州側から眺めた地図で、南北が逆になっています。
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笠岡から最も近い高島に向かうきっぷを買います。三洋汽船は笠岡諸島の島々をつなぐ航路を運航していますが、1日乗船券や途中下船ができるきっぷがないのは残念なところ。
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高速便と普通便があり料金が異なります。今回乗る便は普通便です。
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行き先の表示は「佐柳島」まで書いてありますが、佐柳島に向かうのは土曜日のみ1便の運航です。佐柳島から四国の多度津までのフェリーがあり、土曜日のみ、笠岡諸島経由で四国へ渡ることができます。
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細長い笠岡湾を走って行きます。
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途中神島(こうのしま)に寄港したのち、笠岡から25分で高島に到着。
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港の観光案内表示板によると2時間で一周できるハイキングコースがあるとのこと。次の船までちょうど2時間なので、時計回りで島を歩いてみます。
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島内で発掘された土器などが展示されている「おきよ館」。
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高島に数年間、神武天皇が滞在されたと伝わっています。神武天皇が吉凶を占った神ト山(かみうらやま)には大正時代に建立された巨大な石碑があります。
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笠岡諸島の島々を望める展望台。
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島の南側は人が住んでおらず車やバイクが通れる道はありません。観光地図で道路の表示となっていても道はこんな感じ。訪れる人が少なく、道は荒れています。
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ハイキングコースの終点はきれいな砂浜。
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子はらみ石。西日本最大級の陰石とのこと。良縁、子授け、安産の霊神として祀られています。反対側には近年建立された男性の石像も祀られていました。
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約1時間40分で島を一周し、港の待合室で笠岡の街中で買っておいた弁当を食べました。因みに高島には店や食堂はありません(民宿はあります)。大飛島に向かう船に乗り込みます。
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約25分(630円)で大飛島洲港に到着。海の色が違います。
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椿と砂州の島とのことですが…これらに期待しない方がいいと思います。
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港の待合室は無人。公衆電話が誇らしげ。
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港の近くに立派な小学校の建物があります。島には小学生がいなくなり、昨年(2015年)、閉校になりました。
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学校の前には砂浜、先に見える島は小飛島。昔は引き潮になると小飛島に向かって大規模な砂州が現れたそうですが、今は砂が流れてしまい、大潮の時にしか見られないそうです。
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今日の宿、Ile d'orに向かいます。看板が出ているので道に迷うことはありません。送迎してくれますが、歩いて行くことにします。
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島を周回する道路。結構なアップダウンがあります。車は走っていません。
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港から15分程度で今晩お世話になるIle d'orに到着。空き家をリノベーションして今年(2016年)4月にオープンしたばかりのきれいな宿です。チェックインを済ませ、お茶を頂き、島歩きを再開します。
Ile d’or cafe&guesthouse <大飛島> 宿・ホテル
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宿から数分で島の南端、恋人岬へ。夕陽がきれいに見れる場所とのことで夕暮れ時に再訪することに。
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道路沿いには黄色い花、ガザニアが咲いています。
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大飛島には6つの集落がありますが、家は高台に建てられています。この島の人々は海運業に従事し、裕福な島だったとのことです。しかし、今になっては若い世代が島に戻ってくることがなく、高齢化が急速に進展。立派な家が多いのですが、空家が目立ちます。
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歩いていると島の方から声をかけられます。猫には睨まれていますが、島の方々はとてもフレンドリーです。
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イチオシ
甍の波と石垣の防波堤が印象的な沖浦の集落。
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急な坂を下ると海岸に出ます。潮だまりには小魚、ウニ、イソギンチャク、大きなウミウシのつがいがいました。とてもきれいな海です。しばし海を見ながら日が暮れるのを待ちます。
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どんどん潮が引き、港が干上がりました。
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石垣の防波堤から陸側を見てみます。潮が引き船が取り残されています。
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落ちそうで落ちない岩を見つけました。名前は付いているのでしょうか。
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日が傾くとガザニアの花は花びらを閉じます。不思議な花です。
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恋人岬からの夕陽。残念なことに太陽の進む先に雲が出てきたので退散。
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宿に戻ります。今日の客は自分1人。1室しかない海側の部屋が空いていたので、1,000円追加料金が必要ですが迷わず部屋を変更。表紙の写真は、翌朝、部屋から撮ったものです。部屋からの眺めは素晴らしい。
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この宿は、本土にお住まいのご夫婦が週末に島に来られて切り盛りしていることから、週末のみ営業となっています(夏休期間は週末以外も営業予定とのこと)。この島は漁業の島ではなく、海に囲まれていながら魚を仕入れることは困難とのことです(島には店がなくその他の食材も本土から仕入れるしかない)。しかし、なんとか島の食材を使いたとの思いから、島で蛸漁をやっている方から、タコを特別に仕入れ、地タコをメインとした夕食になります。タコ刺には醤油のほかオリーブオイルも用意されいます。オリーブとタコとの相性は抜群。島のタコは煮ても揚げても美味くビールが進みました。写真を撮り忘れたローストビーフ、新たまねぎのスープも美味い。
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オリーブが入ったIle d'or風たこ飯。これも美味い。
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デザートは自家製のガトーショコラ。ここは島唯一のカフェ(自動販売機と公衆電話以外で現金が使える唯一の場所)でもあり島の女子(平均年齢75歳以上)からも好評とのことです。
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車が走らないこの島の夜は「無音」。ぐっすり眠れました。部屋の窓から見える朝陽の瀬戸内は絶景。
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朝食をいただきます。
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再訪を約束して宿を後にします。
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超遅咲きの椿の花を見つけました。
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道端の草花は朝陽に照らされ色鮮やかです。
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宿を出て約30分。島を半周して北浦港へ。港には小さな小屋があるのみ。
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桟橋の先には北木島、白石島が見えます。
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真鍋島行きの船がやって来ました。
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大飛島を後にします。(真鍋島、北木島編へつづく)
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