2019/09/18 - 2019/10/03
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jijidarumaさん
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番外編:ドイツでも個人情報にはお気を付けください。
2019年ドイツの初秋:メルヘン街道と木組み建築街道の旅
期間:2019年9月18日(水)~10月03日 (木)
(14泊+機中1泊=15泊16日間の旅)
目的地:今年のドイツの旅(17回目)は16日間で、古城ホテルに5泊、ロマンチックホテル加盟ホテルに2泊、木組み建築のホテルに5泊、City-Hotelに2泊といった予定です。
写真はオルデンブルク城の州立博物館:絶望したら、ひもじければヒトラーを選ぼうというポスター
- 旅行の満足度
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- レンタカー
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
9月20日(金) 86km 、晴れ・13℃
<Landesmuseum fuer Kunst und Kulturgeschichte州立芸術文化博物館と呼ぶのが正式だようだが、Landesmuseum Oldenburgオルデンブルク城の州立博物館>
14:35~16:15
D-26122 Oldenburg 、Schlossplatz 1
オルデンブルク城はかつてこの地を治めた代々領主・君主の居城であった。
1667年まではオルデンブルク伯、1785年からはオルデンブルク公家、1815年からはオルデンブルク大公家の住まいであった。
現在は州立博物館となっており、開館:火~日10時~18時、入館料Euro6x2=12
写真は地球環境・エコ運動:「Fridays for Future未来のための金曜日」
9月20日(金)オルデンブルクのシュロス広場前に凡そ1,000人 -
州立芸術文化博物館はオルデンブルク城に隣接する3つの別々の建物からなる博物館で、オルデンブルク城、AugusteumアウグステウムとPrinzenpalaisプリンセンパレスで構成されているもので、入場券も3館共通であるが、ナンセ広いし、多種多量の展示のようだから、結局、オルデンブルク城内の見物だけに限った。
絵画、美術好きにはもったいない事なのだろうけど。
写真はオルデンブルク城の州立博物館 -
<子供の写真撮影で苦情を受け、写真を削除した>
博物館内に、9歳の孫娘位の年頃の少女たち10人ほどが先生に連れられて、校外学習に来ていた。皆、楽しそうに民族衣装で着飾っており、可愛らしい。
ツイ、2人の子に声をかけて、そのうちの1人がOKしてくれたから、写真を撮らせてもらった。
写真は博物館内から写したシュロス広場:Schlosswache警衛所、ランベルト教会など -
イチオシ
先生も見ていたのだが、見物を終えて「謁見の間」から切符売り場に出て、預けた荷物を取り出し、カフェテリアでココアでも飲もうとしていたら、保安の方が来られた。
「実は貴方が先ほど撮られた少女の写真について、先生より苦情の申し出があった。(多分、個人情報を勘案した)貴方に申し訳ないが(貴方に邪な気があると思っていないのだが)、写真を削除して欲しい」と言われてしまった。
勿論、拒否する気はなく、保安の方の目の前で直ぐに当該分1枚を削除した。
今後は気を付けねばならないのだろう。ドイツもちょっとややこしい国になった。
写真はオルデンブルク城の州立博物館:聖母子像 -
ドイツの旅で過去に何度もこうした写真を撮ってきたが、上記のような話は初めてだった。
例えば、①2008年4月20日(日)Garmisch-Partenkirchenガルミッシュ・パルテンキルヒェン市内見物の帰途、街中で白いドレスの女の子にであった。白い飾りのついた真っ白のロウソクを片手に持ち、真っ白の靴、金髪の髪にも白い髪留めを付けた可愛い女の子である。Kommunionコミュニオンといって、カトリックの聖餐式であり、9歳に達するとその成長を親族でお祝いする。(プロテスタントでは13~14歳で行う)満面の笑みを浮かべた女の子の写真を撮らせてもらう。おばあちゃんが嬉しそうだった。(この時は住所を聞かずに後悔したものだ)
②2014年5月19日(月)Hildesheimヒルデスハイムの世界遺産見学の際、聖ミヒャエルス教会傍のカフェでお茶をした。El.Puente Weltcafe ヴェルトカフェと言ったが、1時間の歩き疲れと少しお腹も空いていたので、まだ清掃していたカフェに入れてもらった。
お祖父さん、母親の家族経営の店で、9歳の女の子が掃除を手伝い、その後はお店のテーブルで勉強をしていました。笑顔の女の子の写真と、聖ミヒャエルス教会から下に見えるカフェを撮った写真を、カフェでの領収書が手元にあったので住所も分かり、クリスマス時期に送信者は”ある日本人”とだけ書いて、写真を送った。家族の皆さんはちょっと驚いたことだろうが、喜んだ様子が目に浮かんだ。
かつての具体例が意外に直ぐ頭に浮かぶ。
写真はオルデンブルク城の州立博物館:Tilman Riemenschneiderティルマン・リーメンシュナイダー作品に似た木彫り像 -
そうそう、これには追記しておかねばならない。
オルデンブルク博物館では保安係の方が私共二人のココアをおごってくれたのだった。
勿論、大いに喜んでご厚意を受けた。
・・・・・・・
写真はオルデンブルク城の州立博物館:館内カフェで -
尚、追記すれば、
最近はホテルも個人情報の開示が厳しくて、ブレーメン最初の日、友人夫妻がホテルのレセプションに私共の到着を問い合わせしても教えてくれなかったそうだ。
この日、アムステルダム・スキポール空港の空港要員たちのストライキに遭遇し、予定便の遅延、トランクの積み残しの危惧が生じ、最終地のブレーメンでは一時トランクが未着となり、バッゲージクレイム(預託荷物の引き取り=>荷物未着申請)を行う羽目になって、大いに遅れたからだ。
ホテルチェックインの際に、スタッフから友人の電話問い合わせがあった話をされて、開示了承の署名を求められたのだった。
この件ではブレーメンの友人夫妻も大変おかんむりだった。
因みにご主人は元裁判官だ。
・・・・
ドイツも「個人情報の開示」については変わってきているという事だろうが、気を付けねばならない。4トラベラーの皆さんもお気を付けください。
(2019年11月17日)
写真はオルデンブルク城の州立博物館:Tischbeinティシュバインの傑作『1821作の強い男』
彼はイタリア滞在中にゲーテと親しく交友し、ローマで描いた『カンパーニャのゲーテ(1886年)(フランクフルト・シュテーデル美術館)』が有名である。
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この旅行記へのコメント (2)
-
- sanaboさん 2019/11/17 23:25:27
- こんばんは
- jijidarumaさん、こんばんは
可愛らしい民族衣装姿の子供さんたちを見たら、きっと私も写真を撮りたくなったことと思います。博物館での出来事ですが、引率されてらした先生方が画像が拡散しかねないネット時代ゆえ、万が一のことを考慮してのことと思うと立場上やむを得ない気もしました。
とはいえ、保安係の方がjijidarumaさんが純粋に可愛らしい民族衣装の子供さんの姿を写真に収めたかったことを理解して下さり、お気の毒に思ったのかココアをおごって下さったのは嬉しい心遣いでしたね。
sanabo
- jijidarumaさん からの返信 2019/11/18 13:43:06
- Re: こんばんは・・・<我らドイツ大好きの老人たちに>
- sanaboさん、
今日は。コメントありがとうございました。
本文中では書くのを控えたのですが。
いみじくも選択した表紙は「絶望したら、ひもじければヒトラーを選ぼう」というポスター、ヒトラーを選択した「ドイツ第三帝国」の民は後々後悔した事でしょう。
旅先のある町でゲシュタポ(Geheime Staatspolizeiナチスの秘密警察)の展示も見ました。ドイツはシュタージ(Stasiドイツ民主共和国(東独)の秘密警察)
といった組織もあったから、「密告」が奨励されて、実害もおおい。
国民性からしても、かつての歴史を引きずるドイツの国はあまり厳しく管理するのは控えた方が良いのではないかと、この時思ったのです。
何しろ、9歳の孫娘と日々接する私共が好々爺よろしく、満面の笑みを浮かべて写真を撮る場面を見ていたのだから、引率の先生(年配の女性)も直接私に言えば良かった事なのです。
サッと私共が博物館を出て行ってしまったら、写真の削除もできなかったはずでした。
たかが!子供の写真、可愛い、きれいな時期の写真は一時です。
博物館の保安係の対応は素晴らしかったですね。
ドイツ大好きにはこちらの方が大きいものです。
jijidaruma
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