アンダルシアの春祭りから銀の道、そして巡礼の道を歩く　１２　７日目②　大学の街　サラマンカ①

2019/05/14 - 2019/05/14

７日目　２０１９年５月１４日（火）　晴れ

・昼過ぎにカサレスをバスで出発、3時間でサラマンカ到着した。明日昼過ぎまで滞在する。簡素なホステルにチェックインして先ずシャワーと洗濯。その後昼寝して２０：３０過ぎに旧市街に出てみた。
・サラマンカは世界で3番目に古いサラマンカ大学があり、旧市街は世界遺産に指定されている。本格的な街歩きは明日で、今日はざっと歩いてみるだけ。マヨール広場、サラマンカ大学、新旧カテドラルと世界遺産の数々を眺める。折からの夕陽を受けて壁が金色に輝いていた。
・その後、旧市街の通りのオープンカフェで夕食。ワイン、パエリア、ビーフステーキ、大盛りのアイスクリームとボリュームたっぷりでたった15ユーロ。食後は美しくライトアップされたマヨール広場を通ってホステルに戻った。

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【旅程】　
　５/０８　関空→上海経由→パリ経由→マドリード（泊）
　５/０９　マドリード→コルドバ（泊）
　５/１０　コルドバ→アルコス・デ・ラ・フロンテーラ→ヘレス・デ・ラ・フロンテーラ（泊）
　５/１１　ヘレス・デ・ラ・フロンテーラ滞在（泊）
　５/１２　ヘレス・デ・ラ・フロンテーラ→メリダ（泊）
　５/１３　メリダ→トルヒーリョ→カサレス（泊）
★５/１４　カサレス→サラマンカ（泊）
　５/１５　サラマンカ→アストルガ（泊）
　５/１６　Astorga→Rabanal del Camino（泊）
　５/１７　Rabanal del Camino→Molinaseca（泊）
　５/１８　Molinaseca→Villafranca del Bierzo（泊）
　５/１９　Villafranca del Bierzo→Las Herrerias（泊）
　５/２０　Las Herrerias→O Cebreiro→ルーゴ→Sarria（泊）
　５/２１　Sarria→Portomarin（泊）
　５/２２　Portomarin→Palas de Rei（泊）
　５/２３　Palas de Rei→Rivadiso da Baixo（泊）
　５/２４　Rivadiso da Baixo→Lavacolla （泊）
　５/２５　Lavacolla →Santiago de Compostela（泊）
　５/２６　Santiago de Compostela→ア・コルーニャ→Santiago de Compostela→車中（泊）
　５/２７　→マドリード→パリ経由→機中（泊）
　５/２８　→上海経由→関空

エリア サラマンカ(スペイン)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 高速・路線バス 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

　カセレスのバスターミナルで出発を待ちます。カセレス～サラマンカ間は１６．１１ユーロで1日８便と比較的便利。

　１２：４５出発。街を出ると直ぐに一面のオリーブ畑。

　そして麦畑

　途中で渡った大きな湖のような水源
　地図を見たらスペイン内陸部から流れてきたタホ川が一旦ここに溜り、この先からテージョ川となってポルトガルに入り最後はリスボンで大西洋に注ぎます。

　荒野の中の長大な鉄道橋。

　空いた道路を快適に走行。

　大きな黒い牛の看板。スペインの道路沿いで時折見かけます。

　アンダルシアやエストレマドーラに比べて緑が多くなった。

　そして水も

　１５：４５　サラマンカのバスターミナルに到着。カセレスからちょうど３時間でした。

サラマンカ バスターミナル バス系

　ホスタル・バルセロナはバスターミナルから旧市街に向かうちょうど中間、旧市街を囲む環状道路沿いにありました。

ホスタル バルセロナ ホテル

　室内はシンプルで広め。

　シャワー室が広いのはありがたい。

　２０：３０　ひと眠りした後、マヨール広場近くで夕食をするためホテルを出ました。

　マヨール広場に向かう途中、立派な教会があちこちに見えます。

ラ プリシマ教会 寺院・教会

　街は茶色のレンガ造りの建物が多い。この先がマヨール広場のはず。

アーチ型の門をくぐると

　旧市街の中心マヨール広場に出ました。

マヨール広場 (サラマンカ) 建造物

　折からの西日を受けて建物が金色に輝いています

　東側の建物の中央部のファザードには見事な彫刻

　日陰にあたる西、南方向の建物は落ち着いた茶色

　広場に建った多くの屋台は殆どが書籍店。さすが大学の街です。

　石に刻まれた世界遺産のマーク。「サラマンカ旧市街」として１９８８年に世界遺産の指定を受けています。

　日中の暑さも和らぎ広場のカフェでは多くの人が思い思いに過ごしています。北側正面に見える建物は市庁舎。

　市庁舎は３つの鐘を持つ鐘楼を持ちファザードには美しい彫刻

市庁舎 (サラマンカ) 建造物

　市庁舎の建物のアーチをくぐって北に延びるZamora通りへ。

　高さと色が統一された美しい建物が続く落ち着いた通り。

　今度はマヨール広場から南に延びるマヨール通りへ。旧市街の見どころはマヨール広場の南側に集中しています。

　この通りも多くのカフェが並んでいます。夕食はここにしよう。

　貝の家。１５世紀後半に建てられたゴシック様式の建物で、巡礼者を守る騎士団の家でした。

貝の家 建造物

　建物の壁にはサンチャゴ巡礼のシンボルであるホタテ貝のレリーフで飾られています。

　貝の家の向かいに建つ修道院のような重厚な建物は…

　サラマンカ・ポンティフィシア大学。古い建物を使っていますが１９４０年創立の新しい教皇庁立大学です。

　サラマンカの象徴、サラマンカ大学の正面入り口は貝の家からすぐでした。１２１８年創立のスペイン最古の大学で、ボローニャ、パリ、オックスフォードと並ぶヨーロッパ有数の歴史を誇ります。

サラマンカ大学 建造物

　折からの強烈な西日。撮影モードを触ってコントラストを抑えています。

　オート撮影するとこんな感じ。黄金色に輝いています。

　細かな彫刻が彫られたファザード。この中にカエルが彫られていて、これを見つけたら試験に合格するとか。カエル探しは明日ゆっくりと。

　振り返ると広場にフライ・ルイス・デ・レオン像。サラマンカ大学で教鞭をとった１６世紀の高名な学者です。

　１６世紀から１８世紀に建てられた新カテドラルはサラマンカ大学からすぐ。

　鐘楼のある西側広場は狭いため全景を写せない。斜めから撮ってギリギリこんな感じ。

サラマンカ新旧大聖堂 (カテドラル) 寺院・教会

　ズームアップ

　夕陽で金色に光る建物を撮るにはこの場所しかありません。

　ファザードが黄金色に染まる。

　入口のアーチに彫られた見事な彫刻。

　ズームアップ

　新カテドラルの正面。

　赤い砂岩で建造されたゴシック様式。

　２１：３３　赤い正面の扉は閉まっていますが、ここのタンパンが有名なので見に行きます。昼間の混雑した時間帯ではゆっくり見れません。

　プラテレスコ様式と呼ばれるスペイン独特のものです。

　タンパンを埋める豪華な彫刻

　一つ一つの彫刻がすごく細やか。

　日も落ちて薄暗くなってきました。食事のためのマヨール広場に戻ります。

　道の途中にはサラマンカ大学の建物が散見

　マヨール通りには多くのオープンカフェが並んでいます。

　定食（メヌ）は１０～１５ユーロとお手頃です。高い方の１５ユーロのカフェにしました。

　飲み物は数種類から選択。赤ワインにしました。

　前菜はパエリア、スパゲッティ、スープ、サラダから一品。今日は海鮮パエリア。メインに近いボリューム。

　メインはビーフステーキ。

　デザートのアイスクリームも日本の優に２倍はある。お昼を食べてないので完食しましたがさすがに満腹です。これで１５ユーロはめちゃお得。

　２２：５５　食事を終えてマヨール広場に来たら見事にライトアップされていました。

マヨール広場 (サラマンカ) 建造物

　マヨール広場のライトアップ

　マヨール広場のライトアップ

　マヨール広場のライトアップ

　マヨール広場のライトアップ

　カフェにはまだ多くの人が。スペインの朝の仕事始めは１０：００頃なので、市民にとってこの時刻はまだ宵の口。

　２３：２０　ホテルに戻ってきました。なんだか足の指裏が痛い。見ると水膨れ、明後日からの巡礼が心配になった。

「本番を　前にマメ出来　後不安」

ホスタル バルセロナ ホテル