2024サンチャゴ巡礼26 13,サラマンカ到達

2024/05/07 - 2024/05/08

１３ Pedro sillo de Los Airos から Salamanca　サラマンカ到達

5/7(火)　６時前に起きて準備開始。キッチンに行くと昨日は無かった食パンなどが置かれていた。ここってデサジュノが提供されるアルベルゲだったのか。遠慮無くトーストにして４枚頂く。マーガリンもジャムもあるのでとても豪華な朝食になった気がする（生活レベルが下がってます）。

エリア サラマンカ(スペイン)

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

村を出発した時の朝焼けだけど赤く写らない(泣)。
６時５０分出発、朝の一時間は慎重に歩くことにしています。朝の内にふくらはぎが痛み出したらその後の３０キロを痛い足を引きづって歩かなくてはならないのでいつもより更に慎重。Monterubio 村までの５キロは順調に歩けたので、もう心配いらないかな。遥か後ろに昨日のアルベルゲで一緒だった人が見えるが、追いつかれることはなかった。

Morille 村までも問題なく歩ける。もう大丈夫だろう。７年前は昨日（一昨日）と同じアルベルゲを出発してここまで歩けたのだが、ポーランドチームに合わせたのでやっとここが今日の出発点の気がする。後で彼らのフェイスブックを見て分かったが、ポーランドチームはこの日、このMorille村までしか歩かなかった。だから昨日はショートコースにしたのか！それが分かっていれば私はこの村まで歩きたかったけど、昨日のアルベルゲもそれはそれで面白かったからいいや。ギエネクが中敷きくれるハプニングがあったし。

ベンチが沢山並んでいるのでここで作ってきたサンドイッチで二度目の朝飯。青リンゴも食べて健康的。野良なのか、犬コロがやって来たのでパンの端をやったら期待して動かない。数回与えたところで食べきったので、もうないと言うと理解したのかどこかへ行ってしまった。何度も会っている若いカップルがやって来た。今は１０時なので、この時間にやって来るってことは二人は手前のSan Pedro de Rozados村に泊まったんだろう。少し離れた所で同じように朝飯にしだした前をブエンカミーノと言って通り過ぎるが、暫くしたら追いついて来た。前後に誰か歩いていると嬉しいので、なるべく視界から消えないようにしよう。

サラマンカが遠くに見えてきた、あと１０キロ位かな？ここでカップルがお昼にし出したので、自分も少し離れた所に座って二つ目のサンドイッチを食べる。昨日のアルベルゲで一緒だった男性がやっと追いついてきて前を通り過ぎる。私にこんだけ差をつけられるのは余り足の速くない人だな。

巡礼路はサラマンカ手前で丘に登るルートと左に迂回するルートに分かれた。見るからに登りでがある丘は遠慮して迂回ルートを選択。これが失敗だったのか、大回りに廻ってサラマンカからは離れだした気がする。到達した町はサラマンカではなかった。やっぱり７年前は丘に登ったのかな？そう言えばサラマンカ手前の丘にあった大きな十字架がなかったから、やっぱり前とは別の道を歩いたのだ。
サラマンカまではバイパスみたいな幹線路を延々と歩く羽目になってしまった。丘に登らずに楽しようとしたが、結局その逆になってしまったよ。

幹線路をひたすら歩いてやっとのことでサラマンカに入るローマ橋に到着。ちょっと別の道みたいだったけど、ここで合流するのだけは分かった。

35.5kmを歩いて３時にサマランカ・アルベルゲに到着～。４時オープンの１時間前なので一番乗りでした。と言ってもこのアルベルゲは午後の早い時間に一度バックパックを預かってくれるので、何人の巡礼が預けたかが気になる。もし１０人も２０人もが預けていたなら私は１１番２１番になってしまうだろう。入り口にバックパックを置いて離れた石段に腰掛けて待つことにする。到着するまではへばってたけど、アルベルゲに着いてしまえばこっちのもの。少ししたら巡礼が続々と集まって来て殆どが顔見知りです。私が立てかけたバックパックの後ろに整然と自分たちのを置き出しました。先頭は気分がいいね。

アルベルゲがオープンしたので、まずバックパックを預けた人からチェックインになったが、たったの一人だけだったので私は二番目だ。チェックインしてベッドを確保したら買い物の時間です。親切なオスピタレラのおば様がカテドラルが綺麗に見える撮影スポットまで連れてってくれました。サラマンカ大学の中へ入って行くので、一般の観光客はここまで来ないので穴場だと思う。カルフールも教えてくれたけど、離れた所から「ほらあそこ」な感じだったので分からなくなる。地元の女性に尋ねると親切に店の前まで連れてってくれました。ここってさっき前を通った店じゃんと思うが、目の前を歩いていても分からないような店構えだった。でも中に入ると奥行きがあって品揃えもバッチリです。

勿論１リットルビールその他を買ってアルベルゲで今日も一人宴会です。親切なオスピタレラさんにビールを勧めたがお茶の方が良いそうです。
明日はサマランカ連泊なので、安いオスタルを物色中です。
コルドバ以来久しぶりの骨休めですが、風邪が本格的になってきたようだ。

今日の歩数　50,200歩　やっぱり30キロ越えると５万歩を越えます


１４ サラマンカの休日

5/8(水)　キッチンに降りていって朝飯。ここのアルベルゲは８時になったら全員が強制的に外に出される。予約したオスタルのチェックインは午後２時なのでそれまで時間つぶしをしなくてはなりません。

サラマンカ連泊で嬉しいけど昨日から風邪が本格的になってきた。M医院から貰ってきた風邪薬と咳止めを飲んでみるが、毎回風邪引くと簡単には全快しないので長期戦になるでしょう。アルベルゲで支給された使い捨て不織布の枕カバーを首に巻いてます。暖かいです。

サラマンカでやりたいことの１番は、カテドラル入り口にあると言うアストロノーツ像を探すこと。門は２カ所あるので、このどちらかの筈だが見つからない。近くにいた清掃員さんに尋ねると離れた所を教えてくれたので歩いてみたが、どうもこっちにはある筈ないよなーと思い、犬の散歩していた男性に尋ねると連れてってくれました。なんだあの清掃員は嘘教えたのか？

あったあったありました。確かに宇宙飛行士の像が格調高いカテドラルの門柱に取り付いていました。面白いことをするもんだねスペイン人。これ石工一人の独断でやったんじゃないでしょ！？親方なりカテドラル関係者が一枚噛んでるんじゃないの？何にしろ日本でこんなことやるのは日光の陽明門に宇宙飛行士を彫り込むようなものなので絶対に許されモンじゃありません。こんなことが出来る懐の深いスペインを羨ましく思いました。

連れてきてくれたスペイン人はスマホに保存してある写真を見せてくれました。日本に行ったことのある人だったのです。こんなに親切にしてくれたのは日本に行ったことがあるからだったのかな？ツーショットで写真を撮らせてもらいました。カテドラルは前に入ったし、スタンプだけ貰って中には入らない、有料だから。

あちこちうろついた中で有料で入ったのはサンエステバン修道院だけ。６５歳以上は3.5ユーロに割引きです。入口にスタンプはなかったけど宝物館にはありました。もしM先輩がここにやって来るようなら「スタンプは宝物館ですからねー」とフェイスブックでお知らせしておきました。

７年前に来たときはこの修道院は眼中になかったけど、ここって世界遺産でした。でかいし歴史も感じられる立派な建物でした。有料だったけど見られて良かった。

時間つぶしにマヨール広場に行ってみたり

今晩泊まるオスタルの場所をチェックしてみたり

バルに入ってチョコラテも飲んでみました。
風邪対策に昨日のカルフールで喉用に大量のミントキャンディーを購入。一袋に５０個くらい入っているので会う人会う人にばら蒔き始める。

腹がすいて来たのでマックへ。モニターでの注文は難しいのでいつも対面です。店員さんが機械でやったら？と言うので頭の横で指をクルクル回してアホを装いました。ハンバーガー、ポテトにビールで7.61ユーロ。バルやレストランより安あがりだけど、円安の今ではキツいです。

時間になったので今晩の宿へ。Revolutum Hostel はgronzeでは２８ユーロだったけどbookingcom 経由で見たら２５に下がってました。直前の予約だからかな？飛行機や列車などは直前だと高いけど宿の場合は安くなること多し。

レセプションで二人の巡礼と会いました。一人は私を覚えていて３日前の大きなアルベルゲで会ってました。風邪引きなのでシャワーは止めとこうと思ったけど一番熱くして２０分位熱湯を掛けました。お陰でポカポカです。湯冷めしないようにしましょう。

今日の歩数　町歩きなので無視


2024サンチャゴ巡礼27 　15,サラマンカから Calzada de Valdensiel　へつづく