2019/04/23 - 2019/04/30
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旅人のくまさんさん
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サマルカンドのホテルに3泊し、サマルカンドの世界遺産や、隣国のタジキスタンのペンジケント遺跡などを見学しました。旅行2日目のこの日は、中央アジア最古のオアシスと言われる、サマルカンドの霊廟などの見学です。
- 交通手段
- 観光バス
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サマルカンドで最初に見学した、グリ・アミール廟です。グーリ・アミール病とも表記されます。ティムール朝の建国者のティムールおよびその家族の霊廟です。後代に建設されたデリーのフマーユーン廟や、アーグラのタージ・マハルのような素晴らしいムガル建築の礎を築く元となった、テュルク・ペルシア建築史上の重要な建築物とされます。
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イチオシ
同じく、グリ・アミール廟の入口門とドーム、ミナレットの光景です『グリ・アミール』とは、ペルシア語で『王の墓』を意味します。青いドーム状のこの建築物の中にはティムールと彼の息子であるシャー・ルフやミーラーン・シャー、孫のウルグ・ベクとムハンマド・スルターンの墓があります。グリ・アミール廟には、ティムールの師のサイイド・バラカも眠っています。
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イスラム教の預言者、ムハンマド(570年頃~632年)の年齢に相当する、62個の襞がある青いドームの光景です。イスラム教でのムハンマドは、モーセ(ムーサー)、イエス(イーサー)その他に続く、最後にして最高の預言者(ナビー)であり、かつ使徒(ラスール)とみなされています。
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『アミール・ティムール(AMIR TEMUR)』の文字が記された案内標識の光景です。アミールは、司令官の称号とされ、『ティムール(1336~1405年)』は、チャガタイ・ハン国の軍事指導者で、ティムール朝の建国者です。中世アジアを代表する軍事的天才と評価され、中央アジアから西アジアにかけて、かつてのモンゴル帝国の半分に匹敵する帝国を建設した人です。
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グリ・アミール廟のドームとミナレットの光景です。ティムールは、征服した都市で、しばしば大規模な破壊と虐殺を行いましたが、首都のサマルカンドと故郷のキシュ(現在のシャフリサブス歴史地区)では、建設事業を行う二面性を持ち合わせていたようです。現代のウズベキスタンでは英雄とされています。
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イチオシ
グリ・アミール廟において最初に建設された部分は、14世紀末にムハンマド・スルタンの命により建設されました。現在ではマドラサとハーンカー(修道場に相当)、入口部分と建物の周囲にあるミナレットのみが現存しています。グリ・アミール廟の建築自体は、1403年にティムール最愛の孫であり、王位継承者であったムハンマド・スルターンが突然の死を迎えた後に始まりました。ティムールはシャフリサブスにあったアクサライ宮殿の付近に自身の小さな墓の建設を開始しました。
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ティムールは1405年の中国への軍事遠征の途上で亡くなりました。シャフリサブスへの道は雪で閉ざされていたため、代わりに現在のグリ・アミール廟のある位置に埋葬されました。ティムールのもう一人の孫であったウルグ・ベクはこの仕事を完遂しました。ウルグ・ベクの治世において、グリ・アミール廟はティムール朝の家族の玄室となりました。
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螺旋状の文様が施されたミナレットのズームアップ光景です。グリ・アミール廟の近くには、ルハバード廟とアクサライ廟があります。互いに非常に近い位置関係にあることから、三つ全てで一つの建築物と考える説もあるようです。ルハバード廟 (14世紀)は小規模な廟であり、イスラム教の預言者ムハンマドの頭髪が納められているとされています。また、アクサライ廟(15世紀)は修復が行われていませんが、グリ・アミール廟の裏の静かな通りにあります。
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グリ・アミール廟の入口門とミナレットの光景です。その他の施設は、背後に隠れてしまったようです。入口脇の人の大きさと比べて、その大さが分かります。
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朱色に近い赤い色の花を咲かせた、鉢植えのゼラニュウムの光景です。日本でもよく見掛けますが、ゼラニュウムは、フウロソウ科テンジクアオイ属(ペラルゴニウム属)の植物です。
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こちらはピンク色の花を咲かせた、鉢植えのゼラニュウムの光景です。葉の色合いは、先程紹介した赤い花の鉢植えとそっくりでした。南アフリカ・ケープ地方原産のペラルゴニウム・ゾナレと、ペラルゴニウム・インクイナンスを主な親とします。
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鉢植えのゼラニュウムが飾られていた一角の光景です。お揃いの赤茶色の鉢は、素焼きのテラコッタのようです。『テラコッタ鉢』は、素焼き鉢の中でもイタリア産の赤い色合いのものを指します。
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混じり気のない黄色の花を咲かせた、マリーゴールドです。こちらも、別の場所に置かれた鉢植えでした。マリーゴールドは、キク科コウオウソウ属(マンジュギク属)のうち、草花として栽培される植物の総称とされます。『聖母マリアの黄金の花』の意味を持つ名前です。
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グリ・アミール廟の入口門のアラベスク模様のズームアップ光景です。アラベスクは、壁面装飾に通常見られるイスラム美術の一様式で、幾何学的文様を反復して作られています。幾何学的文様の選択と整形・配列の方法は、人物を描くことを禁じるスンニ派のイスラム的世界観に基づいているようです。
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ドーム屋根の左右後方にミナレットが建つグリ・アミール廟の建物光景です。中庭から眺めた正面光景になります。残念ながら、今日の天候では青空がバックとはなりませんでした。
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イスラム教の創始者、ムハンマドが亡くなった年令の62歳を示していると言われる、62本の縦筋が刻まれたドーム屋根のズームアップ光景です。ムハンマドは、日本ではかつての西欧での表記に従って、モハメッドやマホメットと表記されてきましたが、最近ではムハンマドの表記が主流になってきたようです。
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赤色や黄色の花が咲く花壇で飾られた、廟の中庭の光景です。花壇の周りには、大理石などを使った敷石が文様のように敷き詰められていました。
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大きな自然石をくり抜いた湯槽のようです。左端部分に入口が設けられているようでした。お湯を沸かすことは出来ない構造ですから、お湯を汲み入れるか、流し入れ、あるいは水を張ったのかも知れません。
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上から眺めた、湯槽のような石造りの光景です。お湯(水)抜き穴のようなものが設けてありました。無用の長物となったのでしょうか、標識もなく屋外に展示してありました。
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グリ・アミール廟は、長い間修復作業が続けられていたようです。この辺りは損傷や劣化が少なかったためでしょうか、修復作業の手はあまり入っていないように見えました。
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イーワーンと呼ばれる、壁の窪みになるようです。イーワーンは、一方が完全に開き、三方が壁で囲まれて、天井がアーチ状となっているホールまたは空間のことです。
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イチオシ
イーワーンの天井付近に設けられた飾りのズームアップ光景です。ムカルナスと呼ばれる、鍾乳石を連想させるような装飾のようです。ムカルナスは、イスラム建築で使われる持ち送り構造の装飾の一種とされます。
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小雨の中のグリ・アミール廟の光景です。中庭の花壇の芝生、草花や樹木は、雨で生き生きとしているように見えました。
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先程の中庭の先に見えていた建物のズームアップ光景です。グリ・アミール廟のイーワーンの装飾は、熟練された職人のムハンマド・ビン・マフムード・エスファハーニー (Muhammad bin Mahmud Isfahani)により作成されました。
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グリ・アミール廟には、ティムール一族が眠ります。その廟はこの後紹介しますが、モスクの周りにも一族の霊廟が立ち並んでいるようでした。
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同じく、グリ・アミール廟の中庭と、その周りの霊廟のような施設群の光景です。この後は、グリ・アミール廟に入場しての見学です。
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横顔を描いた、ティムールの肖像画の光景です。鮮やかな色の衣服を身に着けた姿でした。ペルシア語では、『跛者のティムール』を意味する『タメルラング』、『ティムーリ・ラング』、『ティムール・イ・ラング』とも呼ばれます。
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『偉大なアミール・ティムール達の軍事キャンプ地群の地図』のタイトルがあった図面の紹介です。制覇した地域の東の端が現在のインドのデリー、西の端が現在のボスポラス海峡を挟んだトルコ地域でした。征服のための進軍経路が、色分けして表示してありました。
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グリ・アミール廟の建物内部光景です。見飽きない幾何学模様をした回廊が続いていました。漆喰で表面が仕上げられたのでしょうか、色彩はないものの、陰影だけが作り出した建築美の世界です。
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光が差し込んでいた場所の光景です。外光を採り入れたものではなく、照明器具が発光源でした。天井に出来た放射状の文様は、クリスタル・グラスを使ったらしいシャンデリアが造り出したものでした。
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