2019/04/23 - 2019/04/30
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旅人のくまさんさん
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タジキスタンのルダーキー博物館の展示品紹介です。ペンジケントが、アラブから攻撃を受けたのは8世紀半頃とされ、博物館の展示品の多くは8~10世紀の品々でした。
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イチオシ
かつての宮殿の復元想像図のようです。発掘調査などで見つかった柱、床、天井に壁の壁画などが想像・復元されているようでした。
(年代不詳:近年の想像画?) -
壁画の復元図のようです。大勢の人が描かれた、賑やかな絵柄です。
(原画の年代不詳:9~10世紀?) -
『飾り皿(推定)』
ペンジケント出土
(年代不詳:9~10世紀?)
蔓草模様らしいものが陽刻された、丸い形の焼物のようです。器用ではなく、飾りに使われた品かも知れません。縁が少し欠けていました。 -
『Fragments of Wall-Painting』
ペンジケント出土
(年代不詳:9~10世紀?)
壁画の破片(4点)です。 -
『Fragments of Wall-Painting』
ペンジケント出土
(年代不詳:9~10世紀?)
壁画の破片(4点)です。 -
イチオシ
『Triumph of Sogd Aristocrat』
壁画(Wall-Painting)
(原画年代不詳:9~10世紀?)
ソグド貴族(Sogd Aristocrat)の凱旋式(Triumph)の場面のようです。 -
壁画(Wall-Painting)
(原画年代不詳:9~10世紀?)
復元された壁画の一部分のようです。 -
『ガラス容器』
ペンジケント出土
(9~10世紀)
シルクロードを経由して、日本にはペルシャのガラス器が到達し、正倉院御物になっています。(白瑠璃碗など)加藤卓夫さんは、自ら現地で発掘されました。 -
『古銭(11枚)』
ペンジケント出土
(年代不詳)
推測ですが、銀貨や銅貨のようです。 -
『セラミック・ヴェッセル』(3点)
ペンジケント出土
(9~10世紀)
左右の2点は修復されていました。中央の碗にはひびが入っていましたが、修復はされていないようです。 -
『セラミック・ヴェッセル』(3点)
ペンジケント出土
(9~10世紀)
発掘された品々のようです。 -
『Vessel for keeping marcury』
ペンジケント出土
(9~10世紀)
イメージが浮かびませんが、水銀保存用の陶容器でしょうか。 -
詳しいことは分かりませんでしたが、『型』をまとめた展示のようでした。木枠に入ったものもあれば、破片のようなものもありました。タイルと紹介しているネット情報が多いようでした。
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『Carved wooden column』
(19世紀)
中央、やや右側に見える柱は、宮殿に用いられていた主柱の1本のようです。最初に紹介した想像・復元図にも、4本の主柱が描かれていました。 -
『刀剣』
(年代不詳)
ガラスケースの中に展示された、サーベルらしい3振りの剣の光景です。 -
右下に絵の表示がありましたが、読み取ることができませんでした。闘っているのは、左側の青い服の軍隊と、右側の蜂起した民衆のようです。左下には、鎖で繋がれた民衆らしい姿がありました。
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『書見台と筆入れ』
(19~20世紀)
『Pedestal for Books and Pencil-box』の表示がありました。両方とも木製のようです。 -
一枚板に彫刻されたレリーフの光景です。右下の名札には『Wood Curving』と微かに1958年らしいの表示がありました。推測ですが、ルダーキーのレリーフ像のようです。イスラム教の戒律が厳しい時代には制作できなかった人物像かも知れません。
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この博物館に名が冠せられた、ルダーキーの立像です。『ルーダキー』の日本語表示もされます。『ルダーキー(850年代初頭/860年代-870年代~940年頃)』は、『サーマーン朝(873~999年)』で活躍したペルシア語の詩人です。サーマーン朝は、中央アジア西南部のマー・ワラー・アンナフルとイラン東部のホラーサーンを支配したイラン系のイスラーム王朝です。 首都はブハラで、中央アジア最古のイスラーム王朝の一つに数えられます。サーマーン朝を開いたサーマーン家は、マー・ワラー・アンナフルのイラン系土着領主(ディフカーン)の一族で、家名は8世紀前半にイスラームに改宗したサーマーン・フダーの名に由来します。
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イチオシ
ルダーキーの肖像画です。ルダーキーの生涯については、未だ明らかになっていない部分が多いようです。13世紀前半にムハンマド・アウフィーが著した伝記には、ルーダキーは生来盲目だと記されていて、その記述は長く信じられていましたが、現在では否定されています。1956年に行われたルーダキーの遺骨の調査の結果、ルーダキーは晩年に政敵により盲目にさせられたと推測されました。インドの説話『パンチャタントラ』を元にした叙情詩『カリーラとディムナ』の訳出をはじめ、10万句以上の作品があったものの、現在ではほとんどが散逸しました。竪琴を奏でて、自らの詩を美しい声で吟じたと伝わります。
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『Cotton Cloth and models of clos Weaving』
(19~20世紀)
木製の木型2個も一緒に展示してありましたが、別の文様でした。 -
薄いカーテン超しに光が差し込んだ、展示室内の光景です。ガラスケースに展示されているのは、左から民族楽器、銅製品の燭台、銅製品の容器類でした。
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『セラミック・ヴェッセル』
ペンジケント出土
(9~10世紀)
広口の小型の容器です。 -
『セラミック・ヴェッセル』
ペンジケント出土
(9~10世紀)
やや大型の注器のような作りです。横筋が幾重にも入っていましたが、飾りの文様ではなく、製造過程でできた筋かもしれません。 -
『セラミック・ヴェッセル』
ペンジケント出土
(9~10世紀)
胴部の上のほうに二重の同心円が引かれ、その間に波模様が描かれています。取手が付いたやや大型の瓶です。 -
『セラミック・ヴェッセル』
ペンジケント出土
(9~10世紀)
口の部分などが破損していました。やや赤味を帯びた焼物表面に、線刻で模様が描かれていました。 -
『セラミック・ヴェッセル』
ペンジケント出土
(9~10世紀)
修復跡があった広口用機です。幅広の足が片方見えていました。無彩色で、模様なども描かれていないようです。分厚く見える破断面です。 -
『セラミック・ヴェッセル』
ペンジケント出土
(9~10世紀)
右端の破損した瓶には、素地と同じ系統の色の線描がありました。その左には、白地に青絵が描かれた破片が立て掛けてありました。 -
『セラミック・ヴェッセル』
ペンジケント出土
(9~10世紀)
纏めて展示してあった『セラミック・ヴェッセル(容器)』です。 -
破片などを展示したテーブルですが、傷が少ない皿や碗も展示してありました。右側の破片群は『セラミック文様(14~15世紀)』、その左側には『The Earthenware Lamp(陶器ランプ)』(14世紀)』の表示がありました。奥に並んだ3個の展示品は、『セラミック・ヴェッセル』(14~15世紀)の表示でした。右端に1点だけ、青磁風の破片がありました。
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