2018/12/18 - 2018/12/18
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entetsuさん
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この旅行記スケジュールを元に
半年に一度の持病の定期健診で、横浜市金沢区の病院に出かけました。
少々、時間の余裕があったので、途中下車して金沢文庫の名刹「称名寺」と、駅名にもなっている「金沢文庫」、加えて病院最寄りの「雷神社」に参拝して来ました。
初冬ですが暖かい一日で、つい汗ばんでしまいました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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私は、H21、23の2回にわたり、頚椎の手術・入院をしており、その経過観察中です。半年に一度の定期健診で、京急本線の「追浜」駅近くの病院に行っております。
今回、少し暇もあるので、以前一度行ったことのある、「称名寺」に行ってみることにしました。
京急線の「金沢文庫」駅で降ります。金沢文庫駅 駅
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イチオシ
京急線「金沢文庫」駅から歩くこと約10分、「称名寺」に到着です。
これは「総門」。鎌倉幕府の執権、北条実時が開基したと伝わります。 by entetsuさん称名寺 寺・神社・教会
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「赤門」とも呼ばれています。
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参道です。
春には桜が綺麗だということが容易に想像できる・・・。 -
参道をしばらく進み、左手に小さな古そうな門。
称名寺塔頭光明院表門 名所・史跡
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これは「光明院表門」で、称名寺の塔頭であった光明院の表門で、1665年に建てられました。
造営年代のはっきりとしている横浜市内の建築物としては最古の物になるそうです。
たっちゅう(塔頭)とは、禅宗寺院で、大寺の高僧の死後、弟子がその徳を慕って墓の塔の頭 (ほとり) に構えた寮舎のことだそうです。 -
続いて見えてきたのが「仁王門」。1818年に再建されました
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「称名寺(しょうみょうじ)」は、真言律宗別格本山の寺院で、山号は金沢山(きんたくさん)と号します。
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左右に仁王像。
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彩色はもう殆ど取れてしまっています。
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イチオシ
称名寺の最大の魅力は、この美しい浄土庭園です。
池の中央に島があり、反橋と平橋を経て金堂に至るという造りは浄土曼陀羅の構図に基づいたものだそうです。 -
潜ってきた仁王門を振り返って見ています。
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反橋(そりばし)。
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渡ります。
結構な角度があります。
反橋は、人生の「過去」を表します。
「過去」は、「このように山があって、苦しかった」という意味。 -
池は「阿字ヶ池」といいます。
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カルガモでしょうか、水鳥たちも渡ってきています。
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イチオシ
こちらが、平橋。
平橋は「今」を表し、仏の教えを守れば浄土に安らかに行けることを意味するのだそうです。
実は、この反橋とそれに続く平橋は、1988年に再建されたもの。
元亨三年(1323)の結界図には、伽藍の様子が描かれていますが、池に反橋・平橋があったことがわかります。
地下遺構の学術調査を行い、出来るだけ創建の規模を知って当初の形に復原するという基本方針に則って、反橋の4組と平橋の1組の橋脚の遺構を元に復元されました。 -
「金堂」。
平橋は「今」を指し、平橋から金堂に続く境内の道なき道は「将来・未来」を指すのだそうです。
金堂の中には、「弥勒菩薩立像」があります。(重要文化財) -
「称名寺」は、鎌倉幕府の執権、北条氏の一族である金沢北条氏の祖、北条実時が開基したと伝わります。
創建の時期については確実なことはわかっていないですが、1258年に実時が六浦荘金沢の居館内に建てた阿弥陀堂がその起源とされます。
のち1267年(文永4年)、鎌倉の極楽寺忍性の推薦により下野薬師寺の僧・審海を開山に招いて真言律宗の寺となり、金沢北条氏一族の菩提寺として鎌倉時代を通じて発展し、2代顕時、3代貞顕の代に伽藍や庭園が整備されました。
しかし、鎌倉幕府滅亡とともに金沢北条氏も滅び、以後寺運も衰退していきます。 -
「釈迦堂」です。
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北条氏の家紋「三つ鱗(みつうろこ)」。
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振り返って、過去と今を見ています。
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そんな折、突然猫が突進してきた。
私には興味が無いらしく、どこかに行ってしまった(笑)。 -
1681年に再建されたという金堂を斜め横から。
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イチオシ
ちょうど鬼瓦にあたる部分にも、北条氏の家紋「三つ鱗(みつうろこ)」。
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ふてぶてしい猫はここにいた(笑)。
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金堂の細工窓。
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「称名寺市民の森」。
金沢文庫、称名寺の背後を取り囲む山林です by entetsuさん称名寺市民の森 公園・植物園
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海に近い、金沢三山の金沢山を中心とした森で、国の史跡指定の「称名寺」境内をぐるりと取りまいた山林です。
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さらに左側に進んでいくと、隧道があります。
この隧道は、鎌倉時代の元亨3(1323)年に描かれた「称名寺絵図」にも隧道の扉が描かれていたという歴史のある隧道で、隧道を抜けると県立金沢文庫です。
現在は、隣に新しい隧道が造られているので使用禁止となっています。 -
こちらには、北条顕時と金沢(北条)貞顕の墓があります。
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北条顕時は北条実時の子で、幕府では、引付衆や評定衆を歴任しました。
北条顕時 金沢貞顕の墓 名所・史跡
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こちらは金沢(北条)貞顕の墓。
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貞顕の父は北条顕時。北条実時の孫に当たります。
第15代執権を務めました。 -
こちらは墓ではなく、北条実時の像。
北条実時は、金沢北条氏の祖。四代執権北条経時、五代執権北条時頼の側近として政務に加わり、引付衆や評定衆などの要職を歴任しました。
「文永の役」後引退し、六浦荘金沢に移り住み、蔵書を集めた「金沢文庫」を創設しました。 -
新宮古址。
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左に進めば「金沢文庫」があります。
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先ほど見たトンネル(隧道)の左に新しく作られているトンネルを潜ると・・・。
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「県立金沢文庫」。
日本史で勉強した「金沢文庫」は、今では県立の博物館・図書館です。 by entetsuさん神奈川県立金沢文庫 美術館・博物館
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北条実時が元治元(1275)年頃に設けたのではないかといわれる現存する最古の武家文庫で、北条氏滅亡後には所蔵されていた蔵書は、徳川家康、前田綱紀らによって持ち出されていましたが、明治時代になって伊藤博文らの尽力により復興され、持ち出された蔵書の回収が行われていました。
現在は「神奈川県立金沢文庫」の名称で県立の中世歴史博物館となっています。 -
壁面には北条氏の家紋「三つ鱗(みつうろこ)」。
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金沢北条氏は元弘3年(1333)、鎌倉幕府滅亡と運命を共にしましたが、以後、文庫は隣接する菩提寺の称名寺によって管理され近代に至ります。
現在の金沢文庫は、昭和5年(1930)に神奈川県の施設として復興したもので、平成2年(1990)から装いも新たに、中世の歴史博物館として活動を行っています。
(県立金沢文庫HP) -
京急「追浜」駅。
駅自体は横須賀市に属しますが、少し横浜方面に進むと、横浜市金沢区になります。
この駅が最寄りの横須賀スタジアムは、横浜DeNAベイスターズの二軍が本拠地にしています。追浜駅 駅
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病院までは、追浜駅から歩くと15分ほど。
普段はバスを利用しますが、この日は歩きました。
途中、このような神社があります。 -
イチオシ
「雷神社(イカヅチジンジャ)」。
見事なイチョウの木があります。
大半が散ってしまっていますが、こちらの神社のご神木です。
なお、京急バスのバス停は「かみなりじんじゃ(まえ)」ですし、昔から住んでいる方は 「かみなり様」と呼んでいるそうですが、「いかづち」と呼ぶのが正式だそうです。京急「追浜」駅近くにあります。こぢんまり雰囲気のある神社です。 by entetsuさん雷神社 寺・神社・教会
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「雷神社」の祭神は火雷命(ほのいかづちのみこと)。
創建は承平元年(931)と伝えられています。
雷神社の境内のご神木の銀杏の木は樹齢500年を越す大木で、垂れ下がる「乳頭」が安産や子育ての信仰の対象となっています。 -
本殿などの社殿はこの階段を登ったところにあるので、ここで参拝される方もいらっしゃいます。
階段は30数段です。 -
社殿です。
30数段でも息は切れる・・・(笑)。 -
境内社の稲荷さん。
雷神社参拝を終えて、国道16号を横浜方面に向かいます。 -
病院の行き帰り、いつも気になっていたこのお地蔵さん。今回初めて調べました。
「傍示(ほうじ)堂石塔群」。
1720年、下田から浦賀へ奉行所が移されると、江戸と浦賀間の人や馬の往来が盛んになり、浦賀に至る東西2本の道が作られ、これが浦賀道です。この付近では国道16号が東の浦賀道です。 -
写真のこの辺りが、武蔵国と相模国の国境で、隣国から入ってくる罪人や悪人を監視する見張り小屋があり、傍示堂と呼ばれていました。
石塔は五輪塔(古いものは鎌倉時代のものといわれる)、道祖神、庚申塔、六地蔵などであり、元の位置は、ほぼ京急線路上にあったものが、ここに集められたのだそうです。
(以上、横須賀市HP) -
病院ではレントゲンを撮って、先生の診察。
経過としては異常なし、「肥満気味です」と小言をいただいて、次回の予約を入れてもらって来ました。
「追浜」駅から「金沢八景」で快特に乗り換え、帰宅しました。
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