豊川稲荷東京別院と、赤坂サカス（ＴＢＳ）へ。その後、「やさい村大地」でサムギョプサル！

2016/04/23 - 2016/04/23

４月２３日、１４：００から「迎賓館赤坂離宮 本館及び主庭の公開」に当選し、迎賓館の豪華な本館や主庭などを観賞して来ました。

夕飯は久しぶりに赤坂の「やさい村大地」でサムギョプサルでも食べに行こうということにしておりますが、それまで少し時間があります。

「四谷三丁目の韓国文化院にでも行く？」と聞くと、家内が「ＴＢＳに行きたい〜」とのこと。

という訳で、赤坂に向かって迎賓館の東側の壁沿いに歩いています。

エリア 赤坂(東京)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• グルメ: 4.5
• 交通: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 私鉄 徒歩

迎賓館の東側の塀に沿って歩いております。

「紀伊国坂」という標識がありました。

紀伊国坂 名所・史跡

ホテルニューオータニが見えます。

「紀伊国坂」を下って来ました。
写真では判り辛いけど結構な坂です。

坂の西側に紀州徳川家の広大な屋敷があったことから、こう呼ばれたそうです。

近くに尾張徳川家の屋敷もあったそうですが、両邸は明暦３年(1657)正月の大火で焼失し、尾張邸は市ヶ谷に、紀伊邸は赤坂に移りました。
この大火は「振袖火事」とも呼ばれ、江戸城の天守閣もこの時に焼失したまま、以後再建されていません。
（港区ＨＰ）

国道２４６号線沿いに「豊川稲荷東京別院」なるお寺を見つけました。

豊川稲荷東京別院 寺・神社・教会

山門の上方向には、八重桜。

もう、大半が散ってしまっていました。

稲荷らしく真っ赤な提灯。

本殿です。

不勉強で知りませんでしたが、稲荷というからてっきり神社かと思いきや、こちらは曹洞宗のお寺だそうです。

大岡越前守忠相が、愛知県の豊川稲荷から「だ枳尼天（だきにてん）」を勧請し、屋敷稲荷として自邸で祀ったのを由来とするそうです。

伏見稲荷大社など、稲荷は神社だとばっかり思っていましたが、そもそも豊川稲荷は、「豊川稲荷妙厳寺」というお寺だそうです。

そうはいっても、よく見るお稲荷さんの風情はそのまま。

左右に阿吽の御きつねさま。

境内社も数多くあり、これは「大黒堂」。

大岡越前守は、ＴＶドラマでもお馴染みの南町奉行としての活躍や、旗本から大名へ取り立てられたことでも知られ、これにあやかり江戸の豊川稲荷も、立身出世や盗難避け、失し物・失踪人などの効験で評判となったそうです。

また、明治以降、赤坂は料亭や芸者などが集まる花柳界が発展し、芸道を生業とする人々からの信仰も増えていきます。

現在も、ジャニーズ事務所所属タレントをはじめ、著名な芸能人、スポーツ関係者からの信仰を集めていることでも知られるのだそうです。

願いが叶ったお礼や、願掛けの幟が並びます。

御きつねさまも同様に信者の方が奉納されたものです。

奥の院です。

中に入ることができます。

こちらの建物は、お供え物などからもどう見ても神社。
鳥居も有りましたし・・・。

更に奥に見えるのは神殿の本殿ではないでしょうか・・・。

三神殿の一つ、「宇賀神王」。
商売繁盛の神様。

きつねの勢揃い（笑）。

御きつねさまに睨まれてるような感じ。

昔より、狐は穀物を食い荒らすネズミを捕食することや、狐の色や尻尾の形が実った稲穂に似ていることから、狐が稲荷神の使いに位置付けられたとされます。

しかしながら、狐は稲荷神というのは誤解で、あくまで神の使いという位置づけだそうです。

御きつねさまの好物、油揚げがお供えされていました。

豊川稲荷東京別院の参拝を終えて、駐車場側の裏の方から出ました。

常夜灯が並んでます。
これも、祈願叶った信者からの寄進によるものです。

国道２４６号を渡り、赤坂サカス方向に歩いております。
山脇学園高校を過ぎた所にあったのが、「丹後坂（たんござか）」。

丹後坂 名所・史跡

「元禄初年（1688）に開かれたと推定される坂。
その当時、東北側に米倉丹後守（西尾丹後守ともいう）の邸があった。」
とのことです。

結構な急坂です。
今の地番で言えば、「赤坂4丁目」あたりですが、そもそも「赤坂」というぐらいですから坂が多い。
その中にこのような坂が入り組んでいる地形なんですね。

「赤坂一ツ木通り」まで来ました。

学生時代、近くでアルバイトしてましたが、店は殆ど代わってしまい、何処が何処だか判りません・・・（笑）。

赤坂一ツ木通り商店街 名所・史跡

ＴＢＳ放送センタービル。ＴＢＳの本社ビルですね。
近隣の施設を併せて「赤坂サカス」というらしい。

赤坂サカス 名所・史跡

家内のお目当てはこちら「ＴＢＳストア」。

TBSストア (赤坂店) 専門店

家内は、１０年を超えるジャニーズの某漢字一文字グループのファンをやっておりまして、なかでも某ＭＪのファン。

かれの主演ドラマ「99．9―刑事専門弁護士―」が視聴率19．1％（ビデオリサーチ調べ）を記録したとかで上機嫌のこのごろですが、この日は関連グッズを買いたいと・・・。

これは、「BooBo（ブーブ）」と言うらしい。
ＴＢＳテレビのマスコットキャラクターです。

関連グッズというので何かと思ったら、饅頭を買ってました。
後日私に１個くれただけで、全部食べたみたい（笑）。

赤坂サカスの「サカス」は、桜を咲かすというと、赤坂にたくさんある坂の意味もあるらしい。

ローマ字表記「akasaka Sacas」を後ろから読むと「SACA・SAKA・SAKA」＝「坂・坂・坂」となるんだとか。

赤坂サカス 名所・史跡

「赤坂BLITZ」。

赤坂サカス内にある、ＴＢＳテレビ運営のライブハウス。

「赤坂BLITZ」の前にあるのが、「Sacas広場」。

冬場は「White Sacas」と呼ばれるスケート場になります。
よく天気予報なんかを中継してますね。

マスコットキャラクターの「BooBo」が描かれています。

ＴＢＳ放送センターに繋がる通路には、「99．9―刑事専門弁護士―」の宣伝ポスター。

日本の刑事裁判では、起訴された場合、ほぼ確実に有罪判決がくだされる、つまり「99.9％」有罪になってしまうことからつけられた題名。

ＭＪ演じる刑事事件専門の深山弁護士は、残りの0.1％の可能性に掛けて奮闘するというドラマらしい。
家内は、ＭＪの久しぶりのドラマで、楽しみに観ているようです。

ん、私？
私は、撮りだめした韓国ドラマの消化に忙しく、国内のドラマまで手が回りません（笑）。
大体、この番組の放送時間帯はとっくに就寝しております（笑）。

これは、2000年に誕生したというＴＢＳのロゴマーク

漢字の「人」をモチーフにしているそうで、名前もちゃんとあって「ジ〜ン」というらしい。

中谷美紀さん主演の金曜ドラマ「私 結婚できないんじゃなくて、しないんです」。

もちろん、私にはこの番組を観る時間はありません（笑）。

ＴＢＳ放送センターのロビーで、家内は何か探しもののようです。
ソファに座って待っていると、ＵＦＯキャッチャー（ミニクレーン）の上に「あさチャン」の宣伝。

長く放送されていた、みのもんたの「朝ズバッ!」の後継番組。
フリーアナの夏目三久さんをメインキャスターにして放送中ですが、視聴率は悪いみたい。
確かに殆ど観ない番組・・・。

ロビーの脇から表に出ると。喫煙コーナーがあって、その前にはさっきから出てきてたBooBoともう一匹。
これは、「Boona（ブーナ）」というらしい。
ピンク色をした可愛い「女の子」キャラ。

こんなのもありました。
左がウルトラマンメビウス。
（タバコみたいだけど・・・）
右は、ウルトラマンマックス。

そういえば、ウルトラマンはＴＢＳ系列の放送だったか・・・。

ＴＢＳの「オールスター感謝祭」で、参加者が走る「赤坂５丁目！ミニマラソン」のコースになっている坂。
もう何年も観たことないけど、毎年おんなじようなことやってるんだろうなぁ〜。

ということで、ＴＢＳでの家内のお供も終わりです。

さぁ、飯だ、飯だ！

ＴＢＳは地下鉄でいえば千代田線の「赤坂」駅。
「赤坂見附」駅の方面に向かいます。

「カラオケ パセラ（赤坂店）」。

家内達のジャニーズ仲間がオフ会で使うらしい。

着きました。
「やさい村大地 （赤坂本店）」。

やさい村大地 本店 グルメ・レストラン

階段を上がったビル２Ｆにあります。

最初は家内に教わった店ですが、最近は会社の連中と行ったりして私の方がよく来てる。
で、なぜ赤坂見付の店に家内が出没したかというと、以前、ジャニーズ某漢字一文字グループが番組ロケで来たらしい（笑）。

予約していませんでしたが、何とか席に案内されました。

韓国本場と同じくパンチャンがサササッと出てきます。
ゼンマイにナムル、ダイコンナムル、ニンニク、味噌、ダイコンキムチ、もやしナムル。

ごま油とネギの千切り。

いずれもお替り自由です。

今日一日、迎賓館から赤坂まで、よく歩きました。
ビールで乾杯！！

注文するのは、サンパセット。
サンパとは、ご飯やお肉などを野菜で包んで食べる韓国料理。
「サンパ」とは、ハングル語で「包む・ご飯」の意味

３６００円とありますが、グルナビなどのクーポン提示で３０００円になります。

サンパセットは豚肉（サムギョプサル）約２００?、ご覧のような新鮮な野菜（１５種類以上あるとか）プラス〆は、キムチチゲ（ご飯付）・スンドゥブチゲ（ご飯付・味噌チゲ（ご飯付き）・冷麺・トンチミソーメンの中から一品選ぶことが出来ます。

この野菜には感動ものです。

メニューブックには、野菜の種類が載ってます。
その日の仕入れによって種類は変わりますが、聞いたことのないような野菜も提供されたりします。

サムギョプサル。

「サム」は数字の３、「ギョプ」は層、「サル」は肉を表し、日本でいう三枚肉（すなわちばら肉）を意味します。

店のスタッフが肉を焼いてくれ、焼き加減もチェックしてくれますよ。

ハサミで適当な大きさにカットしてくれます。
油がよく落ちて、少しカリッとした食感がたまらなく美味い。

メニューブックには、お肉の巻いて食べるやりかたが載っています。

好みの野菜にネギやニンニクなども乗せ、味噌を付けて程よく肉が焼けるのを待ちます。

肉にはごま油を付けて野菜に乗せて・・・。

ぐるっと巻いて、パクッと食べます（笑）。

安くて美味い。
この１５種類もあるという野菜もお替り自由です。

今度は別の部位の肉です。
こっちはロース。

これで２人前ですから、十分な量。

エゴマの葉っぱに巻いてます。

ナムルなんかも一緒に巻きます。

サンチュに巻いてます。

ロースも焼けて来ました。

店員さんがカットしてくれます。

この後、〆のキムチチゲを美味しくいただきましたが、酔ってしまったのか、疲れたのか、写真はここまででした。

「迎賓館赤坂離宮　本館・主庭」〜「豊川稲荷東京別院」〜「赤坂サカス」〜「やさい村大地」と、久々に充実した休日でした。

お付き合いくださり、有難うございました。