【X'masマーケット 弾丸ツアー 寄り道編】リヒテンシュタイン城

2019/12/06 - 2019/12/06

2019年のクリスマスマーケット弾丸ツアーは、シュヴァーベン地方にしましたが、そこまで行くならやっぱりシュヴェビッシェ アルプに点在する古城を巡らないとと思い付き、寄り道することに。
ホーエンツォレルン城とリヒテンシュタイン城に行こうと思いましたが、前者は時間が掛かるので厳しく、それに「西」ドイツ末期に中も外からも数回訪れているので後者のみとしました。

ここでは、その「ヴュルテムベルクのメルヘン城」といわれる古城をご覧ください。

なお、この「リヒテンシュタイン(Lichtenstein)」（城／町）は、スイス／オーストリア国境に挟まれた、「リｰヒテンシュタイン公国(Fürstentum Liechtenstein)」とは違います。

この旅行記は、【X'masマーケット 弾丸ツアー２】エスリンゲン (am Neckar)の付け足しです。

エリア ドイツ

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: レンタカー
• 旅行の手配内容: 個別手配

シュツットガルトの先で高速道路を出て、いくつかの国道を経て、リヒテンシュタインの町まで来、その先の城を目指していたら、右横の彼方に突然お城が見えました。
車を戻して、良さげなところで。
こんなショットが撮れるなら、もっと陽がちゃんと当たる数時間前に来れば良かったと悔やむことしきり。「早起きは三文の徳」はドイツでも有効ですなぁ！

同じところから、アップ。

リヒテンシュタイン城 城・宮殿

城の南側をぐるっと廻って駐車場に到達。
シーズンでもないのに、駐車料金が２オイロだって。
右は木でできた騎士の像。誰かは読むの忘れた。

城の西側裏です。

入り口。
この手前で、思わず「あー！」と声が出たのですが、改修工事かなんかで、足場が組まれていました。
このコマも、それが写らないように、構図が変です。

入場券です。
城内部へはガイド付き８オイロ、外から見るだけなら２オイロです。

案内パンフレットは何語が良いって聞かれたので、冗談で日本語って言ったら、ありました。
今でこそ中国人が台頭していますが、前はこんなところに来るアジア人は日本人しかいませんでしたね。
「リ>キ<テンシュタイン」がご愛嬌！

敷地に入って、横から。

城本陣の入り口を正面から。
工事で残念！

本陣を入ってすぐの内部。

上のコマの壁の下にあったものです。何だか分かりません。

その前に置かれている、大小の大砲と砲弾。

内部は自由に見られず、案内人の説明付きでのみ可能です。
そして、撮影禁止です。
じゃあ、何でこの写真？！

この２枚は、約30年前の昔に訪れたときに撮った紙焼きのスキャン画像です。
この頃は撮影可能でした。まだ何枚かありますが、撮影禁止の今を考慮して、これだけで止めておきます。
An Schloß-Inhaber:
Die zwei innere Bilder habe ich vor etwa 30 Jahren fotografiert. In damaliger Zeit wurde es zugelassen, gel?
Falls diese Darstellung trotzdem nicht gut wäre, sagen Sie bitte mal Bescheid. Dann lösche ich sofort!!
Vielen Dank für Ihr Verständnis.

これは30年くらい前の35Pf切手です。
この頃西ドイツでは、普通切手が城シリーズで、ここのもありました。
Pfとはマルク時代の補助単位(1/100)で、「Pfennig(ﾌﾟﾌｪﾆﾋ)」の略です。

城をこの地に築こうとし、具体的な建設位置を決めるとき、「こういう風に見えたら良いか」なんて考えて造ったのでしょうか？
ちゃんと絵になる写真を取れるポイントより。

何でしょう？（分かりません。）

下の町、リヒテンシュタイン。

パノラマです。

城を出てやや北側から。

このあとは、クリスマスマーケットに急ぎました。

この旅行記へのコメント （2）

• 骨ヅルさん 2020/08/23 04:51:36

  御礼とお知らせ、ありがとうございます。

  jijidarumaさん、こんにちは。
  メッセージありがとうございます。
  
  お伽噺の舞台みたいなリヒテンシュタイン城は、同じくこじんまりしている松前城とともに大好きです。
  
  今回はボッパルトに係わる質問に答えるため、２年前の類似質問への拙答を確認したのですが、そこにあったjijidarumaさんの回答内の
  「故郷青梅市の姉妹都市ボッパルトを訪ね」
  の文言が目に入り、改めて旅行記を拝見させていただきました。
  というのも、私も、東京都に属するものの超ー田舎に位置付けされてしまい、運転本数も減りがちな青梅線の住人だからです。
  今でこそ、ドイツと行ったり来たりですが、大都会と大自然の間（はざま）の我がHeimatは大好きです。
  
  今は、新コロの影響であちこち動くことができません／憚れますが、早く移動が自由になって、身軽に旅ができることを祈っております。
  
  これからもどうぞよろしくお願い申し上げます。
  

• jijidarumaさん 2020/08/23 00:50:38

  シュヴァーベンの名城！

  骨ズルさん、
  今晩は。故郷青梅市の友好都市ボッパルトのライン大蛇行の章に
  お立ち寄りありがとうございました。
  
  シュヴァーベンの3大名城！と私が勝手に呼んでいる、シュヴァーベン地方の
  Schloss Sigmaringenジクマリンゲン城、
  Burg Hohenzollernホーエンツォレルン城（プロイセン王家）と共に、
  Schloss Lichtensteinリヒテンシュタインです。
  ホーエンツォレルン城は行かれる方が多いですが、他の二つは日本人観光客
  は極めて少なく、珍しいので、拝見させて頂きました。
  
  いつ見ても、リヒテンシュタイン城は美しいですね。
  私のPCの壁絵はこの城です（笑）。お気に入りなのです。
  「ヴィルヘルム・ヴュルテンベルグ伯が夭逝した作家Wilhelm Hauff
  ヴィルヘルム・ハウフの長編小説『Lichtensteinリヒテンシュタイン』
  (1826年)に憧れを抱き、1840～42年にかけて、中世の趣むきをもった
  ロマンチックなドイツの騎士の城をシュヴェービッシュ・アルプの
  断崖上に築城した」・・・と云う謂れも納得です。
  ここは近年では2015年7月に訪ねています。
  
  尚、後半の写真に＝＞何でしょう？（分かりません。）＝＞
  とありますが、リヒテンシュタイン城・丸い稜堡です。
  中をのぞくと大小の大砲や丸い弾丸が置かれていました。
  
  それでは、御礼方々、コメントまで。
  jijidaruma