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バルセロナ2日目 サグラダ・ファミリアの次の訪問先は地下鉄で隣駅の世界遺産サン・パウ病院です。1902年に着工して1930年に完成したこの病院は「芸術には人を癒す力がある」と信じた建築家ルイス・ドメネク・モンタネールとその息子によって建てられたモデルニスモ建築の傑作のひとつです。実際 見学してみると2009年まで現役の病院であったとは信じられないくらい優美で鮮やかな彩色が施された建物でした。<br />~旅程~<br />8月5日(金) 羽田→フランクフルト→マドリッド(イントゥール・パラシオ・サン・マルティン泊)<br />8月6日(土) マドリッド観光→トレド日帰り観光→マドリッド観光(イントゥール・パラシオ・サン・マルティン泊)<br />8月7日(日) マドリッド観光(イントゥール・パラシオ・サン・マルティン泊)<br />8月8日(月) マドリッド→コルドバ観光→グラナダ観光(パラドール・デ・グラナダ泊)<br />8月9日(火) グラナダ観光→セビーリャ観光(イングラテラ泊) <br />8月10日(水)セビーリャ観光→バルセロナ観光(カタロニア・プラザ・カタルーニャ泊)<br />8月11日(木)バルセロナ市内観光(カタロニア・プラザ・カタルーニャ泊)<br />8月12日(金)バルセロナ郊外観光→バルセロナ市内観光(カタロニア・プラザ・カタルーニャ泊)<br />8月13日(土)バルセロナ市内観光(カタロニア・プラザ・カタルーニャ泊)<br />8月14日(日)バルセロナ→フランクフルト→東京<br />8月15日(月)日本帰国

2016真夏のスペイン周遊(18)世界一美しい病院 世界遺産サン・パウ病院

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2016/08/11 - 2016/08/11

3313位(同エリア6876件中)

インディー

インディーさん

バルセロナ2日目 サグラダ・ファミリアの次の訪問先は地下鉄で隣駅の世界遺産サン・パウ病院です。1902年に着工して1930年に完成したこの病院は「芸術には人を癒す力がある」と信じた建築家ルイス・ドメネク・モンタネールとその息子によって建てられたモデルニスモ建築の傑作のひとつです。実際 見学してみると2009年まで現役の病院であったとは信じられないくらい優美で鮮やかな彩色が施された建物でした。
~旅程~
8月5日(金) 羽田→フランクフルト→マドリッド(イントゥール・パラシオ・サン・マルティン泊)
8月6日(土) マドリッド観光→トレド日帰り観光→マドリッド観光(イントゥール・パラシオ・サン・マルティン泊)
8月7日(日) マドリッド観光(イントゥール・パラシオ・サン・マルティン泊)
8月8日(月) マドリッド→コルドバ観光→グラナダ観光(パラドール・デ・グラナダ泊)
8月9日(火) グラナダ観光→セビーリャ観光(イングラテラ泊) 
8月10日(水)セビーリャ観光→バルセロナ観光(カタロニア・プラザ・カタルーニャ泊)
8月11日(木)バルセロナ市内観光(カタロニア・プラザ・カタルーニャ泊)
8月12日(金)バルセロナ郊外観光→バルセロナ市内観光(カタロニア・プラザ・カタルーニャ泊)
8月13日(土)バルセロナ市内観光(カタロニア・プラザ・カタルーニャ泊)
8月14日(日)バルセロナ→フランクフルト→東京
8月15日(月)日本帰国

旅行の満足度
5.0
観光
5.0
ホテル
4.5
グルメ
4.5
ショッピング
4.5
交通
4.5
同行者
カップル・夫婦
一人あたり費用
30万円 - 50万円
交通手段
鉄道 タクシー 徒歩 飛行機
航空会社
ルフトハンザドイツ航空 ANA ブエリング航空
旅行の手配内容
個別手配

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  • サグラダ・ファミリア駅です。紫色は2号線です。

    サグラダ・ファミリア駅です。紫色は2号線です。

  • 次のスポットへは地下鉄5号線で向かいます。

    次のスポットへは地下鉄5号線で向かいます。

  • 1駅目のサン・パウ・ドス・デ・マッチ駅で下車します。

    1駅目のサン・パウ・ドス・デ・マッチ駅で下車します。

  • 外へ出ると住宅街に出ました。

    外へ出ると住宅街に出ました。

  • レンガの建造物が見えてきましたが、左手に曲がります。

    レンガの建造物が見えてきましたが、左手に曲がります。

  • ごみ集積場が見えてきました。

    ごみ集積場が見えてきました。

  • ごみ集積場の前の交差点がサン・パウ病院 撮影の定番スポットです。

    ごみ集積場の前の交差点がサン・パウ病院 撮影の定番スポットです。

    サン パウ病院 現代・近代建築

  • 交通量が多いので車の往来が途絶えた時がシャッターチャンス。

    交通量が多いので車の往来が途絶えた時がシャッターチャンス。

  • ガウディに教えたこともある建築家ルイス・ドメネク・モンタネールの最大のプロジェクトとして建築された総面積14万5千㎡の病院です。

    ガウディに教えたこともある建築家ルイス・ドメネク・モンタネールの最大のプロジェクトとして建築された総面積14万5千㎡の病院です。

  • 正門も独創的なデザイン。

    正門も独創的なデザイン。

  • 細部に芸術性を持ったモデルニスモ建築の代表です。

    細部に芸術性を持ったモデルニスモ建築の代表です。

  • 敷地内に入ります。

    敷地内に入ります。

  • この病院は当時バルセロナにまともな総合病院が無かったことを案じた銀行家パウ・ジルの遺言により、その遺産を投じて1902年に着工、1930年に完成した総合病院です。

    この病院は当時バルセロナにまともな総合病院が無かったことを案じた銀行家パウ・ジルの遺言により、その遺産を投じて1902年に着工、1930年に完成した総合病院です。

  • モンタールは「芸術にこそ病を癒す力がある」と考え、病院全体に装飾的要素で満たすため、イスラム美術とゴシック美術の特徴を併せ持つムデハル様式を採用しました。

    モンタールは「芸術にこそ病を癒す力がある」と考え、病院全体に装飾的要素で満たすため、イスラム美術とゴシック美術の特徴を併せ持つムデハル様式を採用しました。

  • 建物の到る所に花や天使の彫刻をあしらわれています。

    建物の到る所に花や天使の彫刻をあしらわれています。

  • 入場口は正面ではなく、向って右手の塔から入ります。

    入場口は正面ではなく、向って右手の塔から入ります。

  • 入場するとショップ兼チケット売り場がありました。並ぶことは無く、スムーズに入場。

    入場するとショップ兼チケット売り場がありました。並ぶことは無く、スムーズに入場。

  • 最初は病院の概要についてパネルで解説

    最初は病院の概要についてパネルで解説

  • 見学可能なエリアは濃い色で示されているとおり敷地全体の約4分の1に過ぎません。建物は実際に2009年まで使用されていたそうです。

    見学可能なエリアは濃い色で示されているとおり敷地全体の約4分の1に過ぎません。建物は実際に2009年まで使用されていたそうです。

  • 見学エリアの模型です。ここは大病院ですが威圧的で重苦しい巨大な病院は必要ないということで、小さい建物を分散。新鮮な空気や光、緑を提供することが患者にとって何よりの治療法だと考え全48棟に建物を分散させました。

    見学エリアの模型です。ここは大病院ですが威圧的で重苦しい巨大な病院は必要ないということで、小さい建物を分散。新鮮な空気や光、緑を提供することが患者にとって何よりの治療法だと考え全48棟に建物を分散させました。

  • スクリーン上では現在の新しい建物のサン・パウ病院も紹介されてました。

    スクリーン上では現在の新しい建物のサン・パウ病院も紹介されてました。

  • 一旦地下に下りました。この病院は小さい建物に分散されてましたが、病院に必要な効率面を考え、地下通路で全て結ばれ、自由に往来ができるようになっているそうです。

    一旦地下に下りました。この病院は小さい建物に分散されてましたが、病院に必要な効率面を考え、地下通路で全て結ばれ、自由に往来ができるようになっているそうです。

  • これが地下通路。

    これが地下通路。

  • 明るい光が見える方へ向かっていきます。

    明るい光が見える方へ向かっていきます。

  • 地上に上がりました。

    地上に上がりました。

  • これが地下通路への階段。

    これが地下通路への階段。

  • 振り返ると正面の建物の裏手に出ました。

    振り返ると正面の建物の裏手に出ました。

  • 奥の方に向かって観て行きます。

    奥の方に向かって観て行きます。

  • この建物はSANT COSME AND SANT DAMIA。

    この建物はSANT COSME AND SANT DAMIA。

  • 手術棟となっていたそうですが全く見えません。テラスもあるし外見は宮殿です。

    手術棟となっていたそうですが全く見えません。テラスもあるし外見は宮殿です。

  • とりあえず内部へ入ってみます。

    とりあえず内部へ入ってみます。

  • 改装されてキレイになってます。

    改装されてキレイになってます。

  • ここが建物群の中心に位置しているので理にかなったロケーションです。

    ここが建物群の中心に位置しているので理にかなったロケーションです。

  • 手術棟の背部。役割上 明るくするためか採光が多い作りになってました。

    手術棟の背部。役割上 明るくするためか採光が多い作りになってました。

  • すぐ右隣にあるのはSANT RAFAELです。ここの建物の標準的なデザインです。ここは外傷病棟でした。

    すぐ右隣にあるのはSANT RAFAELです。ここの建物の標準的なデザインです。ここは外傷病棟でした。

  • これぞモンタネールと言えるカタルーニャ音楽堂に通じる彩色とデザインです。

    これぞモンタネールと言えるカタルーニャ音楽堂に通じる彩色とデザインです。

  • 病院とは思えぬ優美な装飾です。

    病院とは思えぬ優美な装飾です。

  • 右奥にあるのはSANT MANUELです。ここは内部に入れました。

    右奥にあるのはSANT MANUELです。ここは内部に入れました。

  • 内部に入ると少し病院っぽい感じがしました。

    内部に入ると少し病院っぽい感じがしました。

  • 一般的な出術、ガン手術などを行っていた棟です。

    一般的な出術、ガン手術などを行っていた棟です。

  • 派手な外見とはうってかわって淡い色を使った落ち着いた内装です。

    派手な外見とはうってかわって淡い色を使った落ち着いた内装です。

  • 窓などのデザインは非常に凝ってます。

    窓などのデザインは非常に凝ってます。

  • 一番奥にある建物。

    一番奥にある建物。

  • ここから先は立ち入ることができません。

    ここから先は立ち入ることができません。

  • 引き返します。

    引き返します。

  • この建物はNOSTERA SENYORA MONTSERRAT。

    この建物はNOSTERA SENYORA MONTSERRAT。

  • 元は女性患者の病棟です。

    元は女性患者の病棟です。

  • 病棟の間には必ず緑の植栽がされています。

    病棟の間には必ず緑の植栽がされています。

  • この建物はNOSTERA SENYORA DE LA MERCE。

    この建物はNOSTERA SENYORA DE LA MERCE。

  • ここは元は産婦人科病棟でした。

    ここは元は産婦人科病棟でした。

  • 建物名PURISSIMA。元は神経科、眼科、耳鼻咽喉科。

    建物名PURISSIMA。元は神経科、眼科、耳鼻咽喉科。

  • 建物名SANTA APOLLONIA。婦人病の観察と研究病棟。

    建物名SANTA APOLLONIA。婦人病の観察と研究病棟。

  • サグラダ・ファミリアとはうってかわって人が少ないです。ゆったり見学できました。

    サグラダ・ファミリアとはうってかわって人が少ないです。ゆったり見学できました。

  • 出口に近この建物はSANT JORDI。男性患者用の観察研究棟でした。

    出口に近この建物はSANT JORDI。男性患者用の観察研究棟でした。

  • ここは内部見学可でした。明るい配色の内部。

    ここは内部見学可でした。明るい配色の内部。

  • パネルで当時の様子を紹介

    パネルで当時の様子を紹介

  • 部屋は白色でいたって病院らしい内装。

    部屋は白色でいたって病院らしい内装。

  • 左手が出口ですが、まだメインビルが残ってました。

    左手が出口ですが、まだメインビルが残ってました。

  • 正面に周ります。

    正面に周ります。

  • メインビルです。中央、西ウイング、東ウイングにわかれています。<br />西ウイング:会議室、事務所、書庫 2階 管理職のための住居、<br />東ウイング:勤務医、患者の診察、図書館、解剖学博物館<br />中央:メインホール、

    メインビルです。中央、西ウイング、東ウイングにわかれています。
    西ウイング:会議室、事務所、書庫 2階 管理職のための住居、
    東ウイング:勤務医、患者の診察、図書館、解剖学博物館
    中央:メインホール、

  • 中央のメイン・ホールです。黄色やピンクのタイルを多用してます。これは患者に安らぎを与え、精神的苦痛を取り除く狙いがあったそうです。ピンク主体で非常に優美な内装です。

    中央のメイン・ホールです。黄色やピンクのタイルを多用してます。これは患者に安らぎを与え、精神的苦痛を取り除く狙いがあったそうです。ピンク主体で非常に優美な内装です。

  • 西ウイングには会議室、事務所、書庫があり、上の階は管理職のための住居になっていました。ただ入口からして宮殿のようなデザインです。

    西ウイングには会議室、事務所、書庫があり、上の階は管理職のための住居になっていました。ただ入口からして宮殿のようなデザインです。

  • 素晴らしい装飾です。

    素晴らしい装飾です。

  • 天井のタイルのデザインも凝ってます。平面ではなく曲面で構成しているが凄いです。

    天井のタイルのデザインも凝ってます。平面ではなく曲面で構成しているが凄いです。

  • 窓をふと覗くと外の壁面にもカラフルな絵が描かれてました。

    窓をふと覗くと外の壁面にもカラフルな絵が描かれてました。

  • 奥にある会議室です。今は何かの講演用に使われているようです。

    奥にある会議室です。今は何かの講演用に使われているようです。

  • 天井を見上げるとこれまた素晴らしい装飾です。窓の形状もクローバー型になっていて凄いです。

    天井を見上げるとこれまた素晴らしい装飾です。窓の形状もクローバー型になっていて凄いです。

  • 再びメインホールへ。

    再びメインホールへ。

  • この階段を上がっていきます。

    この階段を上がっていきます。

  • この階段もどこかの宮殿のような作りです。

    この階段もどこかの宮殿のような作りです。

  • 天井には美しいステンドグラスが取りつけられています。

    天井には美しいステンドグラスが取りつけられています。

  • 今思い返すとカタルーニャ音楽堂と似たデザインです。モンタネールらしいデザイン。

    今思い返すとカタルーニャ音楽堂と似たデザインです。モンタネールらしいデザイン。

  • こちらは西ウイングの3階。管理職のための住居となっているようです。<br />

    こちらは西ウイングの3階。管理職のための住居となっているようです。

  • こちらは奥に入れませんでしたが東ウイング側です。勤務医、患者の診察、図書館、解剖学博物館があったそうです。この回廊は陽が差し込むと本当に華やかになります。たしかに気持ちがよくなるような気がします。

    イチオシ

    こちらは奥に入れませんでしたが東ウイング側です。勤務医、患者の診察、図書館、解剖学博物館があったそうです。この回廊は陽が差し込むと本当に華やかになります。たしかに気持ちがよくなるような気がします。

  • 中央に行ってみます。

    中央に行ってみます。

  • メインホールの上にある大きなホールです。

    メインホールの上にある大きなホールです。

  • 窓の形状、デザインが独特です。

    窓の形状、デザインが独特です。

  • 少し離れるとステンドグラスのような感じになります。

    少し離れるとステンドグラスのような感じになります。

  • 特に下側の窓は美しいです。

    イチオシ

    特に下側の窓は美しいです。

  • その窓から見える景観も美しいです。整然と並んだモデルニスモ建築の建物を観ることができます。

    イチオシ

    その窓から見える景観も美しいです。整然と並んだモデルニスモ建築の建物を観ることができます。

  • 見応えのある非常に美しい世界遺産でした。ガウディよりモンタネールの方が美しさという視点で行くと自分は好きになりました。

    見応えのある非常に美しい世界遺産でした。ガウディよりモンタネールの方が美しさという視点で行くと自分は好きになりました。

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