２０１６真夏のスペイン周遊（２）マドリッドからトレドへ半日ちょこっと観光

2016/08/06 - 2016/08/06

初上陸したスペイン。2日目午後は世界遺産トレドを半日観光。当初はトレドのパラドールのシティービューを予約していたのですが、ホテルを移動する時間がもったいないと考え、マドリッドからの日帰りに変更しました。トレドからはＡＶＡＮＴを利用、車内も空いていて快適そのものでした。ただし誤算はホテルの最寄り駅ソルとアトーチャ間の地下鉄が工事で運休していたこと、自動発券機でトラブルが発生して出発が遅れたこと。さらに時差ぼけと暑さによる疲労でトレドの観光を精力的にまわることができず、観光を詰め込みすぎたことを反省しました。
～旅程～
８月５日（金）　羽田→フランクフルト→マドリッド（イントゥール・パラシオ・サン・マルティン泊）
８月６日（土）　マドリッド観光→トレド日帰り観光→マドリッド観光（イントゥール・パラシオ・サン・マルティン泊）
８月７日（日）　マドリッド観光（イントゥール・パラシオ・サン・マルティン泊）
８月８日（月）　マドリッド→コルドバ観光→グラナダ観光（パラドール・デ・グラナダ泊）
８月９日（火）　グラナダ観光→セビーリャ観光（イングラテラ泊）　
８月１０日（水）セビーリャ観光→バルセロナ観光（カタロニア・プラザ・カタルーニャ泊）
８月１１日（木）バルセロナ市内観光（カタロニア・プラザ・カタルーニャ泊）
８月１２日（金）バルセロナ郊外観光→バルセロナ市内観光（カタロニア・プラザ・カタルーニャ泊）
８月１３日（土）バルセロナ市内観光（カタロニア・プラザ・カタルーニャ泊）
８月１４日（日）バルセロナ→フランクフルト→東京
８月１５日（月）日本帰国

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エリア トレド(スペイン)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 4.5
• ホテル: 5.0
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 4.5
• 交通: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 観光バス タクシー 徒歩
• 航空会社: ルフトハンザドイツ航空 ANA
• 旅行の手配内容: 個別手配

王宮からホテルへいったん戻り、ソル広場へ向かいました。日差しが強烈。

地下鉄のアトーチャ駅方面が工事で運休していたため、鉄道の方に急遽変更

Ｒｅｎｆｅのローカル線車両

アトーチャ駅着。ここからＡＶＥの方へ乗り換え。自動券売機で購入しようとしたが支払いのところでエラーとなり、結局は窓口へ。途中まで入力していた予約はキャンセルになっていたので再度予約・購入となりました。

ＡＶＡＮＴで往復２０．３ユーロ。出発まで１０分を切っているのでホームへ急ぎます。

いよいよ乗車です。

トレド行きであることを確認して乗車しました。

席は中央の４人掛け席でした。誰も来なかったので二人で利用しました。

風景は乾燥した大地と草木が広がった中を走行。

約３０分であっという間に到着。トレドも雲一つない天気です。

トレド駅はクラシックないでたち。

内部も味のある建築です。

スペインらしい外観の美しい建物です。

駅でカウンターのあった展望台経由で旧市街に向かうオープントップバスに乗車することになりました。１人５．５ユーロでした。

オープントップバスは赤くハデハデなデザイン。ただなぜかエッフェル塔の絵がデザインされている・・・？

日差しは強いですが風が気持ちいい。あと眺めもいいです。

高いところにトレドの看板が見えました

アルカサルも見えます

城壁を抜けてまずはミラドールへ向かいます。

タホ川が見えてきました。タホ川沿いを走っていきます。

目の前に可愛い車両が見えてきました

列車型の観光バス　ソコトレンみたいです。

ミラドール（展望台）で１０分ほど停車。ここでみなさん記念撮影。

ここからの景色は必見です。

カテドラル

アルカサル

素晴らしい景観です。ここで写真をたくさん撮影して旧市街へ再びドライブです。

アルカンタラ橋が見えてきました

街と外界をつなぐ数少ない橋です

ここも美しい光景ですね

高台に向けてバスが登り始めました

城壁に沿って進んでいきます

旧市街の入り口らしきところにバスは突入

太陽の門でしょうか

外壁に沿って登って行きます

街中に入って来ました

お城らしきものが見えてきた

アルカサルの外壁です

アルカサル到着。ここから徒歩で観光開始です。

グーグルマップを頼りにカテドラルへ向かいます。

狭い路地を道なりに進んでいきます

複雑な道ですがみんな同じ方向に歩いて行っているので迷いません

もうすぐ建物が見えてきてもいいころです

突然目の前に教会が出現

獅子の扉。名称の由来は門上の獅子によるそうです。

入口らしきところにチケットは反対側へ行けとの案内がありました

こちらがチケット・オフィスのある建物。

チケットを購入。１人８ユーロ。このオフィスには土産物屋も併設してます。

もらったガイドマップで廻ります。

カテドラルの出入り口です。

内部は涼しい。観光客が以外と少ない。

１２２６年に着工して１４９３年に主要部分が完成した大聖堂。

スペインの聖堂は金をふんだんに使用していて豪華です。そういえば南米も同様でした。

入口から左手方向・・・時計回りに向かうとモサラベ礼拝堂があります。

礼拝堂の内部には入れません

それにしてもデカイ。

ゴシック様式でヨーロッパでも有数の大きさです。（スペインでは２番目）

聖歌隊席の裏側ですが豪華です。

内部には聖像が祀られてます

ステンドグラスも美しいです

宝物室

中央には純金と純銀と宝石があしらわれた聖体顕示台。

高さ３ｍ、重さ２００ｋｇとたいへん巨大なもの。

年に一度だけ外に運び出されて聖体行列を練り歩きます。

素晴らしい彫刻です

美しい聖歌隊席。

緻密な彫刻の壁です

トレドの守護神である白いマリア像が立っています

中央司教席の真上には巨大な彫刻があるのですが、近くで見るととても迫力があります

鉄柵で囲われた主祭壇

高さが約30mもある主祭壇には、キリストの生涯を綴った「新約聖書」の20場面がびっしりと描かれています。

主祭壇の裏側には、トランスパレンテと呼ばれる透かしが施された祭壇衝立があります。

大理石でできており、最後の晩餐や天使、聖母マリアの彫刻など盛りだくさん。すばらしい彫刻です。

これが最後の晩餐の彫刻

天窓のドームにはフレスコ画が描かれており、差し込む光がトランスパレンテを照らしています。

中央の主祭壇を囲むようにたくさんの礼拝堂がありました

カテドラル最大の見どころである聖具室。聖杯や聖衣などを保管するための部屋ですがエル・グレコの宗教画がたくさん展示されています。天井画のルカ・ジョルダーノ作「聖イルデフォンソの昇天」は必見。素晴らしい天井画です。

エル・グレコの宗教画これでもかと多数展示されてます。

ここで見逃せない宗教画が正面に飾られている「聖衣剥奪」です。エル・グレコ好きには必見です。

聖具室の奥にもゴヤ作「キリストの逮捕」、カラヴァッジョ作「洗礼者ヨハネ」といった巨匠の絵画が展示されてました。

中庭に続く修道院の回廊には壁に巨大なフレスコ画が描かれていました。

回廊の奥にあるサンビアッジョ礼拝堂

最期は参事会会議室。

トレドの歴代高位聖職者の肖像画が飾られている部屋です。天井にはイスラムとキリストが融合したムデハル様式の美しい装飾が施されています。

外に出て入口の裏手に回ってみました

トレド市庁舎

カテドラルの正面です。広角レンズでやっとはいるくらいの大きさ。

免罪の扉。ここが正式な正面入り口ですが現在は解放されてません。

続いて時間もないので、あと１か所だけまわることに。

サントトメ教会。２人で５ユーロでした。

ここもエルゴレコの「オルガス伯爵の埋葬」が必見です。入ってすぐの部屋にあるのですが撮影禁止でした。

教会内部は撮影ＯＫ。ここは礼拝堂です。

とりあえず駅に戻るためアルカサル方面へ向かいます

グーグルマップが無かったら道に迷っていたかも。

途中アルカサル前の土産物屋で記念品を物色しました。

ソコドベール広場にバスが集中しているので、ここから駅へ向かいます。

駅行きは本数が多くすぐ乗車できました。

トレド駅正面。

手荷物検査をしてホームに入りました

帰りのＡＶＡＮＴも空いてました。

アトーチャ駅内部の庭園。行きは寄らなかったので気がつきませんでしたが、オアシスでした。

アトーチャ駅前は思っていたより閑静なところでした。当初　ここも宿泊の候補でしたが、夜だと少し寂しいかな？

この旅行記へのコメント （3）

• kodamaさん 2023/06/28 10:27:01

  はじめまして

  こんにちわ
  初めてコメントさせていただきます。
  来月、マドリード滞在、トレド一拍でスペインにいきます。
  旅の参考にしたいと皆様の旅行記を拝見していますが、インディーさんは
  同じように真夏の旅行をされているので特に興味深く熟読させていただきました。
  ホテルもイントゥール・パラシオ・サン・マルティンです。
  暑さが不安（コロナ前の5月初旬にアンダルシアを訪れた時は気温40度）でしたが、
  インディーさんはあまり暑さに参ってはおられないようですね。
  世界中を旅しておられるので慣れているのかな。
  
  ホテルの周りは静かと聞いていますが、人通りが少なく不安に思ったりはしませんでしたか？
  夏は10時ぐらいまでは薄明るいですので大丈夫かとは思うのですが...
  ホテルから一番近い地下鉄の駅はCsllao駅とか、他のコメントでお答えになっており、
  参考になりました。
  ありがとうございました。
  
  
  

  インディーさん からの返信 2023/06/28 16:15:54

  RE: はじめまして

  こんにちわ。2016年の話で少々古いですが参考までにご回答します。
  ホテルの前はサンマルティン広場で、そこから各方面に道が通じており、数分その通りを抜ければ、Callao駅方面はグランピア、マヨール広場＆サンミゲル市場方面はアレナル通り、Sol広場方面はデパートのエルコルテイングレスの裏口といった賑やかなところに出ますので、危険は特に感じませんでした。中南米地域によく滞在していたので、自分のルールとして日中は人通りの少ない通りには踏み込まない、夜は21時までにホテルへ戻ることを守っていましたので、これまで危険な目に逢いませんでした。日本も危険に巻き込まれるとすれば確率的に夜が多いと思いますので一緒かと思います。
  ご存じかと思いますがスペイン語圏は21時から夕食タイムですので、日本人にとっては空いている19時から20時に夕食をとれば、遅い時間に戻るようなことはなかったです。ホテルからは有名バルやサンミゲル市場、チュロスの有名店 San Ginesも徒歩圏ですので立地的に非常に便利でした。少なくともアトーチャ駅周辺のホテルより、賑やかなエリアだと思います。
  最後に暑さについてですが、自分は北国育ちの人間ですが、暖かいところのほうが好きなので旅行先はその時期の暖かいスポットを訪れています。スペインは湿度が低いので日本の蒸し暑い夏より過ごしやすいと思いました。日陰だと涼しかったです。インドやタイの方が暑さはきつかったです。
  それではスペインの旅　楽しんできてください。
  

  kodamaさん からの返信 2023/06/28 16:51:19

  RE: RE: はじめまして

  さっそくのお返事をありがとうございます。
  ホテル周辺の様子をお知らせ下さり心強いです。
  私は小心者なので、出発が近づくと不安が強くなり、心配材料を探してしまう悪い癖がありますが、暑さに負けずスペインに行ってまいります。