２０１６真夏のスペイン周遊（３）ソフィア王妃芸術センターとプラド美術館で名画鑑賞

2016/08/06 - 2016/08/07

初スペイン２日目～３日目はマドリッドの３大美術館を巡りました。２日目夜にトレドからの帰りがてらにソフィア王妃芸術センターの無料鑑賞、そして２日目午前は世界三大美術館のひとつプラド美術館を訪問しました。プラド美術館は混むと聞いてましたので事前に美術館のホームページから入場予約、チケットを印刷して持参しましたが、これが大正解でした。広い美術館なので入館時に渡されたハイライトの絵を中心に鑑賞しましたが、やはり素晴らしい美術館でした。
～旅程～
８月５日（金）　羽田→フランクフルト→マドリッド（イントゥール・パラシオ・サン・マルティン泊）
８月６日（土）　マドリッド観光→トレド日帰り観光→マドリッド観光（イントゥール・パラシオ・サン・マルティン泊）
８月７日（日）　マドリッド観光（イントゥール・パラシオ・サン・マルティン泊）
８月８日（月）　マドリッド→コルドバ観光→グラナダ観光（パラドール・デ・グラナダ泊）
８月９日（火）　グラナダ観光→セビーリャ観光（イングラテラ泊）　
８月１０日（水）セビーリャ観光→バルセロナ観光（カタロニア・プラザ・カタルーニャ泊）
８月１１日（木）バルセロナ市内観光（カタロニア・プラザ・カタルーニャ泊）
８月１２日（金）バルセロナ郊外観光→バルセロナ市内観光（カタロニア・プラザ・カタルーニャ泊）
８月１３日（土）バルセロナ市内観光（カタロニア・プラザ・カタルーニャ泊）
８月１４日（日）バルセロナ→フランクフルト→東京
８月１５日（月）日本帰国

エリア マドリード(スペイン)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 4.5
• 交通: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 航空会社: ルフトハンザドイツ航空 ANA
• 旅行の手配内容: 個別手配

アトーチャ駅到着後ソフィア王妃芸術センターに向かいました。

トレドから急いで帰ってきた理由は平日１９時～２１時の無料入場を楽しむためです。

フロアマップを見るとそんなに広くありません。

無料だけあって見学者は多いです。

ここで有名な作品のひとつ。ピカソ１９０１年作の青い服の女。英名でWoman in Blue。青衣の女と訳されていることが多いです。

これもピカソ１９０１年作の笑う女性の上半身像。

キュビズムに転じた作品。ピカソ１９２６年作のBustand Pallete.

これもピカソ１９２８年作。Figure。

ピカソのゲルニカだけは写真撮影が禁止でした。１９３７年作で349 cm × 777 cm と大きい絵です。（これは参考写真）

絵の大きさ同様にインパクト大の作品でしばらくの間その場を離れることはできませんでした。心に訴えてくるものがあります。

続いてスペインを代表する画家ジョアン・ミロの作品。１９２７年作Painting。

これもジョアン・ミロ１９２５年作　パイプをくわえた男。

ジョアン・ミロ１９２５年作のHead and spider。

ジョアン・ミロ１９２３年～２４年作のPastral。

ジョアン・ミロ１９２５年作のThe Red Stain。

ここからはダリの作品です。

ダリ１９２６年作Still-Life。

ダリ１９２４年作。Still-Life.

ダリ１９２５年作。Pierrot playing the guitar.

ダリThe Endless Enigma 1938の作品

ダリとアメリカのマン・レイのコラボによる彫刻作品「ジョエラの肖像」１９３３年～３４年作。ダリは彩色を担当。

ダリ１９２９～３２年作　透明人間。ダリらしくて好きな作品です。

ダリ１９３３年作 The Architectural Angelus arquitectnico of Millet。

ダリの代表作　偉大なる手淫者Face of Great Masturbayor、１９２９年の作品。

ダリ１９３５年作ロブスター。

ダリ１９３５年作　戦争の予感の研究　Study for Premonition of the Civil War。

ここの代表作　ダリ１９２５年作の窓辺にたたずむ少女 Girl at the Window。ダリが２１歳の頃の作品。モデルは妹。ダリの初期の作品ですが、これも好きな作品です。

ダリ１９２５年作　後ろ向きに座る女 Girl from the Back。

ダリ１９２５年作　妹の肖像画 Portrait of his Sister (Ana Maria)。

ダリの絵は余り知りませんでしたが、じっくり見てみて興味が出てきました。次回はもっと勉強してから訪問したいと思います。

この日は歩き疲れてここで観光を終了。明日はマドリッド市内のみの観光としました。

翌日再び王立劇場へ。

近いですが地下鉄でプラド美術館へ向かいました。

３駅目のバンコ・デ・エスパーニャで下車。

市役所になっているシベーレス宮殿が見えました。

看板に従ってプラド美術館へ向かいます。

通称プラド通りを歩いて行きます。緑が多いので気持ちいい道です。

プラド美術館が見えてきました。

チケットを求める人で長蛇列になってました。

しかしチケットは事前にホームページで入場予約してましたので購入の列をスルー。

裏手に回って行きます。

裏手にはサンヘロニモス教会が見えます。

ここが個人客の入口。

日本語のガイドもありました。

オーディオガイドを借りて回りました。内部は写真撮影ＮＧのためここからは参考写真をもとに主な作品を紹介します。

プラド美術館の代表作ゴヤの裸のマハ。１７９７～１８００年の作品。

こちらは着衣のマハ。１８０７～０８年の作品。この２作品は並んで展示されてます。裸のマハは当時　敬虔なカトリック国であったスペインにおいて宗教裁判にかけられるほど騒がれた名画です。

ゴヤの銅像。チケット売り場の前に鎮座してます。

個人的にはゴヤの絵で一番好きな「１８０８年５月３日プリンシペ・ピオの丘での銃殺」。１８１４年作。

「わが子を喰らうサトゥルヌス」もインパクト大。１８２１～２３年作。

宮廷画家であったゴヤ１８００年作「カルロス４世の家族」。

この美術館で１、２を争う名作ベラスケスの「ラス・メニーナス」。１６５６年の作品。一番人だかりが多かった絵画です。

宮廷画家ベラスケス「酔っ払いたち」１６２８～２９年作。

受胎告知。エルグレコ１５９６年～１６００年作。

羊飼いの礼拝。エルグレコ１６１２年～１６１４年作。本人の墓の前に置かれていた作品。晩年の名作。

胸に手を置く騎士。エルグレコ１５８０年頃の作品。

ムリーリョ「無原罪のお宿り」１６７８年頃の作品。

ルーベンス「東方三博士の礼拝」。

ルーベンスの三美神。１６３５年作。

アンドレス島のバッカナーレ。ヴェネツィア派の巨匠ティツィアーノ１５２３～２６年作。

ダナエと黄金の雨。ティツィアーノ１５５３年作。

カール５世騎馬像。ティツィアーノ１５４８年作。

土産物とカフェが出口にありましたので、ここでガイドブックを購入。

写真撮影ができないので、超有名作以外は、やはり何か記録が無いとすぐ忘れてしまいます。ボスやブリューゲルなど名作を見ているはずですが記憶が薄れてきてます。

次回は事前に絵をもっと勉強して再訪したいと思います。