橋のアーチが美しいスタリ・モスト～１６年夏ボスニア・ヘルツェゴビナなど４カ国周遊８月１０日その２モスタル

2016/08/06 - 2016/08/14

内戦の傷跡に心を少し痛めつつ、旧市街中心部に入ってきました。モスタルと言えば、あの有名な橋「スタリ・モスト」ですね。橋を渡って、近くのミナレットから写真を撮る定番のコースに行きました。

エリア モスタル(ボスニア・ヘルツェゴビナ)

• 旅行の満足度: 4.0

右側は世界遺産の旗。真ん中はボスニア・ヘルツェゴビナの旗。左側は多分モスタルの旗です。

ボスニア・ヘルツェゴビナの旗はＥＵっぽいけど、まだＥＵ加盟申請中です。

スタリ・モスト周辺の地図です。

この石畳はデコボコしている上にツルツル滑って非常に歩きづらいです。ハイヒールの女性は苦労してました。

雑踏を抜けて橋に近づきます。この辺は各国の観光客だらけです。

トルコ式サウナ風呂だったけど、今は博物館になっているとか。中には入らず。

レストラン・バビロンと書いてありますが？ここも入らず。

橋のたもとにある塔です。登れるのかな？

ようやく橋が見えてきましたよ。

まさにスタリ・モストです。近すぎて写真に収めづらい。後でいい場所に行きます。

そうそう、スタリ・モストとは「古い橋」という意味だそうです。モスタルの地名もここが由来です。

１６世紀のオスマン朝支配の時代に、橋脚のないこの形で作られました。当時の建築技術の高さを示しているそうです。１９９３年の内戦の際に破壊されてしまい、２００４年にユネスコの協力を得て再建したとか。

橋の中央まで来ました。きれいな川ですね。天気もよくて最高。下の川で泳いでいる人も多数。長期滞在している人もいるのかな。

橋の上は身動きをとるのも大変です。

後ろを振り向くと、イスラム寺院が。あそこに見える塔から見るスタリ・モストが絶景らしいので、これから行きます。

橋のうえもつるつるして危ない(>_<)

欄干というか鉄柵が付いてます。

よく見ると河原にはステージがありますね。夜はコンサートとかあるんでしょうか。残念ながら今回はモスタルには泊まりません。

橋の反対側に向かいます。

橋を渡りきりました。こちらも狭い道の両側に土産物屋がひしめいてます。

ちらっと振り返ると、アーチがくっきり。でも、ここだと川面が見えません。

テラス席のレストラン。暑いからか客はまばら。

トルコの旗がありました。実はスタリ・モストの西側はクロアチア人（カトリック）、東側はムスリムの地域です。渡ってきたこの辺が東側。

さっき見えたイスラム寺院に入ります。コスキ・メフメト・パシナ・ジャーミアという名前です。

１７世紀に建てられた寺院です。

中では信者の方が熱心にお祈りをしてました。

天井の写真はピンボケ。質素ながら美しい装飾が施されてます。

ものすごい狭い階段を登って塔の上に来ました。

おおー絶景です(^o^)

アーチが川面に映って素晴らしいです。

反対側の景色はこんな感じ。

橋のない方の眺め。

橋アップ！

真下を見ると結構な高さでした。

ちょっと引いてみたショット。これもまたいい感じです。

塔を降りてくると熱心に祈っている方が多数。

ちなみに料金は１２マルカでした。８００円ぐらいかな。

スタリ・モストに戻ってきたら、橋の上から飛び込もうとしている男性がいました。結局この人は飛び込まず、後ろから来た友人らしき人がさっさと飛び込みました。何だかなあ。

結構な高さです。めちゃめちゃ暑いので飛び込みたくなる気持ちは分かります。

フリータイムになりました。私は先ほどの塔に挑戦。エレベーターで行けると思ったら・・・。

何と途中からは階段で登ります。

途中に鐘がありました。新しい？

この鐘は古いですね。どっかから移築した？

階段の段数がスプレーされてました。途中までエレベーターなので３００段も上ってません。

やっと頂上に到達(*^_^*)

結構達成感ありました。

ではスタリ・モストを見てみましょう・・・あれ？

何と橋が見えないではありませんか。何のためにこの位置に塔を建てたのか・・・。

モスタルの新がっかり名所になってしまったようです。

ちなみに塔の入場料は３ユーロでした。

何かガックリ感に包まれつつ、周囲の景色を見ます。それなりに良いんですけど、いまいちテンションが上がりません。

よく見ると結構新しい建物が多いです。古いのはやはりボロボロです。

土産物コーナーもありましたけど、わざわざ買いに来るほどのものはなかったような・・・。

早々に塔を降りてきて、ジュース屋でオレンジジュースを購入。メチャメチャ暑いので水分補給しないと・・・。

ごくごく。美味しいけどぬるい(>_<)

何かしまらない感じのままモスタルを後にしました。