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 モスタルの世界文化遺産の石橋、スタリ・モストの紹介です。単一アーチの石橋のスタリ・モストは、1558年にオスマントルコの建築家のチェイヴァン・ケトホダにより築かれ、1566年に完成しました。現在見ることが出来る橋は、1995年の内戦終結後に再建されたものです。

2012初夏、クロアチア等の東欧旅行(34/50):6月24日(8):モスタル、ネレトヴァ川、スタリ・モストとその周辺

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2012/06/20 - 2012/06/27

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旅人のくまさん

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 モスタルの世界文化遺産の石橋、スタリ・モストの紹介です。単一アーチの石橋のスタリ・モストは、1558年にオスマントルコの建築家のチェイヴァン・ケトホダにより築かれ、1566年に完成しました。現在見ることが出来る橋は、1995年の内戦終結後に再建されたものです。

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  • 4ヵ国語で記された、モスタルの世界遺産標識です。一番下が英語、モ『スタルの古い石橋エリアと旧市街』が2005年7月17日の南アフリカ連邦のダーバンでの29回会議で決定し、ユネスコの世界文化遺産リストに登録されたことが記されていました。

    4ヵ国語で記された、モスタルの世界遺産標識です。一番下が英語、モ『スタルの古い石橋エリアと旧市街』が2005年7月17日の南アフリカ連邦のダーバンでの29回会議で決定し、ユネスコの世界文化遺産リストに登録されたことが記されていました。

  • モスタルの古い石橋エリアの光景です。現地ガイドさんは、オスマントルコの建築家のチェイヴァン・ケトホダは、『前代未聞の橋を作らねば死刑』と申し渡されていたため、橋が完成して、足場を撤去する時には、遺書も用意されていたエピソードを披露されていました。

    モスタルの古い石橋エリアの光景です。現地ガイドさんは、オスマントルコの建築家のチェイヴァン・ケトホダは、『前代未聞の橋を作らねば死刑』と申し渡されていたため、橋が完成して、足場を撤去する時には、遺書も用意されていたエピソードを披露されていました。

  • ネレトヴァ川に架かる石橋、スタリ・モストとその周りの光景です。スタリ・モストは、建築材料などの問題らしく、中心部が湾曲した橋です。全幅が 4メートル、全長 30 メートル 、川面からの高さは 24メートルとされる、当時としては画期的な単一アーチの石橋です。

    イチオシ

    ネレトヴァ川に架かる石橋、スタリ・モストとその周りの光景です。スタリ・モストは、建築材料などの問題らしく、中心部が湾曲した橋です。全幅が 4メートル、全長 30 メートル 、川面からの高さは 24メートルとされる、当時としては画期的な単一アーチの石橋です。

  • 次は、世界文化遺産に登録されている、スタリ・モストとその周りの散策です。展示の仕方がユニークなお土産店です。コンパクトな観音開きのケースに収まっていました。その背後の大石を支える柱にケースがセットしてあるのが、またびっくりです。

    次は、世界文化遺産に登録されている、スタリ・モストとその周りの散策です。展示の仕方がユニークなお土産店です。コンパクトな観音開きのケースに収まっていました。その背後の大石を支える柱にケースがセットしてあるのが、またびっくりです。

  • 自然石を利用した建物の光景です。今にも落ちてしまいそうな石まで使われているのに驚きです。スリル満点のお土産屋さんの光景でした。シルバー・ショップの表示がありました。

    自然石を利用した建物の光景です。今にも落ちてしまいそうな石まで使われているのに驚きです。スリル満点のお土産屋さんの光景でした。シルバー・ショップの表示がありました。

  • 石壁に取り付けられていた案内標識です。矢印方向にはトイレのほか、ワイン・バーや、先ほど沿い介したスリル満点の銀製品のお店も表示されていました。

    石壁に取り付けられていた案内標識です。矢印方向にはトイレのほか、ワイン・バーや、先ほど沿い介したスリル満点の銀製品のお店も表示されていました。

  • 涼しげな緑と黄色の四角なパラソルです。その右側に『WINE&MORE』の看板がありました。先ほどの標識にあったお店のようです。時間に余裕があれば、軽くワイン一杯といきたいところです。

    涼しげな緑と黄色の四角なパラソルです。その右側に『WINE&MORE』の看板がありました。先ほどの標識にあったお店のようです。時間に余裕があれば、軽くワイン一杯といきたいところです。

  • 世界文化遺産の石橋、スタリ・モストに続く石畳のアプローチの光景です。随分と擦り減っていますから、この部分は建設当初の16世紀のままのようです。

    世界文化遺産の石橋、スタリ・モストに続く石畳のアプローチの光景です。随分と擦り減っていますから、この部分は建設当初の16世紀のままのようです。

  • スタリ・モストに続く石畳のアプローチの光景です。アーチの橋も真っ直ぐではありませんが、アプローチ道路も微妙な曲りと傾斜です。

    スタリ・モストに続く石畳のアプローチの光景です。アーチの橋も真っ直ぐではありませんが、アプローチ道路も微妙な曲りと傾斜です。

  • 『スタリ・モスト』は、『古い橋』の意味とされます。その『古い橋』の上からのネレトヴァ川の光景です。こちらが上流方向です。

    イチオシ

    『スタリ・モスト』は、『古い橋』の意味とされます。その『古い橋』の上からのネレトヴァ川の光景です。こちらが上流方向です。

  • 同じく、『スタリ・モスト』の上から眺めたネレトヴァ川の下流方向の光景です。その先はアドレア海に注ぎます。

    同じく、『スタリ・モスト』の上から眺めたネレトヴァ川の下流方向の光景です。その先はアドレア海に注ぎます。

  • 歴史を感じさせる、『スタリ・モスト』の周りの石造りの家並み光景です。色彩が統一されていますので、地元で産出する石材が使われているようです。

    歴史を感じさせる、『スタリ・モスト』の周りの石造りの家並み光景です。色彩が統一されていますので、地元で産出する石材が使われているようです。

  • 『スタリ・モスト』の石の欄干のアップ光景です。石がずれてしまわないよう、金属バンドで補強がしてありました。

    『スタリ・モスト』の石の欄干のアップ光景です。石がずれてしまわないよう、金属バンドで補強がしてありました。

  • 東岸になるのでしょうか、あるいは北岸になるのでしょうか、『スタリ・モスト』の石橋を渡った先の街並み光景です。

    東岸になるのでしょうか、あるいは北岸になるのでしょうか、『スタリ・モスト』の石橋を渡った先の街並み光景です。

  • 前後左右に微妙な傾斜を持つ『スタリ・モスト』ですから、写真を撮っていても、水平・垂直感覚がずれてしまいそうでした。

    前後左右に微妙な傾斜を持つ『スタリ・モスト』ですから、写真を撮っていても、水平・垂直感覚がずれてしまいそうでした。

  • 『スタリ・モスト』を散歩していたワンちゃんです。首輪が付けられていない、地元の『自由犬』のようです。

    『スタリ・モスト』を散歩していたワンちゃんです。首輪が付けられていない、地元の『自由犬』のようです。

  • こちらを向いてくれた、地元の『自由犬』です。近くに飼い主の方がいたかも知れませんが、『自由犬』にとっては、あまり関心事ではないようです。首輪はありませんが、耳にはタグが付いていましたから、『半自由犬』でした。

    こちらを向いてくれた、地元の『自由犬』です。近くに飼い主の方がいたかも知れませんが、『自由犬』にとっては、あまり関心事ではないようです。首輪はありませんが、耳にはタグが付いていましたから、『半自由犬』でした。

  • 橋の袂付近から眺めた、ネレトヴァ川の上流方向の光景です。ネレトヴァ川は、ボスニア・ヘルツェゴビナやクロアチアにとって最も重要な水源とされます。

    橋の袂付近から眺めた、ネレトヴァ川の上流方向の光景です。ネレトヴァ川は、ボスニア・ヘルツェゴビナやクロアチアにとって最も重要な水源とされます。

  • 同じく、橋の袂付近から眺めた、ネレトヴァ川の上流方向の光景です。静かな水面に河畔の街並みが写り込んでいました。

    同じく、橋の袂付近から眺めた、ネレトヴァ川の上流方向の光景です。静かな水面に河畔の街並みが写り込んでいました。

  • 緑溢れるネレトヴァ川の周りの街並み光景です。ネレトヴァ川の流域では、第二次大戦中の1943年2〜3月に、大きな戦いが繰り広げられました。チトー率いるパルチザン掃討のために行われたドイツ・イタリア・クロアチア等の枢軸国の15万人が動員された戦争です。1969年のアカデミー賞候補映画『ネレトバ(ヴァ)の戦い』はこの戦いを描いた作品です。

    緑溢れるネレトヴァ川の周りの街並み光景です。ネレトヴァ川の流域では、第二次大戦中の1943年2〜3月に、大きな戦いが繰り広げられました。チトー率いるパルチザン掃討のために行われたドイツ・イタリア・クロアチア等の枢軸国の15万人が動員された戦争です。1969年のアカデミー賞候補映画『ネレトバ(ヴァ)の戦い』はこの戦いを描いた作品です。

  • 歴史の証人のような年月を経た石造りの建物光景です。窓が少なく、防御を強く意識した造りです。『スタリ・モスト』を監視できるような位置にありました。ネット情報で確認しましたら、『タラ塔』と呼ばれる橋を守る要塞でした。

    歴史の証人のような年月を経た石造りの建物光景です。窓が少なく、防御を強く意識した造りです。『スタリ・モスト』を監視できるような位置にありました。ネット情報で確認しましたら、『タラ塔』と呼ばれる橋を守る要塞でした。

  • 歴史の証人のような年月を経た石造りの建物光景です。窓が少なく、防御を強く意識した造りです。『スタリ・モスト』を監視できるような位置にありました。ネット情報で確認しましたら、『タラ塔』と呼ばれる橋を守る要塞でした。

    歴史の証人のような年月を経た石造りの建物光景です。窓が少なく、防御を強く意識した造りです。『スタリ・モスト』を監視できるような位置にありました。ネット情報で確認しましたら、『タラ塔』と呼ばれる橋を守る要塞でした。

  • 観光客で賑わう『スタリ・モスト』界隈の商店街の光景です。ボスニア・ヘルツェゴビナで1992年から1995年まで続いた内戦が終結したからこそ見られる光景です。およそ3年半以上にわたり全土で戦闘が繰り広げられた結果、死者20万、難民・避難民200万が発生するなど、第二次大戦後の欧州での最大の紛争となりました。

    観光客で賑わう『スタリ・モスト』界隈の商店街の光景です。ボスニア・ヘルツェゴビナで1992年から1995年まで続いた内戦が終結したからこそ見られる光景です。およそ3年半以上にわたり全土で戦闘が繰り広げられた結果、死者20万、難民・避難民200万が発生するなど、第二次大戦後の欧州での最大の紛争となりました。

  • 前にも紹介した、擦り減った石畳の光景です。『スタリ・モスト』の石橋を挟んで両岸で見かけました。ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争では、国際法上の犯罪として確立している集団殺害(ジェノサイド)の罪として、ボスニアのセルビア人武装勢力によるスレブレニツァにおけるボシュニャク人集団虐殺を認定しています。陣地争いのような内戦の際に起きた、民族浄化を目的としたジェノサイドでした。

    前にも紹介した、擦り減った石畳の光景です。『スタリ・モスト』の石橋を挟んで両岸で見かけました。ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争では、国際法上の犯罪として確立している集団殺害(ジェノサイド)の罪として、ボスニアのセルビア人武装勢力によるスレブレニツァにおけるボシュニャク人集団虐殺を認定しています。陣地争いのような内戦の際に起きた、民族浄化を目的としたジェノサイドでした。

  • 『スタリ・モスト』界隈の街並み光景です。壁の色と同じ灰色の屋根の住宅のほか、オレンジ色の屋根もありました。

    『スタリ・モスト』界隈の街並み光景です。壁の色と同じ灰色の屋根の住宅のほか、オレンジ色の屋根もありました。

  • 下の方には窓がありますが、上の方には見当たらない、不思議な作りのオレンジ色の屋根の家です。右側の壁には時計のようなものがありました。

    下の方には窓がありますが、上の方には見当たらない、不思議な作りのオレンジ色の屋根の家です。右側の壁には時計のようなものがありました。

  • 『スタリ・モスト』のアーチの中央部分のアップ光景です。この橋は、ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争中にあたる1993年11月9日午前3時にクロアチア系のカトリック民兵によって破壊されましたが、その後復興計画が持ち上がり、2004年6月23日に復興工事が完了しました。

    『スタリ・モスト』のアーチの中央部分のアップ光景です。この橋は、ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争中にあたる1993年11月9日午前3時にクロアチア系のカトリック民兵によって破壊されましたが、その後復興計画が持ち上がり、2004年6月23日に復興工事が完了しました。

  • ネレトヴァ川の上流方向の光景です。『スタリ・モスト』のアーチの中央からは、この川に飛び込む肝試しが毎年開催されているようです。

    イチオシ

    ネレトヴァ川の上流方向の光景です。『スタリ・モスト』のアーチの中央からは、この川に飛び込む肝試しが毎年開催されているようです。

  • ネレトヴァ川の上流方向のアップ光景です。水鳥が飛んでいきましたので、咄嗟に撮影した1枚です・中央やや右手に何とか写りました。ユリカモメさん当たりでしょうか。

    ネレトヴァ川の上流方向のアップ光景です。水鳥が飛んでいきましたので、咄嗟に撮影した1枚です・中央やや右手に何とか写りました。ユリカモメさん当たりでしょうか。

  • ネレトヴァ川の下流方向の光景です。近くに鉄橋もありました。こちらの橋は車も通行できるようです。

    ネレトヴァ川の下流方向の光景です。近くに鉄橋もありました。こちらの橋は車も通行できるようです。

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