2009/09/28 - 2009/09/29
94位(同エリア606件中)
さっくんさん
インディ・ジョーンズが大好きな私にとって、遺跡が大好きな私にとって、ペトラ遺跡は特別な遺跡でもありました。
2009年夢が叶い、ペトラ遺跡を満喫する事が叶いました。
-
映画を見た頃は、まさかその場所に行けるなんて夢にも思わなかった。
しかしそれが現実に目の前にある。
高級ホテルは遺跡の直前にあるけど、私のホテルは坂を登ったずっと上。
でもそんなの全然気にならない。
インディ・ジョーンズのテーマを鼻で歌いながら坂を下れば
周囲から「インディアナ・ジョーンズ!」
と声をかけられ有頂天になって遺跡へと向かう私でした。 -
遺跡の入り口からまるで月面の様な別世界。
遺跡は広大で場所に応じて各種動物達がタクシー代わりに活躍しています。
動物に跨がるのが大好きな方には堪らない遺跡。
入り口からシクと呼ばれる岩の谷間迄は馬が担当。
勿論金欠の私は全編徒歩です。 -
シクに到着。
映画ではインディ・ジョーンズが馬に乗って、この道を駆け抜けます。
乗り物は乗馬に変わって馬車が担当です。 -
ペトラはナバテア人が作った交易都市だったと言います。
しかし普通なら交易で栄えるなら交通の要衝等利便性の良い立地を選ぶ筈なのに、どうしてペトラはこんな隠れ里の様な秘密基地の様な場所に建てられたのでしょう? -
その理由はナバテア人のルーツにありました。
彼等は以前は交易の旅人を襲って略奪し生計を立てていた事もあった様です。
しかし真っ当に生きる道を選んだのか、自分達で交易した方が効率が良いと気づいたのかは解りませんが、彼等は交易で生きる道を選んだのです。
昔悪さをしていただけあって、どんな場所に町を作れば襲われ難いか良く弁えていたのでしょう。 -
シクを歩く事、3~40分。
旅人が立ち止まり、ポカンと一点を見つめています。
それは目指す場所に到着した事を意味します。
ペトラ遺跡を象徴する建築エル・ハズネ宮殿に到着です。 -
エル・ハズネ宮殿、インディ・ジョーンズ最後の聖戦のクライマックスの舞台。
ずっと憧れていた場所だけあって感無量です。 -
映画では様々な仕掛けが施されインディを窮地に陥れますが、実際には何も無い空間。
宮殿と呼ばれていますが、実際のところは何も解っていません。 -
エル・ハズネを後にして少し歩くと、何やら登れる様な場所が!
馬鹿と煙とさっくんは…と言いますから登ってみれば、なんと!映画に使われていたアングルが!
でも降りてみると登っちゃダメよ!と書かれていました。
ごめんなさい。
良い子は真似しないでください。 -
ファザード通りと呼ばれる道を抜けると一気に広大なスペースが広がります。
周囲を岩山に囲まれ、出入り口は先程通ったシクのみ。
正に隠れ家の様なスペースにナバテア人は町を築いたのです。
尚此方の乗り物担当は駱駝になります。 -
そんなペトラもやがてやってきたローマ人によって植民地にされてしまいました。
中央部にはローマが築いた遺跡が並びます。しかしその後に起きた地震によって大損害を受け、交易路から外れた事もあり町は放棄され、その地形故、人々から忘れ去られ、発見されるまで伝説上の町とされていました。 -
現在ローマ以前のナバテア人の住居等は残っていませんが、彼等が岩壁に彫って作った墓の幾つかは残っています。
-
そんな壁面墓のひとつ骨壺聖堂。
-
そんな壁面に彫られた墓を見ながら、私はとある情報でエル・ハズネをシクの岩壁の真上から眺められるスポットがある事を知った事を思い出しました。
地形的にここら辺では無いか?
岩壁から続く道を奥へと進みました。
そこからはペトラ中央部の壮大な景色が眺められました。 -
更に奥へ進めばローマ劇場方面の雄大な風景が。
-
辿り着けるか着けないか解らないけど登って登って…。
突き当たりには数人の白人さんの先客が!
どうやらビンゴの様です。
ロンリープラネットには載ってるそうで、私が偶然辿り着いた事を知ると先客の白人さんは驚いていました。 -
イチオシ
足がすくんでしまいましたが、正に絶景!真下のエル・ハズネ前に集まる人々にヤッホー!
そしてシクの左側を見れば、なんと其処にも人影が!
あっちにも行けるなら行ってみたい!
でも周りの白人さんも其処までの道程は知らなそうです。 -
これはエル・ハズネの対面のシクの出口。
私は写真で言えば左の岩壁の頂上からエル・ハズネを見下ろしていた訳ですが、今度は右の岩壁の頂上から見下ろしてやろうと言う魂胆です。
さて聞き込み開始です。 -
情報をかき集め、犠牲祭壇の方面から行ける事を知って、ローマ劇場の横から急坂を登ります。
-
此方が犠牲祭壇。
此処で再び情報を集めるも、皆口を揃えてガイドが必須と言います。
仕方無いのでガイドを雇いました。
ガイドと言っても土産屋の子供です。
でもインディ・ジョーンズの映画でも子供と探検する巻がありました。
私はインディに成り切って、私をプロフェッサーと呼んでくれる様に頼みました。 -
子供のガイドに連れられて、どうしてガイド必須か良く解りました。
ルートが難解な上、危険極まりない岩場。
映画と同じく、この子供がくせ者で、岩壁を猿の様に飛び移っていきます。
へっぴり腰な私を
「プロフェッサー!此方!此方!」
と急き立てながら。
そしてっどれくらい悪戦苦闘が続いたか?
自慢気の笑顔タップリに下方を指差しました。 -
イチオシ
「プロフェッサー早く!早く!」
と急き立てられて、へっぴり腰ながら下を覗いて
思わず「グッジョブ!」とハイタッチ! -
犠牲祭壇で子供のガイドさんにお別れをして別ルートでローマ遺跡方面へ下ります。
-
荒涼とした遺跡らしい風景が続きます。
-
エル・ハズネと双璧を成すペトラの見所、エド・ディル宮殿を目指します。
此方の道は観光客が多いので整備されていますが、様々な所に登った後の登りはトドメ近いものがありました。 -
こんな遺跡の奥地にも土産屋さんが集まりますが、彼等は毎日此処まで通勤しているのでしょうか?
こんなあな穴場で暮らしているのかもしれません。 -
最後の体力を振り絞って登ります。
-
登り坂担当の動物ロバが重そうな白人のオバサンを背負って私を抜かしていきます。
ロバも大変です。 -
よっこいしょ!
-
後もう一踏ん張り!
-
遂にエド・ディル宮殿到着です。
-
此処まで頑張って登ってきた事を誉めてくれるかの様な威厳に満ちた宮殿でした。
-
イチオシ
峠の茶屋から絶景を堪能。
-
その反対側には見渡す限りの荒野が広がっていました。
-
遺跡見学の終りは、まるでインディ・ジョーンズの映画さながらの夕陽が見送ってくれました。
でもペトラ遺跡の楽しみはこれで終りではありません。 -
ペトラ・バイ・ナイトに向かいます。
キャンドルライトの灯りを頼りにエル・ハズネまで歩きます。 -
遺跡の閉門時間から僅かの時間に、エル・ハズネまでの長い道程にキャンドルの灯りを敷き詰めて、演出してくれるスタッフの心意気に感謝です。
-
イチオシ
ショーそのものはシンプルなものでした。
でもキャンドルライトに伝統楽器、現代機器で使われてるのはマイクのみ。
何処かのレーザーライトのショーよりも此方の方がずっと心に残りました。
昔のナバテア人も火を囲みながら同じ様に夜を過ごしたのかな? -
コンデジ一丁に三脚も持たない私は夜景を撮るのに一苦労。
悪戦苦闘しているうちに残っているのは私一人。
慌ててシクを後戻り。
一人崖下の細道を歩いていると、映画の様に仕掛けが動いて…
なんて想像してしまい慌てて走る。
そして自分の足音の反響にまたビビる。
やっと人の列の末尾に追い付き一安心。 -
ペトラを満喫して遺跡を後にしました。
忘れていましたが私のホテルはずっとずっと坂の上。
馬鹿と煙とさっくんは…。
やっぱり最後も登りです。
ワディ・ムーサの夜景が心に染みます。
ペトラ遺跡、此処も本当に素敵な思い出を私にくれました。
ありがとう!
そして最後まで見てくださった方々、ありがとうございます!
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
旅行記グループ
中東の旅
-
幸せのアラビアを旅する イエメン1
2007/11/27~
サヌア
-
幸せのアラビアを旅するイエメン2
2007/11/28~
スーラ
-
幸せのアラビアを旅する・イエメン3+トランジット・ドバイ
2007/11/29~
ハジャラ
-
嗚呼在りし日のシリア1パルミラ遺跡
2009/09/24~
パルミラ
-
嗚呼在りし日のシリア2 ダマスカス
2009/09/25~
ダマスカス
-
バールベック神殿(レバノン)とジェラシュ遺跡(ヨルダン)
2009/09/26~
バールベック
-
インディ・ジョーンズに憧れて
2009/09/28~
ペトラ
-
ヨルダン 死海及びアンマン
2009/09/30~
アンマン
-
アラビア三都物語1オマーン・マスカット1
2012/11/20~
マスカット
-
アラビア三都物語2オマーン・マスカット2
2012/11/21~
マスカット
-
アラビア三都物語3オマーン・ニズワ
2012/11/21~
ニズワ
-
アラビア三都物語4マスカット~ドバイ
2012/11/23~
ドバイ
-
アラビア三都物語5ドバイ1
2012/11/24~
ドバイ
-
アラビア三都物語6ドバイ2
2012/11/25~
ドバイ
-
アラビア三都物語7アブダビ
2012/11/26~
アブダビ
-
アル・クドゥス(エルサレム)1
2013/09/28~
エルサレム
-
アル・クドゥス(エルサレム)2
2013/09/30~
エルサレム
-
ガリラヤ湖周辺
2013/10/01~
ガリラヤ湖周辺
-
死海及びマサダ
2013/10/02~
死海周辺(イスラエル側)
-
アッコー及び地中海沿岸
2013/10/03~
アッコー
-
アル・クドゥス(エルサレム)3
2013/10/04~
エルサレム
-
イスラームの旅・いざ核心ヘ!サウジアラビア 序章
2023/11/09~
リヤド
-
イスラームの旅・いざ核心へ!サウジアラビア・リアド1
2023/11/10~
リヤド
-
イスラームの旅・いざ核心へ!サウジアラビア・リアド2
2023/11/11~
リヤド
-
イスラームの旅・いざ核心へ!サウジアラビア・リアド~アル・マディーナ
2023/11/12~
メディナ
-
イスラームの旅・いざ核心ヘ!サウジアラビア アル・マディーナ(メディナ)
2023/11/13~
メディナ
-
イスラームの旅・いざ核心へ!サウジアラビア アル・マディーナ~ジェッダ
2023/11/14~
メディナ
-
イスラームの旅・いざ核心へ!サウジアラビア ジェッダ1
2023/11/15~
ジェッダ
-
イスラームの旅・いざ核心へ!サウジアラビア ジェッダ2
2023/11/16~
ジェッダ
旅行記グループをもっと見る
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
旅行記グループ 中東の旅
0
40