2016/11/12 - 2016/11/12
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小林城址とその跡地に建つ清浄寺(しょうじょうじ)の紹介の続きです。清浄寺は、尾張徳川家の祈祷寺として名高く、その前身の小林城主の牧氏のお墓が残されています。牧氏は、守山の川村北城の城主からこの地に転じました。
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小林城址の跡に建つ、『徳寿山・清浄寺』の東門の光景です。境内の石段の上から眺めた光景です。道路を挟んだ東側には『旧・ランの館』、現在の『フラリエ』があります。
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『梅咲いて春も落ちつく景色かな 巴雀』と、『梅咲いて先佛へと思ふかな 白尼』の二句が記された句碑の光景です。 読み取りを記した立札もありました。
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巴雀と白尼の二句が記された句碑のズームアップ光景です。巴雀は、尾張名古屋の紙商で、中川乙由、谷木因に俳諧を学んだ人です。別号は反喬舎です。白尼は、巴雀の子です。
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芭蕉句碑です。『盆過ぎて宵闇くらし虫の声』の1句です。右端に『はせを(芭蕉)』、中央下に下の句の『虫の声』の文字が刻まれているようです。『宵闇塚』の名前で親しまれている句碑です。寛政11年(1799年)7月、反喬舎二世殘雪坊門人の東呉・南稽・素流が建立したとされます。東呉は、大野村の大庄屋九世平野彦左衛門秀楨です。
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『盆過ぎて宵闇くらしむしの声 芭蕉』の読み取りを記した立看板です。出典は『泊船集』とされます。『泊船集』は、江戸中期に風国が編集した俳句集です。また、『蕉翁句集』、『芭蕉翁發句集』、『風羅袖日記』には、『元禄四未年』の句と記されているようです。
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イチオシ
同じく、芭蕉句碑です。こちらは『鏡塚』の名前で親しまれています。立札も一緒に撮影しました。『人も見ぬ春や鏡乃うらの梅』の1句です。出典は『己が光』(車庸編)とされる、元禄5年(1692年)の句です。安永2年(1773年)10月12日、芭蕉八十回忌に一筆坊が建立しました。『芭蕉翁鏡塚』が出版されました。初期は宝暦11年(1761年)3月の序文を持つ『諸国翁墳記』には、『尾張前津清浄寺ニアリ 一筆坊連中立』と記されているようです。
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榎本馬州の句碑です。『山々に笑ハ勢てふしの高根かな』の1句です。立札の方が、文字が滲んで読み難くなっているのはいただけません。馬州は、尾張名古屋藩家老成瀬家の家臣です。沢露川の門人で、別号は白梵庵です。寛政5年(1793年)建立の句碑です。
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同じ大きさの石板の台座の上に祀られた4体の地蔵尊の光景です。大きさもデザインも様々でした。
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イチオシ
この日の清浄寺見学での一番の目的が、この四つのお墓を目にすることでした。戒名から被葬者が特定されていますが、小林城を築いた牧長義公と夫人、その嫡男の長清公と夫人のお墓です。戦後の一時期、平和公園の墓地にあったようですが、この場所に戻されたようです。
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右の列には、『義清院殿』で始まる戒名、左の列には、『長栄寺殿』で始まる戒名が記されていました。『義清』は、『長義』の別名です。夫人は、織田信秀の妹の長栄寺殿です。織田信長の叔母になります。
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右の列には、『長清院殿』で始まる戒名、左の列には、『信徳院殿』で始まる戒名が記されていました。長清公は、長義公の嫡男です。長清公の夫人の信徳院殿は、信長の妹で、美人の誉れ高く、小林城では『小林殿』と呼ばれていたようです。織田家と牧家は、二重の縁で結ばれていました。
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二体仲良く並んだ地蔵尊の光景です。勝手な想像ですが、長義、長清公夫妻をイメージしたような地蔵尊でした。
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『囿圃之碑』らしい文字が刻まれた石碑の光景です。『牧識建立』らしい文字が末尾にありました。『囿』は、音読みで『ユウ』、訓読みで『その』です。仕切りで囲われた庭や、鳥獣を放し飼いにする場所を意味します。『圃』は、音読みで『ホ』、訓読みで『はたけ』です。『囿圃』は、漢字から漢字への意訳では『田園』当たりになりそうです。
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囲いの中の砕石の敷石の上に並んだ三体の地蔵尊の光景です。夫々姿が異なりますが、同じ材質、同じ時期に造られた三体セットの地蔵尊のようにも見えます。
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イチオシ
小林城を築いた牧長義公と夫人、その嫡男の長清公と夫人のお墓とその周りの光景です。念入りに整備された跡が窺える光景でした。
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どちらかといえば、小振りの地蔵尊のズームアップ光景です。口元に微かな微笑を湛えたお顔でした。光背の上部はかけてしまったらしい石像でした。
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真っ赤な頭巾とよだれかけを着けた地蔵尊の光景です。前掛けではなく、よだれかけの呼び方には少し抵抗がありますが、それを解明する一話を紹介しておきます。『亡き我が子をいち早く地蔵尊に発見されるよう、子供の匂いがついたよだれ掛けや帽子を、地蔵尊に着せる』というものです。
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『徳寿山・清浄寺』の境内光景です。この辺りだけが、後年整備されたものの、小林城址の面影をしのぶことが出来るエリアでした。
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三つ並んだ江戸時代に建立された句碑の光景です。一番左が、『宵闇塚』、中央が『加賀三塚』の呼び名を持つ芭蕉句碑です。一番右奥は、榎本馬州の句碑です。
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徳寿山・清浄寺の東側の門に記された大きな三つ葉葵の後紋です。このお寺が、尾張徳川家の祈?偃寺だった名残のようです。
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『徳寿山・清浄寺』の東門付近の光景です。前方に見える石段を登った先に、江戸時代に建立された芭蕉句碑などが並んでいました。
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『徳寿山』の文字が記された金文字の扁額のズームアップ光景です。『香誉』の落款がありました。
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5メートルの高さとされる、ジャンボ地蔵尊の光景です。平成3年(1991年)8月に建立されました。重さは35トンです。『延命大地蔵菩薩』の正式名があります。
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正面から見上げた、『延命大地蔵菩薩』の光景です。『ジャンボ地蔵尊』や、『平成のジャンボ地蔵』などの愛称を持ちます。
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横から眺めた、『ジャンボ地蔵尊』のお顔です。楓の紅葉が少しだけ彩りを添えてくれていました。中津川蛭川の博石館が制作したようです。旧蛭川村は、恵那錆石と呼ばれる花崗岩・御影石の名産地です。
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ジャンボ地蔵尊のお顔のズームアップ光景です。端正で穏やかな顔付をされています。胸の前で両手を合わされた姿です。
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ジャンボ地蔵尊の東側から眺めた、西方面の光景です。左手には、切込み接ぎの綺麗な石垣と、本瓦で葺いた白壁が続きます。小林城主のお墓や、芭蕉句碑が置かれていたエリアです。
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ジャンボ地蔵尊の前から眺めた、東方面の光景です。大通りを挟んで、『旧・名古屋市ランの館』が見えていました。現在は、民間に運営委託され、『フラリエ』として無料開放されています。
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ジャンボ地蔵尊の少し西側から眺めた、西方面の光景です。この辺りは清浄寺の境内との境界がはっきりしませんが、お店や駐車場などがありました。所有権が代割った土地か、お寺からの借地かも知れません。
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地蔵堂の建物光景です。建物の西南角になります。昭和32年(1937年)に再建された鉄筋コンクリート製の建物です。
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