2013/09/24 - 2013/10/02
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ローマのフィウミチーヨ国際空港に到着後、陸路でナポリに向かい、到着したのは夕刻でした。夕食後、ポジリポの丘からのナポリの夜景を楽しみました。世界の三大夜景ともいわれるナポリ港界隈の夜景です。(ウィキペディア、JTBワールドガイド・ローマ他)
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ローマ近郊のフィウミチーヨ国際空港を出発して、ナポリに向かう車の中からの光景です。左手にヴェスヴィオ火山が見えてきたかもしれません。ヴェスヴィオ火山は、カンパニア州のナポリから東へ約9キロのナポリ湾岸にあります。ソンマ山(標高1132メートル)と呼ばれる外輪山が取り巻いた標高1281メートルの複合成層火山です。最も新しい噴火は1944年3月22日です。
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ナポリに到着しました。夕食のレストラン付近の光景だったようです。左端付近の案内標識にバーを意味するらしい『BAR』や、レストランを意味するらしい『RISTORANTE』の表示がありました。レストランは、今晩の夕食会場のようでした。
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名前:『ベゴニア』
分類:シュウカイドウ科シュウカイドウ属(ベゴニア属)
分布:種類によって、原種の原産地は異なるようです。
その他:世界で最も見掛ける植物の一つです。熱帯~亜熱帯地方の原種を交配し、多くの種や品種が作られました。 -
名前:『チェリーセージ』
分類:シソ科アキギリ属
分布:地中海北岸の原産。
その他:食用にもなるハーブの1種です。 -
名前:『ザクロ(柘榴)』
分類:ミソハギ科ザクロ属の落葉小高木。
分布:西南アジアや中東の原産。
その他:朱色の花の光景です。 -
名前:『ザクロ(柘榴)』
分類:ミソハギ科ザクロ属の落葉小高木。
分布:西南アジアや中東の原産。
その他:花と、小さな実の光景です。 -
名前:『ザクロ(柘榴)』
分類:ミソハギ科ザクロ属の落葉小高木。
分布:西南アジアや中東の原産とされます。
その他:小さな実のズームアップ光景です。果期は秋です。 -
名前:『ハナニラ(花韮)』
分類:ネギ亜科ハナニラ属の多年草。
分布:アルゼンチンが原産地。
その他:別種かもしれませんが、よく似たハナニラで紹介しておきます。 -
名前:『キンシバイ(金糸梅)』
分類:オトギリソウ科オトギリソウ属の半落葉小低木。
分布:中国原産で、日本には江戸時代に渡来したようです。
その他:別種かもしれませんが、よく似た金糸梅で紹介しておきました。未央柳(ビヨウヤナギ)や、ヒペリカムもよく似ています。 -
名前:『カタツムリ(蝸牛)』
分類:多くの科にまたがるため厳密な定義はないとされます。
分布:一般に湿地を好みますが、砂漠に適応した種もいます。
その他:保護色のような石の上にいました。フランス料理のエスカルゴは、寄生虫がつかないよう衛生的に養殖されたリンゴマイマイ科のカタツムリの一種です。 -
ナポリは、『ナポリ歴史地区』として、1995年にユネスコの世界遺産に登録されました。ナポリの起源は、紀元前470年頃にギリシアの植民都市として建設されたことに遡ります。当時の町の名前は、新しい都市という意味でネアポリス(Neapolis)と呼ばれ、碁盤の目のように整然とした都市計画のもとに整備されていたと考えられています。
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写真は、ナポリに停泊する豪華客船の光景です。『ナポリ歴史地区』の紹介の続きです。紀元前4世紀頃に、古代ローマの支配下に入りました。62年と79年に地震が起こり、深刻なダメージをナポリにあたえましたが、復興を遂げました。ヴェスヴィオ火山噴火による火砕流で、ポンペイが埋もれたのが79年です。大地震と火山活動は連動しているようです。
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写真は、同じく港に停泊する船の光景です。『ナポリ歴史地区』の紹介の続きに戻ります。11世紀にノルマン人のオートヴィル家がナポリを支配し、その後ホーエンシュタウフェン家の支配に入りました。13世紀に入って、アンジュー家がナポリ王国を興し、ナポリは繁栄を迎えました。16世紀前半にアンジュー家が衰えると、ナポリはスペインの支配下に入りました。
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イチオシ
ミラノのレストランでの夕食です。早速、デカンタで赤ワインを注文しました。デカンタは、ガラス製が多いようですが、なぜか陶器製でした。側面に、ブドウの葉と房のレリーフが施されていました。2000年のイタリア旅行の時は、ミネラルウォーターの代わりに白ワインを飲んでいた記憶もあります。安くて美味しいワインの国です。
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料理名は分かりませんが、ナポリの郷土料理かも知れません。トマトベースのソースであえて、ハーブが隠し味に使われていたようです。赤ワインの摘み代わりになりました。パスタ料理の1種かも知れません。『ナポリ歴史地区』の紹介の締め括りです。18世紀以降はブルボン家による支配を受けましたが、1860年にイタリア王国に併合され、その後は他の都市と比べて近代化が遅れ、衰退しました。
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イチオシ
ナポリの海際にあるヌォーヴォ城です。13世紀に建てられ、同じく海際にある要塞・卵城と区別するため、ヌォーヴォ(nuovo=新しい)城と名付けられました。建設したナポリ王カルロ1世は、アンジュー家の出身であり、フランスのアンジェ城をモデルに建築したとされ、『アンジュー城』の呼び名もあります。夕食のレストランのすぐ近くでした。
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ナポリ湾の夜景見学のために、観光バスでポジリポの丘に向かう前に、少し自由時間がありましたので、その時間を利用してナポリ湾の散策です。停泊中の豪華客船らしい船の姿です。先ほど紹介した、ヌォーヴォ城は、『ナポリの歴史的景観』として世界文化遺産に登録された施設の一つです。ナポリ王宮や、卵城などとともに登録されました。
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荷物運び用のコンテナが積み上げているのかと思いましたが、それにしては、個々のコンテナが大き過ぎるようでした。コンテナ風の私財を使った建物かも知れません。住居か、倉庫かもわかりませんでしたが、よく目につく施設でした。
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ナポリのホテルにチェックインする前に『世界三大夜景』と呼ばれるナポリの夜景見学です。ナポリにあるポジリポの丘は、日本の函館山、香港のビクトリアピークと並ぶ、世界三大夜景の見学場所です。観光バスで送って頂きました。ナポリ市内から、ポジリポの丘に向かう途中の光景です。
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『ポジリポの丘』は、地元では『聖アントニオのテラス』と呼ばれ、歩いてでも登れるような低い場所にあるようです。ケーブルカーもあり、15分おきに運航しているようでした。ローマからナポリへは日本での新幹線にあたるユーロスターで70分、日本での特急にあたるINTERCITYで約2時間ですから、ローマからの日帰り見学もできるようです。
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ポジリポの丘に到着しました。ナポリの夜景は、港に囲まれた丘に立ち並ぶ街の光、メルジャリーナ港に停泊するヨット、ヴェスヴィオ火山のシルエット、これらの要素が絡み合ったナポリの夜景が一番に見どころとされます。目の前に暗く広がっているのがナポリ湾です。コンパクトデジカメでは、この時間帯では、ヴェスヴィオ火山のシルエット撮影は無理でした。
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イチオシ
ヴェスヴィオ火山のシルエット撮影はあきらめて、ナポリ湾と、その周りの夜景の撮影です。お勧めできない写真になりましたので、代わりにナポリとその周辺の出身の著名人の紹介です。最初は、ナポリ出身のテノール歌手の『エンリコ・カルーソー(1873~1921年)』です。レコード録音と彼の並外れた声、特にその声域の広さ、声量と声の美しさで、彼は当時の最も著名なスター歌手となりました。
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ナポリとその周辺の出身の著名人の二人目は、イギリスの『ヘンデル(1685~1759年)』と同世代の音楽家で、ナポリ生まれの『ジュゼッペ・ドメニコ・スカルラッティ(1685~1758年)』です。スカルラッティ家は、バッハ家やクープラン家と同様の音楽家の一族でした。ヘンデルとは、チェンバロとオルガンの腕前を競い合ったという逸話が創作されるほどの腕前でした。
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ナポリとその周辺の出身の著名人の三人目は、健在の女優の『ソフィア・ローレン(1934~)』です。イタリアのみならずヨーロッパを代表する映画女優の一人で、1960年代には多くの映画賞を獲得し、現在も健在です。代表作に『ふたりの女』『あゝ結婚』『特別な一日』などがあります。ローマで生まれ、幼少時はナポリ近郊のポッツオーリで貧困の中で成長しました。
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連泊したホテルのフロント光景です。ツアーですから、添乗員さんがすべて取り扱いを代行してくれました。泊ったホテルは、『ホリデー・イン・ナポリ』でした。宿泊税が1泊3ユーロの四つ星ホテルです。『ホリデイ・イン(Holiday Inn)』は、インターコンチネンタルホテルズグループが展開するホテルブランドです。
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『ホリデー・イン・ナポリ』のロビー光景です。チェックインの手続きが済むまでの荷物置き場に利用させていただきました。ホテル案内に、『チェントロ ディレツィオナーレまで1分』の 紹介がありましたが、日本の世界的建築家の『丹下健三(1913~2005年)』が携わったオフィス街です。1982年、ナポリ新都心計画は丹下 氏に一任されました。
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『ホリデー・イン・ナポリ』のロビー光景の続きです。歯車のような飾りがついたクラシックな時計は、現在(2021年5月)でもネットで、同じ光景を同ホテルの公式HPで見ることが出来ます。
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『ホリデー・イン・ナポリ』のロビー光景が続きます。ナポリを拠点に、近郊の名所を見学しますので、このホテルは2泊の予定です。部屋の鍵を受け取る時の順番待ちの光景です。
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『ホリデー・イン・ナポリ』の泊まった部屋の紹介です。旅行社にはシングルの部屋を頼んでありましたが、十分な広さの部屋が用意されていました。ベッドの上の壁に飾られていた絵は、水戸ことがあるような二人の天使像でした。ネット検索しましたら、すぐにラファエロ作の『二人の天使(部分)』であることが分かりました。
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『ホリデー・イン・ナポリ』の洗面室の光景です。バスタブ付きのシャワーもありました。清掃も行き届いている雰囲気でした。名古屋を出発して、1泊は機中泊ですから、今晩はゆっくりと休めそうです。
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