2011冬、シリア等・中東旅行記(6/54)：ドーハ、スーク散策、騎馬警官、象の像、木造船

2011/02/22 - 2011/03/02

トランジットで立ち寄ったカタールの首都、ドーハ見学の続きです。スーク・ワーキフを自由散策しました。市場の見学は、その国の実態が垣間見えるひと時です。旅行の中でも、楽しみなひと時です。今回もその例外ではありませんでした。

エリア ドーハ(カタール)

午前中の短い時間でしたが、効率よくドーハの見学が出来ました。次の険悪地に向かうバスの中からの光景です。文化関係の建物だったようです。

同じく、バスの中からのモスクの光景です。カタール国民の95％がイスラム教徒とされます。次に向かったのは、ドーハの昔ながらの市場、スークです。

バスの中からの光景が続きます。出来たばかりのような建物と、その手前にあった更地の光景です。瓦礫は全く見当たりません。首都のドーハは、急激な人口増加を続けているようです。

道路が不規則に曲がり、工事中のカラーコーンが並んだ光景です。都市計画工事の最中のようです。背後には、高層ビル群が霞んで見えました。

ドーハのスークに到着しました。スーク・ワーキフ(Souq Waqif)の名で呼ばれています。オールド・スークの呼び方もあるようです。

ネット情報では、国かドーハ市の事業として、スークの再開発が行われているようです。その再開発事業における建設途中の建物群でしょうか。

スークの中の散策が始まりました。スークの中を抜けて、メインの通りに出るまでは道を迷わないように現地ガイドさんを先頭に、団体行動でした。

火に直接かけて調理をする鍋のようです。カラフルな色彩の模様が施されていました。土鍋をスマートにしたような造りです。

天井が高い通路の光景です。暑さ対策のために、風の通り道にも考慮したように見えました。

雨避けか日除けの天井のようです。通路に渡した木組みの上に、椰子の葉が葺かれているようです。

焼物屋さんの店先光景です。赤や青や黄色など、明るい色ばかりの器です。ポットや皿、碗などの容器は、日常品のようです。

販売している品物が良く分かりませんでしたが、やや高級品のようです。たばこ類でしょうか。上の棚の容器も不思議な形です。

スークの中の建物光景です。通路の上の屋根は、アーケードの構造でしょうか。照明器具や、扇風機の姿もあります。

同じく、スークの中の建物と通路の光景です。高い天井は、暑さ対策に紋なっているようです。

スークに中を通って、スーク内のメインストリートに出ました。ここで再集合の場所と時間が決まり、1時間弱、自由時間となりました。螺旋状のミナレットの光景も再集合の場所の目印になりました。

絨毯類の品物を販売していた店先光景です。イスラムの国ですから、幾何学模様が多いようです。壁飾りの絨毯もあるようです。小さな絨毯は、お祈りの時の必需品のようです。

建物構造で不思議だったのが、横に突き出た材木です。1本や2本ではなく、20センチか30センチ置きと言った感じです。床材の先端を切り残したものでしょうか。

AFC・アジアカップの文字が刻まれた大きなカップです。勿論デフォルメされたレプリカです。AFCアジアカップは、アジアサッカー連盟(AFC)が主催する、ナショナルチームによるサッカーの大陸選手権です。

騎馬警官の後ろ姿です。正面から撮影しても、問題無いようでした。オールド・スークにぴったりの光景です。

異国情緒たっぷりの、スークの中の街角光景です。壁から突き出た材木は、日本人の美意識では理解し難いところがありますが、町造りにかけるこの地域の強固な意志も感じます。目にしたわけではありませんが、外装のメンテナンス等で役立つ飛び出た横木かも知れません。

室内用に造られた籐椅子やテーブルでしょうが、屋外にセットしてありました。雨が少ないためでしょうか。かなりの年期物でした。

朝の時間ですから、まだお客さんの姿は見えませんが、昼時になれば賑わいそうな雰囲気です。『コーナー・カフェ』のお店の名前が表示されていました。

入口の両脇に、木彫りのレリーフ像があった建物です。レストランかホテルでしょうか。奥にも立派なドアがありました。

古代ギリシャやローマ時代を思わせるレリーフ象のアップです。ここはアラブ湾の半島ですが、地中海では、フェニキア人が活躍していた時代かも知れません。

スーク・ワーキフの旅行写真で、いつも見かけるのが、この木造の船です。通路に2艘が並び、その奥にも、飾りものの小さな船がありました。売り物のようです。家の造りと併せて、印象に残る街角光景です。

木造の街並みと比較しますと、石造りの白い建物も、石畳みの道も新品です。古い町並みも、新しい町並みも、そのまま映画のロケに使えそうです。

木彫りの象の像です。台座部分を含めて、1本の木から彫刻されているようです。かなりの大きさがありました。『神の象の像？』が、TVドラマのトリックにあったような？

薄暗い建物の中から眺めた、明るい通りの光景です。何でもない光景ですが、異国情緒を感じながらの撮影です。

先程も出遭った、グループになって巡回中の騎馬警官です。全員、白馬に乗っていました。推測ですが、観光目的の意味合いもあるようです。