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丘の上に建つアラブ城の次には、麓のパルミラ博物館を見学しました。館内の撮影は出来ませんでしたが、中庭に展示されていた石像やレリーフ等は撮影できました。展示品については、(補遺1)で紹介しています。

2011冬、シリア等・中東旅行記(11/54):パルミラ、パルミラ博物館、石棺、レリーフ像

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2011/02/22 - 2011/03/02

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旅人のくまさん

旅人のくまさんさん

丘の上に建つアラブ城の次には、麓のパルミラ博物館を見学しました。館内の撮影は出来ませんでしたが、中庭に展示されていた石像やレリーフ等は撮影できました。展示品については、(補遺1)で紹介しています。

  • アラブ城が建つ丘の上からの眺望です。砂漠の世界です。山の麓に見える塔が立ち並ぶ区域は、『墓の谷』の一部でしょうか。

    アラブ城が建つ丘の上からの眺望です。砂漠の世界です。山の麓に見える塔が立ち並ぶ区域は、『墓の谷』の一部でしょうか。

  • 同じく、アラブ城が建つ丘の上からの眺望です。麓に小さなオアシスのような光景がありました。地下水を汲み上げての植林でしょうか。

    同じく、アラブ城が建つ丘の上からの眺望です。麓に小さなオアシスのような光景がありました。地下水を汲み上げての植林でしょうか。

  • アラブ城見学最後の1枚です。麓に広がる扇状地と、その先に霞んで見えるオアシスの光景です。アラブ城の端に、ぽつんと立つ人の姿がありました。

    アラブ城見学最後の1枚です。麓に広がる扇状地と、その先に霞んで見えるオアシスの光景です。アラブ城の端に、ぽつんと立つ人の姿がありました。

  • 丘の上のアラブ城の見学を終えて、麓に戻りました。次に見学した、パルミラ博物館の入口光景です。1961年の開館です。

    丘の上のアラブ城の見学を終えて、麓に戻りました。次に見学した、パルミラ博物館の入口光景です。1961年の開館です。

  • 世界遺産の標識がある上に掲示された入場案内パネルです。サマータイムの開館時間が8〜18時、ウィンタータイムの場合が8〜16時でした。ラマダンの期間では9〜16時と表示されていました。

    世界遺産の標識がある上に掲示された入場案内パネルです。サマータイムの開館時間が8〜18時、ウィンタータイムの場合が8〜16時でした。ラマダンの期間では9〜16時と表示されていました。

  • 入口の左右の柱に標識です。下側のワッペン風の模様は、現在の国旗の衣装をアレンジしたもののようです。赤色は剣と革命を、白色は善と平和を、緑は大地の恵みを、黒色は過去の戦いを象徴します。二つの星は、リビアなどとアラブ連合共和国を結成した時の名残です。

    入口の左右の柱に標識です。下側のワッペン風の模様は、現在の国旗の衣装をアレンジしたもののようです。赤色は剣と革命を、白色は善と平和を、緑は大地の恵みを、黒色は過去の戦いを象徴します。二つの星は、リビアなどとアラブ連合共和国を結成した時の名残です。

  • パルミラ・ミュージアムの文字があった玄関脇の標識と、その前に置かれていた石造の遺物です。柱の上部のようです。植物をデフォルメした上に、人の顔が彫刻されているところがユニークです。

    パルミラ・ミュージアムの文字があった玄関脇の標識と、その前に置かれていた石造の遺物です。柱の上部のようです。植物をデフォルメした上に、人の顔が彫刻されているところがユニークです。

  • 白っぽい石材が使われた、人物座像です。頭が無くなっていました。男性像のようです。ひび割れが多く、風化が進んでいました。

    白っぽい石材が使われた、人物座像です。頭が無くなっていました。男性像のようです。ひび割れが多く、風化が進んでいました。

  • かなり大きな石棺らしい遺物です。叙湯部には主人公らしい大きな像が、その下には家族か従者らしいレリーフの列がありました。家族像の中には、家畜も混じっているようです。

    かなり大きな石棺らしい遺物です。叙湯部には主人公らしい大きな像が、その下には家族か従者らしいレリーフの列がありました。家族像の中には、家畜も混じっているようです。

  • 思わず、シンガポールのマーライオンを連想した獅子像です。マーライオンは上半身が獅子、下半身が魚ですが、この像は全身が獅子像です。足元には、角が長い草食動物の像があります。アラート神殿の近くで発掘されたものが修復されたようです。

    思わず、シンガポールのマーライオンを連想した獅子像です。マーライオンは上半身が獅子、下半身が魚ですが、この像は全身が獅子像です。足元には、角が長い草食動物の像があります。アラート神殿の近くで発掘されたものが修復されたようです。

  • マーライオンのような顔のアップです。マーライオンは、ヴァン・クリーフ水族館の館長だったフレイザー・ブルーナーにより設計され、地元の彫刻家のリム・ナン・センによって作られたコンクリート製の像です。

    マーライオンのような顔のアップです。マーライオンは、ヴァン・クリーフ水族館の館長だったフレイザー・ブルーナーにより設計され、地元の彫刻家のリム・ナン・センによって作られたコンクリート製の像です。

  • 博物館の前庭の通路に沿って展示された石造の数々です。白い石材が、緑の椰子の木とぴったりのコントラストでした。

    博物館の前庭の通路に沿って展示された石造の数々です。白い石材が、緑の椰子の木とぴったりのコントラストでした。

  • 縦長の石像のアップ光景です。下半分は剥落してありましたが、上半分には、アルファベット文字らしいものがありました。記念碑か墓標のようです。

    縦長の石像のアップ光景です。下半分は剥落してありましたが、上半分には、アルファベット文字らしいものがありました。記念碑か墓標のようです。

  • 半分日陰になった場所にあった石棺です。蓋の部分は残っていませんでした。側面に施されたレリーフ像の保存状態は上々でした。

    半分日陰になった場所にあった石棺です。蓋の部分は残っていませんでした。側面に施されたレリーフ像の保存状態は上々でした。

  • 本来は室内で保存した方がよさそうな石棺や石像の数々です。風化や公害で痛みが進んでしまうかも知れません。

    本来は室内で保存した方がよさそうな石棺や石像の数々です。風化や公害で痛みが進んでしまうかも知れません。

  • 保存状態の良い6人の胸像が刻まれた部材です。相当に大きな建築物の一部分だったことが想像されます。神殿の飾りだった石部材でしょうか。

    保存状態の良い6人の胸像が刻まれた部材です。相当に大きな建築物の一部分だったことが想像されます。神殿の飾りだった石部材でしょうか。

  • 4人の胸像が刻まれたレリーフです。神殿の飾りだった部材でしょうか。一番左の像だけは顔の部分に大きな傷がありますが、他の部分の保存状態は上々です。庶民像ではないようです。

    4人の胸像が刻まれたレリーフです。神殿の飾りだった部材でしょうか。一番左の像だけは顔の部分に大きな傷がありますが、他の部分の保存状態は上々です。庶民像ではないようです。

  • 割れてしまって、一人分だけの胸像になってしまった石部材です。割れたのは左側の部分です。同じような人物像が刻まれていたようです。

    割れてしまって、一人分だけの胸像になってしまった石部材です。割れたのは左側の部分です。同じような人物像が刻まれていたようです。

  • 3人の胸像が刻まれたレリーフです。帽子などを被った正装のようです。中央が女性、その両脇が男性像のようです。女性は、ゼノビア女王でしょうか。

    3人の胸像が刻まれたレリーフです。帽子などを被った正装のようです。中央が女性、その両脇が男性像のようです。女性は、ゼノビア女王でしょうか。

  • 3人の胸像が刻まれたレリーフです。残念ながら、肝心の顔の部分が三人とも欠落していました。意図的に壊されたイメージがあります。

    3人の胸像が刻まれたレリーフです。残念ながら、肝心の顔の部分が三人とも欠落していました。意図的に壊されたイメージがあります。

  • レリーフの人物群像です。やはりお墓から出土したものでしょうか、下の部分に足らしいものが見えます。

    レリーフの人物群像です。やはりお墓から出土したものでしょうか、下の部分に足らしいものが見えます。

  • 同じく、レリーフの人物群像です。定型化した絵柄のようです。横たわった人が主人、あるいは死者、左が奥さん、その中間が子供さん達でしょうか。

    同じく、レリーフの人物群像です。定型化した絵柄のようです。横たわった人が主人、あるいは死者、左が奥さん、その中間が子供さん達でしょうか。

  • 左右に二人だけのレリーフ像が残っていますが、その中間には、2人分の像が彫られていた跡があります。定型化された石棺など、お墓の装飾のようです。

    左右に二人だけのレリーフ像が残っていますが、その中間には、2人分の像が彫られていた跡があります。定型化された石棺など、お墓の装飾のようです。

  • 四角い枠の中にそれぞれ刻まれた、人物像です。顔の部分が、いずれも欠損していました。意図的な損壊のようです。

    四角い枠の中にそれぞれ刻まれた、人物像です。顔の部分が、いずれも欠損していました。意図的な損壊のようです。

  • 2種類の石造物が重ねられているようです。上の石造仏は、石柱の最上部の部分のようです。デフォルメされた植物が刻まれています。その下の石造物は、材質も少し違うようです。手に握られた植物らしい物のレリーフ像があります。

    2種類の石造物が重ねられているようです。上の石造仏は、石柱の最上部の部分のようです。デフォルメされた植物が刻まれています。その下の石造物は、材質も少し違うようです。手に握られた植物らしい物のレリーフ像があります。

  • 無造作に置かれた石造の展示品です。手前は折れた石柱、その奥は人物像のようにも見えます。想像を逞しくすれば、髪を結った女性の頭部です。

    無造作に置かれた石造の展示品です。手前は折れた石柱、その奥は人物像のようにも見えます。想像を逞しくすれば、髪を結った女性の頭部です。

  • 博物館の中庭における、石造品の屋外展示の状況です。探してみましたが、説明文などはまだ整備されていませんでした。

    博物館の中庭における、石造品の屋外展示の状況です。探してみましたが、説明文などはまだ整備されていませんでした。

  • 博物館の側面光景です。小さくはない博物館のようですが、収容しきれない石造の展示品が、前庭に相当数展示されていました。

    博物館の側面光景です。小さくはない博物館のようですが、収容しきれない石造の展示品が、前庭に相当数展示されていました。

  • パルミラ博物館の見学を終えて、振り返っての1枚です。入口横にあったライオン像が見えています。館内の写真撮影は出来ませんから、現地で購入した冊子から、展示品などを(補遺1)で紹介しました。パルミラ王国時代のゼノビア女王に関する資料等です。

    パルミラ博物館の見学を終えて、振り返っての1枚です。入口横にあったライオン像が見えています。館内の写真撮影は出来ませんから、現地で購入した冊子から、展示品などを(補遺1)で紹介しました。パルミラ王国時代のゼノビア女王に関する資料等です。

  • パルミラ博物館の付近からは、アラブ城の全景を見ることが出来ました。丘とその上に建つお城が一体となった光景でした。

    パルミラ博物館の付近からは、アラブ城の全景を見ることが出来ました。丘とその上に建つお城が一体となった光景でした。

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