2011/02/22 - 2011/03/02
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旅人のくまさんさん
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中東旅行の3日目です。早起きしてパルミラの早朝散策をしました。この日、最初に見学したのはアラブ城です。丘の上に建つこの城塞は、散歩の途中でも遠望できました。
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ホテルでの朝食です。野菜が無かったのは残念ですが、欧州旅行でも良くあったことです。数種類のパンとチーズに、スクランブルエッグ、オリーブにソーセージなど、一応の品数でした。
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朝食の食卓に飾られていた花です。生花ではなく、造花が使われているようでした。無いよりは随分とマシです。深くは詮索しないこととします。
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到着した昨晩はライトアップされていたホテルです。サンズ・ホテル・パルミラ(Sands Hotel Palmyra)の名前でした。ネット情報では、シングルの部屋で1万2千円台でしたが、設備としては十分でした。
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ホテル近くのモスクの光景です。そう言えば、朝早い内からお祈りを呼び掛ける放送が流されていたようです。
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昼間には少し暑くなりそうでしたが、爽やかな朝の散策でした。本通りから分かれた道路の光景です。不確かですが、東方向だったようです。
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まだシャッターが閉まったままの店先光景です。白い発泡スチロールの容器が散乱していました。八百屋さんか、果物屋さんでしょうか。
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早朝散策の街並み光景が続きます。走っている車も、歩いている人の姿も殆んど見かけませんでした。正確な方角は分かりませんが、この時は南方向に歩いていたようです。
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商店街は扉を閉めて、ひっそりとした佇まいでした。家の入口には石段が付いていました。勝手な推測ですが、大雨が降った時の浸水対策で、建物が一段高くなっているのかも知れません。排水施設が整備されていないと、あっという間に水浸しになります。
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古い街並み光景が残った場所です。数少ない木の緑がありました。少し歪んだ木組みの入口に、何とも言えない味わいを感じます。
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ひっそりとした早朝の街並み光景の紹介が続きます。本通りから分かれた脇道の光景です。脇道にも人の姿はありません。
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正確な方角は分かりませんが、多分北方向です。道路の先の丘の上に、アラブ城の一部が見えました。正面からアップした写真も撮りましたが、完全にピントが外れました。
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そろそろホテルに戻って、今日の出発の準備です。パルミラでは1泊で遺跡を見学し、この日の内にダマスカスの街に戻る予定です。
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朝一番に見学に出掛けたアラブ城に到着しました。アラブ城の歴史は良く分かりませんが、現在残るお城は、17世紀頃の建設のようです。丘の上からの眺望は見応えがありました。
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アラブ城の丘の上からの眺望が続きます。砂漠の国の鳥瞰図を見るような光景でした。後ほど、パルミラ遺跡の眺望も紹介します。
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建物光景のアップです。石塀で囲われているのは、防犯対策もあるでしょうが、それ以上に、風と砂に対する防御のようにも見えました。
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麓に広がる扇状地の光景です。パルミラは、シリアの首都ダマスカスの北東、約215kmのシリア砂漠の中に位置します。パルミラ遺跡が残る地域は、北から流れるワジアブオベイド川と、西から流れるワジアイド川が形成した扇状地のオアシスに建設されました。
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アラブ城が建つ丘の上からの眺望が続きます。丘の麓と、その先に続く山並みの光景です。かつて、ラクダのキャラバン隊が行き来したシルクロードの道です。
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砂丘を思わせる柔かな襞を持った山の光景です。吹き寄せられた砂が、山肌を覆ってしまったようです。
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パルミラ遺跡の眺望です。パルミラは紀元前から、シルクロードの中継都市として発展し、今はローマ帝国時代の多くの建物跡が残ります。絶頂期はパルミラ王国(260〜273年)が成立した頃です。273年にローマ帝国に滅ぼされ、廃墟となりました。
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パルミラが紀元前から栄えたのは、東西方向の谷間が、地中海沿岸のシリアやフェニキアと、東のメソポタミアやペルシャを結ぶ交易路となったためです。パルミラは、シリア砂漠を横断するキャラバンにとって非常に重要な中継点となりました。
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『墓の谷』と呼ばれる一帯の眺望です。点々と建つ塔は、大きな物では5階建くらいあります。お金持ちが造ったお墓です。
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建設当初は、整然と並んだお墓のメインストリートだったようです。原型を留めたお墓もありましたが、今は、上部が崩れ去ったお墓が目立ちます。その先に広がるオアシスの光景です。
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丘の上に建つ、アラブ城の紹介に戻ります。この丘は、四囲を見渡せる要所にあり、現在のアラブ城が建設される前にも砦が建設されていたようです。
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正面から見上げたアラブ城の光景です。守りは堅固なようですが、籠城した場合の食料や水の備蓄は大変だったような気もします。
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岩山の自然石と、その上に積まれた石造りのお城です。17世紀初め、オスマン帝国の知事、ファクル・エド・ディーンによって完成されたとされます。
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アーチ門の光景です。締めきられていましたが、開かずの扉ではないようです。見学の時に入場出来る門でしょうか。
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アラブ城の壁にあった看板です。風化して文字が消えかかっていました。アラブ・キャッスル(アラブ城)の入城案内のようです。入場時間は10〜16時のようです。左下の500SPの白い手書き文字が入場料でしょうか。500SP(シリアポンド)は約千円、少し高いような気もします。今の時刻は、まだ9時前です。
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城壁の隙間から眺めた麓の光景です。パルミラ遺跡が見えます。アラブ城は、パルミラ遺跡の絶好のビューポイントでした。遠くにはオアシスの緑が霞んでいました。
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自然石の上に建つアラブ城の壁面光景です。砂漠では当たり前の天候かも知れませんが、雲一つない快晴となりました。
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アラブ城の周りには、見渡せる範囲だけですが、お濠の光景もありました。山の上ですから、水が湛えられていたかどうかは分かりません。多分、空濠でしょう。
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