新ドーハ国際空港（ハマド国際空港）紹介　職員が押し合いへし合い！（コーカサス３国周遊　18）

2014/07/04 - 2014/07/13

２０１４年５月２７日からドーハ国際空港は、ハマド国際空港（＝新ドーハ国際空港）に移転しました。
http://response.jp/article/2014/05/27/224091.html
http://www.businesswire.com/news/home/20140117005150/ja/#.Uw-1wM7k_IU
私は２０１４年７月、「コーカサス３国周遊」の行き帰り、乗り換えで新ドーハ国際空港（ハマド国際空港）利用しましたので、簡単に紹介します。
新空港の特徴は当たり前ですが、非常に大きくなったこと。敷地面積は３倍と言われていますが、空港ビルも巨大になりました。
旧空港のビルはこじんまりとしており、少し歩くだけで全体像を把握できましたが、今度はそうはいきません。旧空港にあった男女別モスク・クワイエットルーム・キッズコーナー・ワークステーションなどは拡充されています。
しかし管理は厳しくなっている印象です。旧空港のクワイエットルームは出入りフリーでしたが、今回は入り口でチェックがありました。利用者を限定した広い立ち入り制限エリアもありました。

そして退勤する多数の職員が押し合いへし合いする様子を目撃しました。まるで子どものようで笑ってしまいましたが、その事情は本編の写真でご説明します。

旧国際空港の旅行記はこちら↓
http://4travel.jp/travelogue/10199349

エリア ドーハ(カタール)

ドーハ空港で目に付く飛行機は、
ほとんどカタール航空機です。

飛行機からのバスを降りてすぐの場所。
スペインへ行くＨＩＳのツアーの人たちが同乗していたようです。

パスポートコントロール。

ターンテーブル。

通関を経て、
こんな所に出てきます。

フライトインフォメーション。

コンビニ。
小さくて品揃えも限られています。

空港のお決まり。

軽食堂。
バーガーキングなどが入っています。

いつも高級車が展示してあります。

こちらはポルシェだったかな。

これが新空港のマスコットらしいのですが・・・

背後から照明スタンドのようなものが伸びていて、
肝心の顔が見えません。
近くか横に行けば顔が見えるのですが、
新空港のマスコットにしたいのなら、
どこからでも顔が見えるよなデザインが良いのでは？

近づいて見上げるとこんな顔。

要するに、
何かの動物が、
卓上スタンドの基部にお座りしているデザインです。

男性用モスク。

イスラム圏の空港では普通あるようです。

女性用モスク。

モスクがない空港では、床に敷物を敷いて、
メッカの方向を向いて祈りを捧げる人を見ることがあります。
しかし、女性がそのようにしている光景を見たことは皆無です。
モスクの中でも、女性は男性に祈る姿を見せないことになっているので、
当然です。

各ボーディングゲートに向かう広い通路の際に、
通路からは目隠しされたコーナーがあります。
大声で喋り続けるグループがいない限り、
ここの方が落ち着けます。
オットマンもあります。

その奥にあるのがこれ、
簡易タイプのクワイアットルーム。

非常に簡単なつくりで、
オープンです。

仕切られた部屋にリクライニングチアーが並んでいる、
本格的なクアイアットルームもありますが、
こちらは係りが入室チェックをします。

こんなのもあります。

もっと大掛かりな遊具も、
あの黄色のマスコットの方向にあります。
子どもが楽しそうに上っています。

喫煙室。

身体半分だけ入れて撮影。滞在時間３秒。
実感、のどを痛める！身体に悪い！癌になる！

チェックインカウンター。

チェックインカウンター。

ボーディングゲートが並んでいるエリア。
クワイエットルーム・モスク・キッズコーナーもこのエリアにありました。

新空港最上階の天井は、
傾斜しているか・・・

曲面になっていますが・・・

その理由は空港ビルを外から見るとよくわかります。

目に付くもののひとつ、上る歩道。
エスカレーターほどの傾斜はありません。
何箇所も設置されています。

ここから外に出られます。

空港ビルを出て、横断歩道を渡って、
振り返ったところ。

頭の上はこんな感じです。

画面左側が、
空港ビルの出入り口の外側です。

こったデザインだと思います。

太陽も高くなってきました。

画面のやや奥、道路上を横切っているのは、
巨大な駐車場に通じる渡り廊下。

その渡り廊下、
中はこのようになっています。
中央は動く歩道。
ここでも、動く歩道のはじめの数メートルは上り傾斜がついています。

その広大な駐車場。

砂漠の遊牧民のテントがモチーフ？

天井が曲面になっている理由は、この構造です。

駐機している飛行機も、離陸する飛行機も、着陸する飛行機も、
ほとんどがカタールエアです。
カタールエアの大幅な増便は、
この大きな空港ができて、
はじめて可能になったと想像します。

空港ビル前の道路。
空港の外と・・・

先ほどの駐車場に通じています。

ところで、これは勤務を終わって男女別の送迎バスを待つ人たち。
画面右に空港ビルがあります。
まったく並んでいません。

バスが到着すると、
これから勤務に就く人が降りきる前に、
ドアに殺到します。

降りる人が大変です。
もみくちゃにされ、乱れた服を直しています。

大した人数ではないのに、
押し合いへしあいして、かえって時間がかかっています。
ただし殺気だった雰囲気はなく、
むしろ押しくら饅頭を楽しんでいる様子です。

あえてアップしませんでしたが、
女性用バスでも様子は同じです。
むしろその嬌声はずっと派手で、
キャーキャー言いながら、まだ止まっていないバスのドアに殺到する様は凄まじいものがあり、同じくそれを楽しんでいる様子です。

旧ドーハ空港では、飛行機・空港ビル間でバスがひどい渋滞にあいました。
レーンの逆走、割り込み、後進など他空港では見たことのない場面を目にしました。
余裕ができたはずの新空港でもやはりひどく渋滞しました。
その渋滞と、このカオス的送迎バス乗車は、どこかで関係していないでしょうか？

「コーカサス３国周遊」の旅行記シリーズはこの旅行記で終わりです。
たくさんのアクセスありがとうございました。