2013/07/28 - 2013/07/29
656位(同エリア1014件中)
まりも母さん
「大谷石をめぐる旅5 大谷編 大谷資料館」
http://4travel.jp/traveler/marimomaman/album/10800144/
の続きです。
大谷町には 大谷石の建物の他に
大谷石の岩壁景観が見られる場所が沢山あります。
切り立った岩の上に樹木が生えて 独特の景色を見せている場所です。
また そんな岩を削って出来た巨大な観音様。
岩を削って彫られた仏様を見ることのできるお寺。
大谷石関連の見所が まだまだ沢山あるのです。
”大谷資料館”見学を終えて それらを廻って見てきました。
まだ、雨が止まず 当初の予定より見てきたものは少ないのですが、
それでも かなりの充実度で、大谷石を堪能できましたよ。
”大谷景観公園””ダルマ岩””越路岩””大谷公園・平和観音””大谷寺、大谷観音”
”大久保石材店””屏風岩石材”
と 見てきました。
来てみて判った見どころの多さ。
大谷にはもう一度天気と気候の良い時に来て もっと掘り下げて探索したいとも思いました。
まだまだ、見るところ沢山残ってますよ~。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 自家用車
-
”大谷資料館”を出て 県道188号線大谷街道に戻った所に
すばらしい大谷石岩壁の景観が見られます。
ここは”大谷景観公園”という姿川沿いに御止山(おとめやま)の景色を眺められる公園になっています。 -
岩山の岩肌にツタが茂り 松が生え
迫力のある景色です。 -
車で気軽に来られる県道沿いの公園で こんな景色が目の前に展開している・・・。
-
ベンチとテーブルも置かれ お天気が良ければ お弁当を食べながら
このダイナミックな景色を好きなだけ眺められます。 -
トイレの建物ももちろん大谷石。
自然のままの大谷石 加工された大谷石。
どれも見ごたえまりますね~。
(いや、トイレがすごいと言ってるのではないですけど) -
観光マップや自宅でプリントしてきた地図を見ると まだまだ、景観の美しい場所が大谷町の北部にありそうなので探索します。
国の名勝指定を受けた”越路岩”(こしじいわ)へ行ってみようと思いましたが、
姿川沿いの遊歩道は車では通れないので、迂回路を探します。
遠回りをしましたが、
途中こんな建物を見つけました。
農家の蔵なのかなぁ。
大谷石の建物が並び、塀も石垣も大谷石。 -
まりも母ダンナは 車でかなり狭い道へ躊躇なく入って行くチャレンジャー(?)なので、田んぼの脇の狭い道へ進んでみました。
結局 その狭い農道では、”越路岩”には行かれないようで戻ったのですが、
その時”ダルマ岩”と書かれた標識を発見。
この岩がそれらしいと、気がつきました。 -
せっかくだから・・・(と ダンナはよく言います。そして またしても車をそちらへすぐに向かわせます)
と正面だろう方向へ向かうと
大谷石で出来た公民館の建物(それもなかなか、かっこよかった)
の脇にこの岩が・・・。
この角度から見た所が一番達磨っぽいと思ったんですが・・・。
座った達磨さんの背中っぽいような・・・。
このあたり、沢山の奇石・奇岩があるそうで、色々な名前のついた岩があるのです。 -
そして
地図やナビを頼りに、大体こっちの方向だろう・・・。と
たどり着いた先には 夏草に覆われた岩が沢山見えました。 -
ここが”越路岩”
手前に水田があり 春先の田植え前の水を張った田んぼの頃は、
水の中に浮かぶ岩が 松島のような景色に見えるのだそうです。
「陸の松島」「関東の耶馬溪」と呼ばれる景勝地です。 -
今は、稲が育ち、緑の海になっていますが、
たしかに海面に岩と松の浮かぶ松島のような景色です。
(電柱なかったらな~~~) -
車を移動させて、”越路橋”の辺りから見た景色です。
姿川沿いに遊歩歩道が国道293号までありますので、
徒歩の場合は、景観公園駐車場から15分ほどで行く事ができます。 -
大谷街道を戻ります。
大谷公園近くから見える 廃墟です。
採石場と加工所だった場所でしょうか・・・。
実は廃墟もかなり好きなまりも母ですが、
廃墟は、不法侵入の危険もあるので 追求しない事にしています。
だけど~もうちょっと近くまで行ってみたいじゃないか~と
ダンナと車でぐるぐる走ってみましたが、どうも道がわかりませんでした・・・。 -
仕方ないので、廃墟はあきらめ”平和観音”を見ることにします。
”平和観音”のある”大谷公園”には
大谷街道沿いに市営大谷駐車場という無料駐車場がありますが、
観音様までちょっと遠いので、
今日は後で行くつもりの”大谷寺”の駐車場に車を停めました。
この”大谷石体験館”のすぐ向かいの駐車場です。 -
”大谷体験館”の角を入ると 大谷石の切り通しで、
そこを抜けると、”平和観音”が目の前でした。 -
”平和観音”です。
自然の岩壁を6年かけて手彫りで彫り上げた観音様です。
高さ27m
昭和29年にできたものです。
戦没者の慰霊と世界平和を祈念しています。 -
観音様のすぐ前の切り通しのところには、こんな採掘の跡も。
-
う~んこれは、ロードオブザリングのアルゴナスの門を思い出すな・・・。
自分 ちっせーホビットになった気分。 -
これも観光パンフに良く掲載されている”親子がえる”の岩。
でも 全然カエルに見えないんだな・・・。 -
と、思ったら、看板に、石段のあたりから見てくださいって書いてあった。
ふむふむ。
ここから見ると大小のカエルに見えなくも無い。
この木製の看板の向きが悪いのでは?看板を正面に見るとぜんぜんカエルにみえないんだもん。 -
観音様の左側には階段があり 上に登ると
観音様の胸のあたりの高さまで行く事が出来ます。
一番上まで登って、お顔を拝見すると このように見る事ができます。 -
展望台からの景色。
親子がえるは真ん中あたりの茂みの所。 -
近くで見たかった廃墟がここからも見えます。
-
大谷寺へ戻ります。
車を停めた”大谷寺”の駐車場の岩壁に仏像が彫られていました。 -
”大谷寺”
赤い門には赤い仁王様 -
拝観は300円。
国指定重要文化財と国の特別史跡の二重指定を受けている
”大谷磨崖仏”(おおやまがいぶつ)
それに宝物館も見る事ができます。 -
せり出した岩の下に はまる様に建てられたお堂。
この大谷石の岩の洞窟の壁面に彫られている千手観音立像がお寺の本尊です。
お堂右側の入り口から中に入って拝観できますが、写真撮影は禁止です。 -
お堂の上の大谷石は、長年の風雨で、このように侵食されたのでしょうね。
丸く穴の開いた景色は、今日、ほとんど見ていません。
採掘で切られた シャープな面が多く このように自然に侵食されたようなものは、案外見かけないのです。 -
右の洞窟にも祠が納められています。
大谷寺は810年弘法大師による開基と言われる古刹です。 -
お寺の解説によると、
>江戸時代初期には、徳川家康の長女・亀姫が、時の住職で天海大僧正の法弟・伝海 僧正による中輿を援助し 現在の大谷寺の基盤を作った。
との事で、徳川家との関わりも深く 葵紋がついているのでしょう。 -
駐車場側にある門です。
赤く塗られていますが、こちらには瓦の形の大谷石の屋根が乗っています。
この後 お堂の中へ入り磨崖仏を見せて頂きました。
千手観音は平安時代初期に造られたと言われるものです。
内部に入ると、解説の音声が流れます。
観光案内などでは、千手観立像の写真は見るのですが、
実は、この他に洞窟の湾曲した壁面に伝釈迦三尊像、伝薬師三尊像、伝阿弥陀三尊像の4組10体が彫られていました。
大谷寺は火災でお堂が焼失した事があり、その際に磨崖仏の状態も変わってしまいましたが、
彫った岩面に粘土がかぶせてあったり、彩色がされていたそうです。
また、このあたりには縄文時代の生活の跡があり、縄文時代草創期(約1万1千年前)の人骨が発掘されています。
画像が撮れないのが残念ですが、磨崖仏はなかなかの見ごたえです。 -
宝物館です。
後で気づきましたが、ここも撮影禁止でした。
展示物ではなく 雰囲気だけの写真を撮ったので、大丈夫だろうと掲載します。
ここには発掘された 縄文人の遺骨実物が展示されていました。 -
宝物館を出て お庭を見ます。
池と弁天堂が見えます。
紅葉の頃 良さそうな景色です。
白蛇の像もあり 白蛇の伝説があるという事でした。 -
大谷寺を出ます。
先ほどみた大谷石瓦風屋根の門を外側から見ます。
やっと雨がやんできました。
後は大谷街道を戻って 見たかった大谷石の建物を見ることにします。 -
りっぱな大谷石の蔵です。
この道沿いには沢山の大谷石建物が見られます。
この建物は大久保石材店の敷地内のようです。 -
大久保石材店の建物は岩盤を削った中に造ったそうです。
大正4年(1915)
岩盤をくりぬいて部屋にした建物は、大谷でもここだけだという事です。 -
”屏風岩石材”
冠木門(かぶきもん)の左右に大谷石の見事な建物が建つ
堂々として大変目を引きます。
西蔵(左)が明治41年(1908)の竣工、東蔵(右)が明治45年(1912)の建築 -
西蔵は洋風なデザインです。
こちらは座敷蔵の居住用の建物。 -
東蔵の方が和風な建物です。
こちらは倉庫として 穀物蔵であったものだという事です。 -
冠木門(かぶきもん)は赤く塗られ、両脇の石蔵と相成って みごたえのある景色となっています。
-
この明治期の蔵は、木造の蔵壁面に大谷石を貼り付けた
木骨大谷石造 と言ったものではなく、
石積みの西洋風の本格的な石蔵と同様の造りになっているものだそうです。 -
蔵の中や敷地内 大変興味のあるところですが、残念ながらこちらは内部は公開されていません。
個人宅で 現在も使用されているものだという事です。 -
どちらの建物もすばらしいです。
栃木県の重文指定です。
この後、もっと大谷石の建物を見たかったのですが、
点在してる事やまとまって建っている地区が離れている事などもあり
今回の大谷石めぐりはここで終了する事にしました。
”旧大谷公会堂”も前を通りましたが、保存状態が良くなく、写真は撮らずに次回 という事にしました。 -
帰り道、見た大谷石の長屋門です。
昨日 今日は沢山の大谷石蔵を見てきましたが、
大谷石の長屋門は初めて見ました。
たまたま 信号で止まった横にあった家ですが、
この家は 他になまこ壁の大谷石の建物もあり
もっとじっくり見たかったです。
思いがけない場所で、すばらしい大谷石の建物がまだまだ見つかりそうな栃木県。
また いつか大谷石をめぐる旅を。
そして 大谷石建物ウォッチはこれからも続けようと思います。
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