2013/07/28 - 2013/07/29
719位(同エリア920件中)
まりも母さん
「大谷石のレトロな建物を見まくる」をテーマにした1泊旅行の初日その3です。
大谷石でできた 建造物では最大級の”カトリック松が峰教会”を見ます。
日曜日のこの日 ミサをやっている時間ではありませんでしたが、
ドアは開かれ 内部もじっくり見る事ができました。
二つの塔屋のあるすばらしい建物です。
その後 市街地を少し歩きます。
大谷石の建物として観光案内に紹介されている 印鑑店を見に行きました。
商店の並んだアーケードもブラブラ歩き。
今度は車を移動して、”聖ヨハネ教会”を見に。
こちらは 残念ながら外観を眺めるだけになりましたが。
今日一日 まぁまぁの大谷石建物めぐりができました。
歩き疲れたので、予定より早く一旦宿泊先のホテルにチェックインしてしばしの休憩。
ホテル近くのショッピングモール見て
今夜の食事は宇都宮名物の餃子です。
見るもの見て、食べる物食べて、
明日も見まくるぞー!!と日本代表のサッカー中継を見つつ 明日の計画を練って一日目は終了です。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 3.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 自家用車
PR
-
大谷石の教会と言えば 4月と5月に横浜の山手で”横浜山手聖公会”を見ました。
あの建物もかなり大きなものでしたが、
そちらに比べると この”松が峰教会”の方が、装飾的な部分が多い建物だと思いました。
建築のスタイルとしては、ロマネスク・リヴァイヴァル様式というもののようです。 -
丸いアーチ、窓の上の半円アーチがこの様式の特徴だそうです。
スイス人の建築家マックス・ヒンデル氏の設計で、
昭和7年(1932)建築です。
国登録有形文化財
鉄筋コンクリート、大谷石張り -
二つの尖塔がこの建物の特徴ですね。
すばらしい建物です。 -
同じ大谷石でも 建物下部の基礎部分は表面が荒削りですが、
上の壁面はなだらかな面になっています。 -
石造りの建物ながら、大谷石の柔らかい感じが重厚さに加わっていると感じました。
-
1階の扉は閉まっていましたが、階段の上 2階の扉が開いているようなので
そちらに上がってみます。
1階のドア自体は 建てられた当初の物ではなく、金属製のものに替えられているようでした。
昔は木製のドアがついていたんだろうなぁ、とちょっと残念に思いました。 -
アーチ下のレリーフ、柱の上のコリント式に見られるようなアカンサスっぽい彫りもいいですね。
-
設計はスイス人の方ですが、これを彫ったのは日本の職人さんですよね。
設計者が指定したモチーフを図面どおりに形にしたんですよね・・・。
日本の文様にはないようなモチーフを彫り上げる昔の職人さん
きっと、見たことも無いような模様だと思ったでしょうねぇ。 -
教会内部 聖堂です。
ここは、初めての人でもおいで下さい と開かれた教会です。
中に入ると、女性がおひとり 座っていました。 -
天井から下がるシャンデリアです。
石造りの建物ですが、窓が多いのでかなり明るいです。 -
祭壇とその後ろにはパイプオルガンが見えます。
室内も大谷石が沢山使われています。 -
柱も大谷石です。
-
柱にはこんな文様が彫られています。
-
大谷石の壁には壁画がはめ込まれています。
十字架を背負うキリストの図です。 -
カラーのオイルランプも壁に置かれています。
壁画のはめてる場所は石もアーチ型にフレームのように加工されています。 -
祭壇左側のマリア像です。
像の下の台にも細かい装飾が彫ってある大谷石が使われています。 -
祭壇前から入り口方向を見た所です。
窓の見える場所は、2階のアーチ上の部分です。内側から見るとバルコニーのように出張っているのですね。 -
祭壇も大谷石が使われています。
教会のサイトによると
>1985年新祭壇祝別式
と書かれていますので、
この祭壇はその時に設置されたものではないかと思います。
色々な色のガラスがはめてありますが、どういう意味があるのでしょうか・・・。 -
チャーチチェアのベンチですね。
聖書を入れるポケットが背もたれの後ろについています。 -
聖堂の中をぐるっと見て廻り、外に出て、建物の周りを見ます。
先ほど登ってきたのとは反対側に階段を下ります。
教会の1階部分は幼稚園の施設に使われているようです。 -
窓は大きく内部は思ったより明るかったですが、
ミサの時など暑いのか 沢山の扇風機がおいてありましたね。
古い建物ですし エアコンはありませんが、
石造りなので、きっと真夏の午後~夕方は暑いでしょうねぇ。
今日もかなり暑い日なのですが、
聖堂内 やっぱりかなり暑かったです。 -
なんと言っても 二つの尖塔が素敵です。
夜はライトアップされるそうなので、それも見たいですね~。 -
”カトリック松が峰教会”は大変見ごたえがありました。
次に 観光ガイドのパンフレットやサイトに掲載されているお店の建物を見に行きます。
途中で この蔵の前を通りかかりました。
洋のテイストではない 和風の蔵です。
一番多く見かけるタイプの大谷石の蔵かもしれません。 -
ここが大谷石の建物として紹介されていた”関印房店舗”です。
新しい建物なのですね。
古い大谷石の建物だとばかり思っていたのですが、
そうではないですね。
今日はお店もお休みです。
建物自体は大谷石を沢山使った、洋風の建物ですが、
私の求めるのは「大谷石のレトロな建物を見まくる」なので ちょっと趣旨とは違っていました・・・。 -
そのお店のすぐ前には川があり ちょうど橋のかかった場所でした。
この橋の欄干も大谷石。
むしろ こちらの橋の方が、見つけてうれしかったかも。
「昭和61年3月竣工」と書かれていました。1983年ですね。
それほど 古いとは言えないかもしれませんが、
なかなかデザインがレトロっぽくて
けっこう好きです。
この川にはもっと同じような大谷石の欄干があるのでしょうか?
時間があれば、川沿いに探して歩くのもいいかもしれません。 -
橋を渡った先はアーケードのある商店街です。
かなり長いアーケードですね。
”オリオン通り”という
この日は、手作り品などを売るイベントが行われていました。
少し ぶらぶら歩いてみましたが、
やめてしまったお店に後から入ったのだろうなぁと思うアニメ関連のお店が多かったり
アーケードは長いですが、吉祥寺みたいににぎわっている風ではないのは
地方はどこでも仕方ないのかな・・・と、思ってしまいました・・・。 -
買い物は特に無いので、また 大谷石の建物めぐりに戻る為
車を停めた、市役所駐車場へ戻ります。
途中にも大谷石を使った 新しい建物がありました。
モダンな感じですね。
大谷石パネルを外壁に使ったのでしょうから 石積みの建物とは違いますが、
それでも 大谷石利用の建物が、新しく造られて、地元産の素材が使われるのは大変うれしい事だと思います。 -
車を移動して向かったのは”聖ヨハネ教会”です。
こちらは、市街地中心地からはやや離れているので、車をどうしたもんか と少し困りましたが、
日曜日だったので 足利銀行本店の駐車場へ停めさせて頂きました。
コインパーキングなどが良く判りませんでしたが、
教会には駐車場が無い事や住宅地のような場所のようだったので、
銀行の前を通ってみると入り口が空いていて 車も数台止まっていましたので、少し貸して頂きました。
教会も地図を頼りに歩いてみましたが、小さい川があり、どうやら裏側まで行ってしまいました・・・。
途中でiphoneでグーグルマップを見て、なんとか行く事が出来ました。
宇都宮の観光ポイントは道しるべなどが無いのでけっこう判り難いと思いましたよ・・・。 -
教会は幼稚園併設で 門は閉ざされ 中に入って見せて頂く雰囲気は全くありませんでした・・・。
中も見たかったのですが、仕方なく外から眺めます。 -
教会前の道路もあまり広くないので、引きも無く
建物は木や藤棚の茂みが邪魔をして良く見えませんでした。 -
ここは、先日見てきた大谷石の建物、”横浜山手聖公会”と同じ
聖公会の教会なのです。 -
昭和8年(1933)建築
鉄筋コンクリート造大谷石張り
国指定登録有形文化財
中が見学できると書いている観光向けのサイトもありましたが、
今日の雰囲気では とっても見せて下さいとお願いし辛い雰囲気でした・・・。
やや残念な気持ちで足利銀行本店に車を停めたので、急いで戻ります。 -
戻る途中に見かけた、懐かしい感じの住宅。
大谷石の門柱と塀、和風の建物なんだけど
一部 洋間なんだろうな と思えるお部屋がついている・・・。
きっと 応接セットとピアノが置いてるんだな と想像しちゃう。
こういうおうちが、近所にもありました。
ダンナと「昔、こういう家けっこうあったよね」
「トトロの家も一部洋風のがついた日本家屋だったよね」と話します。
ノスタルジーを感じる 素敵な建物でした。
と、足利銀行本店のすぐ隣に”栃木県立美術館”がありました。
ここに、駐車場がありました。コレクションは250円の入館料で見られます。(企画展のあるときはそちらは別途)
隣には”桜美公園”のいう公園もあり、そちらにも駐車場があるようでした。 -
暑い中、けっこう歩いたので、かなりくたびれました。
今日は かなりの猛暑です。
でも 本日は宇都宮のホテルに泊まるので、楽チン。
ホテルは、宇都宮駅からやや離れていますが、
ビジネスホテルっぽい所で ”ホテルシーラックパル宇都宮”です。
今日は 食事は外ですればいいし ダンナと泊まるだけだから安いビジネスホテルで充分 と 私が激安 ひとり3000円位のを見つけて、これどう?と聞いたら
そこまで安くなくても・・・と ダンナが見つけたのがこちら。
(金額はさほど変わらない。)
駅から徒歩は無理でしたが
狭いけど、お部屋もきれいだし 朝食もあるし なんだかんだ色々なサービスがついていてお得でした。
ダンナも 出張で泊まるビジネスホテルの中では安い割りに良い方だと言っていました。
入り口はマンションみたいだね。いや、マンションの裏口。
夏休みだからか、家族連れや夫婦っぽいお客さんも多かったです。 -
予定では夕食も済ませてからのチェックインだったけど、
疲れたので、いっぺんホテルで休む事にしました。
予定より早く来ちゃったけど、フロントでも全く問題なかったし。
チェックインの時、部屋のあるアメニティーの他に
櫛、入浴剤、シャワーキャップなどももらえます。(入浴剤だけ頂いた)
ホテルをやってる会社の製品だというおつまみと 宇都宮観光用のクーポンチラシも頂きました。
ちょっと休んでから すぐそばのショッピングモール”ベルモール”に行ってみました。
ここで夕飯食べてもいいし セールシーズンだから買い物してもいいし と。 -
”ベルモール”にはアルパカが居るんだって!
ぐるぐるっとモール内を歩いてからアルパカを見に行ったら、
今日はもうアルパカさんの営業は終わりだった・・・。
お部屋に入ってご飯を食べてるシルエットが見えました・・・。
ちなみにお部屋にはエアコンついてました。
アルパカってすずしい高地の生き物だから暑さに弱いんですよね。
今日は一日暑くてお疲れ様だったね~。
で、私たちはせっかく宇都宮に来たのだから、1回は餃子食べないと・・・。
お昼は大谷石が見たくて、蔵のレストランに行ったので、
夕飯は餃子がいいか~と思ったら ベルモール内には餃子のお店はありませんでした・・・。
”みんみん”は何度も行った事あるけど、おいしいと評判の”正嗣”には行った事がないので、本当はそこに行きたかった・・・
でも、”正嗣って、本当に焼&水餃子しか無いんだってね。
今日は私、お昼を食べ過ぎたせいで、まだあまり腹ペコでもないので、それでもよかったんだけど?
”正嗣”のお店が、近くに無いの・・・。 -
でも、車で駅方面に行くと”みんみん”があるのが判ったので
そこに行く事にしました。
まぁ ”みんみん”なら間違いないしね。
宇都宮みんみん 宿郷店
駐車場もあります。
お店の外に居る人は、餃子を買いに来た方。
焼けるの待ってるのね。 -
私は焼き&水餃子
ダンナは焼&揚げ餃子とご飯も。
揚げと水は一部交換しよう、という事になったです。
でも、ダンナ ご飯なんて頼むから、2個交換するはずが、水餃子1個でいいって。
私も、それほどお腹空いていなくて ご飯やめたし、ビールもひとりで飲んじゃ悪いし 第一入らなそう~~~。 -
餃子2皿分+1個で満腹になっちゃった・・・。
餃子はどれも1皿240円なのです。
で、ホテルのフロントでもらったチラシに
宇都宮餃子会加盟のキャンペーン店に持って行くと餃子1皿プレゼントって言うのがありました。
二人で1枚づつもらったので、それを出してみると
1皿250円分って事で、500円が割引に!
餃子240円x4皿+ご飯100円合計1060円から500円引きで
560円のディナー!!
あちゃ~申し訳ないような・・・。
1000円食べて100円引きとかなら判るけど、半額じゃん・・・。
ホテルも安いが その上餃子ディナーも安くて宇都宮ありがとう!
明日も、大谷石見まくるぞー!と、風呂入って、サッカー見て
明日の計画をちょっと練って、就寝でありました。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
旅行記グループ
建物見物栃木県1
-
ゆっくり見たい栃木 蔵の街
2007/08/29~
栃木・壬生・都賀
-
栃木 蔵の街訪問 街歩き編
2008/09/10~
栃木・壬生・都賀
-
栃木 蔵の街訪問 買い物編
2008/09/10~
栃木・壬生・都賀
-
紅葉を求めて、中禅寺湖 イタリア大使館別荘記念公園へ
2010/10/27~
日光
-
大谷石をめぐる旅1 宇都宮編 旧篠原家住宅
2013/07/28~
宇都宮
-
大谷石をめぐる旅2 宇都宮編 蔵レストランのランチと宇都宮城址公園
2013/07/28~
宇都宮
-
大谷石をめぐる旅3 宇都宮編 松が峰教会~聖ヨハネ教会
2013/07/28~
宇都宮
-
大谷石をめぐる旅4 宇都宮編 昭和館見学
2013/07/28~
宇都宮
-
大谷石をめぐる旅5 大谷編 大谷資料館
2013/07/28~
宇都宮
-
大谷石をめぐる旅6 平和観音と大谷石の景観
2013/07/28~
宇都宮
-
秋の鹿沼 彼岸花とレトロ探し3市街地町歩
2013/09/22~
鹿沼
-
陶器・古民家・アンティーク 楽しすぎる益子陶器市 前半 日下田藍染工房まで
2014/04/26~
益子・茂木
-
陶器・古民家・アンティーク 楽しすぎる益子陶器市 後半 つかもと本店まで
2014/04/26~
益子・茂木
-
明治の森・黒磯 道の駅でレトロお屋敷見物
2015/09/05~
黒磯
-
初冬の中禅寺湖畔散策。野鳥と明治のリゾート文化遺構を発見。
2015/11/30~
日光
-
ちょっくら真岡へ レトロ探して街歩き。前半 金鈴荘と久保記念館
2016/10/22~
真岡
-
ちょっくら真岡へ レトロ探して街歩き。後半 SLキューロク館と久保講堂
2016/10/22~
真岡
-
とんがり帽子の不思議な形。野木町煉瓦窯 リスペクト訪問。
2017/02/12~
栃木・壬生・都賀
-
霧降る日光 突然のレトロ探索前半 ヤマツツジ花見~日光駅~神橋まで
2017/05/14~
日光
-
霧降る日光 突然のレトロ探索後半 日光金谷ホテル ランチだけで、ここまで見ちゃってすいません。
2017/05/14~
日光
-
今週も!遅い春の奥日光へ 野鳥探しと日光の近代史遺構探索
2017/05/20~
日光
-
ランチと買物、民藝的アートに触れる 半日 益子遊び。
2017/07/02~
益子・茂木
-
2017 今度はドライブで紅葉探し 後半 半月山からの景色とおまけのレトロ建築鑑賞
2017/10/31~
日光
-
久しぶりの栃木市レトロ探し歩き2 見どころいっぱい 楽しい蔵の街あるき
2017/11/19~
栃木・壬生・都賀
-
リゾート地 日光の歴史はここから!金谷ホテル歴史館はなかなかのフォトジェニックスポット
2019/09/14~
日光
-
光と影の地 足尾 近代化産業遺産を訪ねての再訪 古河掛水倶楽部
2020/11/08~
足尾
-
光と影の地 足尾 近代化産業遺産を訪ねての再訪 朽ちてゆく産業遺産たち
2020/11/08~
足尾
-
那須野ヶ原の明治建物を訪ねて 紅葉の山縣有朋記念館へ。
2020/11/23~
矢板・塩谷
-
日光金谷ホテルを掘り下げる1泊 クラシックホテルでレトロ探索
2020/12/21~
日光
旅行記グループをもっと見る
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
この旅行で行ったホテル
この旅行で行ったグルメ・レストラン
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
旅行記グループ 建物見物栃木県1
0
39