カナダの友達と歩きまくりの珍道中3日間 in 京都

2009/04/12 - 2009/04/14

かれこれ、13年間の付き合いになる、カナダ人のお友達が、パートナーを連れて来日。　ここ数年、e-mailやクリスマスカードを交換するたび、彼女は、｢近々、日本に行くから!｣と書いていましたが、やっと実現しました。

この彼女との出会いも結構運命的で(と、私は勝手に思っている…)1996年の夏、伯母さんに連れて行ってもらったヨーロッパ周遊旅行で、帰りの飛行機のトランジットで数時間立ち寄った、アムステルダム空港の待ち合いベンチで彼女と出会い、慣れない英語で名前と住所を交換、そこから文通が始まったのです。

私が彼女と会うのも6年ぶりくらい、彼女が日本に来るのは、高校生のときに交換留学で茨城の牛久市に滞在して以来ということなので、13年ぶりとか、かな。　

今回の旅、京都ですが、私が京都に行くのは、何と!中学校の修学旅行以来です!!　ほぼ何も覚えてないので、初めてみたいなモンですね^^; 京都といえば、外国人が訪れる観光地としてあまりに有名ですが、日本人の私もワクワクドキドキの旅でした。　何せ、ガイドも兼ねての旅行だったので…。　実際に、ガイドとしてはグダグダでしたが、友達は楽しい旅行だったと言ってくれました。

エリア 東山・祇園・北白川(京都)

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 高速・路線バス 新幹線 JRローカル 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

普段新幹線に乗ることが皆無なので、5-10分間隔で走っている事に、まずビックリ!　今回の京都旅行は、私がカナダから遊びに来た友人2人のガイドなのに、こんな事でイイのでしょうか!?

東京から約2時間半で、京都に到着。　宿泊予定の旅館に荷物だけ預けて、まず向かったのは、宇治。　

実は平等院鳳凰堂に行ってみたかったんです!　2人に、ガイドブックの情報だけでは上手に説明は出来ないので、「10円玉コインに載ってる建物だよ!」と伝えると、2人とも、「Cool!!」だって。

満開の時期にはちょっと間に合わなかったけど、まだちょっとだけ桜も咲いてました。　

約1000年の歴史を誇る鳳凰堂は、近くで見ると圧巻でした!!　

予約した”旅館しみず”は、とってもキレイで、新しくて、よくこの時期にとれたなぁ!って思うような場所。　

日本のホテル予約サイトとかでは見つけられなくて、実は、ここは友達がカナダから連絡くれて問い合わせた旅館なんです。　

京都駅からも徒歩7分と、行動もしやすくて良かったです。　

夜は、今夜が最終日ということで、混雑を覚悟して行った二条城のライトアップ☆　枝垂桜がとてもキレイでした。　昼間に来てもキレイなんだろうな…。

旅館で迎えた朝。

純日本風な和朝食をいただき、今日も行動開始です!

ちなみに、カナダのお友達は、鯖の味噌煮を生まれて初めて食べたそうですが、｢美味しい!｣とかなり気に入ってました。　ベジタリアン(魚は食べます)で健康志向な彼女なので、日本食が合っているのかもしれないですね!

最初に向かったのは、醍醐寺。　

実は私たちが京都を訪れるちょうど1週間前に、日帰りで母が京都旅行に行ったようで、その時、醍醐寺の桜がとってもキレイだった!　でも、枝垂桜はまだ蕾の状態だったから、私たちが行く頃が満開かも?!って言われてたので、とっても期待してたんです。　期待しすぎでした(涙)。

青々とした葉桜〜(涙)

数日前に2-3日続いた夏のような気候のせいか、満開の桜は散ってしまったようです。

でも、桜が咲いていなくても、キレイでした。　日陰に入れば、涼しい風を感じることが出来たし。

桜もキレイだけど、ここ、絶対に紅葉の時期もキレイなはず!　今度は秋に来てみたいな。

京都府最古の木造建造物である、国宝の五重塔も近くから見ると圧巻です!　

平安時代から、かわらず同じ場所に佇んで来た五重塔!　すごい迫力です!

次に向かったのは、清水寺。　

中学生のときに、修学旅行で来た事あるのに、驚くほど全っく記憶に残ってないので(汗)、ほぼ初めてみたいなものです。

清水の舞台には、修学旅行生やら、世界中から観光客が集まっていて、みんな写真撮影していました!　ここは、秋に来たら、絶対にキレイだろうなぁ〜。　

最終日は、あいにく朝から雨…。　でも、雨ニモ負ケズ、出発です!

京都駅から、観光地ばかりを回る、洛バスに乗ったのですが、10分に1本走ってるので、全然混んでないじゃん☆　一気に銀閣寺まで♪

ちなみに、銀閣寺は修復工事中(2010年4月に修復工事は完了した模様です)。　

この事は1週間前に既に京都を旅行してきた母親に聞いたのですが、"それじゃ、銀閣寺は行かないほうがイイの?"と思ったら、ここまでの大規模な修復工事は、建てられてから初めてで、今回の修復が終わったら、あと500年、修復中の銀閣寺は見る機会がナイ!とのこと(ちなみに、地元京都のタクシーの運転手さんのお話です)　

500年後は確実に生きてないので(当たり前だ)、せっかくの機会だし、ということで行くことに。　

1階部分が骨組みのみの銀閣寺、何か妙でした。　

でも、これから先もずっと保存していけるように、傷みを入念にチェックし、人1人が通れるかどうか…ってくらいの2階部分の廊下(アレはベランダというべきなのかな?)を作業員の方がそぉーっと通りながらの修復作業、凄い神経使うでしょうね。　国宝だから尚更!

そういえば、中学の修学旅行でここに来たとき、銀閣寺のテレカ買ったなぁ〜(時代を感じる)

次に向かったのは、哲学の道。

桜が満開のときは、人でごった返している場所のようですが、桜は散ってしまってるので、だぁれもいない。　ほぼ貸切だぁ!

ほぼ全ての桜が散ってしまってたこの哲学の道だったけど、何故か1本だけ満開の桜が!!!　こういう出会いって凄く嬉しいですね。

哲学の道を歩いた後、友達は、ほうじ茶味のソフトクリームを購入!　日本人の私でさえ、試そうと思わないのに、まったく、チャレンジャーだわ☆　

一口食べさせてもらったら…、うん!ほうじ茶だ!　彼女曰く、"日本では、甘くないスイーツもおいしいから好き!"だそうですが、甘いほうじ茶ソフトクリームって想像できない…(汗)

続いて向かうは、金閣寺!　

京都に行くなら、ここは行くべき!のTOP3が、金閣寺、銀閣寺、清水寺なんですが…(特に初めて京都に行く外国人なら尚更ネ)、金閣寺に行けばとりあえずTOP3制覇です ^^/　

16年ぶりの金閣寺、不思議とあのキラキラの金閣寺が目に入るあの瞬間だけ、思い出しました!　

今までどのお寺に行っても、大して興味なさそう(に見えた)だった友達(パートナーのKちゃん)も、金閣寺にははしゃいでました!　

やっぱり、外国人は金閣寺大好き!っていうのは本当だった!(会社の先輩から聞かされてました)　

金閣寺は、雨だったから尚更、輝いているように見えました。

予定では、最終日の予定はこれで終了のはずだったのですが、予定通りに全て回れた上に、時間が余ってしまったので(2人とも、歩くのが速過ぎなのよ!)、予定していなかった、龍安寺に行くことに。

金閣寺近くのバス停から、バスで行けるのに…、またもや歩きました(笑)

龍安寺は、またもや修復工事中(修復工事は、2010年1月で終了しています)。　

ガイドブックで見れるような、あのキレイに整えられた石の庭園も、建物の中から見る感じ。　朝から雨が降っていたので、地面に水がしみ込んでしまい、石も結構平ら〜な感じになってしまっていてちょっと残念!　

でも、1本だけ満開の枝垂れ桜がとてもキレイでした。

この龍安寺は他にも見所満載!　

京都ではもう見ることが出来ないと思っていた満開の枝垂れ桜を見ることが出来、感動してしまいました!

私たちの京都観光は、この龍安寺が最後です。　この後、バスに乗り、無事京都駅へ戻りました。　

新幹線で東京へ。

帰りは、座席指定のぷらっとこだまエコノミープランのチケットで安く帰って来たので、実際に乗った新幹線は、コレではないのですが、とりあえず記念に★

ちなみに、3日間とにかく歩きまくった私たち…。　万歩計の歩数は、
1日目…25000歩!、2日目…29000歩!!、3日目…25000歩!!!
歩きすぎだから〜。

この旅行記へのコメント （2）

• 墨水さん 2013/01/20 00:43:00

  重心。

  Ｊｕｎｉｐｅｒ　Ｂｒｅｅｚｅさん、今晩は。
  良い写真だ、この庭園の重心たればこそ。
  人は、どん尽きの状景を見て物事を判断しようとする。
  手前に有る石は、人を表している。
  では誰かというと、自分自身を表しています。
  もっと判りやすく言うと、大きな鏡が有って自分自身が写っていると考えれば判りやすい。
  もっと手前に「見るべき物が有る」と言っています。
  すなわち、手前の空間が大事であると。
  墨水。
  
  

  Juniper Breezeさん からの返信 2013/01/24 15:47:11

  RE: 重心。

  墨水さん、コメントありがとうございます。　龍安寺の1本だけ残った枝垂れ桜は本当にキレイでした…!　また今度京都に行く機会があったら、桜が全体的に満開の時に合わせて行ってみたいものです…。
  
  Juniper Breeze
  
  
  
  > Ｊｕｎｉｐｅｒ　Ｂｒｅｅｚｅさん、今晩は。
  > 良い写真だ、この庭園の重心たればこそ。
  > 人は、どん尽きの状景を見て物事を判断しようとする。
  > 手前に有る石は、人を表している。
  > では誰かというと、自分自身を表しています。
  > もっと判りやすく言うと、大きな鏡が有って自分自身が写っていると考えれば判りやすい。
  > もっと手前に「見るべき物が有る」と言っています。
  > すなわち、手前の空間が大事であると。
  > 墨水。
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