KANSAI MaaSアプリで購入した、京阪電車 大阪・京都1日観光チケットで気ままな日帰り電車旅♪

2024/09/14 - 2024/09/14

せっかくの3連休なのに、何も予定が入ってない!　勿体ない!と思ってしまい、前日にいきなり思い立って電車旅を計画。　最近こういう事が増えてる気がする…。

前日の夜だった事もあり、遠くへの宿泊での旅行はもう無理だったので、日帰りでまだ訪れたことのない関西のスポットに行こうと思い、計画。

前日の夜までにネットで申し込んで買えた、京阪電車 大阪・京都1日観光チケット(前売券)。　当日買うよりも100円安かったのでラッキー☆

気になってる企業系ミュージアムのリストは、いつか行けたら良いな…という感じで頭の片隅に置いてありますが、それが久しぶりに役立った感覚。　今回選んだのは、大阪・門真にあるパナソニックミュージアムです。　松下電器→ナショナル→パナソニックの歴史の流れから、懐かしの家電・最新家電まで色々と見学出来てめっちゃ楽しかったです!　休日の過ごし方としてはかなりのオススメスポットだと思います!(10名以上で行く場合は、事前に予約が必要です。)

エリア 門真・守口(大阪)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 5.0
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 4.5
• 交通: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 私鉄 自家用車 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

日が変わるギリギリ前の時間にKANSAI MaaSアプリから、京阪電車 大阪・京都1日観光チケットを購入。　前売券で当日駅で買うよりも100円安く、1200円でした。

これで明日はお得に京阪電車乗りまくり～♪ではあるのですが、このチケットが使える駅までは自腹で行かないとならず、お気に入りの中ノ庄駅近くの駐車場まで車で行き、このチケットが使える三条京阪駅までは往復1000円超…。　果たしてホントにお得なのか?!って感じもする(笑)。

京阪大津線(京津線)は、大津市が舞台の小説「成瀬は天下を取りにいく」のラッピングになっていました。　

ちなみに京阪大津線(京津線)も、京阪電車ではあるのですが、この日買った1日観光チケットは使えません。　まぁ、エリアが大阪・京都だし、そういうお得きっぷって他にも何種類か発売されているのですが、大津線(京津線)や石山坂本線は別会社なのかな??ってくらい、京阪電車とは見なされてない感…。

京阪大津線 (京津線・石山坂本線) 乗り物

三条駅のオフィスでアプリを提示して、チケットと交換していただきました。

京阪の2200系の60周年の記念カードらしいです。

まず最初に降り立ったのは、中書島駅。　京阪電車に初めて乗った時は、この中書島(京都)と中之島(大阪)の区別が出来なかったですw

この駅の近くに行きたいベーグル屋さんがあって途中下車しました。

中書島駅 駅

駅から5分ほど歩いたところにある、小さなベーグル専門店。　

初めて来ましたが、本当に美味しくてお気に入りのお店になっちゃいました。　冷凍庫で凍らせれば保存も可能だし、お弁当用に持って行って1個ずつ美味しく頂いてます。　前日販売分の残りがちょっと割引でワゴンセールみたいな感じでも売ってます。　お弁当用なら、私はこっちで十分!　

この日は焼きたてのほうじ茶チョコのベーグルを買って食べてみたら、感動の美味しさでした!　多分これからも近くに来る事があればその度に来たいお店です。

ベーグルカフェ ピギー グルメ・レストラン

続いてやってきたのは、石清水八幡宮に行くためのケーブルカー乗り場。

京阪電車の1日観光チケットで、このケーブルカーも乗れちゃいます。

めっちゃ素敵でオシャレな黄金色のケーブルカー。　でも1つ難点はクーラー無しな事。　ちなみに駅構内にもクーラーはなく、職人さんが使うようなホースから風が出てる扇風機みたいなのが設置してあって、気休め程度にしかならないけど、その風に当たりながらケーブルカーを待ちます。　昨今の猛暑でこの環境、ケーブルカーの運転手(車掌)が1番過酷だよなー…って思います。　

石清水八幡宮参道ケーブル 乗り物

ケーブル八幡宮山上駅に到着後は、遊歩道を通って展望スペースへ。　下界より気持ち涼しい気はするけど、そこまで高い山じゃないからやっぱり暑いな…。

初めて参拝した石清水八幡宮。　真夏の青空に映える朱いご本殿。

石清水八幡宮 寺・神社・教会

古き良きニッポンのこういう風景、これからも無くなって欲しくないですね。

竹林の中を歩いたらちょっとだけ涼しく感じました。　

展望台からは、素晴らしい眺めを楽しむことが出来ます!

ここは、インバウンド観光客もほぼおらず(2024年の夏はね!　今はどうかな…)、静かに参拝出来ました。

帰りは、ワインレッドの"あかね"ケーブルカーです。

訪れたのは週末だったけれど、こんな感じで空いてました!

再び、京阪本線に乗ります。　

大阪・関西万博のラッピング車両でした。　ちなみに、万博は6月に2度行く予定にしてます☆

京阪本線 乗り物

車内も、万博広告一色♪

京阪電車の西三荘駅から徒歩2分の場所にある、パナソニックミュージアム・松下幸之助歴史館。　1番目立つ場所に、松下幸之助の銅像が設置されています。

松下幸之助歴史館の入口には、松の木のオブジェが飾られており、ここから幸之助94年の生涯を学べる旅が始まります。

1927年に発売されたナショナルランプと、ホーロー看板。　発売の翌年末には、月3万個売り上げるヒット商品だったそうです。

ナショナル5球1号型"超遠距離用"（R-51型)　1932年くらいの発売。

このハッピを着て、足を使っての宣伝・営業活動が盛んに行われていたんですね。

松下幸之助氏の奥様、松下むめのさんは、松下電器の共同経営者として、経理担当としても活躍した方だったそうです。　縁の下の力持ちとして、むめのさんの活躍があったからこそ、松下電器は成功したんでしょうね!

昔のテレビは、鏡を置いて反射させて見てたのですね!　

この字体の"ナショナル"が懐かしいと感じるのは私と同世代か、私より年上の方ですね。　職場では、同じ部署で周りが平成生まればかりで、日々ジェネレーションギャップを感じます^^;　彼らにナショナルがパナソニックの前身だという事すら通じなかった時はどうしようかと思いました(笑)。　

昭和感全開の掃除機!

今はもう、ボタン1つでロボット掃除機がゴミを見つけて勝手に掃除してくれて、勝手に基地に戻ってゆく…。　この時代からは考えられない進化ですよね!

パナソニックミュージアム 松下幸之助 歴史館 美術館・博物館

TIME誌やLIFE誌の表紙を日本人が飾った号。

TIME誌の表紙を松下幸之助氏が飾ったのは、昭和37年でした。

同じ敷地内の別の棟にある、ものづくりイズム館にやって来ました。

白い、ナショナル坊やが入口でお出迎え。

パナソニックのグループ会社たち。

テレビ、ラジオ、白物家電、電池応用商品など、約400点の銘品が展示されているコーナー。　奥行きのある部屋の奥にも様々な商品が所狭しと並べられていてちゃんと見たいのですが、中には入れず、外から眺めるだけなので、1番外側に並べられているテレビなどしかちゃんと見れないのがちょっと残念…。

私が生まれる前から活躍していた家電から、懐かしい～!と感じる家電まで、見てるだけで楽しい空間でした。

パナソニックのCDラジカセ・コブラトップ。　若かりし頃、福山さんがCMをしてたなー。　手をかざしたら蓋が開くっていうのを当時、みんなで真似したわ(笑)。　

ナショナルの家電を扱う、街の電気屋さんの前に置かれていたナショナル坊や。　実際にコレが置かれてる風景は自分の記憶になかったのですが、実際にこのミュージアムを訪れた後、1度本物のナショナル坊や(かなり色褪せてた)を見れてちょっとカンドーしちゃいました。　

TVや雑誌でしか見たことなかった、ウルトラソニックバス。
1970年の大阪万博の目玉だった、“人間洗濯機”が展示されていました。

元祖・食洗器!

初代の電子レンジ。　

この型ではないですが、電子レンジが一般家庭で普及し始めの頃、テレビCMで「あなたもファジーな生活を取り入れませんか?」っていうのをよく聞いてたのを覚えていて、当時は"ファジー"にはオシャレとか最先端っていうイミがあるのかな?って子供ながらに思ってたんです。　

でも成長して、Fuzzyという英単語の意味を調べた時に「曖昧・毛羽だった」とあって、どーゆー事?!?!って思ったんですよねー。　今になってちゃんと調べてみたら、こう載ってました↓
『「曖昧」を意味する「ファジー」理論をコンピュータ制御に応用した家電製品。汚れの程度を検出して洗濯時間を決める洗濯機や、調理する食品からでるガスや水蒸気の量とその変化を解析して加熱時間やエネルギーを調節する電子レンジなどがある。』

昔は、TVの大きさが大きくなればなるほど、ブラウン管の奥行きはどんどん大きくなりましたが、それと比べると現代のテレビの薄さは本当に凄いですよねー!

平成時代に使ったことがある、折りたたみ式の携帯電話やコンパクトデジカメなどが並びます。　懐かしい～!

エキセルランプの開発に1923年に成功し、1927年には自転車用も考案されました。　これが、「ナショナル」の商標をつけた最初の商品として大々的に発売されたそうです。　

ナショナルのマンガン乾電池。　私が子供の頃はこのメーカー・柄の乾電池しか売ってなかったような気がする～。　

初代の電動アシスト自転車?!

猿人類からヒトへの進化の図かと思いきや、家電の進化による人類の進化だった!!

私はまだ、ドラム式洗濯乾燥機持ってないので、進化は右から2番目止まりですがw

昭和時代の冷蔵庫～!

ナショナル坊やとの撮影スポットがありました。

可愛すぎでしょ!

和室の電気の傘は、時代が変わってもそこまで基本デザイン変わってない気がする…。　

シーリングライトを取り付ける天井のコレ、もしかしてパナソニックが開発したの?

アダプターに取り付ける"カチット"というアダプタ―に関してはパナソニックの開発だという事は分かったのですが、元のこの部品に関しては調べても分かりませんでした…。

うわ～、コレも懐かしい!　まさにこの扇風機の青バージョンを昔、実家で使ってました。

1970年の大阪万博でタイムカプセルが作られ、大阪城の地下深くに埋められたそうです。　そのプロジェクトに関するストーリーをめっちゃ読んじゃった。

実際に埋められたのと同じ形の、タイム・カプセルEXPO'70。

5000年後の人類に送るメッセージや品物がたくさん詰まってるようです。

2100年に掘り起こすタイムカプセルと、6970年(!!)に掘り起こすタイムカプセルの2つが存在するようです。　2100年に掘り起こす時にはもう生きてないだろうけど、まぁそれなりに盛り上がりそうな気もしますが…。　6970年って・・・地球まだあるかな?!って感じよね(爆)。　

パナソニックミュージアム、予想以上に展示が充実しててめちゃくちゃ楽しめました!

行きの電車内の中吊り広告で見つけた、魅惑のフルーツパフェというのが気になって、移動中めっちゃ調べてました。　京阪沿線で、駅から近い場所にあるお店に帰りに寄ることが出来れば…と思っててやってきたのは・・・

アローツリー京都三条店。　昼間は賑わってると思われる飲食コーナーは、夜はガラガラで貸し切りでした。

さすが、フルーツ専門店が作るイチゴパフェはめちゃくちゃ美味しかったです!

ARROW TREE 京都三条店 グルメ・レストラン

順番が逆になっちゃいましたけど、夕飯を食べてから自宅に帰りたいと思います。　

鴨川沿いはたくさんの若者がまったりしているのが見えました。　今日も日本は平和です!

鴨川 (賀茂川) 自然・景勝地

京都はやっぱりどこもかしこもインバウンド観光客だらけで、夜もめっちゃ賑やか～!　

久しぶりの五右衛門パスタ、美味しかった!

この旅行記へのコメント （3）

• ｍａｒｓｙさん 2025/05/15 20:05:56

  グリコは

  15年ほど昔かな？子供を連れて行きました。
  ただ、あそこは工場団地の中にあり、バスで行くのは不便です。カーシェアで行かれた方がいいですね。
  造幣局見学は行ったことがありますが、彦根の印刷局って見学できるんですか？
  あと、オススメは静岡のバンダイの見学、今でもやってるのかは知りませんが、昔は、月1回の予約を取るのが難しかったです。
  ただ、プラモ等好きな人は"とっても"楽しめますよ！
  では失礼いたします。

• ｍａｒｓｙさん 2025/05/13 22:28:25

  無料で楽しめますね

  Juniper Breezeさんこんばんは、marsyです。
  パナソニックミュージアム、去年いきました。無料なのに、楽しめますね。
  2時間近く見てしまいました。
  こういった企業の資料館、無料で公開してるところが多いですが、どこか他にオススメありますか？
  では失礼いたします。Juniper Breezeさん旅行記にポチッとな！

  Juniper Breezeさん からの返信 2025/05/15 12:01:46

  RE: 無料で楽しめますね

  marsyさん、こんにちは。　パナソニックミュージアムの旅行記にコメント頂きありがとうございます。
  
  企業の博物館や工場見学などで気になっていながら事前予約が必要だったり、スケジュール的に難しかったりで未だ行けてないのは、KOKUYOの工場見学(滋賀県内ですが、現在受付休止中らしい)、彦根の国立印刷局の工場、グリコの工場見学(兵庫)、象印マホービンの博物館(大阪)などなど・・・結構ありますね。　私は企業系の博物館や工場見学などは、有料でも展示内容などに興味が持てれば行きたい派です。
  
  marsyさんのオススメも何かあれば教えて下さいね♪
  
  Juniper Breeze