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 アントワープのノートルダム大聖堂紹介です。1352年から建造が開始され、1520年に完成した、ネーデルラント地方最大のゴシック建築の大聖堂です。当初は複数の塔が立つ予定とされますが、大火事がもとで資金が不足し、現在の北塔だけとなりました。その高さは123メートルです。鐘楼は2005年に、『ベルギーとフランスの鐘楼群』の1つとして世界文化遺産に登録されました。後ほど纏めて紹介しますが、巨匠ルーベンスの傑作、『キリストの降架(1614)』、『キリスト昇架(1610)』、『キリストの復活(1612)』と『マリア被昇天(1626)』等の絵画も必見です。このルーベンスの絵画を題材の1つとした英国の女性作家ウィーダの小説、『フランダースの犬』は日本でもよく知られた作品です。

2010春、ドイツ・オランダ・ベルギーの旅(38/68):4月19日(5):アントワープ、ノートルダム大聖堂、鐘楼

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2010/04/15 - 2010/04/24

586位(同エリア786件中)

旅人のくまさん

旅人のくまさんさん

 アントワープのノートルダム大聖堂紹介です。1352年から建造が開始され、1520年に完成した、ネーデルラント地方最大のゴシック建築の大聖堂です。当初は複数の塔が立つ予定とされますが、大火事がもとで資金が不足し、現在の北塔だけとなりました。その高さは123メートルです。鐘楼は2005年に、『ベルギーとフランスの鐘楼群』の1つとして世界文化遺産に登録されました。後ほど纏めて紹介しますが、巨匠ルーベンスの傑作、『キリストの降架(1614)』、『キリスト昇架(1610)』、『キリストの復活(1612)』と『マリア被昇天(1626)』等の絵画も必見です。このルーベンスの絵画を題材の1つとした英国の女性作家ウィーダの小説、『フランダースの犬』は日本でもよく知られた作品です。

交通手段
観光バス
  • フルン広場からアップしたノートルダム大聖堂の尖塔光景です。世界文化遺産に登録されている高さ123メートルの鐘楼です。ノートルダム大聖堂が発行したパンフレットには、毎年32万人がこの大聖堂を訪れると記されていました。

    フルン広場からアップしたノートルダム大聖堂の尖塔光景です。世界文化遺産に登録されている高さ123メートルの鐘楼です。ノートルダム大聖堂が発行したパンフレットには、毎年32万人がこの大聖堂を訪れると記されていました。

  • ノートルダム大聖堂の南側にあるフルン広場の光景です。背後に見える尖塔と建物がノートルダム大聖堂です。

    ノートルダム大聖堂の南側にあるフルン広場の光景です。背後に見える尖塔と建物がノートルダム大聖堂です。

  • フルン広場に面して建つ建物光景です。左側の白い建物は、ヒルトンホテルです。

    フルン広場に面して建つ建物光景です。左側の白い建物は、ヒルトンホテルです。

  • アントワープの市内散策の幌馬車の光景です。この後の自由時間で、40分ほどのコースで幌馬車の散策を楽しみました。

    アントワープの市内散策の幌馬車の光景です。この後の自由時間で、40分ほどのコースで幌馬車の散策を楽しみました。

  • フルン広場にいたワンちゃんの光景です。シーズー犬でしょうか。カメラの方を向いてくれました。

    フルン広場にいたワンちゃんの光景です。シーズー犬でしょうか。カメラの方を向いてくれました。

  • 街角の聖母マリア像の光景です。聖母大聖堂に敬意を表しての飾りでしょうか、左側の建物の端にあった聖母子像です。

    街角の聖母マリア像の光景です。聖母大聖堂に敬意を表しての飾りでしょうか、左側の建物の端にあった聖母子像です。

  • 建物の窪んだ場所に設置された聖母子像です。やはり建物の端か角でした。幼子イエスが長い十字架を持っていました。

    建物の窪んだ場所に設置された聖母子像です。やはり建物の端か角でした。幼子イエスが長い十字架を持っていました。

  • ノートルダム大聖堂の正面光景です。右側の南塔は、中央の建物を挟んで半分ほどが、左側の北塔とそっくりに出来ています。同じ高さにする予定であったことが分かる光景でした。

    ノートルダム大聖堂の正面光景です。右側の南塔は、中央の建物を挟んで半分ほどが、左側の北塔とそっくりに出来ています。同じ高さにする予定であったことが分かる光景でした。

  • 斜め前から眺めた世界文化遺産の北塔の光景です。世界文化遺産の『ベルギーとフランスの鐘楼群』は、1999年に32の鐘楼が登録され、2005年の拡大で56の登録数となりました。

    斜め前から眺めた世界文化遺産の北塔の光景です。世界文化遺産の『ベルギーとフランスの鐘楼群』は、1999年に32の鐘楼が登録され、2005年の拡大で56の登録数となりました。

  • ノートルダム大聖堂の南側にあるフルン広場に立つ、ルーベンスのブロンズ像です。ピーテル・パウル・ルーベンス( Peter Paul Rubens:1577〜 1640年)は、バロック期のフランドルの画家で、外交官です。外交官としても活躍し、スペイン王フェリペ4世と、イングランド王チャールズ1世からナイトの爵位を受けました。

    ノートルダム大聖堂の南側にあるフルン広場に立つ、ルーベンスのブロンズ像です。ピーテル・パウル・ルーベンス( Peter Paul Rubens:1577〜 1640年)は、バロック期のフランドルの画家で、外交官です。外交官としても活躍し、スペイン王フェリペ4世と、イングランド王チャールズ1世からナイトの爵位を受けました。

  • ノートルダム大聖堂をバックにしたルーベンス像です。ルーベンスは多作の画家でした。依頼で描いた宗教画をはじめ、自画像や近親者の肖像画、晩年には風景画も描いています。この他にも、タペストリや版画のデザイン、式典の装飾なども手掛けました。

    ノートルダム大聖堂をバックにしたルーベンス像です。ルーベンスは多作の画家でした。依頼で描いた宗教画をはじめ、自画像や近親者の肖像画、晩年には風景画も描いています。この他にも、タペストリや版画のデザイン、式典の装飾なども手掛けました。

  • 背景のノートルダム大聖堂の建物を変えて撮影したルーベンス像です。ノートルダム大聖堂発行のパンフレットには、10世紀には、既に聖母マリアを祀る聖堂がこの場所にあったと記されていました。

    背景のノートルダム大聖堂の建物を変えて撮影したルーベンス像です。ノートルダム大聖堂発行のパンフレットには、10世紀には、既に聖母マリアを祀る聖堂がこの場所にあったと記されていました。

  • 名建築は少し角度を変えても、また別の顔を見せてくれます。この礼拝堂は建て替えなどで拡張され、1520年にはネーデルランド(ベルギー北部とオランダを加えた区域)で一番大きなゴチック建築物へと変身しました。

    名建築は少し角度を変えても、また別の顔を見せてくれます。この礼拝堂は建て替えなどで拡張され、1520年にはネーデルランド(ベルギー北部とオランダを加えた区域)で一番大きなゴチック建築物へと変身しました。

  • フルン広場にあるネロと愛犬パトラッシュの顔が彫られた記念碑です。日本のT社からの寄贈品でした。

    フルン広場にあるネロと愛犬パトラッシュの顔が彫られた記念碑です。日本のT社からの寄贈品でした。

  • 学生さんらしい方がスケッチをしていました。スケッチブックに描かれていたのは、ノートルダム寺院ではなく、ルーベンス像の方でした。

    学生さんらしい方がスケッチをしていました。スケッチブックに描かれていたのは、ノートルダム寺院ではなく、ルーベンス像の方でした。

  • 立派なドーム屋根を持つヒルトンホテルの建物光景です。フルン広場に面した場所に建っていました。歴史的建造物を改造したホテルのようにも見えます。

    立派なドーム屋根を持つヒルトンホテルの建物光景です。フルン広場に面した場所に建っていました。歴史的建造物を改造したホテルのようにも見えます。

  • フルン広場に面して建つ建物光景です。その背後には、ノートルダム大寺院の建物の一部が見えました。

    フルン広場に面して建つ建物光景です。その背後には、ノートルダム大寺院の建物の一部が見えました。

  • ノートルダム大聖堂の建物脇にあったブロンズ像です。『アップルマンスと石工達』と呼ばれる作品です。大聖堂の建築家の一人だったアップルマンスの仕事ぶりを、19世紀の彫刻家のジェフ・ランボーが製作しました。

    ノートルダム大聖堂の建物脇にあったブロンズ像です。『アップルマンスと石工達』と呼ばれる作品です。大聖堂の建築家の一人だったアップルマンスの仕事ぶりを、19世紀の彫刻家のジェフ・ランボーが製作しました。

  • ジェフ・ランボー作の『アップルマンスと石工達』の作品紹介です。確認できたわけではありませんが、指揮を執る姿のこの方がアップルマンス氏でしょうか。

    ジェフ・ランボー作の『アップルマンスと石工達』の作品紹介です。確認できたわけではありませんが、指揮を執る姿のこの方がアップルマンス氏でしょうか。

  • 梯子に登るのでしたら、肘が伸びきることはありませんから、梯子を支える人の像です。支える人もいて、仕事は成り立ちます。

    梯子に登るのでしたら、肘が伸びきることはありませんから、梯子を支える人の像です。支える人もいて、仕事は成り立ちます。

  • 一心不乱に石を刻む人です。実際にノートルダム大聖堂を築いた人がモデルのように思えます。

    一心不乱に石を刻む人です。実際にノートルダム大聖堂を築いた人がモデルのように思えます。

  • 左が半分ほどの高さで建設が終わった南塔、右が123メートルの北塔の建物光景です。因みに、南塔の高さは65.3メートルです。

    左が半分ほどの高さで建設が終わった南塔、右が123メートルの北塔の建物光景です。因みに、南塔の高さは65.3メートルです。

  • 建物角の真下から見上げたノートルダム大聖堂の北塔の光景です。石工さん達の汗の結晶でしょうか。

    建物角の真下から見上げたノートルダム大聖堂の北塔の光景です。石工さん達の汗の結晶でしょうか。

  • 少し離れた場所から見上げた北塔の最上部の建物光景です。この方角からは2つの大時計が見えました。

    少し離れた場所から見上げた北塔の最上部の建物光景です。この方角からは2つの大時計が見えました。

  • 正面出入口がある、北塔と南塔の中間の建物の最上部の光景です。本来はこの建物の中央から左右が、シンメトリーに出来上がる予定だったようです。

    正面出入口がある、北塔と南塔の中間の建物の最上部の光景です。本来はこの建物の中央から左右が、シンメトリーに出来上がる予定だったようです。

  • 同じ建物の中間辺りの光景です。ゴチック建築らしい重厚な造りです。夥しい彫刻が施されていました。

    同じ建物の中間辺りの光景です。ゴチック建築らしい重厚な造りです。夥しい彫刻が施されていました。

  • 半分の高さで建設が終わった南塔の側面光景です。推測ですが、将来の増築を考えた施工のようにも見えました。

    半分の高さで建設が終わった南塔の側面光景です。推測ですが、将来の増築を考えた施工のようにも見えました。

  • 斜め前から眺めた正面出入口上部の彫刻群の光景です。キリストを中心にした聖人群像と天使像でした。

    斜め前から眺めた正面出入口上部の彫刻群の光景です。キリストを中心にした聖人群像と天使像でした。

  • 正面出入口がある、北塔と南塔の中間の建物の中間部の光景です。室内側からは、ステンドグラスになっているようでした。

    正面出入口がある、北塔と南塔の中間の建物の中間部の光景です。室内側からは、ステンドグラスになっているようでした。

  • ノートルダム大聖堂の入口光景です。この後は入場して見学しました。

    ノートルダム大聖堂の入口光景です。この後は入場して見学しました。

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