2010春、ドイツ・オランダ・ベルギーの旅(52/68)：4月21日(3)：オッヘンバッハ・フライト待ちの間の市内散策、イーゼンブルク城

2010/04/15 - 2010/04/24

　フライト待ちの間に散策したオッフェンバッハの街です。オッフェンバッハは、561年のフランク王国分裂後に建設された街です。バッハ( bach) で終わる語尾は、この時代の典型的な地名の付け方とされます。ローマ時代には、現在の市域内をローマ街道が通っていたとされます。
　現在の人口は約 12万3千人、ヘッセン州第5の都市です。マイン川が S字状に蛇行する湾曲部の南から南東岸に位置します。

エリア ドイツ

マイン川の河畔光景です。低く長い姿の運搬船が停泊していました。マイン川は、バイエルン州に水源を持つ長さ524キロの河川です。ライン川右岸の支流です。

貨物車の展示です。廃線になったらしい線路の上にありました。河川敷のような場所でした。

マイン川の河畔光景です。河畔の道路には、立派な街路樹が新緑のトンネルを作っていました。

河畔道路に付属した階段脇に遭った石像です。靴ひもを直す男性と、その傍らに座る忠犬らしい像です。何か物語がありそうです。

お城の様な建物が河畔近くにありました。現在はオッフェンバッハ・アム・マイン造形大学が管理するイーゼンブルク城です。その建物側面光景です。

元々は、イーゼンブルク・オッフェンバッハ家が所有した、イーゼンブルク伯により1576年に建てられたお城です。アルプスの北側では、最も重要なルネサンス建築の1つに数えられます。

イーゼンブルク城の建物正面光景です。イーゼンブルク家の先祖は、ライン渓谷中流上部およびヴェスターヴァルト地方に住む自由騎士であったとされます。自由騎士は、封建社会の時代、独立した領地を維持することが出来た階級です。

オッフェンバッハ・アム・マイン造形大学の建物光景です。この国立芸術大学は、1832年に手工芸学校として設立され、1970年に単科大学となりました。

オッフェンバッハ・アム・マイン造形大学の前庭にあった噴水とブロンズ像です。この大学には、ビジュアル・コミュニケーション学科とインダストリアル・デザイン学科の 2つの学科があるようです。

トイザラスの看板があった建物光景です。トイザラスは、アメリカ・ワシントンを発祥地とする世界展開の子供用玩具のチェーン店です。コンパクトな百貨店のようです。

オッフェンバッハに7つある駅の内の1つ、オッフェンバッハ・マルクトプラッツ駅の光景です。泊ったホテルの近くがオッフェンバッハ・中央駅です。

新市街地のような場所にあった近代ビルの光景です。斬新なデザインでした。

オッフェンバッハ・アム・マイン市庁舎のビル光景に間違いないようですが、詳細については情報が集まりませんでした。

出入口に『Sheraton（シェラトン）』の赤い文字があった建物です。シェラトン・オッフェンバッハ・ホテルでした。ネット情報では、『フィットネスセンターを備えた 4 ツ星ホテル』と紹介されていました。

木々の新緑はこれからですが、緑に溢れた公園の光景です。少し寄り道することにしました。

公園のひらけた場所に設置されていたモニュメントの光景です。花崗岩らしい石の上に設置された現代アートの作品です。金属の表面には敲いて付けられた模様がありました。

ブロンズ製の人物座像です。デフォルメされていますが、具象に近い作品です。

公園の片隅にあった施設の壁に描かれた人物像と文字です。『Kabeｌ Eckmann』で検索しましたが、よく分かりませんでした。

公園で咲いていた白い花の光景です。灌木はサツキかツツジのようです。その両脇では水仙が咲いていました。

公園の敷地内から眺めた近代ビルの光景です。そのビルの上を飛行機雲が過っていました。アイスランドの火山噴火後のテスト飛行でしょうか。

スーパーで買いこんできたビール等での晩酌です。日本から持ってきたオールド・パーは空きました。

部屋の中では退屈しますので、夕食の後にも市内散策に出掛けました。

『REWE』の看板があったスーパーの光景です。ドイツ在住の日本人主婦の方のネット情報では、ドイツで一番よく見掛けるスーパーのようです。『REWE』のプライベート・ブランドの商品も多いようです。

路上にセットされたオープンカフェーの光景です。時刻は9時半近くですが、この席には客の姿はありませんでした。

しゃれたデザインの街角の看板です。この時計も9時半少し前を差していました。

ショー・ウィンドウや街路灯は煌々と明かりが灯っていましたが、人通りが少なくなっていた通りの光景です。

ボーダフォンの看板があったお店です。ボーダフォンは、イギリスに本社を置く、世界最大の多国籍携帯電話事業会社です。

若い女性向けのファッションが飾ってあったショー・ウィンドウの光景です。お店自体は、既に閉まっているようでした。

同じく、女性用のファッションのショー・ウィンドウ光景です。『pimkie&GLAMOUR』のブランド名らしい表示がありました。

これで夜の散策もおしまいです。ゆっくり歩いてホテルに戻ることにしました。暑くも寒くもない、適温の夜でした。